フリーザ様がベル君に憑依した!? 作:シールド
そして皆さん、fgoの夏ガチャ回しましたか?
僕はネロとノッブが出ました!!出たとき跳び跳ねましたよ!!しかし金が…………
あと欲を言えばフランも欲しい!
そして刀剣解放第様、二階層様、Lolouch様、ヨッシー様、keido様、matadogasu様、評価していただきありがとうございます!
引き続きこの作品をお楽しみください!
ギルドで冒険者登録を終えたフリーザは現在ダンジョンがあるバベルまで来ていた。
「しかしまぁ、無駄に高い塔ですね。なんだか壊したくなりますねぇ。」
地味に危ないことを考えていたフリーザであったが
「おや?」
突如視線を感じ、フリーザは塔の最上階に目を向けた。
「気持ち悪い視線を感じますねぇ。
しかもこの気は神の者ですねぇ。」
フリーザはバベルの最上階にいるであろう神に人差し指を向けた。
「この私に気持ち悪い視線を向けた罰を受けなさい。」
そして人差し指に気を溜めようとした時に
“ドガッ!”
「ん?」
「てめぇ!!何止まってるんだよ!邪魔なんだよ!」
フリーザは誰かがぶつかってきたため振り向くとガタイの良い男がいた。
「おや、あなたが私にぶつかってきたのですか?」
「あぁ?てめぇがつったってるからだろうが!
ここはてめぇみたいなガキが来るところじゃなねぇんだよ!さっさとママのところに帰ってろ!」
そして男は良い終えると機嫌悪そうにバベルの中へ行った。
フリーザはというと
「オッホッホ。まさかこの私を侮辱するとは、中々良い度胸の持ち主ですねぇ。
ですが、私を侮辱した償いはちゃんととってもらわないといけませんねぇ。」
そしてフリーザは男に絶望を与えるために男をゆっくりと追いかけた。
そしてこれはフリーザがオラリオで最初に始める一方的な虐殺であることは誰も知らない
現在フリーザにぶつかった男はダンジョンの4階層にきていた。
「しかし今日はついてねぇなぁ。仲間もみんな用事とかいって誰も来ないしよー。魔石とか自分で拾うのかよ。」
男はイライラを隠さずに4階層の奥へと進んでいた。
その時に壁から何体ものゴブリンが現れた。
そしてゴブリンは群れを作って男に襲いかかった。
「あーーくそ!めんどくせぇなぁ!!」
男は手に持っていた剣でゴブリンを倒し始めた。
男はLv2であるためゴブリンが群れを作ろうと相手にはならなかった。
そして最後のゴブリンを倒し終え、魔石を拾い始めた。
「くそ!自分で拾うとかめんどいな。
無理矢理にでもサポーターを連れてくれば良かった。」
男は愚痴を溢しながら最後の魔石を拾い、奥へと進み始めようとしたが、後ろから拍手が聞こえた。
「あ?」
男は後ろに振り向くとそこには先程ぶつかった少年がいた。
「誰かと思ったらさっき邪魔だったガキかよ。
何だよ。さっさと家に帰ってママにでも甘えとけよ。」
男は少年に対して屈辱的な言葉を口にした。
そして少年は
「お疲れ様ですよ。それにしても遅い動きでしたよ。まるでハエが止まってしまうのではないかと思いましたよ。」
少年は男の言葉を無視しむしろ屈辱的な言葉を返した。
それは男の怒りを上げるには十分すぎた。
「てめぇ!!雑魚の癖に調子に乗ってんじゃねぇぞ!!!!」
男は手に持っていた剣で少年に斬りかかった。
男はここで少年を殺すつもりだった。見た目からしても
自分より弱いと思っていたため自分がやられることなど全く考えずに斬りかかってしまった。
それは絶望の扉を開けてしまったことに気付かずに。
男は剣を振るい死んだと思った次の瞬間
“ピュイン”
男は胸を貫かれた。
それも全く目に見えず
「ガハッ!!」
男は口から血を吐いた。
全く攻撃が見えずに胸を貫かれたという事実が理解出来ず困惑してることと貫かれた痛みが混ざり合い、膝からついて倒れた。
「……な…なに…が。」
