時間など知らぬ!(´・ω・`)私
読みたいと思う希少な人もいるかもしれないじゃない!おバカ(# ゚Д゚)相棒
そうなの?(・・?私
現にあたしがそうよ!(/ω\)相棒
相棒はいいやつですよ。
わずかばかりの可能性でもすがりたいと思うのは勝手だろうか。
おやつ時には少し早い時間帯だが工業区に到着した。
昨夜、エンジンに関する話題で後方に設置するか前方に設置するかで論争となっていた(もう一人のほうが一方的ではあったが)機械技師の人に居酒屋『死の宣告』で話しかけ酒を少々おごることになったのだが、暇な時間帯になる3時ころであれば見学できるかもしれないぞと言われ工業区の飛空艇エンジンの工場に案内の約束を取り付けることに成功したのだ。
だが酒の席での話であるため明日になって酒が入っていたため憶えていないと言われてしまえばそれまでだ。
念のために手土産に商業区で売っていたプリン(
「よっ!時間通りに来たな」
昨日のことを覚えていた作業休憩時間中のマロロさんとヤコフさんまで迎えの為だろうか工場の前に立っていた。
こうまで歓迎されるとは思ってもなかったのだ。
大体にして機械技師の人物は職人気質で頑固なイメージが多いと私は思うのだが二人の話を聞いて少し考えを改めさせられた。
曰く、技術を継承するにはそれに興味を持ってもらう必要がある。
見学に応募する人物は産業スパイが多いことは確かだがそれを恐れていては若い奴らが興味を持たないんだとか。
それ相応に苦労しているんだなと感じた。
飛空艇のエンジンは主に霧機関が出回っているものだが、しかしこれからを担う蒸気機関に対して人体への影響がない点にこれからこれからの霧機関の製造労働者がこれからどうなるのか気になるところである。
二人が務める工場では残念ながら霧機関のエンジンの製作が主で蒸気機関は城雇いの機械技師くらいしか内容を知らないと言われてしまった。
「まあ、城の技師に知り合いがいるからそいつに聞いてみることにするか」
マロロさんの知り合いの技師が城に努めているそうなのでそのつてでお目当ての蒸気機関のエンジンを拝めそうである。
作業終了のベルが鳴り響く中、工場を案内してくれた二人に礼を言って帰りにまた居酒屋『死の宣告』により二人と少々飲み過ぎになるくらいに飲んで勘定をこちらで持つことになった。
後日、食事に何度か訪れて交流を深めながら城の技師からの連絡待ちにリンドブルムの劇場区で毎日行われる芝居をちゃんとチケットを買って観劇したりした。
リンドブルム滞在7日目にマロロさんから連絡があり、城の技師と話が付き条件付きで見学が可能になった。
次回に続くと言っときますね。