ダンジョンにミノタウロスがいるのは間違っているだろうか   作:ザイグ

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第二話:疾風と猛牛

 あれから僕は様々な怪物と戦った。痛みに慣れていない現代っ子だった僕自身考えられないほど好戦的になってしまった。

 これも麻薬のような全能感を紫紺石のせいだ。この紫紺石欲しさに見境なく怪物を襲った。執拗に。貪欲に。

 

 集団戦を得意とする二足歩行の兎。

 口から火炎放射を吐くデカイ犬。

 顔がなく口だけが存在する巨大ミミズ。

 素早い動きで襲い掛かる大型の虎。

 そして牛頭人体の怪物ミノタウロス。

 

 戦闘の度に怪我を負いながらも怪物を倒して、紫紺石を貪った。気付けば、僕はこの辺りの怪物では負けなしなほど強くなった。

 それに装備も充実した。怪物は倒すと基本的に灰になるけど一部が残ることがあるんだ。それは爪、牙、角、毛皮と様々でゲームのモンスターを倒すとアイテムをドロップするみたいに。だから、僕はこれらを『ドロップアイテム』と呼んでいる。

 

 で、そのドロップアイテムのうち、爪とか牙は使い道がないから捨ててるが毛皮は使用している。

 怪物の毛皮なだけあり、普通の獣より丈夫だ。だから、僕は兎や虎の毛皮を着込んで防具にしている。

 おかげで外見は『猛牛』というよりモフモフの『バイソン』みたいになってしまった。

 そのせいか時折見かける人間達に『新種』、『亜種』だと騒がれることがある。

 

 そうそう、人間って言えば最近僕に喧嘩を売ってくる人達が増えた。なんでも僕に賞金がかかったらしい。

 こっちは自分から人を襲わず、攻撃してきたのを返り討ちにしていただけなのに酷い話だ。

 まぁ、あまり手応えはないから問題なく返り討ちにできる。ついでに防具とか拝借しようと考えたけど、二メートルの巨体なんてそうそういるはずもなく小さ過ぎて身につけるのは断念した。

 

 ただ装備が充実してもある階層から下には降りてない。だって、その階段の前に灰色の巨人が陣取って進めないんだよ。

 いろんな怪物と戦ったけど、あの巨人は別格だって一目で分かる。ゲームでいう中ボスみたいな存在だろう。

 ちょっと勝ち目がなさそうだったんで放置してたら、何か大規模な冒険隊みたいなのが来て巨人を瞬殺していった。……上には上がいるって実感したね。戦う相手は選ぼう。

 

 それはそれとして、僕はこれ幸いと灰色の巨人がいなくなった階層を降りることにした。巨人のせいで降りられない下の階層が気になっていたからね。

 そして目の前の光景に絶句した。

 

 

 ——神秘的か光景が広がっていた。

 

 

 空間は地下でありながら暖かな光がそそぎ、地面には静寂を帯びた森が広がる。至るところに点在する水晶が光を反射して森全体に淡い光で包んでいた。

 空を見上げればより幻想的な光景がある。階層の天井には無数の水晶が生え渡り、中心には太陽のように輝く白水晶。まるで水晶の大輪が咲いているようだ。

 

『フゥーッ、フゥーッ……!』

 

 あまりにも予想外な光景に僕は興奮した。しばらく薄暗い洞窟の中で生活していたから、その感動はより大きい。

 僕は時間を忘れたようにこの神秘的な景色に魅入ってしまった。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 幻想的な光景から現実に戻ってきた僕は早速、この綺麗な階層を探索することにした。

 淡く発光する森は歩くだけで楽しい。ゴツゴツした岩肌しかない薄暗い洞窟の中で怪物と殺し合いしかしていなかった僕に安らぎも与えてくれる。

 やっぱり、人間——怪物にも息抜きは必要だ。

 

 何せ、この階層は上の階層とは何もかもが違う。目に付くもの全てが珍しい。

 森には地下には無いはずの色とりどりの果実があり美味しそうだ。試しに綿を蜂蜜に浸したような果実を食べてみたら吐き気を催すほど甘過ぎたけど。

 所々に上にはなかった湖もあり、思わず飛び込んでしまった。冷たくて気持ち良く怪物になってから一度も洗えてない汚れた体を洗えてサッパリした。

 あと地下なのに『街』があった。一際大きな湖畔とそこに浮かぶ大島。その大島に人間達は街を築き上げていた。橋を渡った先には門もあり、おそらく街の名前が書かれているんだろう。

 残念ながら日本語じゃないので読めない。でも、名前の隣に書かれてるのが数字だってのは何となく分かった。多分、『三百三十三』って書いてあるんだろうけどどういう意味だろう?

