不見倶楽部   作:遠人五円

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どうしてもオリキャラが多いので分かりずらいのと、おまけ要素として登場人物の紹介、誕生秘話等を書きます。ネタバレも書いちゃうかもしれませんが気にしないでください。またこの項目は随時加筆していきます。


不見倶楽部活動日誌 付録
登場人物


副部長

種族:人間 性別:男 歳:18

程度の能力:なし

コンセプト:人になりたい神様

 

不見倶楽部の副部長、東風谷早苗たち三人を幻想郷へ送った男。生まれながらに複眼という突然変異が発生しており、その代わりに霊力などの人になら大なり小なり備わっている力の一切がないという悲しい男。つまりどれだけ修行しようと不思議な術を行使することがほぼ不可能である。しかし、諏訪を守るために闘った一年半に及ぶ地獄のような生活の中で、龍脈という自分の中にはない特大の力に触れるに至った。だがそれは本当に僅かに龍脈を揺らがせることしかできず、もし龍脈を少しでも自分に流そうものならその瞬間にさようならである。結果副部長の総評としては、目が良く、一年半の間に鍛えられた身体と格闘能力が高い、オカルト知識が豊富くらいのもので、総合戦闘力として見た場合幻想郷の住民と比べると下の上、中の下くらいが妥当である。これはこの世界の程度の能力を理解不能のオカルトという位置付けをしているためであり、程度の能力無しの場合ならば中の中から中の上くらいまではいける。幻想に対しては苦手意識が実はあり、いつも闘う際は人知れず内心ビビって冷や汗を流していたりする。それでも闘うあたりメンタルは強い。目のおかげで得られる情報が多く情報戦に長ける。それを上手く使うだけの頭もあるが、それは数学的な頭ではないため勉強ができるわけではない。塔子曰く実は愉快な人。コンセプトでは神なんてついてるがちゃんと最初から人間です。そこを書くと超重大なネタバレになるので今は保留、ちゃんと名前も決まっていたりする。

 

 

瀬戸際 願子

種族:人間 性別:女 歳:15

程度の能力:無し

コンセプト:好奇心の塊

 

不見倶楽部一年生四人組の一人、好奇心中毒者、その名の通り気になったことなら危ないことでも突き進むことを決定されている少女である。それ以外では普通な感じ。能力としては好奇心が強い以外今は特になく副部長に貰った眼鏡が一番大切な物である。実際副部長に貰った眼鏡は感情でものを見るため、好奇心という強い感情を持っている願子とは相性がいい。他の者たちからすると、大分個性的な願子の色眼鏡は装備したくは無く、またもし付けたとしても願子ほど上手く使えないためいい判断である。副部長は今まで自分が見たかったことを見せてくれるため尊敬しており、いつか副部長やまだ会ったことのない部長のようになるのが今の目標。『こちやさなえ』の時に長かった髪を切られており、それ以降髪は短いまんまにしている。中学の頃に一度幻想を諦めているためにメンタルといった面ではそこまで高くはない。戦闘能力としては今の段階で一般人に毛が生えたような存在。幻想郷へ行ったら数日で妖怪に喰われて死ぬ可能性が高い。名前の由来はそのまんま、瀬戸際で願う子。

 

 

出雲 友里

種族:人間 性別:女 歳:15

程度の能力:なし

コンセプト:いつも側にいる友人

 

不見倶楽部一年生四人組の一人、東風谷早苗と副部長の関係の願子verであるが、側にいる形が異なる。副部長は親友のために側から離れることを選んだが、友里は逆に何があっても側に居続けるタイプ。その理由としては幼少期に髪の色が異なるという理由を皮切りに壮絶なイジメにあっており、そこから願子が助けてくれたから。願子に対しては過保護な面があり、依存している部分がある。真っ先に幻想と闘うことを選んだ。今の段階で多少外に気をにじませることができる。所詮にじませるなので、強度は防弾チョッキくらい。それでも一般人よりも随分と強い。結構人を嗜めるようなことを言うが、本音を口にすることは少なく、それは先述の通りイジメられていたから。常に人の顔色を伺い自分を押し殺している。人当たりはいいため不見倶楽部以外での普通の友人が多い。副部長のことは同族嫌悪から苦手としているが尊敬もしている。祖母が欧米人であるため天然の金髪を持つクオーター。容姿はギャルが一番近いかもしれない。実は一年生四人組の中で最もメンタルが弱い。先述の祖母の設定を生かしスカーレット関連の話を書こうとも思ったが、本筋とは全く関係ない話になることが確定しているので書く予定はない。名前の由来はいつも→出雲、友がいる場→友里。

