恋のカンパネラ〜Clumuy melody〜   作:文月/Huduki

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皆さん、お久しぶりです…
投稿遅れて本当にごめんなさい(><)
最近忙しくてやっと時間が取れました(´・ω・`)

時間が空いてるので変な部分あるかもですが許してくださいm(_ _)m

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第4話「まきりんぱな&?」

「とりあえず帰ったらピアノしないと…」

 

今は帰宅途中。コンクールも日に日に近づいているので練習する時間も多く取らないといけない。もちろん無理はしない程度に

 

「テストも近かったような…大変になるな…」

 

夕焼けを見ながらそう言った。

 

すると

 

 

「や、やめてください!」

「早くどくにゃ!」

 

 

少し先で大声がした。女子高校生2人が男性3人に絡まれていた。制服を見た感じ、音ノ木坂の人だとすぐわかった。

 

「「っ!叫ぶな!おら、早く連れてくぞ」」

 

 

 

 

「誰か助けて…」

「かよちん…」

 

 

 

「「黙ってればいいんd」」

 

 

「ちょっとそこのお兄さん、彼女たち嫌がってますよ?」

 

僕はやっぱり放っておけなかった

 

 

「「何だテメェ?」」

 

「「こいつ…テレビで見たことあるぞ!藤原ってやつだ」」

 

「「こいつさえ拉致できれば金が沢山貰えるぞ!」」

 

 

はぁ。いい歳の人達が何を言ってるんだか…

そう思ってる矢先、1人の男性が襲いかかってきた

 

 

「「抵抗すんなよ!少し気絶させるだけだからな!」」

 

 

「危ない!」

「避けるにゃ!」

 

 

「よっこらせ」

 

 

「「・・・は?ってぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

男1人は気絶した

 

 

「え…?」

「何が起こったにゃ…?」

 

 

「あんな体勢なら背負い投げなんて楽にできますよ。それに下はアスファルトなので効果も絶大です」

 

 

「「な、なんなんだてめえは!」」

「「ただのピアノが弾けるやつじゃねーのかよ!」」

 

 

「親から護身術は身につけるように言われてたのでね…」

 

 

そう。父さんからいざとなった時に使える護身術を教えて貰っていた。役立ってよかった。ただ、やりすぎた………

 

 

「…さて、どうします?あなたたちもあんな感じになりたいですか?」

 

 

「「チッ!くそが!!!」」

「「2人相手ならなら無理に決まってんだろうがぁ!」」

 

 

 

これは面倒くさいことになった…

 

 

 

"""""""""

 

 

「何か言うことありますよね?」

 

 

「「「ごめ、んなさ、い・・・・・」」」

 

 

「わかればいいんです」

 

とりあえず片付いたので彼女たちのもとに行った

 

「怪我はないですか?」

 

 

「あ、えーっと…大丈夫です…」

「本当に助かったにゃ…じゃなくて助かりました…」

 

 

「いえいえ、大丈夫なら良かったです。あと無理して喋り方変えなくても大丈夫ですからね。それでは」

 

 

「ありがとうございました」

「ありがとにゃ!」

 

 

そして彼女たちとは別れた

 

 

"""""""""

 

見えなくなってから数分後

 

 

「ゲホッゲホッ!くっ…」

 

 

やっぱり吐血した。少し体の力を使いすぎた気がする

 

 

「やっぱり無理できないんだな…」

 

帰ったら親に心配をかけちゃいました

 

 

"""""""""

 

 

翌日。真姫Side

 

 

「はぁ。私は何がしたいんだろう…」

 

 

授業が終わった放課後、私は一つのポスターを目の前に置かれているチラシを取っていた

周りを見て、人がいないことを確認した私はチラシをカバンに入れた

 

「この後はパパの病院に行ってそれから拓磨と勉強会ね」

 

確認をしたら、またあの先輩の顔が頭をよぎった。

 

「本当に、私はどうしたいんだろう…」

 

"""""""""

 

拓磨Side

 

 

「昨日は本当にひどかった…」

 

 

昨日のことは学校でも話題になっていた

あの3人は逮捕されたらしい

 

 

「どうにかして体をコントロールしないともたいないな…って、ん?」

 

 

目の前には昨日救った人がいた

 

 

「えーっと…西木野さん家は…うぅ…」

 

どうやら道に迷ってるっぽい

 

「あの、どうしました?」

 

「あ、昨日助けてくれた…昨日は本当にありがとうございました」

 

「いえいえ、道に迷ってるっぽいけどどこに行きたいんですか?」

 

「あ、この辺に西木野さんっていう人の家に行きたいんですけど、わからなくて…」

 

「真姫の家に行きたいんですね、僕も用があるので一緒に行きませんか?」

 

「西木野さんとは知り合いだったんですね

はい、お願いします」

 

「そういえば名前言ってなかったですね

僕は'藤原拓磨'って言います」

 

「私は'小泉花陽'です。一緒にいたのは凛ちyんじゃなくて、'星空凛'って言います」

 

