感想もいつも読ませて頂いてます! ウレシイ…ウレシイ…
今回は巡洋艦寮のお話になります。
さて、現在の時刻は
目の前にあるのは巨大な寮。
それは_
「ここが巡洋艦寮。重巡・航巡・雷巡・軽巡・練巡。これらの艦娘達の部屋が存在する、鎮守府で一番大きい寮よ。」
「一番大きい寮、かぁ。 ここが・・・。」
_巡洋艦寮。
昼も過ぎ、鎮守府に繋がる渡り廊下を行き来する艦娘達。
その中に混ざりながら、私と大鷹の2人で中に入っていった。
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私は巡洋艦寮の廊下を歩いている。
寮の中にあるコンビニに通りがかった辺りで、中から駆逐艦や軽巡達が出てくる。
・・・あ、コーラが袋に入ってるのにそれを激しく揺らしながら走っていく艦娘がいるな。
あれは終わったか。主にボトルのキャップを開けた時の意味合いで。
「_それでこの階層は・・・。 ・・・神鷹、息抜きする?」
「え? いいの?」
「えぇ。それに集中力が持たないみたいだし♪」
「うぐっ」
「ふふっ♪ _冗談ですよ。 どうせそこにコンビニもあるし、飲み物でも飲みますか。」
うむむ・・・お見通しだったか・・・。
というわけで、大鷹はお茶、私は悩んだ末にカフェオレにしてみた。
「あまい・・・!」
「それはよかったです♪」
・・・初めての甘味。
そういえばこの姿になってから甘い物を口にしたことがなかったような・・・
まぁいいや。
「_じゃあ続けますよ、神鷹。」
「はーい。」
そうして私達はコンビニを出た。
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ただいまの時刻は
きっと私が提督だった頃の秘書官はこんな感じだったんだろうなぁ。
そういえば一人称が『私』であることに違和感を感じなくなってきたな・・・。慣れって怖い。
とか考えながら大鷹と一緒に寮を回っていると_
「貴女が特設航空母艦の神鷹ちゃん!?」
「え、えぇ。 貴女は・・・」
「私はぁ、最新鋭軽巡『阿賀野』でぇすっ!」
★マークが語尾に付きそうなぐらいの勢いと笑顔で喋ってくるのは最新鋭軽巡『阿賀野』。
艦これでは軽巡の中でも比較的高い能力と重い燃費、そして何よりも_
だらし姉ぇとか言われているというのと、炒飯が何故か凄く美味しいというので有名である。・・・柔らかそうだなぁ。 ・・・何がとは言わないけど、ね。
「でさぁ、お願いがあるのだけど・・・」
「何のお願いです?」
「多分後から来て私のことに付いて聞く軽巡の子がいると思うから、聞かれたらこっちにはいなかったって・・いって・・・くれ、る?」
「 阿 賀 野 姉 ぇ ? 」
「ぴゅいぃ!?」
そこには、まるで不動明王のような
・・・あ、引きずられていく。
「助けてぇー!?」
「お、お元気で・・・」
「大鷹ちゃんまで!?」
「ほら、まだ書類残ってるんだから行くよ、阿賀野姉ぇ。 私も手伝うから。」
「うぅ・・・」
「・・・さ、続けましょうか、神鷹。」
「・・・そうだね、大鷹。」
巡洋艦寮は鎮守府で一番大きい寮なので一話では終わりません。
書いている内に、カフェオレを飲む神鷹を想像しましたが・・・
やっぱり可愛いですね。 (ロリコンジャアリマセンヨ?