 しかし、人間の生き汚さには驚嘆するしかない。僕がいた階層でもそうとう深いだろうに、それより深く怪物が跋扈する場所に街をよく作ったものだ。

 街の中がどうなってるのか興味はあるけど、ミノタウロスが入ったら攻撃されるのは目に見えているので素通りすることにした。

 

 そうやって森の中を当てもなく歩いていると変な場所に出た。僅かに開けた空間と周囲を囲む木立と水晶。

 

 これは……墓場(・・)か?

 

 僕が見つけた場所はそうとしか表現できなかった。

 木を紐で結ばれ作られた十字架がいくつも並び、一つ一つに白い花が添えられている。それぞれに十字架を飾る装飾品や武器はその人達の遺品だろう。

 定期的に誰かが墓参りに来てるのか、森の奥にあるにも関わらず荒れた様子は一切ない。

 しばらく墓場を観察しているとあるモノが目に映る。

 

 それは十字架の一つに飾られた装飾品。見た目は何の変哲もない首飾り。ただその首飾りに埋め込まれた美しい宝石に惹きつけられた。

 宝石そのものに興味はないし、見向きもしなかっただろう。その宝石から紫紺石に似た力のようなものを感じなければ。

 

 おそらく何らかの力を宿したアイテムだ。戦った人間達が似たようなのを持ってたから、間違いないだろう。

 

 さて、どうしよう? 役に立つモノであるのは間違いないが、墓荒らしみたいなのは気が引ける。……でも、ゲームとかだとこういうのが後々大事になってくるんだよな。

 現実にゲームの話を持ち出してどうするって思うけど現実だからこそ手に入られるものは手に入れておくべきだと思う。命は一つ、セーブもコンティニューもできないなら何でも利用すべきだ。

 そう結論を出し、僕は装飾品を掴んだ。

 

 

「それに触るなああああああああああああああああああああッ‼︎」

『ブゥオッ⁉︎』

 

 

 瞬間、怒鳴り声が僕にそそがれた。

 慌てて声の聞こえた方に視線を向けると、凄まじい勢いで接近する影。

 疾風の如く駆け抜ける人影。フードを深く被り顔はよく見えないが、瞳には僕への激情が宿っていた。

 細身な体付きと胸の膨らみから女性であることが分かる。その覆面の女性は、僕が出会った人達の中で最も速く鋭い一太刀を見舞う。

 

 だが、僕も動作速度も負けてはいない。反射的に引き抜いた大剣で防ぐ。金属音を響かせ木刀を弾く。

 

「……やはり通常のミノタウロスとは違う」

 

 攻撃を防がれて警戒したのか、覆面の女性は距離をとり、こちらを睨みつける。

 

『ゥ、ヴォオ……⁉︎』

 

 その鋭い眼光に僕は怯える。いまさら眼光で僕は怯まない。殺気立つ人間達と何度も戦ってきたんだ。それくらいの肝は座る。

 僕が怯えたのは彼女の実力だ。いまの一太刀だけでも上の階層で戦ってきた人間とは比べものにならない身体能力。受け止めた大剣から伝わる痺れは僕に『痛撃』を与える威力を備えていると教えてくれる。

 人間も怪物も格下としか戦ったことのない僕は初めて死の恐怖を感じた。このままではいけない。戦わなければいけないと分かっていても恐怖を抑えきれない。

 

「ッああ!」

 

 動揺する僕をよそに覆面の女性は動いた。地を這うよいに走り、木刀を突き出す。狙いは左手。咄嗟のことで握ったままの首飾りを取り戻そうとする。

 動揺していようと攻撃されれば体は動く。木刀を躱し、反撃の大剣を見舞うが、覆面の女性は余裕を持って回避する。そして彼女は足を止めずに加速した。

 その速度は分身しているといって良いほど速く、僕を翻弄する。今度は右手以外も狙ってきた。

 僕が彼女を追い、左を向けば右腕に叩き込む。頭を庇えば脚を狙う。背後に気配を感じて振り返れば胸部を突かれた。彼女は巧みに死角から攻撃し、傷が増えていく。

 

 ——痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いッ!

 

 防戦一方の僕は恐怖していた。彼女を捉えることができず、体中に痛みが走る。

 勝ち目がない。身体能力は拮抗しているが『技』も『駆け引き』も『経験』も覆面の女性が上。逃げようにも覆面の女性の疾風のような速さからは逃げられない。

 首飾りを返せば見逃してくれるか? 体が動かない。握り締めた拳を開けない。頭はフル回転してるのに体は恐怖に縛りつけられている。

 

 棒立ちしてる間にも三閃。両脚と大剣を握る右腕に木刀を叩き込まれた。

 

『……!』

 

 巨体を支える脚を打たれ、痛みに耐えきれず倒れる。更に大剣も落としてしまった。

 

 ……ああ、もう駄目かもしれない。

 

 両手両足は地につき、武器を手放し、僕の中に諦めが芽生え始めた。

 

 ——だって仕方ないだろう。こんな強い奴に敵うはずない。全身が痛みに悲鳴を上げてる。こんな苦痛は長く続けるより諦めて早く終わらせた方がいいに決まってる。

 足掻いても結果は目に見えてる。抵抗するだけ無駄だ。人間なら脅威に屈するのも仕方な——『人間』?

