FF9 観光日記   作:祝子 紀

18 / 41
焔の旦那で難しいですねぇ。

彼ってあまりしゃべらない代わりに

行動力で示すタイプみたいに感じるからなおさらに"(-""-)"

今回もFFの魔法に関する捏造要注意です。


第17話

 行動することに意味があるのではないし結果として意味のある行動になっただけの話。

 

 

 

 さて下水道に逃げ込んだほうの私は無事に追いかけられてコロコロされた時間に私はその情報を魔法の代償であるコロコロされた時の痛みのフィードバックと共にそれまでの行動した記録を商船の空樽の中に隠れながら脳内に受信(こう書くと電波な人みたい)した。

 

 さすがの腕前であると称賛するべきか。

 

 苦しまぬようにという対処であろうか。

 

 急所である心臓にかかる痛みだけが私に襲い掛かった。

 

 

 

 追いかけられている際に使用した魔法について忘れぬうちに書き出しておこうか。

 

 

 

 魔法名はクイックとブリンクにデコイだ。

 

 

 

 最初に紹介するクイックは時空間系の魔法であり自身の意識と肉体を意識と無意識、精神と物質の狭間というべき加速した時空へと引き上げて行動速度を引き上げる代物であるが、つまりは即時2回連続行動を可能とする魔法であった。

 

 

 魔法の効果は折り紙付きといってもいいだろう。

 

 なんせ魔物(モンスター)相手に試した際に真正面と真後ろからの同時に2つの斬撃をくらわせたり、まるでFateの自称NOUMINのSAMURAIの宝具であるほぼ同時に3つの斬撃を放つ燕返しに似た攻撃も可能だ。

 

 いやどちらかというと2か所に体が存在するように感じた事と時空間操作系統の魔法なのだから侍アサシンよりもFGO時空の巌窟王の宝具のほうかもしれない。

 

 最も練度と戦闘経験や剣の才能に2回行動までの魔法性能の関係上あくまで似たような攻撃擬きであったのでぬか喜びだった。

 

 さて考察や感想は置いておいて。

 

 

 

 クイックの魔法効果が発揮された際に2つ目と3つ目の魔法が出番となった。

 

 

 

 2つ目の魔法、ブリンクは簡単に言えば分身を生み出す魔法だ。

 

 さすがにラーメン具材名主人公のトンデモ忍者漫画のようなぶっ飛んだ性能の影分身を作り出せるわけではなく、あくまでリモート操作が効くセミオートで逃げ回る等の簡単な指示を聞く作り出した術者そっくりの分身が作り出せる魔法であった。

 

 

 使いようによっては非常に有用であり、自身の体にかぶせるように発動した際は回数制限である2回まで物理攻撃のみを無効化する形で肩代わりさせたり、離れて使用した際は1体だけだが耐久力のある囮代わりにも使えた。

 

 更にこの魔法ちょっと嬉しい事にそれまでどう行動したかを術者の脳に記録知識として還元することが可能なのだ(戦闘経験はどうあがいても無理だった)。

 

 おかげで副次効果の記録知識脳内還元を使った論文の読み込み整理などの帰る為の研究をはかどらせることができた。

 

 ただこの魔法はちょっと癖のある魔法で前に書いたとおり、ある程度分身が致命傷の攻撃を受けた際、術者に一番致命傷となった攻撃の痛みだけがフィードバックされてしまうし、そして必ずしも囮として追いかけられるわけでもなく逃げるまわるだけで攻撃行動がとれないのだ。

 

 この点さえ抜けば破格の魔法と言ってもいいだろう。

 

 

 

 そのブリンクの魔法の欠点を補う形で使ったのがデコイである。

 

 この魔法、言ってしまえば挑発行動などのターゲット集中効果なだけの魔法なのだが本当にこういう非常時にしか使えない。

 

 なぜなら前に森で使用した際に周囲の魔物(モンスター)を無差別に刺激して集めだしてしまったからである。

 

 理性のない魔物(モンスター)を無差別に集めだし追いかけられて死に物狂いで逃げだした際にもう二度と使うものかと思ったが使い道は意外とあるものだ。

 

 

 

 焔の旦那が分身のほうを追いかけるように姿が見えない位置で以上の魔法を使用して本体である私は近場の商船の空樽の中に隠れて分身は下水道に逃げ込み、彼が追いかけていくのを確認した。

 

 この際、最悪逃げ込んだ空樽に気づかれた際はあの変化を使った肉体強化に頼った戦闘行為に移ったことだろう。

 

 使用した際に彼がどう反応するか見てみたい気持ちもあったが自重することにした。

 

 それが眠らない街トレノの私が過ごした最後の夜の記憶である。

 

 

 

 トット家に逃げ帰った後のことだが、詫びの品と思わしきポーション瓶の詰め合わせと共にゲートパスがルーク家から届けられてすっかりゲートパスを取り返す目的を忘れていた私がいたのは余談である。

 




今回は捏造過多でしたねぇ(´・ω・`)

読んでからの苦情は受け付けないですよ。

作者は豆腐よりもろい煮凝りメンタルなのでやさしくしてください(+_+)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。