ところで、この前活動報告をさせてもらいましたが、あまり見てもらえてないようなのでここでも発表したいと思います。
うp主、つまり僕の都合上何日も開けて投稿したりすることが多々あります。そこはもう読者さんの暖かい目で見てください。あと個人的なお願いなのですが、この作品の主人公であるナルトちゃんの絵を誰か描いてくれないでしょうか?理由は、みなさんが想像しているナルトちゃんを見てみたいからです。本当にただの自己満足なので、スルーしてもらっても構いません。しかしもし「全然いいぜ」という方がいましたら是非お願い致します!
長くなりました!すいません!では本編どうぞ!
〜サクラside〜
「サスケくん!どうすんのよ!」
「俺の知ったことじゃない。いつか戻ってくるだろ」
「くっ…」
サスケくんがいらないこと言うから…元々心が弱いナルトにあんなこと言ったら逃げ出したくもなるわ…
「…サスケくんはナルトが心が弱い理由を知らないからそんなことを言えるのよ…」
「…何?」
私はナルトの秘密を知っている…だから私はナルトを守る…しかし今回はそれができなかった…心にそう決めたのに…
「あーれ?ナルトは?」
するとカカシ先生が戻ってきた。空気読めよこのマスク野郎
「失踪しました」
「え?」
「失踪しました」
「疾走じゃなくて?」
「失踪です。」
「…あーらら」
カカシ先生はあまり心配してないようだ。これだから大人は…
「っ!?二人とも伏せろ!」
と、その声とともに大きな何かが飛んできた。その何かは木に刺さり止まった。そしてその上には人が乗っていた。
「これはこれは、桃地再不斬くんじゃないですか。」
「そういうお前はコピー忍者のカカシ先生か…」
桃地再不斬…彼の登場で状況は一気に変わった…
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〜ナルトside〜
「うぇっ…グスッ…」
今は泣きたい。誰にも邪魔をされず、一人でどこかに消えたい…僕は里のみんなに嫌われていて、そして班の人にも嫌われている…僕にはもう…居場所が無い…
「僕は…僕は…っ!」
このまま恐怖で怯えるなら、いっその事壊れてしまいたい…壊れて、そして死ぬ。それもいいかもしれない…
「…ここで何もしているんですか?」
「ふぇ…?」
いきなり声をかけられた。振り返ると髪の長いお兄さんが立っていた。
「君、泣いているようですね…何かあったんですか?」
「う、うぅ…うわぁぁぁぁぁぁん!」
お兄さんの優しい声に思わず感情が溢れ出てしまった。僕はお兄さんの胸の中で涙を流した。
「つらいことがあったんですね…しばらく僕の胸を貸してあげましょうか…」
お兄さんは優しく抱きしめてくれた…今回だけは人に甘えよう…
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〜少年side〜
散歩の途中、誰かの泣き声がしたのでそこに行ってみると、自分より年下っぽい女の子がしゃがんで泣いていた
「…ここで何をしているんですか?」
警戒されないよう優しく声をかける。
「ふぇ…?」
すると変な声を出して女の子が振り向いた。僕は思わずドキッとした。彼女の瞳は透き通るような翠色で、ふっくらとした顔つき、そしてさらさらの金髪。それらを見ただけで思った。僕は彼女に一目惚れしたんだと…とりあえず話しかけないと話は進まない。
「君、泣いているようですね…何かあったんですか?」
さっきと変わらないトーンで話しかける。すると彼女は
「う、うぅ…うわぁぁぁぁぁぁん!」
盛大に泣き始めた。少しびっくりしたが、それほどつらいことがあったのだろう。僕は彼女の頭を自分の胸へと当てた。
「つらいことがあったんですね…しばらく僕の胸を貸してあげましょうか…」
彼女を落ち着かせるよう僕は彼女の背中を撫でた。
しばらくすると落ち着いたのか彼女は頭をあげた。
「すいません、大泣きしてしまって…」
「いいんですよ。つらいことがあったときはお互い様です。」
「ありがとうございます…」
彼女はぺこりと頭を下げる。うん、可愛い。
「ところで…お名前を聞いてもいいですか?」
僕は彼女に名前を聞いた。
「うずまき ナルトです。」
ナルトちゃんか、いい名前だね。
「僕は白です。よろしくお願いしますね」
「はい、こちらこそ。」
お互いに手を握る。手が柔っこい。うん、可愛い…はっ!キャラが!
「…なんで泣いていたんですか?」
「うっ…それは…」
「話しにくいのなら言わなくていいですよ?」
「…いえ、白さんには言えそうです…実は…」
僕は彼女から僕とよく似た境遇を聞かされた。周りから迫害され、心がズタズタにされる。支えてくれる人もいない…そんな毎日。それは泣きたくもなる。
「…そうなんですか…辛かったですね…」
僕は彼女の頭をなでる。しかし一向に彼女の暗い顔が消えない。
「…何かあったら僕を頼ってください。力になります。」
「本当ですか!?」
彼女の目は一瞬でキラキラしたものに変わった。やっと心の拠り所が見つかったのだろう。なら僕は彼女を全力でサポートしないと…
「ええ、いつでも声をかけてください。」
「ありがとうございます…!」
「ところで、これからどうするんですか?」
「あ…それは…」
ナルトちゃんがもじもじしている。うん、可愛い。っじゃなくて
「もし近くにお仲間がいるなら、戻ったほうがいいと僕は思います。」
「っ…でも僕のこと嫌ってるみたいだし…さっきもいらないって言われたんです…」
「…じゃあこうしましょう。僕のアジトに来るって言うのはどうですか?」
するとナルトちゃんの目が点になった。そして次の瞬間一気に目がキラキラしたものになった
「いいんですか!!」
「うん、ナルトちゃんなら大歓迎だよ。」
「やった!ありがとうございます!」
こうして僕はアジトにナルトちゃんを連れて行くことになった。決してやましいことなんて考えてないですよ?
〜続く〜
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