残酷な表現
オリジナル敵
誤字、脱字
都合によって変わる設定
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皆様おはこんばんちは。タミです。1話だけじゃちょっとなと思い、第2話も連続投稿しました。
いきなり喧嘩をふっかけられた悟空。魔理沙はやる気満々。相手の戦い方は、見たことも聞いたこともないぞ、どうする悟空。第2話、悟空はどう戦うのか?!
「まずは小手調べだぜ!」
魔理沙は星型の弾幕をゼロ距離で悟空にぶつけた。モクモクと煙が上がる。
「ヘヘッ、大口叩いてた割には呆気なかったな」
すると魔理沙の背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「いやぁ、びっくりしたぞ。でもそんな程度の攻撃じゃあオラには掠りもしないぜ」
「なっ?!」
魔理沙はハッとして後ろを振り返る。するとそこには先ほどの不意打ちで倒したはずの山吹色の道義を着た男がいた。
(いつの間に背後に………?あの距離だったら間違いなく当たるはずだぜ………しかもこいつ、「そんな程度じゃ掠りもしない」って言ったのか?!だとすると、これはもう異変レベルだぜ……!)
「へ、へへっ…!この程度じゃくたばらないと思ったぜ!さあ、ここからは本気でいくぜ!」
「そうこなくちゃな!来いっ!」
「いくぜスペルカード!」
魔符「スターダストレヴァリエ」
魔理沙がそう宣言した瞬間、魔理沙の周りに大量の星型弾幕が出現する。狙いはもちろん、悟空だ。
(なんだ、今のは?!あいつがカードを取り出してなんか言ったと思ったら星が出て来やがった!)
危なさそうじゃないな、と思い悟空は魔理沙が出した星に触れる。すると………
耳をつんざく爆音と共に悟空を中心に大爆発が引き起こされた。間一髪で抜け出し、上へ飛ぶ悟空。
(ふうっ、危ねえ危ねえ…。まさか爆発するとはな…、変な気弾を使うやつもいるもんだ…)
(あ、あいつ私のスペカに当たりにいったぞ。それでも無傷か。ちょっとショックだぜ………!)
「なあ、お前、名前聞いてなかったな。私は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ!」
「魔理沙か…オラ悟空。地球で育ったサイヤ人の孫悟空だ。よろしくな、魔理沙。」
「悟空、まさか私のスペカを無傷で耐えきるなんて思わなかったぜ!さあ、続きをやろうじゃねーか!」
(って、そういや…サイヤジンってなんだ?)
悟空は久しぶりにワクワクしていた。今まで会ってきた敵とは違う戦い方をするやつと戦えているのだから。
「こんどはこっちから行くぞ!」
ドンッ、と悟空は右手から気弾を放つ。
魔理沙はそれをギリギリで避ける。悟空が出した気弾は魔理沙の普通の弾幕の数倍のスピードと威力があった。
(あ、あそこまで速いとはな……参ったな。喰らったらひとたまりもないぜ…!)
「隙だらけだぞ!」
悟空の右脚の蹴りが魔理沙の腹部に入る。魔理沙はそのまま数十メートル吹き飛ばされ、なんとか体制を立て直す。
「つっ……!だったらこれならどうだ!スペルカード!」
彗星「ブレイジングスター」
魔理沙は懐からミニ八卦炉を取り出して、乗っている箒に取り付ける。
「いくぜ!」
「ちょっと吹っ飛ばしすぎちまったかな……。ん?あれは……」
悟空は気を察知して魔理沙が猛スピードでこちらへむかってくるのは分かっていた。しかし、魔理沙はただこちらへ戻ってきているだけではなく、七色の気を纏いながら星型弾幕と共にこちらへ突進してきてきた。
「うわっ、やべっ!」
悟空はギリギリで魔理沙自身は躱せたが後からついてきた星型弾幕に数発被弾してしまった。
「まだまだいくぜっ!」
魔理沙は悟空から大分離れた後にUターンして再度悟空の元に突進してきた。
(ん?あの技はもしかして………)
悟空は気弾を数十発撃って応戦したが、魔理沙の勢いは止まらない。
「くっ!」
悟空は回避を試みたが、見事に魔理沙に轢かれてしまった。
「いってててて………」
魔理沙はまた悟空から大分離れた位置でスペカを解除し、戻ってきた。
「どうだ?結構やばかったが、私の勝ちじゃないか?」
魔理沙は自慢げに言う。しかし悟空は、瞳に闘志を燃やしたまま言う。
「待てよ…まだ終わってねえぞ。その技は見切った。もう喰らわねえ…しかも弱点を見つけちまったしな」
「弱点?そんなのあるか?じゃあ、私のブレイジングスターを止めてみろよ!スペルッ!」
彗星「ブレイジングスター」
悟空は落ち着いて魔理沙を待ち構えている。
(なんだ?諦めたのか?)
