恋のカンパネラ〜Clumuy melody〜   作:文月/Huduki

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第2.5話 「拓磨の過去と命」

拓磨は体が弱い。過去に何があったか、

皆さんにも知っていただきましょう・・・

 

 

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中学3年生の夏の全国ピアノコンクールにて

 

(拓磨は最後。その少し前の時間の話)

 

「ゲホッゴホッ、はぁはぁ」

 

「拓磨、本当に大丈夫なの?」

 

真姫が心配そうな顔をしてこちらを見る

 

「う、うん…大丈夫だよ…このくらい…」

 

「大丈夫じゃないでしょ!?出ちゃダメよ…拓磨が…」

 

「ゲホッ、真姫出させてほしいんだ…

このコンクールは僕にとって大事なんだ…」

 

「で、でも…」

 

「お願いだ真姫…ほら、今こうやって話せているから大丈夫だよ…」

 

ギュッ

 

真姫が僕の手を握る

 

「……本当に無理だけはしないで」

 

いつも以上に心配している

 

「もちろんだよ。それじゃ行ってくるね…」

 

僕は控え室に向かった

 

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「大丈夫。いつも通り、僕の音楽を

届けるだけだ…他に、何も、ない…」

 

「「最後の演奏者、藤原拓磨くんです。

曲はショパンのエチュード革命・木枯らしです。」」

 

「大丈夫…だ…」

 

とっとっとっ

 

僕は演奏を始めた

 

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演奏後すぐ

 

拓磨に盛大な拍手が起きた

 

「「すっげぇーー!!!これが神童の音楽!」」

 

「「まだ中学3年生でこれはすごい!!」」

 

歓声もとぶ。

 

だが

 

しかし

 

 

 

 

 

 

バタンっ!!!

 

拓磨は倒れた。お辞儀をした直後に。

 

「い、いやぁぁぁぁぁぁ!!」

 

真姫は拓磨のそばへ。拓磨は緊急搬送された。

 

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3日後、拓磨は目覚めた。真姫は泣き

拓磨に怒った。どうして無理をしたの?と。

コンクールの結果は優勝だったそうだ。

そしてその結果を知らされてから拓磨は医師から呼ばれた

 

 

「中学3年生には重い話をしますがいいですか?藤原さん」

 

「はい…全部受け止めるつもりです…」

 

「わかりました。それではここに呼んだ理由を言いましょう」

 

「はい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたの命、残り1年あるかないかです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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拓磨は薄々気づいていた。自分の命が短いことを…

昔からそうだった。何か頑張って人より

できるくらいまでなってしまうと体が壊れ始めていた。

 

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退院後自宅にて

 

 

「あと、1年…か…」

 

「「拓磨…」」

 

父さんと母さんだ。

 

「父さん、母さん、ごめんなさい。

僕の命は…」

 

「謝らないで拓磨。あなたが悪いわけじゃないわ」

 

「そうだ拓磨。もし残り1年しかないのなら、お前の好きなように生きてほしい」

 

「ええ、あなたの好きなようにしなさい

真姫ちゃんには伝える…?」

 

「ありがとう、父さん母さん。

真姫にも、みんなにも伝えないでほしい…」

 

知ってしまえば皆の態度が変わるからだ。

 

「わかったわ」

 

「わかった」

 

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「拓磨…」

 

「真姫、心配かけたね…」

 

「ほんとよ!ほんとに、怖かったんだから…」

 

「ごめん真姫…」

 

ぼくは真姫の頭を撫でる

 

「もうっ/// 大丈夫なの…?」

 

「…うん。大丈夫!」

 

「よかった…」

 

僕は初めて嘘をついた。

それも僕の大好きな人に…

でも、言えるわけがない

言っちゃいけないことだと思うから




如何だったでしょうか…?
拓磨の衝撃の過去と命について書かせていただきました
これから拓磨はどうなるのか…

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