MONSTER HUNTER 〜紅嵐絵巻〜   作:ASILS

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第05話 (著:サザンクロス)

 どれ程の間、彼等は走っていたのだろうか。内側で炎が燃えてるんじゃないかと錯覚を覚えるほど肺は熱く、脚は鉛を括りつけたかのように重い。相方のヤマト、そしてこの逃走劇に加わった一人と一匹、蘭雪とナデシコも疲労の色を強くしている。

 

「あぁ~もう!! 渓流を迷った挙句にジンオウガに追い掛け回されるなんて最悪よぉ!!」

 

「……やっぱり迷ってたかにゃ」

 

 息も絶え絶えに叫ぶ己が主にナデシコは走りながら器用にため息を吐く。そのままちらっと翔、それからヤマトに視線を移した。二人とも、長く続いた逃亡のおかげで限界が近かった。このままじゃ二人が倒れるのは時間の問題だと感じたナデシコはふと、あることに気づく。背後から迫ってきていた、ジンオウガの走る音が消えていたのだ。

 

「皆、止まってくださいにゃ! ジンオウガがいませんにゃ!!」

 

 ナデシコの言葉に翔達は足を止めて振り返る。ナデシコの言うとおり、彼等の後ろにジンオウガの紺碧の姿はなかった。

 

「「に、逃げ切れた(にゃ)~」」

 

 その場に座り込む翔とヤマト。蘭雪も肩を大きく上下させながら膝に両手を当てていた。

 

「走りながら泣きそうになっちゃったわ。迫力が半端ないわね、流石『無双の狩人』……で、あんた達は何であんなのに追いかけられてたのよ?」

 

 腰に手を当て、翔とヤマトを見下ろす蘭雪。翔はつっかえながら今までの経緯をかいつまんで話す。

 

「ふぅん、アオアシラの剥ぎ取りを終わらせた丁度その時にジンオウガが現れて、そのまま鬼ごっこの始まりってわけ。よく生きてたわね、あんた達」

 

 アオアシラとの激闘を終えた後にジンオウガと遭遇したことを不運と呼ぶべきか、そんな状態でジンオウガから逃げ切れたのだから幸運と言うべきなのか、蘭雪には分からなかった。ようやく息を整えた翔は立ち上がり、臀部についた土くれと草を叩いて落とす。

 

「それで蘭雪、だっけか? さっき、走ってる途中で迷った~って叫んでたけど」

 

「///っっっ!!! 何、耳聡く聞いてんのよ!!」

 

 げしぃっ! 蘭雪の蹴りが翔の脛を直撃。痛みの余り地面の上をのた打ち回る翔にヤマトが駆け寄る。一方、ナデシコは顔を真っ赤にしながら両腕を組んでいる蘭雪に注意していた。

 

「と、とにかく。この先に昔、集落だった場所の跡地がある。そこを通り抜けていけば、すぐベースキャンプに着く。まずはベースキャンプまで行こう」

 

「そうしましょ……今度、押し倒してきたら本気でぶち抜くからね」

 

 だからさっきのは事故だって言ってんだろぉ! と翔は声を大にして叫ぶ。蘭雪の装備がガンナーのものであるため、冗談だとしても洒落にならない。何より、彼女の目がマジだった。しかし、彼女を押し倒してしまったのも事実。翔はそれ以上、何も言わなかった。

 

「早く行くわよ。戻るのにもたついて、またジンオウガと遭遇なんて目も当てられないわ」

 

「だな。ヤマト、行くぞ」

 

「ナデシコ」

 

 それぞれの相方の名を呼ぶ。二人が話している間、周囲を警戒していたオトモは主の声に返事をした。そのまま二人と二匹は周囲を警戒しながらベースキャンプへと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ、集落の跡地だ。そこを抜ければ」

 

「ベースキャンプまですぐ、でしょ」

 

