残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
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俺はそんなの見たくない!という方はブラウザバックをお願いします。ハハハハァ!いいぞぉ!見てやろうではありませんか!という方はこのままお進みください。ゆっくり見ていってくれよな!
月へと辿り着いた魔理沙たち。そこには、月を守る者、綿月姉妹が待ち構えていた。しかし、永琳との繋がりがあったので、事なきを得た。ほっと一息ついたのも束の間、怨夢が真の姿で現れる。その姿は…
博麗の巫女、博麗霊夢に、そっくりであった…
「な、なんだこの怪物は……?」
依姫はヒルデガーンを前に目を丸くしている。
そのとき、1人の兵が依姫に報告する。
「で、伝令!南より、謎の機械生命体が襲来!その数、約1000!」
「1000?!それくらいどうにかしろ!」
「そ、それが、一体一体が物凄い強さで……!」
兵がそう言った途端、兵の胸をレーザーが撃ち抜く。
兵は力なく倒れ、その後ろには……
「所詮、この程度か…雑魚が!」
その者は、金属の身体を身につけ、右手は月の兵の頭を鷲掴みにしている。
「うちの兵を随分と可愛がってくれたようだな…」
依姫は、明らかな殺意を込めた視線を送る。
魔理沙も、謎の機械生命体に目を奪われていた。
「あれは悟空が言ってた……?」
悟空は魔理沙にクウラについて聞かれ、昔二回戦った、と話した。二回目は、金属の身体を身につけていたが。
クウラは、地球で悟空に敗れた後、ビックゲテスターという機械惑星と同化し、メタルクウラとして復活した。
今依姫の前に立ちはだかっているのは、悟空から聞いていたメタルクウラのそれとそっくりだったのだ。
「おいおい、余所見してていいのかい?」
怨夢がそう言った途端、
「ガアァッ!!」
ヒルデガーンの蹴りが魔理沙に命中し、魔理沙は岩に叩きつけられる。
「魔理沙っ!!」
霊夢が間髪入れず魔理沙を助けに行くが、ヒルデガーンがそれを許さない。
ヒルデガーンの尻尾が霊夢の背後から襲いかかる。
確かな殺意を込められた攻撃は霊夢を地面に叩きつける。
そこで、ヒルデガーンはすかさず口から燃えさかる炎を霊夢にぶつける。
「まずい!二重結界!」
霊夢はギリギリで結界を張り、炎から身を守る。
「おらぁっ!!」
いつの間にか復帰した魔理沙が、攻撃を仕掛けるが、ヒルデガーンに攻撃を当てることは叶わず、ヒルデガーンの身体は煙のように消える。
「何だ?!消えた!?」
「魔理沙!後ろ!」
魔理沙が後ろを振り向くと、煙が集まり、ヒルデガーンが現れる。
そして、瞬時に魔理沙の身体に尻尾を巻きつけ、ギリギリと締め上げる。
「あっ………が………!」
魔理沙は言葉にならない悲鳴をあげる。
「この………!」
紫が弾幕で攻撃するが、ヒルデガーンはやはり消える。
同時に、絡みついていた尻尾も消え、結果的に魔理沙は解放されることとなった。
怨夢は腕を組み魔理沙たちとヒルデガーンの戦いを見ていたが、
「………悪いな。ちょっとどいてろ」
怨夢はそれだけ言って、パチン、と指を鳴らす。
すると、ヒルデガーンが実体化した直後、巨大なスキマがヒルデガーンを飲み込み、ヒルデガーンは消えた。
「あんな一瞬であいつを………」
「余興は終わりだ。ユカリの奴、メタルクウラを寄越す必要は無いだろう?!」
怨夢はユカリへの不満を漏らす。
「さて、ここからは私が相手だ。せいぜい足掻いて死ぬがいい」
「………まぁ……そろそろ私が直々に相手してもいい頃合いだしな」
「皆、怨夢は私と霊夢、魔理沙でなんとかする。他の皆はメタルクウラを!」
上手く紫の考えを伝達することができたのか、藍やレミリア達は依姫たち月の軍勢に加勢しに行った。
「3人でこの私とやるつもりか?ナメられたものだな」
そう言うと怨夢は見たことのある紅いオーラを纏う。
「行くわよ魔理沙、紫!全力で、奴を倒す!」
魔理沙と紫は力強く頷き、魔理沙と霊夢は気合を込め、潜在能力を解放する。
その凄まじい力を表しているのか、2人を中心に地面が陥没する。
「ほう、少し見ない間に強くなったもんだな」
怨夢は感心したように手を叩く。
「私達を、幻想郷を舐めんなよ……!」
魔理沙のエネルギーがどんどん上がっていく。
「行くわよ2人とも!」
3人はほぼ同時に怨夢に突撃する。
まず飛び出したのは、魔理沙と紫だ。
2人は怨夢に向け突っ込んで行くが、怨夢を躱して進んで行く。
