正義の味方候補の魔術使い   作:ラグーン

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投稿が相変わらず亀最新の作者です☆いやー、慢心してたらいつの間にかかなりの時間が経っていましたね。てへぺろ☆(我ながら気持ち悪い……)さてさて、言い訳は……後書きで書かせてもらいますが……(するなよ)

まずは評価をくださりありがとうございます!見た瞬間評価がオレンジ(?)になっており軽く三度見してその後を放心しました。……まさかバーの色が変わるなんて思ってもいませんでしたので……。お気に入り数も約70人の方がしてくださりありがとうござい!今後とも正義の味方候補魔術使いをお願いします!それでは、本文にどうぞ!


第5話 魔王候補と正義の味方候補

「……制服を渡されて着るのはいいんだが、どうもなれんな」

 

ビブリア学園の制服を渡された俺は前日に何度も制服を試着してみるがどうもなれない。いつもの癖で黒の外套を羽織ろうとしたら流石に駄目だと指摘され渋々羽織ってない状態だ。あの外套は中々便利であるし、魔道士が見習う場所なのだから盗難などになったら洒落にならん。施錠はするがやはり不安である。

 

「……仕方ないと諦めるしかないか。だが、あの外套は俺にとっては命綱みたいなものだしな」

 

あの黒い外套は外敵ではなく外界から身を守るためのもの。投影魔術を使いすぎなければ内部にあるアレは暴走することはないが……暴走がなくても何かしらの副作用がこの身体に起きるため不安が横切るがその時はその時だと割り切る。もっとも投影魔術を限界まで使う日はくることがないと願いたい。

 

「今日からビブリア学園の生徒の一人か……まだ実感が持てないな」

 

軟禁状態から解放されるのは喜ばしいことなのだが……どうもこの学園の生徒になると思うと実感がわかない。今までは殆ど部屋で過ごしていたし話をするのは学園長とレヴィのみ。生徒の1人になる以上はこの学園の校則にも従うつもりでもある。この学園にどのような校則があるかは全く知らないが。

 

「なるべく目立たないようにしないとな。今の目的は記憶の回復とテーマを決めること……やれやれ、まだまだ先が重いな」

 

不満を口にするが何故か不思議と口角が不敵にも上がってしまう。自分が自覚しているよりどうやらビブリア学園で過ごす学校生活を楽しみにしている自分が意外だったりもする。

 

「楽しそうっスね、恭介さん。自分が見た中で一番嬉しそうっスよ?」

 

「む?そうか?……そこまで浮かれているつもりはないんだが……。いや、それよりレヴィ、ノックぐらいしてくれ。多少驚くだろう」

 

からかうようにレヴィはいつの間にか俺の部屋へと来ていた。最近はこのようにノックをせずに侵入してくる回数が多くなったっと思う。前は普通にノックをして入室してくれてたんだが……理由を聞いてみれば「隠密行動は忍者の基本っスから」の一言。聞いた時はその一言に何故か反論ができなかった。何故反論ができなかったかは自分自身もわかっていない。俺の思考など知らない彼女は会話を進める。

 

「驚いてる様子なんて一切感じないですけど。それより、恭介さんもビブリア学園の生徒の1人になるんっスね」

 

「そうだな。生徒の1人になるのはいいんだが、まだ実感がわかなくてな……学園生活になれるのは時間がかかりそうだ。それに問題は山積みだしな。力の制限、テーマ決め、そして記憶の回復だ。この3つの目的がすむまでは目立たないようにしないといかん。ああ、あと魔道や世界についての知識も皆無だからなぁ」

 

「問題が山積みッスね。力の制限に関しては力になれるかわからないですけど、テーマ決め、記憶の回復に関してはなるべくお手伝いするッスよ。自分が教えれる範囲でなら魔道、世界の知識もッス。……その時は手取り足取り教えるっスよ」

 

僅かに首を傾げ上目遣いで見つつ艶のある声を出してくる。その仕草をみて不覚にもドキリとしたが、それがバレるとレヴィはやってやったと言わんばかりにVサインを作るため今更だが誤魔化すように視線をずらす。最近はノックをしなくなったほか、変化を上げるならこのようにレヴィが最近何故かどうも色気を出してくるといったところだろうか?数日前に彼女と2人きりで夜空を見た以降こんな感じだ。なぜあの日以降彼女がこのような態度をとってくるかは不明である。

 

「……その時はよろしく頼む。なるべく君に頼ってばかりは避けたいのが本心なんだがな」

 

