残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定
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突如幽香との戦闘中に乱入してきた蓬莱山輝夜。彼女の額にはバビディが洗脳した印である「M」マークがあった。しかし、輝夜は逃走。一方、界王神界にて、潜在能力開放の儀式をしていた霊夢と魔理沙は、無事に終了。幻想郷に戻ってきた。しかし、同時に界王神から、悟空に早く戻ってこい、との伝言が伝えられた…
第30話 唐突の帰還?!帰って来た孫悟空!
悟空が一時的に幻想郷を去ってから早2ヶ月。幻想郷は再び5月を迎えていた。魔人ブウを倒してから約2年、地球にも小さな脅威が迫っていた…
「やっ!はっ!!だだだだだっ!!」
魔理沙は、悟空と美鈴がいなくなったため、霊夢とトレーニングを行っていた。
魔理沙は、パンチ、キックを連続で繰り出す。
しかし、霊夢にはあっさり避けられてしまう。
悟空からはあまり無理せずに、と言われたが、魔理沙はいつもより激しいトレーニングを行っていた。
「ふぅ、魔理沙!今日はここまでにしときましょ!」
霊夢は肩で息をしながら言う。
「ああ、わかった…」
「よし、あとは………」
そう言って、霊夢は夢想転生を使う。
「なんだ?今日もやるのか?夢想転生に慣れるトレーニング」
「もちろん。悟空に負けてからだいたい毎日やってるわよ。それでもなかなか慣れないけどね」
霊夢ははぁ、とため息を吐いて言う。
「こういう時に悟空いなくなっちゃうのよね」
「いいや霊夢、これはチャンスだぜ!悟空がいなくても幻想郷を守ってやるのさ!しかも、いつか悟空も本当に元の世界に戻っちゃうだろ?その時の為の事前準備にはもってこいだ!」
魔理沙はフフン、と鼻を鳴らす。
「向上心の高い天下の魔理沙様のお考えはさすがね…考えることが違うわ」
霊夢はふあぁ、と欠伸をして、魔理沙の家に入っていく。
「あっ!待てよ!」
魔理沙のその後を追って走っていった。
その頃、地球………
悟空はせっせと鍬で畑を耕していた。
一通り耕したところで、はぁ、とため息を吐いた。
「修行してえなぁー……なあチチ、サタンが口止め料たっぷりくれたからこんなことしなくてもいいんじゃねえか?」
悟空がそう言うと、後ろからチチが不満げな顔で悟空に言う。
「何を言ってるだ!人間若えうちに汗水垂らして働くだ!」
「でもよチチ。オラ体がなまっちまってよ……怨夢とかユカリのこともあるから早く幻想郷に戻んねえと……」
「そんなこと言う前に、ほれ、ヨカッタネ大根さ撒くだ!」
チチは1つタネを取り出す。
「ヨカッタネ大根?」
悟空はチチに聞き返す。
「んだ。これを撒くとあっという間に良い作物ができるだ!ほら悟空さ、耕すだ」
チチは軽く説明した後、悟空に再び耕すよう促す。
「あ、ああ…」
そうして、悟空はまた鍬を振り始めた。
その夜……
「え?パーティ?オラ別にそんなこと興味無いぞ」
悟空はもぐもぐと咀嚼しながら言う。
「おらも同じだ」
チチも悟空に合わせる。
世界を救った(実際は違うが)英雄、ミスターサタン、本名、マークが建てたホテルが完成し、ブウ撃破御礼のパーティに悟空たちが招待されたが、当の悟空が拒否しているため、悟飯は頭を抱えていた。
「で、でもせっかく招待してくれたんだから……」
「そうだよおとうさん!いこうよ!」
悟飯と悟天はなんとか悟空とチチを説得しようとするが、
「んー、おめえら2人で行ってくればいいだろ」
悟空はやはり拒否する。
「うーん、残念だなぁ。ミスターサタンが沢山のご馳走を用意して待ってるって言ってたのになぁ…」
悟飯がそう呟いた途端、悟空の食事を食べる手が止まる。
「………」
悟飯は悟空を横目で確認する。
「死ぬほど食べて欲しいって言ってたんだけどなぁ……」
さらに悟飯がそう言い、悟空の脳内でご馳走が想像される。
「しょうがねぇな!チチ、行ってやるか!」
悟空がテーブルをバン、と叩いて立ち上がる。
「ご、悟空さ……」
チチは思わずつまんでいたご飯を落としてしまう。
「行くか悟天!」
「わーい!やったー!」
