こぼさないようにメモらずにいられない(*‘∀‘)
オリジナル展開や設定、捏造がダメな方はしつこいようですがプラウザバックですぞ。
ウインドウショッピングはいいものだ商品を気分で選べるのが特にいい。
最初のギザール野菜のピクルスでだいぶ消耗してしまった体力であったが同じピクルス売りのおばあさんが売っているズッキーニやトマトのピクルスが非常に美味しかったのである程度回復することができた。
メインとして売っているギザール野菜のピクルスとは違いこちらはあくまでおまけとして売っているそうなのだが、正直強烈な臭いを発するギザール野菜と違い優しい風味のトマトのピクルスはサラダによく合いそうなほど良い酸味であるし、ズッキーニはマヨネーズと混ぜたら極上のタルタルソースになりそうだ。
ギザール野菜のピクルスを買ったらブラックジョーク交じりのお土産としてもとてもじゃないが悪趣味すぎて受けいれないだろうから、今回はトマトのピクルスと個人的に料理に用いてみたいと思ったズッキーニのピクルスを2種類3個づつ買い取った。
「毎度あり~、また来てちょうだいよ~」
かけられた声に軽く手を振ることで答え商店通りのさらに奥に位置する広場の道具屋、薬を扱うアリスのショップと呼ばれる場所に足を進めた。
「いらっしゃい、ゆっくり見ていってね」
店のカウンターから店主であろう若い可愛らしい女性が声をかけてきたのでお目当ての品がないか尋ねてみた。
「この店にクポの実は売っていないかな?」
話しかけられた内容に少し思案した様子の店主は「それならこちらになります」とカウンターから出て階段を上った場所にある棚から甘い匂いのする丸い栗に似た形の木の実を見せてきた。
「珍しい品なので少々値が張りますよ。」
それはそうだろうクポの実は本来モーグリ族の好物で彼らしか食べない品だ。
タダで貰えた黒魔の少年の幸運と可愛さは私にはないモノなので提示された商品の値段を多少値切る程度は許されるはずだ。
そこからは値段交渉の時間であった。
売れ筋の商品からは外れてはいるが需要は確かにある品だ。
金銭を持たないモーグリ族の珍しい品との交換要員としての使い道のある品なのだからという値段は値切り交渉で良心的な額に落ち着いた。
値引き交渉の詫び代わりに今回のリンドブルムまでの旅に使ったポーションの買い足しを大量に行ったのでそれで勘弁してほしいところだ。
さて日も暮れかけたころ合いにいったん宿に戻りに夕食は工業区の店で食べると告げてエアキャブ乗り場で工業区行きのエアキャブに乗りしばしの空中からのリンドブルムの眺めを再び楽しんだ。
夕暮れ時特有のアカに色づいた屋根に夜間航空のための赤いランプと早めのライトをつけた飛空艇も乙なものであった。
あとがきですがここで一言!
祝!UA5000越えに遅いかもしれませんがお気に入り件数50件越え!!
時折確認はしてましたがお気に入り件数が50以上を越えられたことに感動を隠せません。
そこでまた30話あたりにあの人に出張してもらうことを考えています(^^ゞ
さて今度はどこに行くのやら(/ω\)