フリーザ様がベル君に憑依した!?   作:シールド

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ふと思いました。
フリーザってどうやって生まれたんだ?
フリーザって裸の時……やめましょう。
まさかナメック星人みたいにタマゴをk…これもやめましょう。

まぁとにかくここから本編です!







しかし気になる。



2話

数日後、神の老人の聞いた話によると今フリーザが憑依している体はベル・クラネルという名前で神の老人はベル・クラネルの祖父にあたることがわかった。

このことを聞いたとき老人は

 

「ベルーーーー!

どうしてしまったのだ!

記憶喪失になってしまったのかーーーー!

自分の名前だけでなくおじいちゃんのことも忘れてしまったのかーーーーー!?

そしてそのしゃべり方やめてくれ!気持ちわるいぞ!?」

 

とかなりの大きな声で言ってきた。

そしてオラリオについて教わろとしたときフリーザはあることを思った。

 

 

 

文字が読めない。

 

 

そのことを老人にいったとき……

 

「なぜだべル!!!?おじいちゃんと楽しくしゃべりながら文字を教えていたではないか!?

あの楽しい思い出も忘れてしまったのかー!!?

そしてそのしゃべり方やめてくれ!!」

 

とかなり泣きそうな顔で迫ってきた。

もちろんフリーザは憑依する前のベルの思い出なのを知らないので老人のいっていることを切り捨てていた。

 

数日後フリーザは大人しく老人にオラリオについてのことを教わっていた。

しかし老人は「ベル!お願いだからおじいちゃんとよんでくれ!!!」とここ数日フリーザの足にすがり付いてきたりもした。

無論フリーザは無視をした。

 

そして老人について色々と教わった。

まずここは孫悟空やべジータ達がいる地球ではない。

そして神々が地上に降りてきたこと。

しかし神々は力を封印して降りてきたこと。

その神々が人間達に恩恵と呼ばれる力を授けモンスターと戦わせる力を与えること。

そして恩恵を受けた人間達はその神々の眷属、ファミリアになるということ。

 

その説明を聞いたフリーザは

 

「(ほぅ。神が力を与える…ですか。

中々面白そうですね。

ま、私には関係がありませんけどね。)」

 

フリーザは悪の帝王であると同時に宇宙の帝王でもある。

今まで星を幾度となく破壊し、100を越える星を支配してきた。

さらに何万と越える部下たちを率いていた。

しかし、

 

「(しかし興味がありますね。もしや不老不死になる力があるとか…)」

 

フリーザはそう考えていた。

 

1度目の敗北を味わう前の話、フリーザはナメック星でドラゴンボールを集めていた

それを7つ集めればどんな願いも叶えることができるという会話をしていたべジータ達をスカウターを通して聞いていた。そしてフリーザはナメック星人を何人も殺し、ドラゴンボールを集めた。

7つ集めることができたが、これらは邪魔者達によって叶わなかった。

しかし、

 

「(恩恵と呼ばれる力は可能性が無限大…ということは不老不死も夢ではないと。)」

 

 

恩恵の力を神々が与えはじめてから1000年以上経つがそれでも可能性は無限大。

何時何処で偶然が起きるか解らないのである。

 

「(ま、頭の片隅に入れておきましょうかね。)」

 

 

 

 

そした数日後、老人は騒いでいた。

 

「ベル!忘れ物はないか!?ハンカチは?タオルは?着替えは?」

 

ついにベル(中身フリーザ)がオラリオにに出発するときが来たのである。

 

「しかし、時間というのは早いのぅ。

もうベルが行ってしまうのか…

それに!!ベルがおじいちゃんと呼んでくれないし!!変なしゃべり方も治らないし!!

ベル!!!!最後だから!!最後だからワシをおじいちゃんと呼んでくれ!!!」

 

この願いにフリーザは…

 

 

 

「お断りします。」

 

と何事もなかったのうに普通に断った。

その事で老人は「そんなぁ~~~。」

と見た目おじさんの神が大泣きしているのである。

 

「(見た目がおじさんで戦闘力が低いとはいえ、神が泣くのは気持ち悪いですね。)」

 

と思っていたフリーザだが、

 

「まぁいい。ベル!

とにかく気を楽に行ってこい!

