私、これでも空母なんですっ!   作:テディア

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しばらく時間が空いてしまってすみません・・・!
今回で巡洋艦寮は終了になります。


鎮守府探索-捌

さて、現在の時刻は17:43(ヒトナナヨンサン)

結構歩いたけどまだ終わらないのかな・・・。 流石は鎮守府最大の寮・・・。

 

「_それで、この辺りが航巡の部屋を主とした階層ね。」

 

「・・・軽巡、練巡、雷巡、重巡、航巡。 これでもう終わりかな?」

 

「えぇ、そうね。 そろそろお腹も空いてきたし、戻りましょうか。」

 

「はーい。」

 

いやー、時間かかったことよ。

これで残りは・・・

駆逐艦寮

潜水艦寮

特殊艦艇寮

この3つの寮と残りの工廠とかの施設かな。

 

今日の夜ご飯を楽しみにしつつ、上機嫌で巡洋艦寮を後にしたのだった。

 

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夕暮れ時の18:12(ヒトハチヒトフタ)

流石に駆逐艦の姿は見えなくなり、人通りも少なくなってきた頃。

部屋に戻る・・・はずが、違和感を感じ始めている。 というのも_

 

「ねぇ、なんか来た道と違わない・・・?」

 

そう、なぜか別の道を通っているように見えるのだ。

そのことに触れると、大鷹の顔に一瞬焦りと驚きが見えたような気がした。

・・・いや、気のせいではないようだ。 なぜなら・・・。

 

「えぇ、祝い事のつもりで隠してたけど・・・」

 

「隠してたけど?」

 

「今から鳳翔さんのお店に行くわ。」

 

「・・・えぇ!?」

 

「あと少しで着くからね♪」

 

鳳翔さんのお店・・・。

期待を寄せながら大鷹の後ろを付いていく。

・・・やったぜ。

 

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というわけで着きました。

目の前にあるのは 居酒屋『鳳将』。 

流石は鳳翔さんというべきか、凄い賑わっている。楽しそうだな。

 

「失礼します。」 「失礼しますね。」

 

「いらっしゃい・・・あら、大鷹さん。 それに、神鷹ちゃんかな?」

 

「えぇ。そうですが・・・。」

 

まさかの鳳翔さんにまでちゃん呼びされたよ・・・。

地味にショック・・・、可愛いは正義とかいうけどさぁ・・・。

どうせ私は駆逐艦みたいな空母ですよーだ・・・。

 

「_大鷹さん、なぜ神鷹ちゃんは落ち込んでいるのでしょうか・・・。」

 

「わかりません・・・何故でしょう。」

 

「なんでもないです・・・はい・・・。」

 

「ならいいのですけど・・・。」

 

「神鷹がそういうなら大丈夫ですよ、鳳翔さん。」

 

まぁ、その大鷹さんと神鷹ちゃんの違いに落ち込んでるんだけどね・・・。

もういっその事可愛いは正義でやってやろうかな。うん。 

というかそうでもしないとやってられない。

 

などと考えていると鳳翔さんから一言。

 

「では、ご注文はいかがいたしましょうか?」

 

「私はお寿司でお願いします。」

 

「なら私も同じお寿司と・・・あと唐揚げで。」

 

ここは無難に同じのでいいかな、と。

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さて、とりあえずだ。凄く美味しかった。 

というか、もうね。表現できないぐらいに美味しかった。

正直言って、胃袋を掴まれるというか・・・。

あれだね、艦これの世界(こっち側)に来てよかったと全力で思う。

というわけで_

 

「ご馳走様でした。」 「ご馳走様です!」

 

「お粗末様です♪」

 

「あ、そうだ。 鳳翔さん。」

 

「神鷹ちゃん・・・どうされました?」

 

「今日はありがとうございました!」

 

「ふふっ♪ どういたしまして。」

 

「じゃあ私たちは帰りますね。」

 

「大鷹さんも、気を付けてね。」

 




というわけで鎮守府探索は2日目に突入です。
なんだかんだで鳳翔さんのお店の名前を『鳳将』か『宝将』かで悩みましたw
結果はご覧の通りです。

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