怨夢には一瞬その行動の意味が理解できなかった。
しかし、答えには次の瞬間たどり着く。
霊夢が目の前に現れ、お祓い棒を構える。
霊夢はお祓い棒に霊気を纏わせ、剣のようにする。
そして、それで怨夢を数十回切りつけ、上に切り上げる。
「ぐっ!!」
怨夢は上空に吹き飛ばされる。
怨夢が下を確認すると、霊夢が攻撃体制に入っていた。
そして、両隣に魔理沙と紫が現れ、2人も攻撃体制をとる。
「喰らいなさい怨夢!これが私達の力だ!!」
「「はぁぁぁぁっ!!」」
霊符「夢想封印」
恋符「マスタースパーク」
紫奥義「弾幕結界」
3つのエネルギーが1つに合わさって、1つの巨大なエネルギー波に変わり、怨夢を襲う。
「ちぃっ!!」
怨夢は、盾として使うには心細すぎる右手を突き出し、エネルギー波を受け止める。
「………!!はぁぁぁぁっ!!」
霊夢はエネルギー波を撃つ力を更に高める。
「!?」
直後、巨大な爆発が巻き起こる。
「はぁっ、はあっ……やったか?」
3人は、先程の攻撃に殆どのエネルギーを使ってしまったため、ヘトヘトになっていた。
爆煙が晴れてくる。しかしそこには…
「嘘……でしょ………?」
「少しは効いたよ……」
不敵にニヤッと笑う怨夢がいた。
3人が驚く筈だ。何故なら……
怨夢の身体は、傷一つ付いていないのだから…
「へへへ、どうしたガキども?!」
「「あわわわわ………」」
突然戦闘力が倍以上になり、悟天とトランクスは軽いパニック状態になっている。
アカは、上空にいる悟天とトランクスに向けて突撃する。
悟天とトランクスは、反応しきれずに、頭突きをモロに喰らってしまう。
しかし、アカの攻撃は、まだまだ終わらない。
アカは、2人が吹っ飛ばされてくる位置に先回りして、飛んできた2人の足を両手で掴み、
「おりゃあああ!!」
2人を思いっきり投げつける。
2人は、近くの岩壁に激突、岩壁が少し崩れてしまった。
「いててて……あいつムチャするなぁ………」
「ほれっ、ほれっ!」
アカは人差し指で悟天たちを挑発する。
「くそっ、こうなったらやるぞ悟天!」
「うん!」
トランクスは、何を、とは説明しなかったが、悟天にはトランクスのやろうとしていることがわかっているようだ。
2人は即座に持ち直し、
「「待っていたぜ!アボカド!」」
「さっきからここにいるぞ?」
アカは真面目に答えてしまったが、これはきっと2人のお決まりのセリフなのだろう。
「「お遊びはここまでだぜ!」」
2人は両手の親指を下に下げる。
そして、
「「フュー………ジョン!はっ!!」」
独特のポーズを2人は左右対称に行い、アボとカドのように合体する。
「パンパカパーン!いきなり超ゴテンクスだー!待っていたぜアボカド!」
合体のポーズは見事に成功したのか、完璧なゴテンクスに合体できていた。
その姿は、髪の毛が腰の辺りまで伸びている。
それは超サイヤ人を超えた超サイヤ人を、更に超えた、超サイヤ人3の形態だ。
「だからさっきからここにいるって!」
アカはやはりツッコミを入れてしまう。
「悪いがいきなりフィニッシュだ!久しぶりの大技、スーパーゴーストカミカゼアタック!」
そう言うとゴテンクスは口から白い煙のようなものを吐き出す。
それは徐々にゴテンクスの顔をした幽霊の姿に変わっていく。
最終的に、5体の幽霊が出現した。
「せいれーつ!!とっつげきー!!!」
ゴテンクスがそう宣言した直後、一斉に幽霊たちが襲いかかる。
「ぎええええ!!」
5体の幽霊はアカに触れ大爆発を引き起こす。
「うぎぎ……」
地面に大きなヘコミができ、そこにゴテンクスが降り立つ。
「とどめは〜」
そう言ってゴテンクスは腕を振り回す。
「ダイナマイトローリングサンダー〜〜・・・」
「パーンチ!!!!」
そして、アカに強烈なパンチをお見舞いする。
「うぎゃー!!!」
アカはホテルの敷地内に吹っ飛ばされ、至る所に激突した後、ホテルのプールに落ちた。
それを見て勝利を確信したのか、その場にいたほぼ全員がパーティ会場に戻ろうとする。
「悟空さ!おらたちも早くご馳走になって帰るべ!」
チチは悟空に戻ろう、と促すが、
「チチ、まだ帰るワケにはいきそうもねぇぞ」
悟空がそう言った途端、プールからアカが出てくる。
「やるじゃねえか小僧!!」
アカは肩で息をしながら言う。
「弱いじゃねえか、ジジイ!!」
ゴテンクスは、あからさまに挑発し、高笑いを始める。
その態度がアカの逆鱗に触れた。
「なめやがってーーッ!!スーパー破壊エネルギー波!!!」
「えっ?」
ゴテンクスは思わず抜けた声が出てしまう。
