今僕はとても不安で仕方ない。なぜかというと今日は学校で宿題をやっていないのだ。いつも先生に宿題で怒られていて宿題はやらなければいけないということは分かってはいるがどうしてもやる気がでないのだ。楽しいことがたくさんあって宿題をやる時間をとれないのだ。今いつものごとく暗い気持ちで学校に向かっていた。
いつもこういうときは余り周りを意識していない。だからかもしれない
自分はいつの間にか車に引かれていた。そしてそのまま何も思うことなく死んでしまった。辛うじて見た最後の景色は自分の血で赤くなったトラックだった。
こうして13年というとても短い人生が終わってしまった。
次に気がついたときは目を開けると周りが真っ赤なところだった。
自分はこんなところ見たことがない
そして自分の手などは動かそうとしても動かなかった。
目も余り見えない。だが、辛うじて見えるものがある。
それは女性だった。その女性はこちらを向くと
「あら、起きたのね。」
といってきた。そして貴方は誰なのかと声を出そうとしたが
「あうああうあうー」
という声しかでなかった。そして理解した自分は赤ちゃんなのだと
そしておそらくこの女性は母だろう。
そして何か声が2つ聞こえてきた
「お母様❗私の妹は起きた❗」
「もう、フランったら今日からお姉ちゃんなんだからもっとおとなしくなりなさい」
といいながら二人の女の子が部屋に入ってきた。
見た感じだが落ち着きなさいと行った女の子の方もかなりそわそわしている。
「あ❗起きてる❗」
といいながら抱っこしてきた。
突然のことだったのでビックリして泣いてしまった。泣くつもりはなかったのだが涙せんがとても脆いようだ。
「こらフランもう少し優しくしてあげなさい」
母が言った。フランは素直に謝ってくれた。
「驚かしちゃてごめんね」
「もうフランったら慌てすぎよ。私にも抱かせて❗」
注意したときはおとなしかったのにこちらを向くとフランみたいになった
なぜだろうか?そんなにうれしいのだろうか?
なんにせよなかなか楽しそうだなと思った
それから半月の時間がたった
そしてわかったことがある
、、、僕は女だった
本当何でですか❗いや前世男ですよ❗どうせ女にするならせめて前世の記憶を消してくださいよ❗
別に女なのが嫌なわけではないけどやっぱり抵抗があるのだ。
まぁそれは一旦置いておくとしよう。
僕は吸血鬼になったみたいだ。別にこれは良かった。
ちなみに僕の名前はベリーに決まったらしい。見た目は羽はフランお姉さまの羽と一緒で宝石がぶら下がっていた。でも色は青一色だ。服装はフランお姉さまと同じ服で色が青だちなみに髪も青だ。でもそれだと青しかないのでリボンや所々を緑にした。まぁ口調は敬語の一人称は僕のままだ。たぶん絶対になおらないと思う