ナイツ&マジック“NEXT”   作:アストラル饅頭

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FAガール風に。

というか、このイベント終わったらAC無双なんですよね。

それではどうぞ。


バトル!バトル!バトル!

「ところで、そちらは3機しか居ないようだが?」

 

「あぁ、後1機来るので大丈夫です!」

 

「はぁ?後1機って…」

 

上からドーンとこんにちは、みんな大好きAMIDAですよ!…あれ、なんでこんな目で見られてるの?

 

「…化け物じゃねーか!」

 

「むっ!化け物とは失礼な!これでもれっきとしたシルエットナイト…かどうかは怪しいですがれっきとしたACです!」

 

「…はぁ、まぁよい。どうせ、デオンフィールの設計なのだろう?薄々分かっていたことだ…はぁ……。」

 

なんか国王陛下疲れてない?誰のせいだろうね?(目そらし)

 

「…双方、支度を調えよ。」

 

あー、なんかもう早く始めろといわんばかりの…

 

…なんかすみません。

 

 

 

─────────────────────────────

 

「こいっぁぶったまげた、…少し留守にしている間に、フレメヴィーラはヤベぇモン作ったなぁ。」

 

「殿下!このようなところは危険です!早くお戻りになられた方が…」

 

「…久々に帰ってきた国で祭りが始まるってんだ。見逃す手はねぇだろう?」

 

「殿下ぁ~」

 

─────────────────────────────

 

「…確かに四脚ではあるが…これが騎馬か?」

 

「…なんか皆にAMIDAを乏しめられている気がする…」

 

「…でも確か、アディとヘルヴィが可愛いって言ってた気がするぞ…」

 

「うっそマジで?エドガーそれマ?」

 

「デオン食いつくな。作戦をちゃんと聞け。」

 

要約、プラズマキャノンで開幕2機沈めて1機ずつ戦って終わり!閉廷!

 

「これなら、誰かが複数相手に戦う必要はなくなります。」

 

「…そうだが、あちらは盾を持っている。その、プラズマキャノンとやらは盾を貫けるのか?」

 

「貫こうが貫けまいが関係ありません。被弾した時点で効果は広範囲に広がるので。」

 

「ただ、当たってもAPを削りきれるか…」

 

「ネクストから見たら通常のシルエットナイトなんてノーマル程度でしょう?」

 

「それもそうか…えっ、でもシールドって…」

 

「…なんの話をしているんだ?」

 

「ディー、気にするな。あれに触れてはいけない…」

 

 

────────────────────────────

 

「両者位置に着いたな…始めッ!」

 

「先に距離を詰める!」

 

ジークフリートが先に出る。銀凰騎士団の機体は、アルディラッド・アルギュロスを先頭に、突撃陣形をとった。

 

「…ジェネレーター、背部ウェポンラックに直結、出力をプラズマキャノンへ。」

 

その後ろで四脚の機体が2門、プラズマキャノンを構える。その割れた銃身からは、プラズマの光が洩れていた。

 

「注意しろ!あの四脚、何をしてくるか分からんぞ!」

 

「了解!」

 

「こちらも仕掛けさせて貰う!」

 

アルギュロスの腕が開く。そこからは三門の方が見えていた。

 

「ライトニング・フレイル!」

 

「っ!盾を離せ!」

 

「っ!うぉっ!?」

 

光弾が3発当たった盾は、やがて溶解し爆散した。その爆風で1機の左腕が機能停止した。

 

「くっ…完全に先手を取られたか。」

 

「まだまだ!」

 

「我が新生グゥエール!いや、ナインボールグェラリンデ!熾天使の名は伊達ではない!」

 

「っ!なんだこの力は!?」

 

「私たちのことを忘れてませんか?」

 

「プラズマキャノン、ファイア!」

 

光弾が飛んでいく。それは確かにジークフリートの事を捉え、持っていた盾を貫通………

 

「くっ、やっぱりか!」

 

しなかった。やっぱり盾は何でも防ぐらしい。

 

「デオンさん!こっちで攪乱します!例の物を!」

 

「すまん!えーっと、取っても大丈夫な柱は……」

 

「吸気圧縮開始、飛べ!トイボックス!」

 

青色の機体が飛んだ。光を纏い、砲弾のようなスピードで。

 

「とぉーりゃぁー!」

 

「ガッ!?」

 

「シルエットナイトが、砲弾並みのスピードで飛ぶかよ…!」

 

1機が吹っ飛んだ。しかし、トイボックスの動きが止まった。

 

「…まぁ、予想はしてましたが…。マナの消費が激しすぎますね…。」

 

はぁ…と溜息をついている間に、デオンから全員に聞こえるように“通告”が入る。

 

「…はいはーい。みんな!退いてねー。」

 

「…やっとか!」

 

「私はエルネスティを回収する。しばらく頼む!」

 

「頼まれた!早くしてくれ!私も早く逃げたい!」

 

「よっこいせっと…」

 

影を薄くしていた四脚の機体は、壁沿いに居た。その後ろの壁から取ったであろう柱を持っていた。

 

「…何をしているのだ!」

 

ジークフリートのナイトランナーが訝しんでいると、赤い光を纏って四脚が“消えた”。

 

「っ!?どこに───」

 

その後ろに光が伸びる。それはまるで死神のようで──

 

「っ!?後ろだ!」

 

「なにっ!?ぬぉぉお!?!?」

 

その柱でジークフリートを“殴った”。吹っ飛ばされたジークフリートはそのまま機能停止に追い込まれた。

 

「っ、化け物めが。」

 

そして、そのまま、もう1機に突っ込んで殴る。吹っ飛ばされたもう1機も機能を停止した。

 

「うぉぉぉぉお!!」

 

「っ!何も考え無しに突っ込むな!」

 

ジークフリートが剣を振るう。しかし、そこには何も無かった。

 

「っ、速い!」

 

もう1機を殴ろうとしたところで急に四脚が動きを止める。唐突すぎてジークフリートが警戒するが、そこにアルディラッド・アルギュロスとトイボックスが飛んでくる。

 

「おい!デオン!大丈夫か!?」

 

「…装甲板を剥ぎます、手伝って下さい!」

 

「あぁ、わかった!」

 

四脚の胸部装甲が剥がされる。その奥には、気絶したデオンが…

 

「…あー、これはあれですね。バカみたいなGを受けた結果、ブラックアウトして気絶してしまった、と言う奴ですね。」

 

あんな動きしてれば当然です!とエルがトイボックスから降り、デオンを機体から降ろす。お姫様だっこで。遠くに居たはずのカティとアディが何かを感じ取ったのは別のお話。

 

 

 

──────────────────────────────

 

……悪しき者達が近づいている。

 

「……それは、滅せよ。ということですか?」

 

……お主が出るまでもない。仇人がそれを払ってくれよう。まだお前の出る幕ではない。白き閃光よ。

 

「…分かりました。」

 




いろいろと伏線張っては次の話で回収する、コジ饅頭オルタネイトですよろしくおねがいします。

次は…BETA大戦か。いろいろと恨みがあるのでコジマ兵装ガン積みして無双しようと思います(八つ当たり)

それではまた。

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