今回で巡洋艦寮は終了になります。
さて、現在の時刻は
結構歩いたけどまだ終わらないのかな・・・。 流石は鎮守府最大の寮・・・。
「_それで、この辺りが航巡の部屋を主とした階層ね。」
「・・・軽巡、練巡、雷巡、重巡、航巡。 これでもう終わりかな?」
「えぇ、そうね。 そろそろお腹も空いてきたし、戻りましょうか。」
「はーい。」
いやー、時間かかったことよ。
これで残りは・・・
駆逐艦寮
潜水艦寮
特殊艦艇寮
この3つの寮と残りの工廠とかの施設かな。
今日の夜ご飯を楽しみにしつつ、上機嫌で巡洋艦寮を後にしたのだった。
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夕暮れ時の
流石に駆逐艦の姿は見えなくなり、人通りも少なくなってきた頃。
部屋に戻る・・・はずが、違和感を感じ始めている。 というのも_
「ねぇ、なんか来た道と違わない・・・?」
そう、なぜか別の道を通っているように見えるのだ。
そのことに触れると、大鷹の顔に一瞬焦りと驚きが見えたような気がした。
・・・いや、気のせいではないようだ。 なぜなら・・・。
「えぇ、祝い事のつもりで隠してたけど・・・」
「隠してたけど?」
「今から鳳翔さんのお店に行くわ。」
「・・・えぇ!?」
「あと少しで着くからね♪」
鳳翔さんのお店・・・。
期待を寄せながら大鷹の後ろを付いていく。
・・・やったぜ。
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というわけで着きました。
目の前にあるのは 居酒屋『鳳将』。
流石は鳳翔さんというべきか、凄い賑わっている。楽しそうだな。
「失礼します。」 「失礼しますね。」
「いらっしゃい・・・あら、大鷹さん。 それに、神鷹ちゃんかな?」
「えぇ。そうですが・・・。」
まさかの鳳翔さんにまでちゃん呼びされたよ・・・。
地味にショック・・・、可愛いは正義とかいうけどさぁ・・・。
どうせ私は駆逐艦みたいな空母ですよーだ・・・。
「_大鷹さん、なぜ神鷹ちゃんは落ち込んでいるのでしょうか・・・。」
「わかりません・・・何故でしょう。」
「なんでもないです・・・はい・・・。」
「ならいいのですけど・・・。」
「神鷹がそういうなら大丈夫ですよ、鳳翔さん。」
まぁ、その大鷹さんと神鷹ちゃんの違いに落ち込んでるんだけどね・・・。
もういっその事可愛いは正義でやってやろうかな。うん。
というかそうでもしないとやってられない。
などと考えていると鳳翔さんから一言。
「では、ご注文はいかがいたしましょうか?」
「私はお寿司でお願いします。」
「なら私も同じお寿司と・・・あと唐揚げで。」
ここは無難に同じのでいいかな、と。
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さて、とりあえずだ。凄く美味しかった。
というか、もうね。表現できないぐらいに美味しかった。
正直言って、胃袋を掴まれるというか・・・。
あれだね、
というわけで_
「ご馳走様でした。」 「ご馳走様です!」
「お粗末様です♪」
「あ、そうだ。 鳳翔さん。」
「神鷹ちゃん・・・どうされました?」
「今日はありがとうございました!」
「ふふっ♪ どういたしまして。」
「じゃあ私たちは帰りますね。」
「大鷹さんも、気を付けてね。」
というわけで鎮守府探索は2日目に突入です。
なんだかんだで鳳翔さんのお店の名前を『鳳将』か『宝将』かで悩みましたw
結果はご覧の通りです。