 

 この時、僕の中で違和感が生まれた。

 

 人——、人間——、ニンゲン(・・・・)——、誰が、僕が? そんな訳ないだろう。

 転がる大剣。剣身に映るのは二メートルの巨躯をした牛頭の怪物、ミノタウロス。

 

 ——そうだ。僕はもう人間じゃない。

 

 ——僕は怪物。人間に脅かされる存在じゃない。

 

 ——何故なら、怪物(ぼく)が人間を脅かす存在だから。

 

 自分の本質を自覚すれば恐怖は消えた。体も動く。痛みも感じない。

 さあ、教えてやろう。どちらが脅威(・・)であるかを。

 

『ヴヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ‼︎』

 

 この日、怪物(ぼく)は本当の意味で目覚めた。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 ——空気が変わった。

 

 咆哮するミノタウロスにリューは思う。

 私が18階層に来たのは墓参りのためだ。かつて所属していた【ファミリア】の仲間が眠る場所。遺体は埋められなかったけど彼女達が好きだったこの階層(ばしょ)に墓を立てることにした。

 今日も墓参りにこの場所に訪れると——モフモフした塊がいた。

 正直、あれは何だと一瞬思考停止したほどだ。よくよく観察してみれば毛皮を被ったミノタウロスだと分かった。

 何が起こればあんなミノタウロスが生まれるのか見当もつかないが——そんな考えが吹き飛ぶ光景を目撃した。

 

 ——ミノタウロスが仲間の遺品に手を伸ばしている! ……ああ、それも彼女の。自分を【ファミリア】に誘ってくれた快活な少女に私があげたお守り。受け取ると笑顔で喜んでくれた思い出の品。

 

 そこまで考えた時には激情に任せてミノタウロスを攻撃していた。ただこのミノタウロスは、他のミノタウロスとは訳が違った。

 標準のミノタウロスはLv.2相当。だが、現在相対するミノタウロスはLv.4のリューに引けを取らない潜在能力(ポテンシャル)がある。

 加えて何重にも被る毛皮が衝撃を緩和し、ただでさえ強靭なミノタウロスをより強固にしている。リューの連撃にビクともしない防御力だ。

 だがあの防御力を貫くために魔法で撃滅する訳にはいかない。ミノタウルスの手には彼女のお守りがある。魔法ではお守りも消してしまう。

 幸いだったのが潜在能力(ポテンシャル)に反して動作が鈍いことだ。モンスターにありえないことだがまるで怯えたように動きが遅かった。

 そこからは一方的で、遂にミノタウロスは倒れた。だが、立ち上がったミノタウロスは先程までになかった殺気を放っている。

 

「ッッッ!」

 

 来る、と直感した瞬間。全力で右に跳んだ。一瞬後、私が立っていた地面は大剣によるフルパワーの振り下ろしによってクレーターを作り上げる。

 速い。先程の怠慢な動きが嘘のような『敏捷』。あの速度を乗せた怪力の一撃は当たればリューを絶命させる威力がある。

 ミノタウロスの攻勢は止まらない。彼我の距離を一歩で詰め、大剣を振り上げる。爆撃のような一撃をまた放つつもりだ。

 リューはさせまいと木刀の一太刀を頭部に見舞うが——ミノタウロスは怯まない。『下層』のモンスターさえ粉砕する一撃が効いてない。怪物生粋の打たれ強さに加え被った毛皮が衝撃を軽減する。先程までは何故か怯んでいたがこの程度は無意味とばかりに攻撃を続ける。

 ミノタウロスはそのまま大剣を振り下ろす。リューはそれを凝視する。一撃必殺を避け、カウンターの一撃を叩き込むためのタイミングを図る。

 そのために凝視していた大剣は凄まじい勢いで振り下ろされ——途中で止まった。

 

「……ッ⁉︎」

 

 避けるタイミングを図っていたリューは大剣に連動するように停止。その彼女の意識の外、左側から拳咆が迫る。

 

 ——フェイント!