 

桐谷 杏

種族:人間 性別:女 歳:15

程度の能力:なし

コンセプト:実は強い子

 

不見倶楽部一年生四人組の一人、もともとぼっち生活が長かったため吃音交じりに喋っていたが、初めての友人へ意見を通すために克服した。バイク大好き。初めての友人たちのことが何より大事であり、彼女たちのためなら怪我すら厭わない。それと同時にバイクの相棒であるドゥカちゃんが最も大切な物である。杏本人としては幻想はそこまでどうだってよく、友人と共にいられることが何より一番であり友人と尊敬できる先輩である副部長がいる不見倶楽部のことが四人組の中では一番大切に思っている。バイク好きのためそっち方面の知識が詳しく、その知識はオカルト方面にも及び副部長よりも詳しい部分があったりする。不見倶楽部に入り一番変わったのは杏であり、これからもそうなるだろう。スリルがあることを好んでいる節がありバイクに乗るともの凄いスピードを出す。いざという事態の時に副部長と伯奇が一番で信頼を寄せているのが杏。普段丁寧で大人しいが、最も過激な行動を取る。バイク操作に長け、副部長を除いて専門の技能を持っている頼りになる少女。結構言う時は言う。名前の由来は桐と杏の花言葉より選んだ。

 

 

小上 塔子

種族:人間 性別:女 歳:15

程度の能力:なし

コンセプト:我が道を行く

 

不見倶楽部一年生四人組の一人、何かを間違えている少女。占い大好きっ子であり、最もオカルト研究部の部員らしくはある。常に服にはゴテゴテとしたおまじないのアクセサリーをつけており、毎度毎度パワーアップして帰ってくる。中学時代は普通だったが、変わるために占いに傾倒した結果倒れこみそのまま沈んでしまい今の形になった。自分には何かが足りないと思っており、それを補うためにおまじないのアクセサリーを付けていたのだが、いつの間にかそれが彼女を表すものとなって自分であるためにおまじないのアクセサリーで自分を守るという悪循環に陥っている。自分には友人がいないことを気にしていないふりをしているが、本当はそうではなく、願子や友里、杏と本当の友人になれたと分かった『こちやさなえ』の事件の後は一人枕に顔を埋めて喜んでいたりした。自分を拒絶しないと分かった願子たちと副部長のおかげでアクセサリーの量が増えるという訳わからん少女、普通減るんじゃないのか。不見倶楽部内ではギャグ担当でトラブルメーカー、メンタルは弱くはないのだが強くもない。ただ立ち直りが早い。一番書きやすいキャラでもある。名前の由来は拝む→小上、タロットの塔から。

 

 

生徒会長

種族:人間 性別:女 歳:18

程度の能力:人の上に立つ程度の能力

コンセプト:愛される生徒会長

 

東風谷早苗の親友の一人、中学高校と六年間生徒会長をしている少女。実は程度の能力の持ち主でもあるのだが、かなり限定的なため本人も気が付いていない。彼女の能力は言うなれば将軍や大将の人を鼓舞する能力のようなもので、人間相手に言葉を投げかけるとやる気が出るというものである。それだけ。ただしこの能力のおかげで人に好かれ、彼女の下につきたいと思われる。それに合わせて裏表ない性格も合わさって生徒会長のことを嫌いになる人間はいない。最初は嫌いになったとしても、生徒会長の言葉の力と器の大きさに絆されてしまう。情に厚く、友人は絶対見捨てない。一葉高校の中ではトップクラスで頭のいい人間であり、情報戦に長けた副部長と共によく裏工作しているのだが、普段が普段であるせいでいまいち凄さが周りに伝わっていない残念筆頭。学校を守ることを第一としているため、不見倶楽部の厄介ごとの際ではそこで表には立たず裏で頑張っている人。不見倶楽部は頭痛の種ではあるのだが、副部長と東風谷早苗の二人がいるため大事な場所でもあり、中学の頃は不見倶楽部の幽霊部員のような立ち位置だった。名前は決まっているのだが、だいぶ変わった名前であるため気に入ってはおらず、副部長にならい生徒会長で通している。名前で呼ばれていた中学の頃まではよくラノベの登場人物の名前とか言われてよく副会長と早苗の二人に泣きついていた。

 

 

副会長

種族:人間 性別:女 歳:18

程度の能力:なし

コンセプト:影の実力者

 