お前がこの田舎まで名前を聞くのを楽しみにしているぞ!」

 

と老人が言ってきた。実に早い切り替えである。

 

そしてフリーザは

 

「オーホッホッホ。

そんなのすぐですよ。このフrーー

このベル様がすぐに轟かせますよ。」

 

フリーザと言いかけたがやめのである。

理由についてはフリーザの目の前にいるこの老人である。

いつもベルと呼んでくるがいつもフリーザは「私はベルではない。

宇宙の帝王フリーザ様ですよ。」といっていたが、老人はこのことを聞くといつも泣くのである。

大泣きしなががら「ベルが記憶喪失になってしまったーーーー!頭がおかしくなってしまったーーー!変なしゃべり方も治らないよーー!」と言うので仕方なくフリーザはベルと名乗ることにしたのである。

しかしそれでも「この変なしゃべり方は変わらないのかーーー!」と泣いてくるので変わらないのだか。

 

そう思っていたフリーザだが

 

「とりあえず村の者が一人オラリオに行くといってたのでな。

その者に頼んで一緒にオラリオに連れてってもらえるようだ。」

 

と老人がいったところで

 

「よぉベル!

お前もオラリオにいくのか。

俺も物資とかを届けるから一緒に連れてってやるよ。

その馬車に乗りな。」

 

とオラリオに連れてってくれると言う男性の人が馬車を指差しながら来た。

 

「そういうわけじゃ。

好意に甘えておけ。馬車なら2週間ほどで着くぞ。

歩いて行ったら何ヵ月と経ってしまうからな。」

 

ガハハと笑いながら言ってきた。それに対してフリーザは

 

「必要ありません。」

 

「んっ?」

 

「必要ありません。」

 

「えーっと」

 

「必要ありません。」

 

と言った。それに対して老人と男性は

 

「いやいや、ベルよ。ワシの話を聞いておったか。

歩いて行ったら何ヵ月とかかるのじゃぞ。馬車なら2週間じゃぞ?

これは天秤にかける必要もないよな?」

 

「必要ありません。」

 

フリーザは同じ事を繰り返す。

 

「おいおいおい(汗)

ベル?何ヵ月だそ?歩くのに。

馬車だと2週間だぞ?

どっちが早いか分かるよな?」

 

「必要ありません。」

 

と繰り返す。

 

「じゃあ。なんじゃ!ベル!お前は歩いていくのか!!お前はそんなに頭がおかしくなってしまったのか!?

そんな意地はってないで好意に甘えておけ!」

 

と老人は怒り気味で言ってきた。

そしてフリーザは

 

「私は10分で着きますから。」

 

「ん?」

 

「私は10分で着きますから。」

 

「んん??」

 

「私は10分で着きますから。」

 

「すまんベル。もう一度言ってくれ。

聞き間違えかもしてない。」

 

「私は10分で着きますから。」

 

「なにを言っておる!」

 

老人はついにきれた。

 

「ここからオラリオまで何百キロあると思っておるのじゃ!

ヒューマンがずっと走ったとしても何ヵ月もかかってしまうわい!」

 

それは当然であるここからオラリオまで何百キロも離れているのである。

普通に走っても何ヵ月もかかってしまう。

しかしフリーザには関係ないのである。

 

「私は空が飛べますから。」

 

「はっ?」

 

「私は空が飛べますから。」

 

「はいっ?」

 

「私は空が飛べますから。」

 

老人はついに頭を抱えた。

 

「ベル。オラリオにいくのやめるか?」

 

「なぜですか?」

 

「おまえはワシの想像以上に頭がヤバいようじゃ。」

 

そして男性も頭を何度も縦に振っている。

しかしフリーザは

 

「ま、いいでしょう。

そこで見ておきなさい。」

 

そう言うとフリーザの体は地面から離れる。

 

「えっ?」

 

「ほら。言った通りでしょう?

私は空を飛べるのでなんの心配もありません。5分や10分で簡単に着きます。

それでは行ってきますよ。」

 

そう言うと風が暴れるくらいのスピードでフリーザ(ベルの姿)は遥か彼方へ行ってしまった。

 

「…………………………………」

 

「…………………………………」

 

老人と男性はその場で立ち尽くしていた。




どうでしたでしょうか。
いきなり空飛んだらたまげますよねww
次回はオラリオ編です!
色々やっていきたいと思います。
次いつ投稿出来るかわかりませんがまた早くやりたいと思います。

というか遅くなるかもしれないといったが書けてしまった。
結構楽しいですよね、小説書くことって。

誤字脱字などがあったら感想欄にお願いします。
それと気に入っていただけたら評価もお願いします。

それでは!

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