らき☆すた〜変わる日常、高校生編〜   作:ガイアード

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揺らぐ旋律最終話~エピローグ、そして新たな誓い~

長かった一週間、俺はその一週間にようやく決着をつけることができた事を心から安堵していた。

 

教室に戻り、みんなに”おかえりなさい”と笑顔で迎えられ、俺は今までの一週間を振り返り、ようやくその思いが報われた事に涙していた。

 

そして、その日1日は休み時間になるたびに皆が集まり、時間一杯この一週間で味わった嫌な事を忘れるかのように語り合った。

 

そのうちに俺は、この一週間が始まる前まで自然に出来ていた笑顔のやり方を取り戻す事ができたのだった。

 

そんな俺の顔を見て皆は

 

「うん。やっぱり慶一君の笑顔はこうじゃなくっちゃね。」

「同感。今日までの慶一くんの笑顔って本当の笑顔じゃなかったもんね・・・」

「やっとけいちゃんがもどってきたよ。うれしいな~。」

「ええ。今の慶一さんこそが本当の慶一さんです。」

「まさにゾンビみてえだったよなあ。でも、私も戻って来てくれて嬉しいぜ?」

「思えばあの時の慶ちゃんの顔って本当につらそうだったわよね・・・私何を見てたんだろう・・・あの顔を思い出せば慶ちゃんの本心に気付けたのかもしれない・・・」

「気付かなかったのは私達も同じですよ。だから峰岸先輩達だけのせいじゃありません。」

「本当に動揺しちゃったものね・・・先輩はいつでも先輩だったのに・・・」

 

各々に俺にそう言ってくれた。

 

俺も嬉しさ半分、申し訳なさ半分で

 

「みんな、ありがとう。とっさの事とはいえみんなには辛い思いさせちゃったよな・・・今回の事のお詫びになるかはわからないけど、今度何か奢らせて欲しい。」

 

俺がそう言うと、皆の目がキラーンと光ったような気がした。

 

「ほほう?言ってくれるねえ慶一くん。ならば覚悟してもらおうじゃないか。」

「うふふ。ケーキバイキングとかもいいわねえ・・・それとも回る方のでもいいからお寿司もいいかも・・・」

「あはは。わたしはなんでもいいよ~?」

「しっかりと苦労した分の報酬は頂きませんと。」

「ふっふっふ。慶一、言っちまった以上は撤回はさせないからな?」

「私も楽しみにさせてもらおうかな?」

「いやー、悪いですね、先輩。ごちそうになります。」

「ふふ。私もあの店のパフェが食べたいわね。」

 

その皆のものすっごく期待したような目を見せられては俺も何も言えなくなってしまった。

 

俺は半ばやけくそ気味に

 

「わかった、わかったよ。まとめて面倒見させていただきますから!」

 

そう答えると、皆は満面の笑みで頷いたのだった。

 

皆の頷きを見ながら俺は心の中で(俺、やっちゃった?)と、自分で言っておきながら後悔をしていたのだった。

 

そして、俺は久々に監視も何もない家へと今までとは違い、楽な気分で帰ってきた。

 

部屋に戻って着替えを終えて、夕食の支度まで時間もあったので、俺はベットに寝転んで天井を見つめながらこの一週間を振り返っていた。

 

辛い部分を思い出すと涙も出そうになったが、それでも再びこの日常を取り戻せたんだという実感が湧いてきていた。

 

そうしてしばらくぼんやりしていたが、頃合の時間になったので俺はそろそろ夕食の準備をしようと思い、下へと降りていくと、ふいに玄関の呼び鈴が鳴ったので俺はとりあえず玄関へ向かった。

 

こんな時間に誰だろう?と思いつつ俺は玄関を開けてみるとそこには食材と荷物を抱えたこなたが立っていた。

 

「やふー、慶一くん。もう夕食の準備しちゃったかな?」

 

俺が声をかけようとする前にこなたはそう言って来たので俺は

 

「いや、これからする所だったんだけど、どうしたんだ?急に訪ねてきて。」

 

ふと湧き上がった疑問をこなたにぶつけるとこなたは笑いながら

 

「慶一君、あれから今まで今回の事で神経すり減らしちゃってまともに御飯食べてないんじゃないかな?って思ってさ、今日ぐらいは私が君の苦労に免じて夕御飯を作ってあげようと思ってさ。」

 

そのこなたの申し出に俺は嬉しくなって

 

「そうか。わざわざすまないな。そういう事ならお言葉に甘えさせてもらうよ。」

 

そう言って俺はこなたに家に上がるよう促すと、こなたも頷きながら

 

「うん、まかせてー。それじゃお邪魔するね?」

 

そう言って上がってくるこなたを伴い俺はキッチンへと向かった。

 

