魔法少女ゆかり☆マギカ(休載中)   作:hidon

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ぶっちゃけストックがヤバイですが間が空いたので、投稿させていただきます。
今回もオリジナル設定ブッ込んでますので、ご注意くださいませ。


     神の使いか 悪魔の手先か D

 

 

 

 

 

 

「それで?」

 

 話を聞いたあかりが、煎餅を一枚手に取り、口でパリッと半分に割る。

 

「あんたはあたしに何の用なの?」

 

 口の中に運んだ煎餅が、挑発するように、バリボリと耳障りな音を立てている。半分残った煎餅を、テーブルに置くと、凛の顔を伺う様に目を細めた。

 

「質問したい。あんたが何者なのか、何が目的か……YESかNO、どちらかで答えてもらう」

 

「もし、答えられなかったら…………」

 

 刹那、あかりの目が研ぎ澄まされた刃物の様に、キラリと光る。

 

「……その物騒なボウガンでドスッて、やるつもりかしら?」

 

 あかりがからかう様に右の口の端を吊り上げて挑発的な笑みを浮かべると、指を差した。それが示すのは凛の右手。凛は、にへら、と不敵な笑みで返す。

 

「ちょっとちょっと!! ここ私の部屋なんですけどぉ!?」

 

「ッ!!」

 

 物騒なやりとりをする二人に縁が慌てふためき、葵がキッと凛を睨みつける。あかりは凛の笑みを見て、肯定か、と思ったが、

 

「まさか」

 

 凛は素っ気なく言い放つ。ほっと胸を撫でおろす縁。

 

「一般人の女の子の部屋で血生臭い喧嘩なんて()()()()したくない。あんただってそうでしょ?」  

 

(なるほどね……)

 

 あかりは目を細め、凛の顔を伺う様に凝視する。

 『できれば』ーーーーその部分を強調した、ということは、質問を避ければ流血沙汰もやむを得ないということだろう。お前もそれを望まないのであれば、大人しく質問されろ、と脅しを掛けたのだ。

 

「確かに、気持ちは同じよ。分かったわ。質問には答えてあげる」

 

 あかりはわざとらしく愛想の良い笑みを浮かべると、姿勢を正した。

 

「もう一度言うけど、質問の答えはYESかNO。それ以外の答えは認めない、OK?」

 

「YES」

 

「グッド。じゃあさっさと始めるか」

 

 凛は、あぐらを掻いた両膝の上に手を乗せると、獲物を逃がさない様な鋭い視線を向けて、あかりを釘付けにする。

 縁達もハラハラした面持ちで見つめている――――。

 しばらくすると、凛が口を開いた。

 

「あんたの名前は、篝 あかり?」

 

「YES」

 

「魔法少女?」

 

「YES」

 

「あんたは、ここ一週間、緑萼市でドラグーン所属の魔法少女を無償で救っている張本人、で……間違いない?」

 

「YES」

 

「救うのは……何か、目的があってのこと?」

 

「YES」

 

「それは、あたし達には言えないことかな?」

 

「YES」

 

「言った場合、あたし達を敵に回すことになる?」

 

「YES。ただし、場合によっては」

 

 答えはYESかNOしか認めない、と言われたが、『補足を付け加える』のだったら有りだろう――――思惑と共に、してやったりな笑みを浮かべて凛の目をじっと見るあかり。

 凛は、少し顎に手を当てて考え込むしぐさを見せると、

 

「…………ドラグーンの下っ端共を引き抜いて、内部から崩壊させようとしてる?」

 

 補足説明はOKと言外に認めた上で、質問を続ける。

 

「NO」

 

「あるいは乗っ取り?」

 

「NO。あたしは平和主義者でね。物騒な真似は嫌いなんだ。

 でも、彼女達には、あたし個人への羨望を抱いてもらう必要があるのよ」

 

「何でドラグーン(連中)の必要があるの? 理由を話すことはできる?」

 

「YES。ただし、分かってもらえるとは思わないから、話さないけど」

 

「……」

 

 凛が黙り込む。視線はあかりから反らして無いものの、表情にはわずかに困惑が見て取れた。

あかりの目的がなんなのか、皆目見当も付かないのだろう。

 

「…………あんたの目的に関しては、もうちょっと様子を見る必要がありそうだね。

 ありがとう、よくわかった。じゃあ、質問を変えよう、OK?」

 

「YES」

 

「あんたが魔法少女に無償で配ってるグリーフシード――聞いた話じゃ一人につき3つも配ってるそうだけど――どこで手に入れた? 魔女をこつこつ狩って集めた?」

 

「NO」

 

「ネットオークションで買った?」

 

「NO」

 

「じゃあ…………余所の魔法少女から奪ったもの、とか?」

 