「花陽さんよろしくね」

 

「こちらこそよろしくです」

 

お互いに自己紹介をして真姫の家に向かった

 

"""""""""

 

 

「真姫の家はここです」

 

「ほ、ほぇ〜すごいなぁ〜」

 

だいぶ驚いているようだ

 

ピンポーン♪

 

「「はい?」」

 

「あ、どうも拓磨です。それと…」

 

「あ、あの真姫さんと同じクラスの小泉です」

 

「「どうぞ入って♪」」

 

ガチャ。僕らはリビングで待つことにした

 

「久しぶりね拓磨くん。いつも真姫を助けてくれてありがとね♪」

 

「いえいえ、当然ですよ」

 

「それに小泉さんもわざわざ来てくれてありがとう♪」

 

「あ、えーっと…はい…」

 

「ちょっと待ってて、今病院の方に顔出してるところだから」

 

「病院?」

 

「あ、うち病院を経営していて、あの子が継ぐことになってるの」

 

「そう、なんですか」

 

「よかったわ♪高校に入っても拓磨くん以外に友達を連れてこないから心配してたからっ」

 

「花陽さん、やっぱり真姫って学校でも1人の時間が多い感じですか…?」

 

「はい、休み時間の時はいつも1人ですよ」

 

「はぁ…」

 

ガチャ

 

「ただいま〜誰か来てるの?」

 

真姫が帰ってきた

 

「おかえり真姫」

 

「こ、こんにちわ」

 

「お茶入れてくるわね♪」

 

「ありがとうございます」

 

とりあえず真姫お母さんに礼を言っておく

花陽さんは何の用があって来たんだろう?

 

「に、西木野さん…ごめんなさい急に…」

 

「何の用?」

 

「これ落ちてたから…西木野さんのだよね?」

 

カバンから出したのは生徒手帳だった

 

「何であなたが?」

 

「ごめんなさい…」

 

「なんで謝るのよ……あ、ありがとう…」

 

そっぽ向きながらお礼を言う真姫

 

「ぷっ」

 

ギロ

 

「ご、ごめん」

 

素直じゃないなって思って笑いかけたら

怒られた

 

「μ'sのポスター、見てた…よね?」

 

「わ、私が!?知らないわ、人違いじゃないの?」

 

「(隠さなくてもいいと思うんだけどな)」

 

と心の中で思う

 

「でも手帳もそこに落ちてたし…」

 

「あ、ち、違うの!ちがt」

 

と慌てた真姫。そしたら

 

ゴツッ!

 

「うぅ、痛!ってわぁ!」

 

机に足をぶつけ、さらには椅子ごと倒れてた

 

「だ、大丈夫?」

 

「真姫大丈夫?」

 

「へ、平気よ!まったく!変なこと言うから!」

 

「ぷっ」

 

花陽さんが笑ってる。今日初めて見た

 

「笑わない!うぅ」

 

「楽しそうなところ失礼するけど花陽さん、ここにきたのは手帳渡すだけじゃないよね?」

 

「あ、えーっと…実は…そうなんです…」

 

「何よ。言ってみなさいよ」

 

「僕は席を外しておくね。2人きりで話したい内容だろうし」

 

僕は空気を読んで席を外した

 

真姫のお母さんの手伝いをして、リビングに戻ろうとした時

 

「私の音楽はもう終わってるってわけ…」

 

ドア越しから聞こえた言葉

 

「真姫…」

 

それは昔から聞いていたとても重たいことだった

 

"""""""""

 

翌日.真姫Side

 

「はぁ。私は本当にどうしたいんだろ…」

 

私は悩んでいた

小泉さんの背中を押している私だったが、私もやってみたいという気持ちがあった

だけど、私には音楽の道はなくなっている

でも…

 

この繰り返しだ

 

「とりあえず、今日は小泉さんに自信をつけてさせてみようかしら」

 

放課後、私は小泉さんの元へ向かった

 

「そこで何してるの?」

 

「西木野さん…」

 

「ちょっといい?」

 

"""""""""

 

「ね?気持ちいいでしょ?」

 

「うん、楽しい♪」

 

「…/// はい!もういっk」

 

「か〜よちん!」

 

「「ん?」」

 

同じクラスの星空さんだった

 

「西木野さん?どうしてここに?」

 

「励ましてもらってたんだ」

 

「わ、私は別に!」

 

「それより、今日こそ先輩のところに行ってアイドルになります!って言わなきゃ!」

 

「う、うん…」

 

「そんな急かさない方がいいわ。もう少し自信をつけてからでも」

 

「なんで西木野さんが凛とかよちんの話に入ってくるの!?」

 

「べ、別に!歌うならそっちの方がいいってだけよ!」

 

星空さんとしばらく口論になった…

 

"""""""""

 

結局先輩の元へ連れていくことになった

 

「つまり、メンバーになるってこと?」

 

「はい!かよちんはずっとずっと前からアイドルをやってみたいと思ってたんです!」

 