「その時は喜んで協力するッスよ。自分は別に迷惑じゃないので問題ないッスからご心配なく。自分もなにか起きた時は恭介さんに頼らせてもらいますから」

 

彼女はこう言うが迷惑はかけているだろう。一通りなれたらなるべく1人で対処するようにしないとなっと心に決める。無論、レヴィの頼みごとは断るつもりはないため何かあった時は引き受けるつもりだ。

 

「……忘れるところだったが、そろそろ行かないとな。確か、一度学園長室に寄らないといけないからな」

 

「そのことで少し報告があるッス。学園長が『そのまま真っ直ぐ教室に向かってもらって大丈夫だよ。君とレヴィちゃんは一緒のクラスだし、担任も一緒だからね!担任の教師には転校生のもう1人として教えているから教室前の廊下に立っていればわかってくれるはずだよ!あと、放課後学園長室にきてくれないかな?』っと自分に教えに来たッス」

 

「わざわざすまないな、レヴィ。……学園長とは少し話をしないといけないようだな」

 

報告ならば俺の部屋に直接くればいいものを。そろそろあの男とはハナシアイを行わないといけないらしいな。彼への恩義はどうしただと?奴への恩義などついさっき、そこらへんの狗にでも食わせてやった。奴には軽く校舎を吹き飛ばせる武器を使って粛清しないといけんな。

 

「クックッ。さて、あの男と少し話し合いをしてくるためレヴィは先に教室に向かっているといい。なに、俺もすぐに向かうさ」

 

俺は片手に無名の剣を投影して学園長室に向かおうとするがレヴィに時間が足りないッスよっと言われて仕方なく断念する。……なに、奴の命が伸びただけだ。俺はどちらにしろ放課後という時間があるためその時に奴とはハナシアイをすればいいだろう。

 

「ッ!?な、なんか背筋に寒気を感じたけど……僕なんか失敗したのかな?」

 

学園長室にて身震いをする学園長。ーーーある日に彼自身、学園長室ごと何者かに吹き飛ばされるという避けられない運命があるが今の学園長はそんな未来など知るすべはないだろう。

 

◽︎◽︎◽︎

 

「今になってなんだが気が重いな……」

 

教室向かうため廊下を歩きながらはぁっと俺は頭を抱えながらため息を吐く。隣にいる彼女は俺の様子を見て楽しそうにしている。

 

「恭介さんなら問題ないッスよ。人柄に関しては疑いをかけられることはないですし」

 

「……人柄で疑いをかけられないってなんでさ?俺は記憶がない状態だぞ」

 

「そうッスね。恭介さんは記憶が失う前にしても自分は信用できる人柄だと確信を得てるッス」

 

「俺は君の確信を得る行動など一切ないんだが……記憶を失う前の俺は非道な人間だったのかもしれないぞ?」

 

記憶を失う前の俺の人柄は外道なのかもしれないこともある。なのに彼女はそんなことはないと確信を得ているといった。彼女は答えるかどうか迷ってやがて口を開いた。

 

「自分が恭介さんなら大丈夫だと言った理由は秘密ッスよ。そうッスね、もし知りたいのなら自分の好感度をもう少し上げたら、その理由を話してあげるッス」

 

「……それは前途多難だな」

 

「恭介さんならきっと問題ないッスよー。その気になればきっと周囲の好感度を上げられるんッスから」

 

「いや、なんでさ」

 

彼女の突拍子な発言に俺は頭を抱える。そもそも俺みたいな記憶喪失であり未知数な人間など気にもしないだろう。彼女と学園長以外には隠すことになるが俺の力は異端物だ。それを隠しているにしろ大して特徴もなく長所もない、俺なんか誰かの目にとまることなどあるまい。

 

「あまり違和感がなく忘れるところだったが……君は早く教室に向かうべきではないか?俺は転校生の扱いになるため廊下で俺の担任になる人物を待っていないといけないが、君は別だろう?」

 

最近彼女とよく行動をしていたため今になって俺は気づく。彼女は俺とは違い既に生徒の1人だ。そんな彼女が俺のせいで遅刻などしたら彼女に迷惑をかけてしまう。

 

「確かにその通りッスね。もう少し恭介さんと一緒に過ごしたいですが、大人しく先に教室に向かわせてもらうッスね。それではまた」

 