「NO。言ったでしょう? あたしは平和主義者だってね」

 

「そうだった。それは悪い事を聞いたね。じゃあ……」

 

 先の三つの質問の答えは想定内だ。ここからが本題。凛は目を光らせる。

 

 

「『魔女の養殖場』――――」

 

 

「……!」

 

 その単語を口にした瞬間、あかりが僅かに目を見開いたのを凛は見逃さなかった。

 口の両端を吊り上げて、不気味な笑みを向けながら、背筋がぞっとするような低い声で、囁く様に呟く。

 

「あたしは、実際目にしたことは無いけど、どこかにあるんだってね?」

 

 

 

 

 

 

 ――――魔女の養殖場。

 それは、魔法少女の間では都市伝説と言われている、身の毛もよだつような話だ。

 

 

 ある地方の山沿いに一つの集落があった。人口300人、内7割が65歳以上の高齢者で構成されている小さな村だ。

 ある日、中心部に突如『魔女』が出現する。抗う術となる魔法少女は集落にはおらず、当然ながら、村民はこぞって魔女の餌食となった。

彼らはことごとく、使い魔に喰われた。そして、養分を得た使い魔は、次々と魔女に成長。それらがまた、使い魔を放ち、人間を喰らわせ、魔女に成長させる――――そんなことが四六時中繰り返されたという。

 やがて、集落は人間が全滅し、無数の魔女が跋扈する巣と成り果てた。

 

 魔女は『一度居着いた地域からは、離れない』という習性がある。集落だった場所は魔女が目的も無く同族同士で戯れていたが、新たな餌を求めて、一匹ずつ魔女が群れから離れる事もあった。

それをたまたま見掛けた魔法少女が狩り、グリーフシードを手に入れるようになった。今度はそれが繰り返され、巣からは魔女が一匹、また一匹と減っていき、魔法少女の養分と化していった。

 やがて、巣に残る魔女は半分だけになった。

 

 

 ある日、少し離れた大きな街に住む一人の魔法少女が、その集落の事を知り、邪な考え持つ様になった――――

 

 

 彼女は、同じチームメイトや、余所の地域の魔法少女達を集めると、作戦を決行。

 街の至るところにある、老人介護施設に魔法少女達を忍び込ませ、認知症、あるいは障害、病気を患う高齢者達を誘拐する。

彼らを、『魔女の巣』まで連行したと思うと、姥捨て山に捨てるがごとく、そのまま置き去りにした。

 魔女は老人達を捕え、使い魔達の食料にさせると、また新たな魔女に育てる。一時は半分にまで減った魔女がまた巣窟内を埋め尽くす様になった。

 

 ――――群れから離れた魔女を、魔法少女が狩る。

 

 ――――魔女がいなくなったら、また、魔法少女は街中の施設から老人たちを連れ去り、食料にさせる。

 

 ————老人がいなくなったら、障碍者やホームレスを餌にする。

 

 

 これらが繰り返される内に、かつて集落だった場所はこう言われるようになったという。

 

 

 『魔女の養殖場』と―――― 

 

 

 

 

 

「なに、それ……」

 

「……!」

 

 話を聞いた縁が愕然となる。葵に至っては、顔を青褪めて絶句していた。魔法少女の世界の闇の底とも言える部分を垣間見た様な気がした。

 

「ローリスクで大量に手に入れるとしたら、そこしかない。でしょ?」

 

 少女二人を脅えさせた張本人である凛は、構わず質問を続行。にへら、と笑っている。

 

「NO」

 

 だが、あかりは見開いた目を細めて、微笑を浮かべる。

 

「嘘だ」

 

「NO」

 

「他に何があるの? まさか、誰かから貰ったなんていうんじゃ――――」

 

「YESっ! おめでとう。大正解っ!!」

 

 凛が冗談のつもりで言うと、あかりはニッコリと満面の笑みを浮かべて拍手喝采を送る。

 

「!? どういうこと……?」

 

 流石の凛もこれには呆気に取られるしかなかった。顔から笑顔を消すと、目を見開いて尋ねてしまう。

 

「質問はYESかNOで、答えられるものにするんじゃなかったっけ?」

 

「チッ!」

 

 どこか勝ち誇った様子すら感じられる涼しい笑顔のあかりに、指摘されてしまい、凛は一瞬ポーカーフェイスを忘れて忌々しげな表情で舌打ちしてしまう。

 

「まあ正解に辿り着いたんだから、教えてあげよっか。実は、グリーフシードを大量に余ったからって、くれた人が居るのよ」

 

「……そいつは、一体誰? 教えることは?」

 

 あかりが話している間に、一呼吸付いて、表情を元に戻した凛が尋ねる。

 

「NO」

 

 あかりは即答。

 

「…………」

 

