再開ですが喋るのは今回が初めてです。
・・・誰でしょうね?
昼下がり、ただいまの時刻は
カフェオレ美味しい・・・
というわけで、だ。
今私達は飲み物を片手に楽しく喋ったり、説明を聴いたりしながら巡洋艦寮の軽巡洋艦エリアを回っている。
「_ここら辺は軽巡と雷巡の部屋が主ね。」
「へぇ、やっぱり結構部屋多いね。 ・・・あ、こっちに向かってくるのって・・・」
「え? ・・・あの二人は。」
こっちに向かってくる2人の人影。
見たことがあるその人影は_
「やっほー! 久しぶりー。 そっちにいるのは・・・あ、神鷹。」
「大鷹さん、お久しぶりです。神鷹さんもこの前はお世話になりました♪」
_北上と大井。
この前私が戦闘に割り込んでむりやり戦闘を中断させて逃がした艦隊にいた二人だ。
ただ今思えばヌ級改に挑むなんて。 よく生きて帰って来れたな・・・
「今は何をなさっているんですか?」
「今は神鷹と一緒に巡洋艦寮を回って紹介しています。」
「そうですか。 ・・・少しいいですか?」
そう言って二人は私達を人気のない所にさりげなく連れていく。
・・・大丈夫か? なんかされたりしない?
_内心不安だったが、大井と北上は小声で話し始める。
「私たちは鳳翔さんと間宮さんの所に行く準備をしているんです。 秘密ですけど、実は_」
「今日と明日、一部の艦娘は特別な二人の試作スイーツが試食できるんだよ。 ね?大井っち?」
「えぇ北上さん。 なので行くなら準備しておいた方がいいですよ。 条件としては_」
・・・・・
なるほど。つまり、
・一定以上の練度を持つ巡洋艦以上
・空母・戦艦以上
が最低条件で、かつそれを知るだけの情報網がないと駄目ってことか・・・
あ、ちなみにこれに参加する場合は情報の漏洩は厳守らしく、かつその上でこの試食会のことも一部の艦娘の間のみらしい。
そうそう、既に青葉とかには鳳翔さんたちが口封じしてあるとか。
「_というわけです。 くれぐれもこの話を漏らしたりしないでくださいね?」
「大丈夫です。 こちらこそ、教えてくれてありがとうございます。」
「いえいえ神鷹さん、お互い様ですよ♪ これからもよろしくお願いしますね?」
「大井っち、時刻忘れてるよー。」
「あら、いけない・・・。 時刻は
「場所は鳳翔さんのお店だよ。 時間厳守だから気をつけてねー。」
「ありがとうございます♪」
「これくらいいいって大鷹、ね?大井っち。」
「えぇ。ではお元気で♪」
「じゃあねー。 二人とも元気でね?」
そういって二人は離れていき_
艦娘達に紛れてどこかに行ってしまった。
それにしても鳳翔さんと間宮さんの特別試作スイーツかぁ・・・
「_神鷹、どうする?」
「どうするって、そりゃあ行くしかないでしょうよ。」
そうして、私達は軽巡洋艦のエリアを終わらせたのだった。
今回は少し短かったです。
そして今回までが軽巡洋艦のエリアになります。
次回からは重巡洋艦のエリアです、お楽しみに!