フリーザ様がベル君に憑依した!? 作:シールド
しかし毎日投稿している人達ってどうやって投稿するんだ?
ぼくには真似ができない…。
そして気づいたらUAが6000越えててビックリしました!
お気に入りも110以上もしていただいてとても嬉しいです!
これからも書いていきたいので応援よろしくお願いします!
そしてフリーザが村を出発してから2分後…
「おや、あれがオラリオという都市ですか。随分と早く着きましたねぇ。」
遂にオラリオに宇宙の帝王が到着するのである。
悪の帝王とも呼ばれているフリーザがオラリオにどんな事を巻き起こすのか…
それは誰も知らない。
「ふむ、まずに恩恵というものを受け取るためにはファミリアというものに入らなくてはいけないのようですが…何故か訪れたところには入れませんでしたねぇ。」
フリーザはオラリオに訪れてからはまずファミリアに入るためにいくつものファミリアを訪れた。
しかしどのファミリアにも入れてもらえなかったのである。その原因は…
「やはり今のこの弱そうな姿が原因ですか…。」
今フリーザがしている姿に問題があるのである。
なにせ、今のフリーザは幼い容姿に男とは思えないぐらいの細い体…。冒険者になるという姿をしていないのである。
しかし姿が弱わそうでも中身は宇宙の帝王…。今いるオラリオの冒険者など虫けら同然である。
「このフリーザ様がファミリアに入ってやるというのに…全く失礼な方達ですねぇ。
いいでしょう…
そう言うとフリーザは手のひらに気を溜める。
星を簡単に消せるフリーザは星の一部であるオラリオを消すことなど容易いのである。
今この瞬間オラリオに過去最大の危機が訪れたのである
しかし…
「その前に、私の後ろをずっとつけている方。出てきなさい。」
そう言ってフリーザ気を溜めながら後ろを向く。
その時、物陰から黒色の髪がビクッと動いたのである。
「私が優しく言っている時に出てきなさい。さもないと灰にしますよ。」
そしてフリーザの手のひらで溜めていた気を人差し指にうつして、それを物陰に隠れている人物に向ける。
「わ、わかった!
出るからそれはやめてくれ!
なんか嫌な予感しかしないから!!」
そう言って物陰から出てきたのは身長がとても低くて幼い容姿にツインテールが特徴の子供みたいなのが出てきたのである。
見た目は子供みたいなのにある部分だけは何故かとても発達している。
「ふふふ、そうやって素直に出てくればいいのですよ。」
そう言って目の前の神物に向けていた人差し指を下ろす。そして溜めていた気も消えた。
「ふぅ、よかった。しかしいまのはなんだい?」
「さぁ、なんでしょうね~。
それで、神が私に何の用ですか?」
そしてフリーザが質問した内容に驚いたのか目を見開いた。
「き、君はぼくが神だってわかっていたのか?」
「えぇ。あなたから感じるのは他の人とは違う神の気ですからね~。」
「か、神の気?なんだいそれは?」
「説明がめんどくさいので答えません。」
「む!なんだいそれは。」
目の前にいる神は頬を膨らせた。
しかしフリーザは…
「そんなことはどうでもいいので、私をつけていた理由を言いなさい。」
フリーザは目の前にいる神に堂々と用件を促せた。
そして神は…
「君ってぼくが神ってわかってても容赦無いんだね…。あまり外見と中身が一致しない…。」
「あなたが神といっても所詮は力を持たないのでしょう?
ゴミと同然です。」
「君ってやっぱり外見と中身が一致しないよ!
なんでそんな可愛らしい顔をしているのにそんなポンポンと毒を吐けるの!?
しかもしゃべり方も見た目と違ってなんか大人染みてるし…。」
「私には関係ありません。ま、力を持っていたとしても私には関係が無いでしょうけどね。」
「君ってなんか頭のネジが飛んでるのかな?
なんか間違えたかなぁ~。」
そして神は後半部分は聞こえないように小さな声で言った。
「それで、かなり話が脱線しましたが私に何か用ですか?」
「そうだ!!君、今ファミリアを探しているのだろう?だったらぼくのファミリアに入らないか!?」
神は頭を切り替えて、フリーザを勧誘した。
「ほぅ。私を勧誘ですか、なぜ私を?」
「君ってファミリアに何度も訪れてただろう?
