ゾイドバトルストーリー異伝 ―機獣達の挽歌―   作:あかいりゅうじ

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第一部:エウロペ
登場人物紹介


―へリック共和国―

 

 

 ジェイ・ベック

 本編の主人公的存在。共和国軍特殊工作師団・高速戦闘隊に配属された新米士官。25歳。実戦経験が無く未熟さも目立つが、西方大陸戦争、そして暗黒大陸戦争を通して戦う意味を見出し、成長していく。階級は少尉で、乗機は《シールドライガー》、《ブレードライガー》。 

 

 

 スターク・コンボイ

 ジェイの所属する、第307高速戦闘小隊の隊長を務める。階級は大尉。高速戦闘のプロフェッショナルであり、『レオマスター』に次ぐ操縦技術と、冷静な判断力を持つ実直なゾイド乗り。乗機は装甲に迷彩塗装を施した《シールドライガーDCS》。

 

 

 グロック・ソードソール

 第307高速戦闘小隊のゾイド乗りで、スターク大尉の片腕的存在。たたき上げの軍人で、実践に不慣れなジェイと衝突する。階級は少尉で、乗機は迷彩塗装を施した《シールドライガー》。

 

 

 ツヴァイン

 西方大陸出身の傭兵で、第307高速戦闘小隊と行動を共にする。ゾイド乗りとしての力量は高い一方、皮肉屋で毒舌家。愛機は《コマンドウルフ》、後にアタックユニットを装備した《コマンドウルフAU》。

 

 

 マクシミリオン・ペガサス

 へリック共和国軍中佐。西方大陸派遣軍の副官にして、ロブ基地の副司令官を務める男性。47歳。自らも《ゾイドゴジュラスMk‐Ⅱ》を駆り、常に最前線に身を置く歴戦の猛者。

 

 

 エリサ・アノン

 ジェイよりも三か月程先に西方大陸へと赴任した女性士官で、重砲隊所属。23歳。階級は少尉。乗機は《カノントータス》、《ディバイソン》。

 

 

 レイモンド・リボリー

 軍属技術局より派遣された技術者で、『オーガノイドシステム』研究のため、ジェイ達307小隊に同伴する。

 

 

 

―ガイロス帝国―

 

 

 ヘルマン・シュミット

 帝国技術開発局所属のゾイド乗り。28歳。西方大陸に残された古代文明技術『欠けたピース』を求める。階級は大尉。乗機は改造レッドホーン・《ブラックオニキス》。旧大戦で用いられた改造機・《クリムゾンホーン》の仕様を踏襲した局地戦用機。

 

 

 レンツ・メルダース

 ガイロス帝国軍のエースパイロット。27歳。ガイロス帝国軍撤退後のエウロペで暗躍する残党軍『クロイツ』に参加し、ニクシー基地奪還を目論む。プライドが高く、激情家。階級は中尉。乗機は改造ジェノザウラー《ジェノブレイカー零式》。

 

 

 シルヴィア・ラケーテ

 ガイロス帝国残党軍『クロイツ』の女性パイロットで、レンツ中尉と双璧を為す優秀なゾイド乗り。レンツとは反対に冷静沈着。《ライトニングサイクス・カスタム》を乗機とし、卓越した技量でへリック軍を圧倒する。 

 

 

 ガース・クロイツ

 ガイロス帝国残党軍『クロイツ』の指導者。38歳。階級は少佐。へリック共和国に奪われたニクシー基地奪還を目論む。愛機は《アイアンコング・マニューバ》。

 


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