 だったら急ぎましょ、と蘭雪は足を速める。慣れているのか、ナデシコは特に慌てる様子もなく蘭雪についていく。翔とヤマトは慌てて二人を追った。翔の言うとおり、すぐに集落の跡地が見えてきた。忘れ去られたかのように廃屋が数軒並んでいる。集落跡地というだけあって、かなり広い。

 

「モンスターは……いないわね」

 

「……ご主人」

 

「あぁ、妙だな」

 

 警戒した様子で集落跡地を見渡していた蘭雪がほっと息を吐いた。しかし、翔とヤマトは訝しげな表情を作っている。

 

「どうかされたんですかにゃ?」

 

 訊ねるナデシコに翔はいや、と首を振ってみせる。

 

「ここさ、普段はジャギィとかがいるんだよ。時々、ブルファンゴとかも」

 

 だというのに今の集落跡地は小型モンスターの姿はおろか、気配すら感じられない。それも不自然さを感じさせるほど。偶々、ここに集まっていた小型モンスター達がいないのならそれでいい。しかし、それが偶然じゃないのだとしたら? 何かの理由があって、ここからいなくなったのだとしたら……。狩場としてこの渓流に来ている翔とヤマトのコンビだからこそ感じる違和感。蘭雪には今一ピンとこないのか首を傾げている。

 

「考えすぎじゃないの? モンスター達だって永遠、一箇所に留まってるわけじゃないんだ……」

 

 言葉を途切れさせる蘭雪。視線は一箇所で固まっている。嫌な予感を感じつつ、翔は蘭雪の視線を辿っていく。辿り着いたのは一際大きな廃屋の屋根部分。そこに奴はいた。

 

『……』

 

 雷狼竜ジンオウガ。翡翠色の目が翔達を見下ろす。

 

「先回り、してたのか……」

 

 固まった翔達をよそにジンオウガはのっそり屋根の上でと立ち上がる。地面に飛び降りる紺碧の巨体。着地音と軽い地鳴りが翔達を現実へと引き戻した。ジンオウガは相変わらず翔達を見続けている。それだけで翔は悟った。こいつからは逃げられない、と。隣の蘭雪を見やる。その目には明らかな怯えの色があった。意を決し、翔は一歩を踏み出す。

 

「ち、ちょっと翔」

 

「あいつ、俺とヤマトなんかよりもよっぽどここら辺のことを知ってる。その証拠に先回りされた。多分、逃げてるだけじゃ最終的に追い詰められる……俺が戦ってる間にお前は逃げてくれ」

 

 目を見開く蘭雪に翔は苦笑いを浮べて見せた。

 

「お前は巻き込まれただけだからな。俺とヤマトがジンオウガの気を引いてる間にベースキャンプまで走れ。そうすれば村、ユクモ村に行けるだろうから、村長にジンオウガのこどぉ!!」

 

 喋っている途中だった翔の後頭部に蘭雪の拳がめり込む。盛大に舌を噛み、翔はその場に蹲った。

 

「馬鹿じゃないのあんた! 何、格好つけてんのよ! あんたとその間抜けそうな顔のアイルーだけじゃやられるに決まってるでしょ!!」

 

 顔を赤くさせながら蘭雪は早口に捲くし立てる。間抜けそうな顔、と言われてヤマトが傷ついてるようだが、意に介さずに蘭雪は涙目になっている翔と視線の高さを合わせた。

 

「ここまで来て、あんたのせいで巻き込まれたなんてふざけたこと言うつもりは無いわ。私はハンター、あんたもハンター。だったら取るべき道は分かるわよね?」

 

 一方的に言うと蘭雪は立ち上がり、背中のアルクセロを広げる。既にナデシコも戦闘態勢に入っていた。暫し呆けた後、翔は口元に笑みを浮かべながら立ち上がる。蘭雪の言うとおりだ。ハンターであるなら、共に手を取り合い、協力して目の前の敵を討ち果たす! 翔は背負った骨刀の柄を掴みながらヤマト、それから蘭雪とナデシコを見た。