こなたはキッチンでエプロンをつけながら俺に

 

「慶一君、今日は私が一通りの事やるから慶一君はゆっくりしてていいよ?他にやる事あるのならそっちやってくれてもいいから。」

 

と言うこなたの言葉に俺は、とりあえず風呂の準備しとこうと思い

 

「なら風呂の準備した後ゆっくりさせてもらうよ。それと・・・ありがとうな、こなた。」

 

風呂に向かう前にこなたに一言礼を言うと、こなたは顔を赤くして

 

「いいよ。私がやってあげたいって思ったから来たんだし。そう改まってお礼言われると照れるよ。」

 

そう返事をするこなたに俺は微笑んで再び風呂場の方へ向き直ると、風呂の準備をしに向かった。

 

風呂の準備を終えて俺は、リビングでこなたの言葉に甘えさせてもらい、のんびりしていた。

 

程なくしてこなたから「御飯の用意できたよー?」と言う声がかかったので、俺はリビングのテレビを一端落とすと、こなたの待つキッチンへと向かった。

 

「おまたせ、こなた。って、おお、これは美味そうだ。今日はハンバーグか。」

 

その俺の賞賛の言葉にない胸を張って

 

「ふふん。今回ははりきったからねー。それにただのハンバーグではないよ?私の好きな鶏肉を入れたチキンハンバーグなのだよ。」

 

そのこなたの説明に感心しながら

 

「へえ?ビーフやポークのハンバーグは結構見るけどチキンが入ってるのはあまりみないよな。これは楽しみだ。」

 

と言う俺の言葉にこなたは笑顔になって

 

「家でもおとーさんにも結構好評なんだよ?とりあえず食べよ?」

 

こなたに促されて俺も席に着き「「いただきまーす」」の掛け声と共にハンバーグを一切れ切ってほおばってみる。

 

その様子を心配そうに見つめるこなた。

 

「どう、かな?」

 

そのこなたの不安そうな顔に俺は親指をびしっと立てて

 

「美味いよ。ビーフやポークとは違って結構あっさりしたハンバーグだな、俺の好みかも。」

 

と言う俺の感想にこなたは顔を赤らめながらも笑顔になって

 

「よかったー。喜んでくれて、頑張った甲斐があったね。」

 

その言葉に俺も頷きで返して俺達は久々に楽しい夕食を楽しんだ。

 

食事も済んでこなたが洗い物をしている姿を眺めていたが、こなたがふいに

 

「ねえ、慶一君。思い出すね、こうしてるとあの勉強会合宿の事をさ。」

 

こなたの言葉に俺もあの時の事を思い出しながら

 

「ああ、そういえばあの時も突然お前が訪ねてきたんだったな。」

 

そう答えると、こなたも満面の笑みで頷く。

 

そして、俺たちのやり取りが始まった。

 

「うん。そして慶一君と夕食の買い物行って私が君にチキンカレーを作ってあげたんだよね?」

「そうだな、あれも美味かった。こなたの料理の腕を知った初めての瞬間だったっけな。」

「あの時も緊張したよー?美味しいって言ってもらえるかな?ってさ。」

「そういえばあの時もお前は緊張の面持ちでカレーを口にする俺を見ていたっけなあ・・・」

「まあね。それに、男の人に手料理食べさせるのってさ、おとーさん以外では君が初めてだったから余計に緊張しちゃったんだよねえ・・・」

「そうだったのか。それで?こなたの感想は?」

「・・・すっごい緊張したけど喜んでくれた事が嬉しかった。」

「そうか、なら俺も食べさせてもらった甲斐があったというもんだな。」

「それでさ、その後の事は覚えてる?」

「ああ、よーくな。お前が俺が風呂入ってるの知っててスク水でなだれ込んできたんだったよな?」

「まあ、私としては君が1日前に来ちゃった私を受け入れてくれた事に対するお礼のつもりだったんだけどね。」

「それにしちゃ過激すぎないか?あの時は本当に焦ったんだぞ?」

「その割に慶一君も楽しんでたじゃん?」

「あれは仕方なくだな・・・結局のぼせる寸前まで風呂場にいて危なかっただろうが。」

「あはは、そうだったねー・・・・・・でも私、今回の事怖かったからね・・・」

 

先程まで明るく話していたこなたの表情が急に真剣になった。

 

「え?こなた?」

「こんな風にまた君と笑いあえなくなるんじゃないかって、こうして一緒に食事したりも出来なくなるんじゃないかって思った・・・」

「・・・・・・すまん・・・俺のせいで・・・」

 

俺は一歩間違えばこなただけじゃない、2度とこうして皆とも笑いあえなくなる、それ程の事をしでかしかけた事を改めて思い出し、こなたにその事を詫びていた。

 