 凛は僅かに顔を俯かせる。表情は平然そのものだが、内心は穏やかではなかった。

 先ほどから質問攻めしている筈だが、目の前の篝 あかりについて、何一つ分かってこない。それどころか、まるで手の平の上で転がされているような感覚だ。

 負けず嫌いの凛に取っては、それが屈辱だった。しかし、相手のペースに飲まれたままで、これ以上質問しても、埒は開かない。そればかりか、自分の神経を逆撫でされるだけである。それで逆上しようものなら、完全に奴の思う壺だ。

 

「……ありがとう。質問はここまでにするよ」

 

 ポーカーフェイスを何とか保ちつつ、凛はそう告げる。

 

「そう。知りたいことは分かったかしら?」

 

「…………じゃあ、あたしはこれで……」

 

 挑発するようなあかりの言葉を無言で返すと、凛は立ち上がり去ろうとするが、

 

「ちょい待ち」

 

 刹那――――あかりのハッキリとした、よく通る声が、凛の動きを止めた。

 

「……何?」

 

「あんただけ質問するのは不公平でしょ。あたしにも質問させなさいよ」

 

 勿論、YESかNOでね――――そう最後に付け加えるあかりの表情は輝いていたが、対照的に瞳はドス黒く淀んでいる。縁と葵がそれを見て震えている。

 自分に対して良からぬことを企んでいるのかもしれない、と心の内から警鐘が聞こえたが、

 

「……そうだね。それは悪かった」

 

 凛は受けて立つことにした。再び座りなおすと、背筋をピンと張る。

 

「グッド。じゃあ、早速――――」

 

 直後、あかりの表情から、一切の感情が消える。ドス黒い瞳も相俟って幽鬼の様な迫力だ。

 だが、凛はポーカーフェイスを崩さず、じっとあかりを見据える。ここで少しでも及び腰になれば負けると判断したのだ。

 

「あんたは、偶然あたしに遭えてラッキー☆って言ったけど…………嘘でしょう?」

 

 玄関先での会話は聞こえていたのか――――内心の平常が微かに乱される感覚を覚えるが、それを表には出さずに答える。

 

「NO」

 

「それも嘘。あんたはあたしが此処にいるのは分かってた。偶然を装って訪問した。違う?」

 

「YES。確かに家の前で知らない魔法少女の反応を拾ったからもしや、と思ってね」

 

「それも嘘。更に言うなら、『纏には用事があって、やむなく自分が伝言に来た』っていうのも嘘」

 

「NO」

 

()()なのに、どうしてNOと答えるのかしら? 自信があるってこと?」

 

「YES。あんたこそそう思う証拠は? 根拠はあるの?」

 

 あかりは挑発的な口調を強めるが、凛は平静とした態度を崩さない。

 それはまるで、屏風に描かれた虎と龍の如し。お互いに一歩も譲らず牽制し合う姿に、脇で見る縁達もゴクリと唾をのみつつ緊張の面持ちで見つめている。

 

「まあ、あんたがメッセンジャーというのは本当でしょうね。でも、それは『ついで』でしかない。あんた()()の目的は最初からあたしだった。そうでしょう?」

 

「NO。偶然だっての。それに、あたしは最初から一人だ」

 

 なるほどねえ――――あかりはそう言うと、一息付いた。直後、ニタリと口元を歪に吊り上げる。

 

「さっきから、外でさあ……」

 

 ねっとりとした声使いと共に、首を後ろに仰け反らせて窓の外を見遣る。

 

「足音が『三つ』、聞こえてるんだよねえ……」

 

 『三つ』――――その言葉に、平静さを保つ凛の額から一筋、冷や汗が垂れる。

 

「あたし、生来の地獄耳でさあ……。『足音』はよく分かるんだ。特に、魔法少女の足音ってのは、耳心地が良くってねえ……。よく分かるのよ」

 

「……!」

 

 凛は右ひざに置かれた手を、あかりには見えない様に、そっと離した。

 

「あんたたちのチームには魔力を人並みに抑えることのできる、結界使いの魔法少女が居る。

 名前は、日向茜――――そいつが、他の二人を連れて、近くまで来ている」

 

「NO」

 

 凛は即答。しかし、あかりは気にせず、言葉を続けた。

 

「この作戦を考えたのは萱野優子か、日向茜か、それともあんたか――――誰でもいいか。

 あんたたちはあたしが、ここに来るのを知っていた。だから、あたしをこの場所で釘付けにしようと考えた。

 そこで、最強の戦闘力を持ち、洞察力に優れ、冷静な思考を持つあんたが送られた。

 あんたなら、流血沙汰を起こさずに、あたしを口先で抑えることができると判断したんでしょうねえ」

 

「そんな……まさか……!」

 