 

「行くぞ!!」

 

 ハンターとモンスター。生き残るための戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オォォォォォォッッッ!!!!!』

 

 眼前から翡翠の巨体が迫ってくる。翔は横に転がってジンオウガの飛び掛りを避けた。すぐ横で巨体が着地する音を聞き、翔は肝を冷やしながら跳ね起きる。ジンオウガの視線が翔を追っていると、離れたところで立っていた蘭雪が引き絞っていた弦を放した。小さな風切り音を放ちながら飛翔する一本の矢はジンオウガの角に直撃する。苛立たしそうに唸りながらジンオウガは蘭雪を振り返る。

 

「はぁ!!!」

 

 すぐさま、翔はジンオウガの尾に太刀を振り下ろした。だが、太刀は浅い傷を甲殻に残すだけ。ジンオウガは翔を無視し、蘭雪へと突進していった。地を揺るがしながら駆けてくるジンオウガに物怖じせず、蘭雪は第二射、第三射の矢を放つ。矢は吸い込まれるようにジンオウガの頭部へと飛んでいくが、悉く角に弾かれた。

 

「かったいわねこの犬っころは!!」

 

 激しく毒づきながら蘭雪はジンオウガをギリギリまで引き付け、巨躯に押し潰される寸前に横へと飛んだ。蘭雪が立ち上がるのと、ジンオウガが地面を削りながら体を反転させるのがほぼ同時。蘭雪が矢を番えると、ジンオウガの背中が雷を纏った。

 

「ナデシコ!!」

 

「はいにゃ!!」

 

 蘭雪が呼びかけた時、既にナデシコは持ち上げていた小タル爆弾を投擲していた。煙で放物線を描きながら飛んでいった小タル爆弾がジンオウガの右足に直撃、同時に小さな爆発がジンオウガを襲う。ダメージこそ与えられなかったが、爆発の衝撃で僅かにジンオウガが怯む。背中の雷もどこかへと霧散していった。

 

「行くぞヤマト!!」

 

「了解ですニャ!!」

 

 翔とヤマトの主従がジンオウガ目掛けて駆ける。視界の端にジンオウガに向かっていく二人を確認し、蘭雪はジンオウガに反撃させまいと矢継ぎ早に矢を射る。ナデシコも次の小タル爆弾を準備していた。

 

「疾っ!!」

 

「オニャー!!」

 

 裂帛の呼気、踏み込みに連動して振り上げられた太刀がジンオウガの鼻頭を斬る。ヤマトも先ほどの小タル爆弾で小さなダメージを受けている右足へとボーンピックを叩きつけた。ジンオウガは怒りの声を上げながら翔へと牙を突きたてようとするが、蘭雪の放つ矢がそれを許さない。

 

 一際大きな声を上げ、ジンオウガは体に力をこめた。

 

「ヤマト、下がれ!!」

 

 ジンオウガが何かするのを直感した翔はヤマトに呼びかけながら、自身も後ろへと跳ぶ。途端にジンオウガは前片足のみで自身の体を持ち上げ、尾で円を描くようにして周囲を薙ぎ払った。

 

「ニャッ!?」

 

 咄嗟にヤマトはその場に屈みこむことで事なきを得る。しかし、アイルーであるヤマトはともかく、人間の翔はそうもいかず。

 

「ぐあっ!!」

 

 ジンオウガの尾に打たれ、翔は大きく吹き飛んでいった。背中から地面に落ち、派手に転がっていく。後ろへと跳んだのが幸いしたのか、そこまで大きなダメージは受けておらず、頭がぼんやりするもすぐに意識がはっきりとなった。

 

「ってて……」

 

「ご主人!!」

 

「馬鹿、さっさと起きなさい!!」

 