魔理沙は悟空に激突するまであと数メートルといったところまで来た。
(ふんっ、やっぱり弱点なんてないじゃないか。この勝負、貰ったぜ!)
その刹那、
「はっ!!!」
悟空の気合い砲が炸裂する。最高速度で悟空に近づいていた魔理沙はそのまま反対方向に吹っ飛ばされてしまった。
「うわあっ!!」
魔理沙は地面スレスレで急停止する。
(くそっ!まさかほんとにあるとはな……。ってか、今なんで吹き飛ばされたんだ?!手のひらをかざしたようにしかみえなかったぞ?!ちょっとまずいかも……?)
魔理沙はブレイジングスターを解除し、そのまま悟空の方へ飛ぶ。
「な?言ったろ?魔理沙。おめえのそのブレイジングスターってのはスキが大きすぎるんだ。だから撃つ時は相手の至近距離で撃ったほうがいい。さっきみたいにカウンターされちまうぞ」
(一回見ただけでそこまでわかるのか?!やっぱり悟空は只者じゃないみたいだ…!!)
魔理沙はフッ、と吹き出し、こう続けた。
「悟空、やっぱりお前は凄いな!予想以上だ!だからこれで最後にするぜ!」
そう言って魔理沙は飛び上がり、ミニ八卦炉を構える。
「悟空!これが受け止めきれるか?!私の全力を喰らえっ!!スペルッ!!」
恋符「マスタースパーク」
魔理沙の持つミニ八卦炉から巨大な光線が放たれる。
「すげえな魔理沙!だったらオラもいくぞ!
か……め……は……め……波ぁぁーーーっ!」
悟空もかめはめ波で応戦する。
2つの技が激しくぶつかり合う。
「な、なんだ?!悟空もマスタースパークをつかえるのか?!」
悟空のはマスタースパークではない。亀仙人から教わった亀仙流の必殺技である。悟空はこのほかにも数々の技を駆使して、強敵を倒してきた。
「ぐ、ぐぐっ………」
少しずつ魔理沙のマスタースパークが押されてきていた。
「ま、まずいっ!押し返され……」
マスタースパークがかき消され、かめはめ波に襲われかけていた魔理沙は、間一髪悟空に瞬間移動で助けられた。
「うう、すまん、悟空。私から喧嘩振ったのに助けられちまって……」
「気にするなよ、オラはおめえと戦えて、楽しかったしな、しかもおめえまだまだ伸びしろがあるからもっと強くなると思うぜ!強くなったらまた戦おうな!」
こうして、孫悟空対霧雨魔理沙は、孫悟空の勝利という結果で幕を下ろした。だが、悟空はまだ気付いていない。これから先、さらなる強敵たちとの戦いが待っているのを……
いかがでしたか?やっぱりマスタースパークvsかめはめ波はやってみたかったですね。次回、いよいよ世界一の巫女とご対面です!
〜〜〜次回予告〜〜〜
「おっす!オラ悟空!魔理沙のやつ強かったなー!オラすんげえワクワクしたぞ!ん?魔理沙のやつオラをどっかに連れてくみてえだ。一体どんなやつが待ってんだ?
次回、世界を救ったサイヤ人が幻想入り、
「遂に対決、楽園の素敵な巫女対、伝説の超サイヤ人!」
ぜってえ読んでくれよな!」