 それを聞いた縁が驚きと共に、バッと凛の顔を見る。

 相も変わらず憮然とした表情だが、よく見ると、左ひざの上に置かれた手が、握りこぶしを作って、微かに震えていた。

 

「もし、あたしが逃げるか、或いは、あんたを襲うことがあったら……外に控えてる連中が一斉に飛び掛かる手筈になっている。……どう?」

 

 凛は黙り込む。が、数泊間を置くと、そっと口を開いた。

 

「……YES」

 

 彼女の口から初めて、真実が告げられる。

 

「っ!!」

 

「なんてことを……!」

 

 それを見た縁が愕然。葵が怒りの形相を凛に向けている。

 

「縁、悪いね。確かに、こいつを捕える為にあんたの家を利用させてもらった。それは謝るよ」

 

 凛は、視線をあかりから離さずに、ゆかりに謝罪する。

 

「つまり……全部認めるってことでいいのね?」

 

 あかりが再び勝ち誇った様に満面の笑みを浮かべる。

 

「YES」

 

 凛はコクリと頷く。

 

「――――でもね、勝ったのは、あんたじゃない」

 

 右ひざから離れた手が、テーブルの下で光り輝く。

 

 

 

 刹那、発射音――――!!

 

 

 

 放たれたボウガンの矢が、あかりの正座する膝へと一直線に向かう!

 

 ――――直撃の瞬間、あかりの姿が忽然と消える。

 

「「「!!??」」」

 

 凛、縁、葵の三人は一斉に目を見開いた。矢はそのまま後方の壁に衝突する。

 

「ひいっ!?」

 

 矢は小さいものだったが、自分の部屋の壁が傷を付けられてしまい、縁が悲鳴を挙げる。

 

「ちょっと! 後で弁償してくださいよ!!」

 

「奴は何処に……?」

 

「聞いてます!? ちょっと!?」

 

 葵が縁に代わって凛に怒鳴るが、凛はそれよりも消滅したあかりが気になっていて聞く耳を持たなかった。

 慌てて窓を開けて、外を見回すが、姿が見つからなかった。

 

「逃げられた……」

 

「ええっ!? あかりちゃんお菓子置きっぱなしだよ!? この食べかけの煎餅どーするの!?」

 

「どうでもいいわよ……!」

 

 縁がズレた事を叫ぶが、葵がそれに真顔で突っ込んだ。

 

「クソッ!」

 

 凛は悔しそうに歯噛みすると、窓から飛び降りる。庭に着地すると、道路に出て、あかりの行方を追った。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつ……大方、狐に抓まれた、とでも思ってるんでしょうね」

 

 あかりが道路を走る凛を遠巻きに見つめながらニヤニヤと、邪な笑みを漏らす。

 彼女が今居る場所は、屋根の上だった――――それも、縁の家の。

自分は最初から逃げていない。にも拘わらず、逃げたと思い込んで、明後日の方向へ追いかける凛が滑稽に思えて堪らなかった。

 プッと、噴き出す。

 

「でも、このまま終わらせないのがあたし」

 

 だが直後に、瞳が鋭利な光を放つ。

 右手の人差し指で虚空を触れると何かが、ピンと音を鳴らして揺れた。よく見るとピアノ線の様な糸が一本、有る。

 

「『地獄耳』……ここまであっさり間に受けるなんて思わなかった。本当はこっちなのに、ね」

 

 彼女はそういうと、左手の人差し指でも虚空を触れ、そこに張られたピアノ線の様な糸を、ピンと揺らした。

 

「飛んで火に入る夏の虫……昔の人は上手い言葉を作ったものね」

 

 両手を旋回させると、動きに合わせて、虚空からビンビンと音が鳴る。

 いつの間にか、無数の見えない糸が、彼女の四方八方至る所に張り巡らされていた。

 

「さあ、懲らしめてやりましょうか。二度とあたしに頭が上がらないように」

 

 そう呟くと、彼女は屋根から飛翔。虚空に張り巡らした糸を足場にしながら、軽快に移動する。

途中、一本の糸の上に両足を付くと、そのまま疾走。目に見えぬスピードで標的の元へ向かう。

 

 

 その姿は、正しく――――忍者の様であった。

  

 

 

 

 

 

 

 

 




 今回の質問合戦みたいな舌戦、初めて書きましたが、上手く描けたか不安……。

 戦闘は無しで行こうとしたら、戦闘が始まってしまいました。
そして、04でまとめようと思ったらまとまらなかったので、次の05でまとめるつもりです。。。

 ちなみに、あかりさん、忍者の魔法少女なのですが、魔法少女育成計画で既に似たキャラが居て呆然となりました。

 なお、次回は、「懲らしめてやりなさい」「この紋所が目に入らぬか」「図が高い、控えおろう」の3本です(殴

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