「いいよ。今こうして慶一君は私達の前に戻ってきてくれた。その事実があるからそれでいい。でもさ、もう2度とあんな事は御免だからね?」

 

そう悲しそうな顔で言うこなたを俺は優しく抱きしめて

 

「そうだな・・・俺はもう、大切な物を失いたくはないから、だから2度とお前や皆に心配かけるような事はしないよ。だから、ごめんな?こなた。」

 

こなたも俺を抱き返しながら

 

「ありがとう、わかってくれて・・・ふふ。あったかいね、慶一君の体は・・・」

「・・・こなたの体だって、あったかいじゃないか。」

 

そう2人で言った後、しばらくの間お互いのぬくもりを確かめ合うように無言で抱き合っていた俺たちだった。

 

しばらくしてお互いに体を離すと、こなたも顔を少し赤らめていたが

 

「あはは。何だかシリアスになっちゃったね。とりあえずこういう空気苦手だからこれでおしまい。慶一君、お風呂いってきちゃいなよ。」

 

俺もまたこなたと抱き合っていた事で少し顔を赤くしていたが、こなたに促され

 

「あ、ああ。それじゃ入ってくるよ。こなたも片付け適当に終わらせたら家に帰れよ?今ならまだ電車も間に合うだろうしな。」

 

俺がそう言うと、こなたは洗い物の片付けを再開させながら

 

「わかったよー。それじゃ後で駅まで送ってね。」

 

と言うこなたに俺も「わかった。それじゃ後でな。」と返事をしてから風呂へ向かった。

 

俺はなんとなく予感めいたものを感じていたので、あらかじめ海パンをはいて風呂に入った。

 

しばらく湯船に浸かってのんびりしていると、風呂場のドアがガラッと開き、そこには案の定スク水を着たこなたがタオルを持って立っていたのだった。

 

「ふっふっふ、慶一君、背中を流して・・・ってあれ?」

 

俺は面食らっているこなたにニヤリと不敵な笑みを浮かべて

 

「甘いな、こなた。お前がそう来ることは想定済みだ。だから今回はまったく慌てていない。」

 

という俺の言葉にこなたはがっかりしたような表情になったが、すぐに気を取り直して

 

「ちぇー・・・今回は読まれてたか。まあ、仕方ないね。慶一君も用意していたって事はそのまま背中流してもおっけーって事かな?」

 

その言葉に俺も頷いて

 

「まあ少々行き過ぎてる部分もあるがお前の折角の好意だからな。無下にしちゃお前にも悪いからな。」

 

その俺の言葉にこなたは途端に笑顔になって

 

「よしよしいい心がけだね。それじゃ背中向けてくれる?洗わせてもらうからさ。」

「ああ、よろしくな?」

 

そう言ってこなたに背中を流してもらう俺だった。

 

こなたと共に湯船に浸かりながら軽い雑談を交わしていたのだが、ふいにこなたは真剣な表情になって

 

「ねえ、慶一君。私ずっと悩んでた事があるんだけどさ、今日思い切って君に言おうって思った事があるんだよ。」

 

そのこなたの表情を見て俺は何か重要な事っぽいな?と思いながら

 

「大事な事、なんだな?」

 

俺がそう聞き返すとこなたも頷いて

 

「うん。とても大事な事。」

 

そう言って真剣な表情で俺の目を見つめてくるこなたにこれはひょっとして告白、ってやつか?と内心ドキドキしながら

 

「わ、わかった。聞くから話してくれ。」

 

そう言うと、俺の言葉にこなたは一度軽く深呼吸をした後

 

「慶一君の過去の事に触れたのはみゆきさんだけだったんだよね?」

 

突然のその言葉に驚く俺

 

「何故、それを・・・?まさかみゆきがお前に話したのか?」

 

こなたは俺の問いかけに黙って頷くと

 

「慶一君が氷室君、だっけ?その人とみゆきさんと一緒に会ったあの翌日にね、私はみゆきさんから慶一君の過去に因縁のある人がいる、今後私達はどうするべきなのかって言う事を相談されたんだよ。」

 

俺は内心で(みゆき、何故こなたに話したんだ・・・)と考えながら

 

「それで?お前はみゆきとその事について話し合ったという事なのか?」

 

そうこなたに聞くと、こなたは俺の問いに頷いて

 

「うん。だけど、実は私はみゆきさんや慶一君が氷室君に会う前からその事を知っていたんだよ。」

 

そのこなたの言葉は俺を驚愕させた。

 

「なんだって?俺の過去の事はみゆき以外は後知っているとしたら・・・まさか・・・」

 

俺の行き着いた答えにこなたも頷いて

 