 ヤマトと蘭雪の切羽詰った声に翔は尻餅をついた状態で視線を持ち上げる。見えたのは目の前で前足を振り上げるジンオウガ。

 

「うおぉ!!??」

 

 間一髪、翔は横に転がった。さっきまで翔のいたところがジンオウガの巨大な前足で踏み躙られる。もう一度、ジンオウガは前足を持ち上げた。死に物狂いで後転する翔。すれすれのところにジンオウガの足が振り下ろされ、地面を伝わってきた衝撃で翔の体が宙に浮いた。

 

『グルル……』

 

 ジンオウガの目が翔を追う。既に翔は立ち上がり、太刀を構えてジンオウガを睨んでいた。牙をむき出していたジンオウガの後足の近くで、ナデシコの投げた小タル爆弾が不意をつくように爆ぜる。更に蘭雪の放つ矢が背中に当たった。ダメージこそ無いが、ジンオウガの気を引くには十分だ。

 

「はは、分かってはいたけど、やっぱり強いな」

 

 蘭雪に向かっていくジンオウガを見ながら、翔は力ない笑いと共に呟く。アオアシラとは比べ物にならないその強さ。親父が何度も死にかけるわけだ、と翔は苦笑交じりに立ち上がった。

 

「ご主人! 大丈夫かにゃ!?」

 

 駆け寄ってきたヤマトの問いに翔は頷くことで答える。多少、全身ズキズキするも、動くことに支障は無さそうだ。再び、彼等は『無双の狩人』へと向かっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初、それらに遭遇した時に彼のものが感じたのは強い怒りだった。自分の縄張りを侵し、あまつさえ血で汚したことに彼のものは憤慨する。だから、彼のものはそれら二体を叩き潰すために追いかけた。ちょろちょろと逃げ回るが、そういう相手を追いかけるのには慣れている。捕まえるのも時間の問題だ。

 

 何時の間にかそれらは四体に増えていたが、彼のものにとってそれは些細なことだった。何体に増えようが、それらが辿る末路に変わりはない。その内、追い掛け回すのが面倒になったので彼のものはそれらを先回りした。強靭な四肢と、周囲一体を知り尽くしている彼のものにはその程度の芸当、容易なことだ。

 

 逃げられないと悟ったのか、それらはそれぞれの牙や爪をもって彼のものに向かってきた。追いかけっこの終わりを感じ、彼のものは僅かに高揚する。しかし、そこから先に待っていたのは彼のものにとって、未体験のものだった。

 

 倒れない、倒れないのだ、それらは。自分達がどれ程無力かを知っていてなお、彼のものがどれだけ強いかを見せ付けられてなお、それらは瞳から生きるという意志を失わなかった。いまだかつて、遭遇したことの無いそれら。彼のものにとって、蹴散らすものでもない、食べるものでもないそれら。

 

 長い時間が経ち、ついにそれらは彼のものにとって『追いかける相手』でも『食べる相手』でもなく、『戦うべき相手』となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どれほどの時間が経過したのか。只ひたすらに戦っていた翔達にはそれを知る術がなかった。満身創痍の四人は荒い呼吸を繰り返しながら目の前の『無双の狩人』を見据える。四人とは対照的に目立った傷はもちろん、ダメージもない。悠然と立ちふさがり、翡翠色の瞳が四人を見ていた。

 

「……蘭雪。後、矢って何本残ってる?」

 

「もう十本も残ってないわよ。そういうあんたこそ、そろそろ折れちゃうんじゃないのそれ?」

 

 蘭雪はボロボロになった翔の太刀を示す。強靭で堅固なジンオウガの甲殻に何度も振り下ろしたため、刀身は既にボロボロだった。オマケにジンオウガが相手では研ぎ石を使う余裕も無いので、いつオシャカになってもおかしくない状態だ。

 

「なぁ、あいつって」

 

「元気ピンピンでしょうね」

 