彼女はそう言えば名残惜しそうに俺と別れた。俺はどうするかと思えばとりあえず教室付近にいる。あの男から直接ではないがレヴィから教えられたのは、確か転校生の1人として俺のことを教えているか。まて、少しおかしくないか?転校生の1人と言い方はまるで俺以外に転校生がいるということになる。

 

(……ふむ、それが本当のことなら利用できるのではないか?俺はなるべく目立ちたくないのが感想だ。もし、俺以外の転校生がおり、運が良ければ好奇心は俺ではなく人の好奇心を全てとはできないがもう1人の転校生にある程度向けることもできるはず。大方自己紹介がある確率が高い……ならば淡々と自己紹介をして、あとは俺以外の転校生の印象と自己紹介に賭けるしかあるまい)

 

小賢しい?そんなものは知ったことではない。利用できるのならば利用するのが当たり前だ。多少の策略でもしなければ今後のことに響くこともある。今のところ俺が最も警戒しているのはトリニティセブン、このビブリア学園に所属してる最強の7人。レヴィを除けば残り6人に俺の力を欺き、そして記憶の回復をしなければならない。もし遭遇し、記憶がないことを正直に話しても記憶回復に手を貸してくれることもなければ怪しまれることは間違いない。記憶喪失でありながら力のみを扱える人物など警戒対象に含まれるには充分すぎる。そのため転校生には悪いが利用させてもらう。

 

「……我ながら流石に卑劣か?」

 

誰もいない廊下でポツリと呟くように口にする。その場には無論俺以外に誰もいないため言葉など返ってくることはない。壁に背を預けて瞼を閉じ瞑想じみたことをしていればやがて足音が聞こえてくる。それは1人ではない、間違いなく1人以上はいるだろう。僅かながら警戒も含めて瞼を開ければそこには廊下の奥から赤毛のロングヘアにベレー帽を被っている少女、そしてその少女の後ろには黒髪の少年が此方に向かってきている。

 

(あの雰囲気から見れば……赤毛の少女が担任で後ろにいる黒髪の少年が転校生か。ふむ、しかしあくまでも予想に過ぎないが、赤毛の少女は俺と歳は余り離れているようには見えないが?)

 

もう1人の転校生が俺と年齢が大して差がないのはわかるが、教師の年齢がさほど変わりなさそうなのは何故だ?思考をしてみるが余りにも情報が少ないためなに一つわからない。情報がない以上直接本人に聞けはいいかもしれないがそれは除外だ。特に理由はなく予想に過ぎないが、あの若さで教師という職業、それに魔道士のだ。そんな場合はだいたい屈指の実力者の確率が高い。それほどの実力を持っているならば一方的に俺が警戒している存在、トリニティセブンの1人の確率が高い。まだ予測に過ぎないがトリニティセブン(仮)の1人と早々と顔を合わせることになるとはな。……やれやれ、少し前から思っていたが俺は運がなさ過ぎないか?

 

どうやらあちらも俺の存在に気づいた様子で恐る恐るとなにかを確かめるように話しかけてくる。

 

「貴方がもう1人の転校生の衛宮恭介ですか?」

 

「あ、ああ。俺が衛宮恭介だ。……君が担任の教師という判断であっているだろうか?」

 

俺の言葉に目の前にいる少女は頷く。担任の教師、これでますます目の前にいる少女が屈指の実力を持ちうる確率が俺の中で高まり相手に気づかれないように警戒心を高める。どうやら気づかれてはいないようで少女は自己紹介を始める。

 

「私は浅見リリスです。今は余り時間がないので……放課後に少し時間を空けてもらっていいですか?アラタを含めて学園長のもとに一度向かいたいので」

 

「了解した、浅見先生。放課後も時間が空いているので問題ない」

 

放課後に学園長室に行くことにはすでになっていることはあえて伏せる。別に言っても良かったと思うが念には念を入れていれておく。彼女がトリニティセブンかどうかは直接聞くのは下策だ。情報が少ない以上、下手に聞くのは怪しまれるだけで下手に気にするのも怪しまれる。あとでこっそりとレヴィか学園長に聞くのが安定だろう。そしてーーー彼女の後ろにいる少年の名前だろうといえるのも判明した。苗字はわからないがアラタっと浅見先生はしっかりと口にしたため間違いないだろう。俺と会話を終えた浅見先生はついてくるようにっと口にして教室に入って行く。

後ろからついて行くように同じく入室すれば数多くの生徒が好奇心旺盛な目をしていたがそのその視線の大半は俺ではなくもう1人の少年に向けられていた。

 

(どうやら俺が望むような結果になりそうだな。それは俺としては嬉しい限りだが……彼は一体何者だ?いや、別にクラスの大半の視線が向くのは気にしていない。彼の魔力量は一体なんなんだ?)