「オッホッホッホ。どうですか?胸を貫かれた痛みは?痛いでしょうねぇ。辛いでしょうねぇ。ですがまだまだ死なせませんよ?これからじっくりといたぶって差し上げますよ。」
少年はそういうと男の首を掴みそのまま壁へと投げつけた。あまりの痛みに男は再度口から血を吐いた。
「………………た…頼む………ゆる…して……くれ……。」
「そうはいきません。私への侮辱の罰は終わってませんからねぇ。
死をもって償ってもらいますよ?」
少年は微笑みかけるように笑ったが男にはそれが悪魔の微笑みのように見えた。
男は目の前にいる少年がこれまで戦ってきたモンスターよりも恐ろしく見え、そして自分の命の終わりを理解した。
「オッホッホッホ。中々無様な姿でしたねぇ。傑作でしたよ。」
フリーザは男への罰を終え、ダンジョンへの奥へと進んでいた。罰を終えたときのその姿は全身から血が流れ、
体の原型をとどめてなく猛獣に餌にされてしまったのではないかと思うほど悲惨なものであった。誰かが見たら奇妙に思うかもしれないが生憎ここはダンジョンであり人を殺すならここより良いところは存在しない。今頃男はモンスターの餌になり、死体などとっくになくなっているだろう。
しかしフリーザはまったくそんなことを気にせずに足を進めていた。
「しかし……つまらないですねぇ。歯応えのあるモンスターがまったく出てこない。」
現在フリーザは5階層に来ていた。しかしこの階層にいるモンスターもフリーザでは準備運動にすらならなく、
フリーザは途方にくれていた。
そこに………
『ヴォォォォォォォオ!』
「おや?」
フリーザが後ろ向いて現れたのは中層に存在する筈の
『ミノタウロス』だった。
本来ではここでベル・クラネルは手も足も出せずに逃げ回ってしまうが、今ミノタウロスの目の前にいるのは全宇宙が恐れた悪の帝王フリーザ。そんなことを知らないミノタウロスは目の前にいる“弱者”に襲いかかろうとする。
しかし
“グシャッ!”
『ヴォッ?』
「オッホッホ。脆いですねぇ。」
ミノタウロスは腕をちぎられてしまい、そのまま地面に激突してしまった。ここで理性を持つものなら困惑しただろう。“いつちぎられたのか”、“まったく見えなかった”などと考えてしまいフリーザに対して恐怖を抱くかもしれない。
だが
『ヴォォォォォォォォォォオ!』
ミノタウロスは違う。理性がないモンスターはただ目の前にいる者に襲いかかるのみである。しかしそれは愚策でありなにより、
「獣風情がこの私に向かうとは。称賛には値しますが
それは愚かな選択ですよ。」
悪の帝王に歯向かってしまったことは死と同じ意味であるということ。
フリーザは跳躍しミノタウロスの頭を蹴り飛ばした。
『ヴォォォォ………。』
そしてミノタウロスは頭部を失い膝をつき、灰に変わってしまった。
「所詮はただ突っ込んでいくだけの猪ですか。これも準備運動にすらなりませんねぇ。」
フリーザは不満の言葉を口から出し、ミノタウロスの魔石を拾い、
「さっきから私を見ていているあなた。いつまで隠れているつもりですか?」
フリーザは先程のミノタウロスとの戦闘(戦闘というものでもない)からずっと見ている者に声をかけた。
「いつ…気づいたの?」
そこには金髪金眼の絶世の美女と呼べるヒューマンがいた。
やはり思ったのですが残虐あってこそフリーザ様だと思うのでドラゴンボールの世界まで残虐とまではいきませんがこういうのをちょいちょい出していきたいと思います。
それとこの話の男のことですが後々オリキャラとして名前を出したいと思います。既に死んでますが、そこからどうなるかお楽しみください!
後ひそかにサブタイトルを話数ではなくちゃんとつけて欲しいと言われました。なので追々サブタイトルを付け加えたいと思います。
意見要望などをどんどん感想欄にお書きください!でも作者は豆腐メンタルなので………………そいうのは心のなかでお願いします(T-T)
それでは!