 だよなぁ、と翔がため息を吐いたその時、不意にジンオウガが鳴き始めた。すぐさま構える四人。しかし、ジンオウガが襲い掛かってくる様子は無い。一定の間隔を置いて、その身を輝かせながら鳴き声を繰り返している。

 

「何あれ……?」

 

「さぁ……ん?」

 

 ここで翔は周囲の変化に気づく。何かに惹かれるように、小さな光の玉が集まってきているのだ。その光玉から微かな羽音が聞こえることから、すぐに雷光虫だと理解することができた。周囲を舞う雷光虫の数に比例し、ジンオウガから発せられる光が強くなっていく。最後の雷光虫が集まった瞬間、ジンオウガの角と甲殻、毛が突き立った。

 

『オオォォォォォォォォンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 雷を纏ったジンオウガが天に向けて朗々と咆哮を轟かせる。迸る蒼電、電磁的な音が周囲に響き渡った。眼前の敵が起こした突然の変化に四人は呆然とする。自然と足が後ろに下がろうとする。武器を握る手に汗が光っていた。不意にジンオウガの巨体が宙を舞う。僅かな動作のみでばね仕掛けのように跳躍し、突き立った甲殻がずらりと並んだ背中を地面に向けて翔達目掛けて落下してきた。

 

「避けろぉ!!!!」

 

 無意識の内に発せられた翔の叫びに従い、四人は四方に散る。さっきまで四人のいた場所に落下するジンオウガ。周囲に衝撃と雷を撒き散らし、地面を泥か何かのようにごっそりと削り取った。

 

「む、無茶苦茶ね……ん?」

 

 尻餅をつき、急いで立ち上がろうとした蘭雪はポーチから何かが転がり出ているのに気づく。それはこの状況を打開することが出来るかもしれないアイテムだった。蘭雪は急いでそれを拾い上げると、全員に大声で呼びかける。

 

「皆、目ぇ閉じて!!!!」

 

 意味は分からなかったが、翔達は蘭雪の言葉に従って瞼を下ろす。いきなり大声を上げた蘭雪を振り返るジンオウガ。既にその時、それは投擲され、ジンオウガの目の前で炸裂していた。

 

カッ!!!!!!!!!

 

 瞼を閉じてなお、視神経を焼きつけんばかりの光が周囲を照らし出す。蘭雪が投げた閃光玉の光を目の前、それももろに浴びたジンオウガは視界を奪われ、苦悶の声を上げて滅茶苦茶に暴れ始めた。何も無いところへ飛び掛ったり、地面に足を叩きつけまくる。暴れ狂うこと数十秒、視界を取り戻したジンオウガの前に既に四人はいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何でもっと早く……閃光玉使わなかったんだ?」

 

「仕方ないで、しょ……念のために用意しておいたの、忘れてたんだから」

 

 走りに走って走りぬき、四人はベースキャンプへとたどり着いた。疲労困憊、満身創痍。どれほどの言葉を使っても表現できぬ状態だが、とりあえずは生きている。ハンターにとって、それが全てだ。

 

『オオォォォォォォンッッッッッ……』

 

 遠方から遠吠えが聞こえてくる。闘争の相手を見失った『無双の狩人』の咆哮だ。

 

「まさか、ジンオウガがいるなんてな……早く、村長に報告しないと」

 

「私達もついて行っていい? 正直、この状態で旅を続けたら一日と経たずに死んじゃうわ私達」

 

 もとより、こんなところで彼女を放り投げるつもりは無かったので、翔は一つ頷いた。

 

 これが彼と彼女、(ムラ)(サメ)(カケル)(ファン)(ラン)(シェ)の出会いだった。




ども、こんばんわ。サザンクロスってもんです。
いやぁ、モンハンの小説書くのって大変なのね。
特に狩猟の描写とかどう書いていいか分からんし。
まぁ、サークルの皆々様とぼちぼちやっていくんでこれからもよろしくお願いしまっす。
ではでは~。

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