恋のカンパネラ〜Clumuy melody〜   作:文月/Huduki

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第1話になります。真姫と拓磨メインでこの話は進みます!
処女作になるので、口調が変だったり、間が変になってる
と思います(>人<;)


第1話「叶え!私たちの夢ー」

小さい時から、僕は「天才」「神童」と

呼ばれてきた

 

少しピアノができたり、少し勉強が

できたりするだけで勝手にそうあだ名が

ついた

 

今も呼ばれ続けている。頑張っているからだ

 

それは自分のためじゃない

 

今、客席に座っている幼馴染みのため。

僕の想いを彼女に届ける。今まで通り、僕の全力を尽くして

 

そして、彼女の近くにいる8人にも

感謝を込めて全力で弾く。

 

これが、最後かもしれないから…

 

 

"""""""""

 

 

「・・・はっ!なんだ。ただの夢か…」

 

不思議な夢だった。彼女とあと知らない

8人がいた。そしてあの会場現実的すぎる。

一体なんなんだ…

 

 

「汗だくですが大丈夫ですか?拓磨様」

 

夢のことを考えていたら執事の「西村」さん

が部屋に入ってきた

 

「うわっ本当だ。魘されてたみたいです」

 

「そのようで。部屋の外にも魘されてるのがわかるくらい唸っていましたよ」

 

「そ、そうだったのですか」

 

「はい。そろそろ登校する時間ですので

準備を」

 

時計を見ると7時30分に針が指していた

いつも7時50分に家を出るので、少し

まずい。急いで準備しよう。

 

"""""""""

 

「それじゃ父さん、母さん、いってきます」

 

「「いってらっしゃい拓磨」」

 

両親にいつも通り声をかけてから家を出た。

家の前には彼女がいた。

 

 

「遅いわよ?寝坊でもしたの?」

 

 

そう言ってきた彼女は西木野真姫。

僕の幼馴染みで、唯一の友達だ。

僕は友達がいない。理由は嫉妬されてるからだ。

 

「ごめん、夢に魘されて寝坊しちゃったよ」

 

「珍しいわね。あなたが寝坊なんて」

 

「そうだね、寝坊したのは久しぶりだよ。

時間もあまりないし、登校しながら話そっか」

 

「そうね」

 

"""""""

 

昨日が入学式だったので、とりあえず

音ノ木坂女学院がどうだったか感想を聞こう

 

「音ノ木坂、どうだった?」

 

「普通だったわ。また1人で頑張ることになりそう。そっちはどうなの?」

 

「こっちも普通かな。真姫と同じだよ」

 

「そう。今日理事長からなにか重大発表が

あるらしいわ」

 

「そうなんだ。何だろうね。生徒数が

少ないからそれについて何かあるのかもね」

 

「そうね、今年の1年生は1クラスしかないから」

 

「初耳だよ。1クラスだったんだ」

 

衝撃だ。今年の音ノ木坂の1年生は少ないと

父さんから聞いていたが、まさか1クラスだとは。

 

「それじゃ、またね。真姫。何かあったら、メールでも電話でも連絡を」

 

「わかったわ。拓磨。また放課後にね」

 

 

真姫と別れ、僕は高校に向かう。

入学式の次の日なので、午前中だけで

終わるらしいから、帰ったらピアノを

弾こうかな

 

 

""""""""

 

真姫side

 

拓磨と別れ、私も音ノ木坂に向かう。

重大発表があるとか理事長言ってたけど

何かしら。

 

「廃校は流石にないわよね」

 

 

"""""""""

 

次の日

 

拓磨といつも通り登校している

 

 

「まさか、本当に廃校になるとはね…」

 

そう、昨日理事長からの重大発表は

音ノ木坂女学院が廃校になるということ。

私たちがまさかと思って予測していたことが

本当になってしまった

 

「そうね、私も驚いたわ。クラスでも

結構騒がれてたし。」

 

「まあそうだよね。後輩がいないって

いうのは寂しいもんね」

 