 

俺は気づかれないように僅かに目を細めて少年を見る。浅見先生の魔力量もだが、この少年の魔力量は流石に違和感を覚えるほどだ。それに俺が感じ取っただけだが……なにか他に異質なものを感じる。俺のアレとは違い他の

モノを感じる。……今はまだそれ詮索するべきではないか。

 

「……お前、本当に先生だったんだ?」

 

「こういう時はまず皆さんに挨拶してからにしてください。それに、『お前』ではなく浅見リリスです。本当に失礼な男ですね」

 

……俺が思考に没頭していたらいつの間に漫才じみたことが起きていた。確か浅見担任が俺の名前と少年の名前を口にしていたのが僅かながら聞き取れたが。春日アラタか……苗字や名前で日本人確定はできるだろう。失礼な男と言われるが、どうやら少年ーーーいや、アラタの方は素で言った様子で頭を掻きながら「……それもそっか」っと口にする。……気づいていない状態でついてきていたのは俺も言えるような立場じゃないが流石に呆れる。視線を少年からズラしふっと生徒らの方へと向ければレヴィと目が合う。すると彼女は俺を見て少しニヤニヤしている様子だった。

 

(……明らかに俺になにかを求めていそうな感じだったな。早々と騒動を起こしたくなければ、起こす気はないんだが……)

 

彼女が厄介ごとに俺を巻き込まなければいいなっとさっきと真逆な考えで遠い目をしていれば、金髪のツインテールの少女が元気よく立ち上がって挙手をしていた。

 

「はいはーい!質問ですっ!」

 

……あの様子だと明らかに質問を考えているようだな。まあ、元気なことはいいことだがっと感心していれば「どうぞ」っと浅見担任が言えば口を開いた。

 

「好きな女性はどんなんですか?」

 

割とかなりどうでもいい質問だった。いや、俺自身としては魔術に関して聞かれると思い密かに警戒していたんだが意味がなかったな……。安堵して警戒していた自分が馬鹿らしく思っていれば隣にいるアラタがその質問に答える。

 

「胸のでかい人だな」

 

余りにの即答に金髪のツインテールの少女が引いていた。……なんだろうか、アラタと言う少年は誰かに似ているな。いや、一体誰と似ていたんだ。俺は誰だと悩んでいればそのままアラタは言葉を続ける。

 

「まあ、なくても愛せると思うが」

 

「しかも微妙なフォローきた!」

 

「あとは、顔がよければいいよ」

 

「ぶっちゃけ女の敵ですね。わかりましたっ」

 

片手に持っていたメモに先ほどの質問の回答を書いているのか慣れた手つきでペンを動かし記入していた。すると金髪のツインテールの少女は次に俺の方を視線を向ける。……いや、まさか、な?っと思っていれば案の定俺の嫌な予感は当たった。

 

「先ほどと同じ質問ですけど……好きな女性はどんなんですか?」

 

なんでか僅かに敬語を使われたのは気のせいか?いや、レヴィや学園長と目つきがかなり鋭いと言われたことはあるがそれが原因か?……他をあげるなら僅かに髪に白髪が混じっていることが原因かね?俺の考えているのが悩んでいると思っているのか金髪の少女の好奇心が俺に刺さる。馬鹿正直に答えなくてもいいが……多少の交流関係も持たないと駄目だろうっと無理矢理納得して俺は答えた。

 

「……まあ、別に答える必要もないが。可愛い子なら誰でも好きだよ、俺は」

 

「貴方も女の敵ですね、わかりました」

 

「……なんでさ」

 

……少なからず好印象は持たれなかったが、まあいいだろう。別段と気にすることでもない。金髪のツインテールの少女ではない視線を感じればレヴィはなにかいいことを聞いたと言わないばかりに俺を見ていた。……いや、俺の答えは間違っていたのか?