東風谷早苗の親友の一人、戸隠で宿をやっている祖父母の手伝いをよくしている。戸隠流忍術の免許皆伝であり、この物語内だと屈指の天才型である。程度の能力こそないが、気を用いた忍術を操り、一葉高校内の近接戦闘では最強を誇る。幻想郷の住人と比べてもその戦闘能力は高く、相手が程度の能力を使おうと彼女の強さは中の中くらいに位置する。副部長と生徒会長からはバグキャラと言われており、勉強、スポーツ共に完璧であり頭の回転も早い。だが本人はそれを別に気に入ってはおらず、仕事に忠実なことも相まって本当に忍者のように目立たず常に影に徹している。だが気に入った人物をからかう事を趣味としている結構酷い性格でもある。東風谷早苗も勿論からかう対象の一人だった。生徒会長のことを一番気に入っておりだいたいは生徒会長の隣にいる。生徒会長がうっかりさんなのでそのサポートに全力を出し、生徒会が実は生徒会長と副会長の二人しかいないにも関わらず回していけているのは副会長のおかげ。常に生徒会長と共にいるため不見倶楽部の厄介ごとの際では同じく裏に回っている。影を意図的に薄くしているのと生徒会長の人気が合わさり学校内の生徒たちに彼女が生徒会副会長だと知っている者は少ない。自分の名前が生徒会長と比べて地味なことを気にしており、生徒会長と副部長が名乗らないことをいいことに自分も名乗っていない。

 

 

第二章『博麗』より

 

博麗 伯奇

種族:人間 性別:女 歳:18

程度の能力:沈む程度の能力

コンセプト:外の博麗の巫女

 

博麗の巫女を目指していた少女、副部長と同じく圧倒的な努力と経験のみで闘う。小さな頃に博麗の巫女を選ぶとやって来た八雲紫に魅せられた幻想郷に憧れ博麗の巫女を目指すがそこには才能という大きな壁が立ち塞がっていた。彼女もまた凡人であり、副部長が霊力などを使えていたらこんな感じになっていただろう。死ぬような修行によって手に入れた程度の能力沈む程度の能力はめちゃくちゃ強力な能力であることは間違いなく、その能力を使いこなせれば幻想郷の住人と比べても最強クラスの能力。ただ本人に才能がないため、一般人がF1カーに乗るようにその能力を完璧に使えない。才能を嫌い報われない努力をしたために努力も嫌う。だが努力している人間は嫌いじゃないとも思っている。副部長は自分と似ているため嫌いだが気に入っているというなんとも微妙な関係。八雲紫のことは普通に嫌い。小さな頃に霊夢と共に育ち姉代わりをやっていたので面倒見がいい。霊夢のことは大好きだが博麗の巫女の座を奪われ憎いという想いを持っていたが、博麗の巫女を諦めた今となってはただもう一度取り敢えず会いたいと思っている。現在副部長の家に居候中、名前の由来は、夢を食べるバクの別の呼び名である伯奇から。

 

種族:化け猫 性別:女 歳:不明

程度の能力:妖術を操る程度の能力、人を驚かす程度の能力

 

八雲の末席にいる少女、原作キャラだが最も登場頻度が高いため記述する。副部長が外の異変解決者として正式に任命されたためにそのサポートとして選ばれた。さっさと幻想郷に帰りたいとも思っているが、不見倶楽部はなかなか居心地がいいとも思っている。不見倶楽部の部員と比べると副部長以外には勝てる。幻想郷ではそこまで強くはないのだが、外の世界では結構強い。伯奇を昔から知っており、博麗の里にいた時の伯奇への連絡係もやっていた。東風谷早苗が軸にいるはずのこの話でまさかの準レギュラーを勝ち取った。もともとそこまで登場することが決まっていなかったのにどうしてこうなったのか。おそらくこの先も含めて最も登場頻度が高い原作キャラになる。八雲紫や八雲藍と違って未完の大器であるため、この物語中に最も成長する妖怪は彼女だろう。未来の伯奇と副部長の相棒ポジまで確約されている本作屈指の棚ぼたキャラである。

 

『外の異変解決者』

 

外は広いので当然副部長や伯奇以外にもいる。

 

 

第三章『土着神』

 

外の世界の話であるため当然オリキャラが出る。

 

 

最終章『幻想』

 

この最終章で重要な新しいオリキャラが十一人増えることが既に決まっており、今から頭痛の種だったりする。副部長の過去の話が絡むのと、幻想郷のキャラがいっぱい出ることも確定している。


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