「私は別に関係ないけどっ」

 

「はははっそれじゃまた放課後で」

 

「ええ、またね」

 

 

はぁ。いろいろ面倒なことになりそう。

私はいつも一人だからほとんど影響が

ないと思うけれど、他の人に取っては

違うんでしょうね。

 

 

"""""""

 

放課後午後4時頃、音楽室にて

 

 

拓磨とは6時から一緒に勉強する予定だからまだ時間はあるわね。

今日はあの曲でも、弾きながら歌おうかしら

 

 

 

「愛してるばんざーい!ここでよかった

私たちの今がここにある・・・」

 

楽しい。この曲をやると嫌なことも忘れられる

ピアノは私と彼をつなぐ魔法の楽器。

出来ることなら彼と一緒に弾きたかった。

 

「・・・大好きだばんざーい!

頑張れるから、昨日に手を振って、

ほら前向いて~」

 

クラシックを弾くのもいいけれど、

たまには歌いながら弾くのもアリね

 

「ふぅ」

 

パチパチパチパチ

 

「ゔぇぇぇぇ!?」

 

窓越しに誰かが覗いてる。見られてたの!?

 

「すごいすごい!!感動しちゃったよ!」

 

そう言ってくるオレンジ色の髪の毛の人

リボンを見た感じだと先輩ね。

 

「べ、別に……」

 

「歌上手だね!ピアノ上手だね!それに、

アイドルみたいに可愛いっ!」

 

「っ」

 

椅子から立ち上がり、帰ろうとした

 

「あ、あの。いきなりで悪いんだけど…

あなた、アイドルやってみたいと思わない?」

 

「え…?何それ意味わかんない!!」

 

鞄を取って急いで音楽室を出た。

 

「アイドルって…」

 

今日はもう帰ったほうがよさそうね…

 

 

""""""""

 

 

放課後午後6時頃、真姫の家にて

 

 

……勉強中なのに、今日の放課後にあった

音楽室のことが忘れられない

 

 

「やけに不機嫌そうだけど、何かあった?」

 

拓磨が聞いてきた

 

「拓磨には関係ないッ!」

 

とっさに怒鳴ってしまった…私の悪い癖。

気にしてることを聞かれるとすぐに

怒鳴ってしまう…

 

「ご、ごめん」

 

「あ、謝らないで。私が悪いの…」

 

「放課後に何かあった?」

 

「うぅ、音楽室でいつも通りピアノを弾いてたんだけど、先輩に見られて…ものすごく褒められたあと、アイドルやってみたいと思わないって聞かれたの」

 

「そっか。真姫は褒められるのが慣れてないから恥ずかしいもんね」

 

「なっ何言ってるのよ!別に恥ずかしく

なんかないわよ…」

 

図星で顔が熱くなる。拓磨にはいつも

バレてしまう。長く一緒にいるからだと思う

 

「はははっ、それにしては顔が赤くなってるよ真姫」

 

「う、うるさいっ!勉強の続きやるわよ!」

 

「はいはい、仰せの通りに…」

 

「うぅ。腑に落ちないけど、もういいっ!」

 

少しいじられたけど、別に嫌じゃないわ。

理由はいじられて、逆に切り替えられることがあるからよ

 

その後8時まで勉強をして、彼は帰った

 

「真姫様、今日も9時頃からまたピアノを

弾かれますか?」

 

家政婦の和木さんが今日はピアノが置いてある部屋を使うのか聞いてきた。

 

「和木さん、今日は疲れたので大丈夫です

早めに寝たいと思います」

 

そう返事をした。

 

「わかりました。お風呂に入って

ゆっくり休んでくださいね」

 

「はい、ありがとうございます。和木さん」

 

その後、お風呂に入りベッドに入った。

途端に眠気が増してすぐに眠りにつくことができた。

 

 




どうだったでしょうか…口調や、心の中の声を書くのが
難しくて、変になってると思います(´・ω・`)
慣れるしかないと思うので、もっと書いて学んでいきます!

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