ナイツ&マジック“NEXT”   作:アストラル饅頭

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キャラ集めー。わーい。ねぇお兄さんー涙ほしいんだけど(感動待ち)

それではどうぞ


破壊天使?

ある砦の中、とても高級感あふれる一室で、若い男ふたりが、神妙な顔で机を挟み話していた。

 

その内容は、普通の人間ならしないような話だった。

 

「…04-ALICIA…レイレナード製のネクストが何故ここに?」

 

「分からん、学生が作ったらしい。が、この形状…余りにも忠実すぎる。」

 

「目を向けておくべきか…しかし、本当にあの“人類種の天敵”が?」

 

「奴かどうかは分からん。しかし、もし本当に奴だったら、この世界はもう一度破滅を迎える。あの時のように。」

 

「分かった…王大人。ところで、ウィン・D・ファンションから連絡があった。オッツダルヴァ…いや、マクシミリアン・テルミドール、メルツェル、ネオニダスの存在を確認した。やはり、あの世界から引き抜かれているらしい。」

 

「となると、他のカラードメンバーも、か。」

 

「早急に見つけねばならん。彼ら“リンクス”はこの世界には大きすぎる。」

 

「その学生の近くに人員を置いておこう。年齢的にリリウムか?」

 

「適当だろう。年齢も近い、能力も足りている。ジェンドリン家の力で入れると良い。」

 

「あぁ、では、そのように手配しよう。…問題はリリウムの性格だな。」

 

「仮に奴だった場合は…ご愁傷様、とだけ言っておこう。」

 

ハハハ…と乾いた笑い声が会議室に響いた。

 

 

 

_____________________

 

 

 

 

暗い一室、そこでは一人の少女がベットに座っていた。その目は何処までも暗く、光が無かった。

 

「…やっと…見つけました…デオンさん…」

 

その口元は外で輝く三日月のように歪んでいた。

 

 

 

____________________

 

「……!?なんだ、寒気が…」

 

「風邪でも引いた?」

 

「…いや、多分気のせいだ。」

 

学園内の製図室、ここは夜になると誰も居なくなるので、勝手に設計室にしました。もちろん先生には許可を貰っている。

 

「…ねぇ、本当にこれにするの?またゲテモノを…」

 

「なんでや!まだ普通やろ!」

 

「いや四脚なんて普通じゃないから…」

 

えぇ…なんで?まだBFF四脚だからマシやろ…

 

「こう…普通の機体は作れないの?もっと騎士っぽい奴。」

 

「はぁ?ACに騎士っぽい奴…なん…て…」

 

あー…これ作ろうかなぁ…でも、BFFも捨てがたいなぁ…

 

「ノブリス・オブリージュ…」

 

「え?何それ。何語?」

 

「あぁ…フランス語知らないんだっけ。意味は“貴族の務め”だよ。」

 

「へー…意味は格好いいわね。形によるけどそれ作ったら?」

 

「カーパルス襲撃…天使砲…Sランク…うっ、頭が…」

 

あぁぁぁあ思い出したくなぃぃぃぃい

 

「おおざっぱな形は…こう、こうで…」

 

「……おぉ、デオンがまともな機体書いてる。」

 

なんか失礼じゃない?いや確かに転がってる没設計は完全にAMIDA4脚だけどさ…

 

「…できた、これでどう?」

 

「……綺麗……」

 

お?おぉ?初めて好感的な反応したぞぅ?イェェエ!

 

「これ作ろう!ね!これ作ろう!」

 

「あー…はいはい。」

 

こうして次の機体はローゼンタール製になったのであった。

 

 

_________⑨__________

 

 

「ここですか…」

 

白髪に、黒と白の服を着た少女が学園に近づいていた。そして彼女が後に

 

 

 

学園最大の(ラブコメ的な意味で)問題を引き起こすことはこの時点ではまだ誰も知らない。




白髪の少女…いったい何FF所属なんだ…?

因みにノブリスオブリージュにはデオン君余り乗りません。残念(?)

ちゃんと副題のとおり4脚は作るから安心せい。






宣伝重点な(実際健全)

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