ここ最近、投稿できなくてすみません。
では、本編をどうぞ
目の前を見ると葉月さんがプリンター用紙を二枚手に持っている。
勿論、俺と八神さんの勝負の行方を決めてもらうためである。
因みに何故、プリンター用紙かというと、経費削減のためだそうだ。
「ほう、これはこれは・・・・・・」
「勿体ぶらずに早く決めて下さいよ」
葉月さんがあまりにも勿体ぶるのでつい、催促してしまった。
すると葉月さんはどちらか決めたそうで俺と八神さんの顔を見て言った。
「この勝負は比企谷君の勝ちだね」
その瞬間、俺の心には中学からの鬱憤を晴らせたという気持ちと達成感、
その他諸々が沸き上がってきた。
「それでは」
と俺が一言、言葉を発すると周りにいた八神さん、遠山さん、葉月さん、涼風が
俺の方に視線を向ける。
その際、涼風と遠山さんに限っては俺の方を睨んでる気がするんだが。
ぜったい睨んでるよね!
「俺は八神さんのアシスタントに回ります」
俺の言葉を聞くとともに、葉月さんを除く全員が目を見開く。
俺の予想では、メインキャラを任せられるのなら、メインキャラを描く人のアシスタントに回るという提案も飲んでくれるはず。
「比企谷君は何がしたいの?」
涼風が俺にそう質問してくる。俺の望みはもともと一つしかない。
あの日の、自分が思ったことを証明させる。
「俺の要望は一つ、八神さんの手伝いをする事」
「そもそも、この勝負は俺が八神さんに劣っているかどうかを確認するためだけに起こしたことだ」
そこまで言うと涼風は黙り込み、何故か重い空気になった。
当然、俺にこの重い空気を一変させる事は出来ず、とりあえず俺は八神さんのアシスタントになり、遠山さんとは和解と上手く事が進んだ。
自分でもここまでいい展開になることは予想していなかったため驚きを隠せなかった。
俺が八神さんのアシスタントになったと言うことで今は自分のデスクから椅子を持ってきて八神さんの隣に座っているのだが・・・・・・
「アシスタントって何すんの?」
「考えていませんでした!」
アシスタントになって何をするかまで考えていなかった俺は、完璧な土下座を八神さんに披露し、そう告げた。
「いや、そこまでしなくていいから」
八神さんは意外と優しいようで、許してくれたのだが。
遠山さんからの目線が痛い。
自分の椅子に座り、八神さんにアシスタントの仕事の考案を告げる。
「キャラクターの修正、色塗りはどうですか?」
「それ、ほぼ全部じゃん!」
考案を告げたが一瞬で却下の一言。
どうしようか考えつつもなかなか思いつかないのであった。
今回は短めですね。←いつもだろ!
オリジナルストーリーである五話を無事、投稿できてよかったです。
では今後ともよろしくお願いします。
もう、眠たすぎて、自分でも何書いてるか分からない。