 

 大剣を囮にした鉄拳の攻撃。気付いた時にはもう遅くリューは反応できずに直撃。彼女は宙を真横に飛び、木に叩きつけられた。

 

「ぎっっ!」

 

 それは致命的な一撃。華奢な彼女にあれに耐え切るだけの『耐久』補正がない。なんとか意識は保ったが足が震え、立つこともままならない。

 それでも彼女は立ち上がろうとするが絶望が迫るようにミノタウロスが歩み寄ってくる。

 

 ——まだ、まだ終われない。あのミノタウロスの手には未だ首飾りがある。あれを取り戻すまでは死ねない!

 

 不屈の意思で体に喝を入れ、迫る絶望を睨む。

 一歩、また一歩とミノタウロスは近づき、彼我の差が5M(メドル)に縮まった時——リューは弾かれるように前に出た。

 

 助走を付け、地を這うように風が走る。木刀を構え、渾身の刺突を放つ。狙いは胸部。全てのモンスターが持つ急所、魔石(・・)

 決死の一撃にミノタウロスは真正面から迎え撃った。筋肉を膨張させた正真正銘フルパワーの振り下ろし。

 

『ヴヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ‼︎』

 

 圧倒的な『力』に小細工は無意味。そう言わんばかりにミノタウロスは純粋な怪力で木刀を迎撃する。

 爆撃めいた一撃が地中を掘り返し、土砂もろともリューを上空に打ち上げた。振り抜かれた大剣もミノタウロスの怪力に耐えきれず砕け散る。

 

 ——ごめんなさい、アリーゼ。首飾り、取り戻せませんでした。

 

 頭から落下運動に入る中、リューは心の中で謝罪した。もう体に力が入らない。受身も取れない瀕死のこの身では即死だろうと他人事のように思いながら目を閉じた。

 

 しかし、感じたのは頭が潰れる衝撃でなく、優しく受け止められる温もりだった。

 

「ぇ……?」

 

 誰が、と思うのと同時に、その誰かはこの場は一匹(・・)しかいない考える。それはありえないと閉じた目を開けると

 

 ——眼前に牛頭があった。

 

 信じられない事に落下したリューをミノタウロスが受け止めたのだ。

 怪物が人を助ける。それが理解できず頭が空白になるリューを無視してミノタウロスはまたも予想外な行動をする。

 握られた左手を開く。掌には美しい宝石の埋め込まれた首飾り。握り締めていたとは思えないほど傷一つ付いていない。

 ミノタウロスは十字架の元に進み、首飾りを掛け直した。

 

「な、ぜ……?」

 

 その行動を理解できず、リューは疑問を投げ掛けるがミノタウロスは答えず、彼女を樹に背を預けるように下ろした。

 彼女を下ろしたミノタウロスはそのまま移動を開始、森の中へ姿を消した。

 

 

 ——貴方が何者だったのかはわからない。ですが、首飾りを返してくれたことには礼を言いましょう。

 

 

 見送ることしかできなかったリューは消耗した体を樹の幹に寄りかからせた。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 ……後味の悪い戦いだった。彼女はあの墓の関係者なんだろうね。それを僕が墓荒らしして首飾りを取ったから怒った。

 全部僕が悪い。戦ってるときは勢いで吹き飛ばしちゃったけど、罪悪感が湧いた。だから、覆面の女性は助けたし、首飾りも返した。——彼女が僕が怪物という自覚を与えてくれたお礼もある。

 それにしても大剣が駄目になってしまった。他の武器を探そうにも洞窟なんかにある訳ない。と考えていると武器のありそうな場所に心当たりがあった。

 確かこの階層に『街』があったよな……。

 

 名案を思い付いたと僕は手をポンッ叩く。その場所に向けて移動した。

 

 

 

 この日、『リヴィラの街』は強大なミノタウロスの襲撃により壊滅。翌日には三百三十四代目の街が築かれた。

 余談だが、何かを盗られたと喚く街の大頭(トップ)がいたとか。

 

 

 




ミノタウロス・強化種
推定Lv.4相当
到達階層:18階層
装備
【大剣】
・冒険者が落とした大剣。
・実は中層進出を視野に入れて購入した業物。
・中層のモンスターにも通ずる武器。
・【疾風】との戦闘で破壊された。
【毛皮の衣】
・毛皮を被っただけの服とも呼べない代物。
・何重にも着込んだ毛皮がクッションとなって損傷(ダメージ)を軽減する。
・材料にドロップアイテム『アルミラージの毛皮』と『ライガーファングの毛皮』を使用。

補足
顔がなく口だけが存在する巨大ミミズ=ダンジョン・ワーム
素早い動きで襲い掛かる大型の虎=ライガーファング
灰色の巨人=ゴライオス
大規模な冒険隊=【ロキ・ファミリア】遠征隊
綺麗な階層=18階層『迷宮の楽園』
街=リヴィラの街
覆面の人=リュー・リオン
街の大頭=ボールズ・エルダー

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