 

「気は済みましたか?それではーーー」

 

「魔王クラスにしかできない”世界構築”したって本当ですか?」

 

浅見先生の言葉を遮るように金髪のツインテールの少女が言葉を発する。その言葉を聞いた瞬間浅見先生は驚いた表情を見せる。……世界構築?浅見先生が驚いた表情を見せた以上かなり大層な魔術に含まれるだろう。アラタは顎に手を添えてさも当たり前のように口にした。

 

「ああ、あれくらいなら誰でも出来るんじゃないか?」

 

その言葉を聞いた瞬間教室内は一気に騒がしくなる。魔王候補がだ!本物だ!っと次々と興奮したか声が教室内に響く。明らかにヒートアップしており浅見先生は静かにするように言うがその気配は一向にない。……流石に少し騒がしすぎるな。

 

「ーーー魔王候補がなにかは知らんが、幾らなんでも少し騒ぎ過ぎだと思うが?」

 

 

「「ーーー」」

 

声のトーンを低くし睨みつけるように目を細め俺は教室内にいる騒いでいる生徒らを見渡す。すると何もなかったように教室内は静まり返った。……やれやれ、別の意味で目立つかもしれんなっと内心で苦笑する。

 

「浅見先生、時間も少ないようだが?」

 

「は、はい。えっと本日の時間割と予定はーーー」

 

(やりすぎたと反省もあるが、まあ問題あるまい。俺の目的は達成した。あとは目立たないようにして記憶の回復と投影魔術についてバレないように慎重にするか。ーーーああ、アラタが誰に似ていると思ったら学園長に似ているんだったな)

 

俺は浅見先生の言葉を聞き逃さないに様しながらアラタが誰に似ている疑問がハレた。確か放課後でハナシアイをしないとなっと思っていればどうやら浅見先生からの時間割の説明などは終わったらしく俺は浅見先生から指定された席に座るため移動すれば、大方学園長の差し金だろう、レヴィの隣が俺の席だった。

 

「……君がニヤニヤしていた理由はこれか」

 

「恭介さんのご想像にお任せするッス」

 

知り合いと思われないように小声で伝えれば満面の笑みでそう言われる。会話の内容が聞こえない以上、周りからは俺が挨拶しているようにしか見えないだろう。彼女が何故教室に入った俺から視線を外さずニヤニヤしていた理由がわかり何度目かわからないため息を吐いたのだった。




わーい、相変わらずの噛み合ってないサブタイトル(白目)……えっと、また遅い投稿になり誠に申し訳ありません!で、でも!先月は2話ほど投下したのでこ、今回は多めに見たください!(殴

えっと、前書きにも言いましたが、評価をくださり本当にありがとうございます!コメントももらい、お気に入りに登録してくださり……ですが、調子にはならず初心者であることを忘れない様にして頑張っていきたいと思っております!

それとHFルートを劇場まで観に行きました!いやー、天候が雨から晴れに変わる様子など一切なかったので雨なんて知るかッ!みたいなテンションで行きました。好きな作品を観るためなら自分の身など気にしません(キリッ)感想はこの一言です。凄かった……その一言です。いや、もうハサン先生が、ね?兄貴に奮闘していたハサン先生がかっこよすぎて……そしてハサン先生を追い詰めていく兄貴もかっこよすぎて……ハサン先生追いかける時の兄貴のフォームに少し笑いましたが(笑い)……それにしても綺礼の食べている麻婆の辛さが見てるだけでやばいと思いますね。それを美味しそうに食べる貴方はなんなんですか……?長々と書いたらアレなのでまだ観に行ってない方は是非劇場に行きFate/staynight[Heaven's Feel]を観てください!fateシリーズの最後のルート桜ルート、言うならば百聞は一見にしかずです!

実はプリヤ劇場記念やHFルート公開記念で番外編書こうと考えましたが……やめました。はい……。理由は余りにもネタバレしてしまうからです。主に恭介の。多少のネタバレに抑えようと何度も考えましたがこの馬鹿の頭では思いつかず……無理だった様です(泣)……季節イベントのハロウィンの番外編書くのは難しいかもしれませんし……主にfgoイベント的に……((オイ

誤字&脱字があれば報告をお願いします!次回の更新は相変わらずの未定です☆

ちなみに質問ですが……恭介視点ではなくレヴィさん視点欲しかったりしますか……?

あ、余談ですがパライソちゃんこと、佐倉アサシンに聖杯使いましたb初聖杯がパライソちゃんだったりします。fgoマネー的に聖杯使うのは今まで躊躇ってましたがいつの間にかレベル90まで……我が陣営に来てくれてレベル上げは一日で終わるとは……金が一気に溶けましたが……(遠い目)パライソちゃんのスキルは5.6.5です。優先的には二つ目のスキルですねbちなみに聖杯使うキャラは決まっており、聖杯が余ったらパライソちゃんレベル100を目指して行く予定です!

あれ?後書きの長さ異常じゃない?

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