「ワハハの………波ぁーーーッ!!!!」
アカは口から凄まじい量のエネルギー弾を放つ。
その量は、弾幕の嵐、と例えてもおかしくないだろう。
エネルギー弾は無差別に地球に牙を剥く。
位置的にサタンのホテルがほぼ大部分のエネルギー弾の餌食になっているのだが。
「これで……」
アカはとどめと言わんばかりにエネルギーを貯め始める。
「おいおい……あんなエネルギー喰らったら地球そのものが……!」
ヤムチャのセリフで、その場の全員が戦慄する。
「終わりだーーーッ!!!」
そうして、アカはエネルギー波を発射する。
その時、悟空とベジータが同時に飛び出す。
「あっ!!ベジータ!あれなんだ?!」
悟空がベジータの反対側を指差し、ベジータはつい確認してしまう。
そのタイミングを悟空は見逃さなかった。
悟空はいち早く瞬間移動する。
「あ"っ!!?」
ベジータがもう一度悟空の方を見たが、そこには既に悟空の姿は無かった。
悟空は飛んでくるエネルギー波の真正面に移動し、超サイヤ人になる。
「か………め………は………め………波ぁぁーーーッ!!」
悟空の放ったかめはめ波は、見事アカのエネルギー波をかき消す。
「な………なんだ!?」
悟空はその隙に、アカに向かって突撃する。
そして、渾身のパンチを繰り出す。
それは、アカの腹部に命中し、アカは地面を2回ほどバウンドしたあと、プールに落ちた。
「ふうっ……」
悟空は超サイヤ人を解きながら地面に降りる。
「カカロット……貴様、狡いぞ……!」
ベジータは少し怒って悟空に言う。
「へへっ」
悟空は悪びれる様子もなく頭を掻く。
「雑魚が!」
その場にいるメタルクウラは約1000体。数は少ないが霊夢たちにもメタルクウラは襲いかかっている。
「ぐっ………この……!」
霊夢は背後から来たメタルクウラに対抗するため、怨夢に背を向けてしまう。
………それが、勝負の分かれ目になった。
「おい霊夢………!後ろ!!!!」
霊夢は後ろを振り返った時には、既に遅かった。
魔理沙の叫びも虚しく、霊夢の身体は……
怨夢の手に作られた気の凶刃で、貫かれていた………
いかがでしたか?第32話は以上です。
~~~タミの現状報告タイム~~~
「ふう。2連休中に結構編集してストックが貯まってきたな………これで今週は乗り切れる。やれやれだぜ(JOJO」
ギュピ☆ギュピ☆
「シュワット!」
「やあ☆ブロリーです……タミぃ……
編集は進んでますかぁ?」
「だ、大丈夫だ。問題ない(イーノック)」
「じゃあ今まで台本形式になってたことは?」
「だ、大丈夫じゃない。大問題だ(イーノ(ry」
「じゃあ血祭りにあげてやる……」
(いつもいつも血祭られてたまるか!)
「もちろん俺は抵抗するで?拳で(21歳)」
「は?」
「ふおおっ!?」
キーン!ドカーン!(岩盤)
「もう終わりか……?」
「あうう……」
「終わったな……所詮、クズはクズなのだ……」
「罰として作った分の2話を投稿するんだな」
「ゑ?!」
「返事は?」
「……はい」
「読者の皆、ごめんなさいです……これからタミに惑星シャモから連れてこられた奴隷共と同じように働かせるので、許してください………」
〜〜〜美少女ゆかりん(17)のクエスチョンコーナー〜〜〜
「美少女ゆかりん(17)のクエスチョンコーナー!!わー!ぱちぱち!ドンドンパフパフー!!はーい、皆様おはこんばんちは。八雲紫よ!このコーナーは「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」に寄せられた質問、ご意見、ご感想に回答していくものです。別に見なくても大丈夫ですよ、お姉さん!という方は次回予告までスクロールよ!
さて、今回、霊夢が、霊夢がぁぁぁぁぁ!!ぐすん。では、コメント返ししていきます。シュウシラカワさんからのコメントです。いつも読んでくれてありがとうございます!
「ターレスとクウラのセリフが使われているのは、嬉しかったりします。」
そうねぇ。ターレスとクウラかぁ。シュウシラカワさん。私も好きです。クウラの性格も、例え敵を圧倒してても、死体を見るまで安心しない、ってことがフリーザとの大きな違いの一つですね。はい!今回はここまで!それでは皆様、次回もお楽しみに!」
〜〜〜次回予告〜〜〜
「おっす!オラ悟空!怨夢のやつ、オラ達が思っていた数倍、いや、数十倍凄えのかもしれねえな……! !?
何だ?!オラあんなの見たことねえぞ!?次回、世界を救ったサイヤ人が幻想入り、
「黒き戦慄と薔薇色の怨念!」
ぜってえ読んでくれよな!」