「そうだよ。慶一君とみゆきさん以外に慶一君の過去を知る人物、それは牧村君だった。そして私はあの日慶一君の実家に行った日に牧村君が私にだけその事を教えてくれたんだよ。近いうちに成神章の影が影響を及ぼす事になるかもしれない、だから君にだけはこの情報を教えておくから慶一のために影で力になってやって欲しいって頼まれたんだよ。」

 

俺の知らないところでそんな事になっていた事などまったく知らなかった俺は

 

「そんな・・・そんな事になってたなんて・・・」

 

軽くショック状態な俺を見つつも更に言葉を続けるこなた。

 

「そして、今回の騒ぎでも私は事前にその事をしっていたおかげでみゆきさんに頼んで慶一君から真実を聞き出してもらって、牧村君に慶一君から聞いた事の裏付け調査を依頼したんだよ。」

 

そこまで言った後こなたは苦しげな表情になりながら

 

「・・・本当は慶一君が気を使っちゃうと思ったから私は言わないつもりでいたんだけど、私は君のためにかがみ達にもこの情報を公開した。みゆきさんに相談を受けたその日にね。そして君に気を使わせないように私達は知っていても知らないふりをしていたんだよ。」

 

俺はこなたを見つめながら

 

「・・・こなた、お前、それがどういう事かわかった上で、なんだろうな?それを知らせれば皆にもなんらかの実害が起こる事も十分考えられたんだぞ?」

 

こなたは俺のその言葉に目に涙を浮かべながら

 

「わかってたよ!この事を私達が知ることは私達の身も危険に晒す可能性もある事も。でも、私達はそれでも慶一君と共に戦っていきたかった、乗り越えていきたかったんだよ!・・・君を救いたかったんだよ・・・ねえ、慶一君。私達には君と直接的に一緒に戦う事はできないよ?けど、君と一緒に私達の心で一緒に戦っていく事はできる。だから慶一君。君の荷物を、慶一君自身が背負った重い荷物を私達に分けてよ。私達皆がそれを少しずつ背負ってあげる。それくらいしか私達にはできないけれどそういう形でも君の力になりたいから・・・。」

 

最後はほとんど涙声になっていた。

 

俺はそれを聞いた時、今日の自分のクラスに行った時のかがみたちが俺から貰ったプレゼントを再び身につけ俺に何らかの決意に満ちた目を向けていた事を思い出して

 

「そうか、かがみたちがもう一度俺から貰ったプレゼントを身に付けていたのも、何らかの決意に満ちた目を向けていたのも、全ては俺と・・・せめて心だけでも戦いたいって思っていたみんなの意思だったんだな・・・そして、こなた。お前はその橋渡しをしてくれた、って事か。それにみんなは、俺の荷物を少しずつ背負ってくれたんだな・・・。俺と一緒に戦ってくれるために・・・。」

 

俺の言葉にこなたは泣きながらコクリと頷いた。

 

俺はこなたを湯船からあげて俺自身も上がり、こなたを再び優しく抱きしめながら

 

「すまん、こなた。俺は1人で色々抱え込もうとしすぎていたようだな。今日のかがみ達を見たとき、俺の心に力がみなぎるのがわかった。お前が、そして皆が支えてくれたから今がある。今日の事はお前のかがみ達への説得がなければ成し得なかったかもしれない。やっぱり俺は・・・俺には皆が必要なんだ・・・それがよくわかったよ。」

 

そう言った後俺はこなたから体を離してこなたを見つめ

 

「こなた。俺の過去のせいでまたお前に、お前達に迷惑をかけてしまうかもしれない。けど、またその時は俺に力を貸して欲しい。お前にその情報を持たせておく危険性は十分承知してるつもりだ。だけど、確かにお前達の心は俺の力になったから・・・だから危険かもしれないが俺と共にこれからも・・・」

 

こなたは俺の最後の言葉を補足するように

 

「うん。これからも慶一君と共に戦ってあげる。力を貸してあげる。だから、負けないでね?慶一君。どんな事にも・・・そしてみんなで最後には笑いあいたい。君にもその時には側にいて欲しいと思うから。」

 

そのこなたの言葉に俺は力強い頷きで返したのだった。

 

そして、その話を終えた俺達が風呂から上がった頃にはすでに終電が終わってしまっていた後だった。

 

しかたがないのでこなたはこのまま俺の家に泊まり、明日は一緒に学校へ行く事となった。

 

今回の件で俺は一人きりで色々な事と戦う事の困難さを知った。

 

そして影で支えてきてくれたこなた達のことも知り、俺は皆が俺の過去に関する情報を持つ事を受け入れた。

 

それと同時にこれから何が起ころうとも皆と共に戦い、乗り越えていく事を改めて覚悟した俺だった。

 

こうして長かった9月が終わりを告げる。

 

俺達は次の戦いの前につかの間の平和な日々を過ごして行くのだった。

 


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