(ほっ………よかった………これでビーデルさんにどやされずに済む………)
ホッと一息つく悟飯であった。
時を同じくして、幻想郷。
辺りはすっかり暗くなり、魔理沙と霊夢は魔理沙の家で夕食を食べていた。
しかし突如、紫が血相を変えて現れた。
「れ、霊夢!ここにいたのね!大変よ!怨夢が……!」
「い、いきなりなによ紫!とりあえず落ち着け!」
霊夢は紫を落ち付けようとする。
「お金は?」
「い、命……」
いつものように合言葉で確認する霊夢と紫。
キチンとした言葉を返されたので霊夢はよろしい、といって紫になにがあったのかを話させた。
「ら、藍が乗っ取られて、こう私に言ってきたわ。「紅美鈴と蓬莱山輝夜はいただいた。返して欲しければ月へ来い」と………!藍は無事よ。怨夢が抜けたから………」
紫は呼吸もままならずに話す。
「美鈴が?!怨夢に連れ去られたってのか?!」
「ええ。どうやったのかはわからない。でも月へ行かなくては輝夜と美鈴は助からないってことだけは確かでしょ」
魔理沙と霊夢は悟空と修行してきてなかなかの力をつけた美鈴が拐われたということに驚きを隠せない。
「………月、か…もう行きたくなかったのだけれどね………」
紫は消えそうな声で呟く。
「ねえ魔理沙。悟空が言ってたバビディとか言う奴の洗脳、もしかしたら美鈴もされているかもしれないわよ…」
霊夢は、考えたくはなかったが、そんな一抹の不安を拭いされなかった。
「……ああ。考えたくないけどな…」
「奴ら、ゲームでもしているつもりなのかしら。手のひらで弄ばれてる気分ね……」
紫は歯痒い思いを隠せない。直後じゃあ、と続ける。
「月へは明日出発するわ。霊夢、魔理沙。貴女達には悪いけど出来る限り多くの戦力を集めて欲しい。敵は間違いなく強大よ」
「よし、明日だな!任せとけ!出来るだけ多く集めてやるぜ!」
霊夢と魔理沙は早速、メンバー集めに出かけたのであった。
翌日、地球では………
「えー、皆様、本日は遥々ようこそおいでくださいました!では只今より共に悪い魔人ブウと戦った皆様をお招きして、感謝のパーティを始めたいと思います!皆様、どうぞごゆっくり!」
テーブルの上には豪華な料理が置いてある。界王や、界王神も招待されていた。
その場にいる全員が、食事を始めようとしたその時、ピッコロやクリリン、その場にいる気を感じることができる者たちが一斉に何かを感じとる。
その時、近くで何かが地面に強く衝突した音が響き、ピッコロが持っていたスプーンに入っているスープの水面が少し揺れた。
Z戦士達は一斉に立ち上がる。
「ご、悟空さ、どこ行くだ?!」
「ああ。ちょっとな。行くぞおめえら!」
悟空がそう言って、Z戦士達は悟空を先頭にホテル正面へ出て行った。
その直前………
地面に着陸した2つの丸型宇宙船から、2人の人物がそこから出て来る。
そのうちの1人、尻尾がある人物は、スカウターで何かを調べだす。
「この近くに大きなエネルギーがある………距離は………すぐ近くだ。行ってみよう」
そうして、2人は飛び立って行った。
悟空たちは、ホテルの正面へと出て来る。
それと同時に、謎の2人組も現れる。
「お、おい、あいつ、尻尾があるぞ!」
ヤムチャの言う通り、少年のような姿をした人物は、尻尾が付いていた。
「ターブル!」
直後、遅れてやってきたベジータがZ戦士たちの聞き覚えのない名前を呼ぶ。
「何故お前がここに……」
「兄さん!」
ターブルと呼ばれた人物はベジータに向かって兄さん、と言い放った。
「よかった!ナメック星で兄さんたちがフリーザを倒したと聞いて、やってきたんです」
一同は、あんなに丁寧語て喋る人物がベジータの実弟とは到底思えなかった。
「ターブル、お前は戦闘向きじゃないから親父に辺境の星に送られていたはずだが………」
「はい。僕はその星の人たちと仲良く暮らしていたんですが、ある日恐ろしい奴が現れて……」
「アボとカドっていう兄弟です。フリーザに派遣されて星を攻めていた兄弟です」
「派遣……?そうか、思い出した…当時ギニュー特戦隊と肩を並べていた奴らだな」
ベジータは少しずつ思い出しながら語る。
「はい。それが今はフリーザをも凌ぐパワーの持ち主で……」
