FF9 観光日記   作:祝子 紀

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やっとこさ仕上がりました!<(_ _)>

パソコンの不調で長らく執筆活動から遠ざかっていましたが、
何とか書き込みに集中できる環境になりましたので今日から
またチョコチョコと書いていきます。

エタってしまってかと心配をかけた事は反省しておりますので、
こんな作者ですが見捨てずまた読んでくださいね。(´・ω・`)


第37話

 この世界で一つ故郷で悩んでいたことが解決したことがある。

 

 

 私は食べることが結構好きなのだ。

 

 自分の手料理を作ることもあれば観光地に行くと珍味や名産品を買って食べることも大好きなのだが、胃の容量が小さいのか作っても量を食べることができずに保存するか泣く泣く友人たちにおすそ分けするしかない。

 

 この世界に来てからというもの燃費が悪くなったのかコンビニの弁当一つで満腹になるどころか残しかけるはずの私が食べたものが端から魔力に変換されるのか油断すると空腹に悩まされることが多くぺろりとフルコースを平らげたりもするから不思議なものだ。

 

 食べるものも食べたのでお目当ての夏物が手に入りそうな場所に行くことにした。

 

 

 宿への道は寄り道交じりによった市場で大体の物を買うことができた。

 

 桜のような花弁(はなびら)のアクセントの付いた上品なワンピースに日焼け防止の長手袋が3組、其れと夏物のシャツが2つでしめて4800ギルほどの買い物となったが、古着にしてはあまり着られていないのか黄ばみとかは見られなかったのでそれで妥協して買い求めたので値段を収められた。

 

 宿に戻った後は自室で細かい作業に向かうべく、日が差し込む窓からの眺めに目を休めながら簪の残りを仕上げていった。

 

 大公夫人の髪は淡い色合いなので黒檀を主軸に宝石の取り付け、黒檀の色合いだけでは寂しいので引き立てるために細かな雲母(ラメ)を施すと黒檀そのままの時とは見違えるように立派なものとなった。

 

 出来上がりに満足した私は包装用に使わなか()った白木で木製のちょうどよい箱を作り、緩衝材を詰めて白絹の手布巾(ハンカチ)で覆った完成した簪を詰め込んだ。

 

 あとはシド大公に渡すことで依頼は無事終了といったところだろうが詰めた箱にちょっとしたお(まじな)いをかけておくことにした。

 

 もし大公殿下ブリ虫呪い(シド大公浮気未遂)事件が起こった場合、家出する(癇癪起こした)大公夫人の為に同じ女性として長期間の監禁生活は精神的負担(ストレス)が過ぎるので少しでも減るようにちょっとした保険をかけておくことにした。

 

 この術が役に立つという時は運命(ストーリー)の進行に一つの波紋を起こすことに成功するということだが、果たして運命はそううまくいくかは時がくるまで私自身にもわからない。

 

 彼ら(主人公達)には悪いが初めは運命(ストーリー)の進行通りに進んでもらった方が都合がいい。

 

 

 

 私は運命の奴隷(ものがたりのとうじょうじんぶつ)にはなりたくないのだがそんなことは言ってられない事情というものが最近出来てきた。

 

 世界移動の魔法実験の際どこかしらから視線のようなものを感じるようになった。

 

 なんせ魔法を使ってこの世界から移動する際に毎度何時ラスボスの一角に鉢合わせするのかひやひやするこの身としては安全に世界移動魔法の開発も神経質にならざる負えない。

 

 

 

 

 帰還については確固たる私の意志だが私がここにいることで波紋は起こるものだ。

 

 

 ゆえにその波紋で何が起こるかはわからないが心構えだけはしておこう。




そういえばハーメルンでちらちらと気になる小説が増えたんで
読み専だった頃の浮気性がちらちら出始めたのか。
気づいた時にはマイナージャンルで長編の1作品目できてましたわ。(; ・`д・´)ナンダッテー

私:ど、どうしようかな。(~_~;)

相棒:出す暇ないよね。(;^ω^)

私:ですよね…。(/_;)

相棒:まずは長編一つ書き終わってからにしなさいな。中途半端イクナイ。(´・ω・`)

私:そうします!(+_+)

なので終わるまで何卒見捨てずお願いします。<(_ _)>

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