ぼくのファミリアだれもいないし、ぼく自身もこんななりだから誰もはいってくれないんだ。
だから誰もいない零細ファミリアなんだ。」
そう言ってかなり発達した胸をつきだしながら答えた。
「なるほど。それでファミリアに何度も断られていた私に白羽の矢が立ったわけですか…。
中々むかつく理由ですね。
しかし、ファミリアには入っておきたいですし、入って差し上げましょう。」
そう言うと神は誰から見てもわかるくらい喜んだ。
「やったぁー。ぼくの眷属になってくれる人が「勘違いしないでください。」…え?」
神が喜んでいるとフリーザが強めの口調で言ってきて神は困惑した。
「あなたの眷属なんて御免です。
ただ私は恩恵と呼ばれる物を貰いたいだけです。
それ以外の興味なんてただ意気がっている方達を完封なきまでに潰すということだけですから。」
そう言うフリーザ(ベルの姿)に目の前の神はかなり困惑した。
しかしフリーザが言っていることは本音である。
フリーザには恩恵を受けなくてもそれを遥かに越える力を有しているため、恩恵など必要ないのである。
しかしフリーザは不老不死に成るということを諦めてないのである。
「(もしかしたら恩恵とよばれるもので不老不死に成ることが出来るかもしれませんからねぇ。)」
神は困惑しながらも
「じゃ、じゃあぼくはどうすればいいんだい?」
「あなたは私に恩恵を与えればいいのですよ。
私には別に恩恵の力を受けなくてもモンスターという者達などいくらでも掃除が出来ますからねぇ~。
ま、協力関係とでも言いますか。」
キッパリと言ったフリーザに対して神は
「やっぱり君って外見と中身のギャップがすごいよね。外見からじゃ想像もつかないようなことをポンポンと…。」
「オッホッホ。
褒め言葉として受けとっておきますよ。
ま、あなたは私が眷属と勝手に思ってもらっても結構ですよ。
私自身は認ませんが。」
「はぁ。なんか色々とめんどくさいね君って…。
まぁいいよ。
一応ぼくのファミリアに入ってくれるということでいいんだね?」
「えぇ。そう思ってもらって結構ですよ。」
フリーザはそう言って神は肩をガクッとおとした。
「まぁいいや。一応ぼくのファミリアに入ってくれるという人が入るだけでも…。
じゃあ君に恩恵を与えるからついてきてよ。」
「どこに行くのですか?」
「ぼくのファミリアに入ってるれる人がいたらオラリオで恩恵を与えようと決めていた場所があるんだ~!
そこにいくよ。」
「オッホッホ。そうですが。それであなたのお名前は?」
そう言うと神は振り替えって
「おっと!忘れてたね。ぼくの名前はヘスティアさ!
君の名前は?」
「そうですね~。
一応ベル・クラネルと名乗っておましょうかね。」
「名乗っておきましょうかねって。
逆に他の名前があるのかい?」
「オッホッホ。さぁどうでしょうねぇ?」
「中々掴みにくいね君…。
ま、これから知っていくさ。よろしくねベル君!
改めて歓迎するよ!ヘスティアファミリアへようこそ!」
そう言いながら小さな神ことヘスティアは手を広げながら大きな声でフリーザを迎えた。
「オッホホホホ。中々愉快な方ですねぇ。
ちょっと楽しみになってきましたよ。」
「そうかい!?ぼくもこれからが楽しみさ!!」
そう言ってヘスティアは後ろに向いて
「さ、いこう!君に恩恵を与えるから。」
そう言うと歩き出したら。
「そうですね。
不老不死の力が手に入ればいいのですが。」
「ちょっ!不老不死って君は一体何に成るつもりなんだい!?」
「さぁ?なんでしょうかねぇ?」
そう言ってヘスティアの後ろをついていった。
これから始まる慈愛の女神ヘスティアと悪の帝王フリーザの物語が始まる。
しかしヘスティアのおかげである危機が回避されたのである。
オラリオの消滅という危機を。
どうでしたでしょうか。
結構急いでやったんで適当になってしまったかもしれません。
誤字脱字などかあったら感想欄にお願いします。
評価などもしていただけたら幸いです。
次の投稿も土日までにやっていけたらと思っています。
それでは!