「そんなことはどうでも良くて、この子は結構歌唱力あるんです」

 

「どうでもいいってどういうこと!?」

 

「言葉通りの意味よ!」

 

「わ、私は…なんていうか…」

 

小泉さんはまだ迷っていた

 

だけど

 

「もう!いつまで迷ってるの!絶対やった方がいいの!」

 

「それには賛成!やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいいわ!」

 

私と星空さんが必死に背中を押す

 

「前にも言ったでしょ?声を出すなんて簡単!あなただったらできるわ!」

 

「凛は知ってるよ!かよちんがずっとずっとアイドルになりたいって思ってたこと!」

 

「凛ちゃん…西木野さん…」

 

約束した。応援するって。だから

 

「頑張って!凛がずっとついててあげるから!」

 

「私も少しは応援してあげるって言ったでしょ?」

 

ほら、言って。あなたの気持ちを。

 

「え、えーっと…私、こ、小泉…」

 

スッ

 

2人で背中を押す

 

「……っ!私、小泉花陽と言います!

1年生で、背も小さくて声も小さくて人見知りで、得意なもの何も無いです!でも…でも!アイドルへの思いは誰にも負けないつもりです!だから、'μ's'のメンバーにしてください!!」

 

「こちらこそ!よろしく♪」

 

先輩と小泉さんは握手をしていた

よかった…

 

「かよちん…偉いよ…」

 

「何泣いてるのよ…」

 

「だって…って西木野さんも泣いてる!?」

 

「だ、誰が!泣いてるなんてないわよ!」

 

私と星空さんは自然に涙が出ていた

すると

 

「それで?2人は?2人はどうするの♪」

 

「「え?どうするって…え!?」」

 

「まだまだメンバーは募集中ですよ!」

 

「うん♪」

 

「「お願いします!」」

 

私も、やってみたい!

 

「よかった!3人も増えたよ〜!」

 

「あ、あのもう一人だけ誘いたい人がいるんですけどいいですか?」

 

「ん?もう1人!?だれだれ!?」

 

「それは……」

 

"""""""""

 

「ここです」

 

「「で、で、で、でかい!!!!!」」

 

ピンポーン

 

「はい、どちらさまですか?」

 

「真姫です」

 

「真姫ちゃん!呼んでくるわね」

 

とりあえず呼び出した

 

「あ、あの西木野さん、このお家西木野さんのお家よりも…?」

 

「でかいわよ?」

 

「だ、だよね…スゴイナ」

 

ガチャ

 

「やあ真姫って、ん?」

 

"""""""""

 

「真姫ちゃんが来たわよ〜」

 

「わかった!(何か今日用事あったっけ…)」

 

ガチャ

 

「やあ真姫って、ん?」

 

「こんばんわ、藤原拓磨くん♪」

 

「「こんばんわ!」」

 

「ど、どうして皆さんが…?あ、そこにいるのは花陽さんが言っていた?」

 

「はい!星空凛です!」

 

「よろしくです、それでなんで皆さんがここに?」

 

「拓磨、私たち'μ's'の一員になってくれない?」

 

「え?」

 

「ほら、前に拓磨くん作曲してくれたじゃん?だから拓磨くんにもマネージャーとして入ってほしいなって!」

 

「真姫ちゃんが提案したんだよ♪」

 

「そうですよ。あなたにも加わってほしいです」

 

「…真姫が?」

 

「…そうよ」

 

「真姫がいいのなら僕は構いませんよ」

 

「何よその返事は…」

 

「あはは…とりあえず、僕でいいのならマネージャーをやらせてください。ただこっちにもやらなきゃいけない事があるのであまり練習には行けませんよ?」

 

「大丈夫だよ!ありがとう!歓迎するよ♪」

 

「よろしくお願いします」

 

結構急だったけど、こうして僕はμ'sの

マネージャーとして彼女たちを支えることになった

 

"""""""""

 

拓磨の部屋

 

プルルプルル

 

「もしもし」

 

「もしもし拓磨くんかい?」

 

「お久しぶりです」

 

電話の相手は真姫のお父さん

 

「真姫がスクールアイドルを始めたと聞いたが」

 

「はい、その通りです」

 

「拓磨くんはどうしたんだい?」

 

「僕はマネージャーとして彼女たちを支えます」

 

「そうか。頼んだぞ」

 

「はい、真姫は僕が絶対に支えます。

ただ、あの人から僕のことについては聞きましたよね?」

 

「あぁ。聞いたよ」

 

「あまり僕には時間が残ってないので、もしも僕の中で何かあったら…」

 

「その時は・・・」

 

「わかりました。そうしましょう」

 

「すまないな…」

 

「当然ですよ…任せてください」

 

「ありがとう。それではおやすみ」

 

「おやすみなさい。失礼します」

 

スマホを机に置く

 

「これで…いいんだよね…」

 

夜空を見て僕は囁いた




これからは投稿ペースをなるべく早くできるように頑張ります…

もう一度になりますが、ぜひ評価と感想をお願いします!

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