「なあ!そいつら強えんか?」
話を聞きつけた悟空がひょこっと現れる。
「あ、はい。それはとても……」
ターブルはそう言ってスカウターで悟空の戦闘力を調べだす。
「………し、失礼ですが貴方の戦闘力だとおはなしになりません………」
ターブルは少し申し訳なさそうに教える。しかし、
「スカウターの数値などあてにならん。俺たちは自在に戦闘力を変化させられるんだ…そんなことにすら気付かんのかバカが」
あっさりとベジータに叱責されてしまった。
「こんなふうにな……はあああああ………!!」
すると悟空は、気合を入れて超サイヤ人になる。
「…………!?」
ターブルのスカウターに映し出された数値は凄い速さで上昇していく。
「す、凄い!どんどん膨れ上がって行く………!」
最終的に、ターブルがつけていたスカウターは耐えきれず爆発してしまった。
「な?」
悟空は超サイヤ人を解いて言う。
その時、新たに2つの宇宙船が落下する。
「よーし、オラがやるぞ!」
「待てカカロット!ここは俺が!」
「僕がやりたい!」
「俺も!」
見事に悟空、ベジータ、悟天、トランクスの4人が手を挙げ、誰が戦うか決めることになった。
「おめえら大人げねえだ!こういうときは子供に譲ってやるべ!」
「そうよ!ベジータも!」
そう言われ、悟空とベジータがガッカリする。
「しょ、しょうがねえな。悟天、頼む」
「と、トランクス、叔父さんの仇をとってやれ」
2人がそう言い、悟天とトランクスは大喜びだ。
その時、ターブルの後ろから背丈の小さい人物が出てくる。
そして、トランクスの手をギュッと握って、
「よろしくお願いします!」
「あ、うん………」
「あ、紹介が遅れました。こちらはグレ、僕の奥さんです」
「お、奥さん?!」
ベジータはギョッとしてしまう。
「へぇ、あの人が……」
「ブルマさんの義理の妹になるだな」
直後、先程落ちてきた宇宙船に乗ってきたと思われる2人組が、悟空たちの前へ降り立った。
「ターブル、世話を焼かせたな」
「さっさと出てこい」
いかがでしたか?第30話は以上です。
〜〜〜美少女ゆかりん(17)のクエスチョンコーナー〜〜〜
「皆様、ご機嫌よう。八雲紫よ!このコーナーは、「世界を救ったサイヤ人が幻想入り」に寄せられた質問、ご意見、ご感想にお答えしていくものです。別に見なくても大丈夫ですよ、お姉さん!という方は次回予告までスクロールよ!
それでは、今回もコメント返ししていくわよ!先ずはACCUMさんからのコメントですね。いつもありがとうございます!
「タミさんの年齢は13〜18歳の間ですよね?こんなに良い文章を書けるのは素晴らしいと思います。」
フフフッ!ACCUMさん、よく分かってるじゃないの!私はピッチピチの17歳だからね!でも13だと子供すぎるから、やっぱりゆかりんは永遠の17歳ね!はい。それでは次ですね。名無しさんからのコメントです。いつもありがとうございます!
「まさかのバビディとは………!次回はOVAですね?ヒーローズでお世話になってるキャラktkr!」
バビディを出すのは作品連載当初は決まってなかったの。タミがドラゴンボールの単行本を読み返してるときにふと思いついたみたい。「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」はタミはジャンプアニメツアー08で初めて見たわ。タミが初めてリアルタイムで見たドラゴンボールのアニメって言ってたわね。だいたいあいつは単行本読むか暇が出来たら劇場版見るくらいでアニメ自体はそんなに見ないのよね。タミに聞いたら漫画の方がいい、劇場版は漫画じゃ見れないからしょうがなく、って言ってたわ。
………はい!今回はここまで!次回からアボ、カド兄弟との戦闘、幻想郷では第二次月面戦争が始まるわ。次回も、お楽しみにね!では、さようなら〜!」
〜〜〜次回予告〜〜〜
「おっす!オラ悟空!あいつらがアボとカドって奴らか……やっぱり悟天とトランクスでちょうど良かったぞ!紫たちは月に行ってんだな。!凄え気だ……!それも2つ……気をつけろよ霊夢、魔理沙!次回、世界を救ったサイヤ人が幻想入り、
「月の都を守る者、綿月姉妹!」
ぜってえ読んでくれよな!」