ハリー・ポッターと魔法の学校のアリス   作:聖夜竜

5 / 13
杖選び

 

 それから程なくして三人は『イーロップのふくろう百貨店』を後にする。もちろん、店から出てきたアリスとハリーはそれぞれ大きな鳥籠を下げている。

 

 二人で少し話し合った結果、アリスはオスの黒ふくろうの、ハリーはメスの白ふくろうをそれぞれ選んでペットとして飼う事に決めた。

 

 ちなみに二羽とも名前はまだ付けておらず、一旦自分達の家に帰ってから命名し、ふくろうの名前が決まり次第ふくろう便を使って互いに教え合うというアリスの提案で一致した。

 

 その後、アリスとハリーは二羽のふくろうと出会う切っ掛けを与えてくれたハグリッドに何度も頭を下げながらお礼を言い続けた。その頃にはダイナの話で微妙な気分になっていたハグリッドもすっかり機嫌良くなっていた。

 

 そして三人はいよいよ最後の店──『オリバンダーの店』へと訪れた。すべての魔法使いの必需品である魔法の杖……その中でも世界最高級と言われるのが、紀元前382年創業の高級杖メーカー──またの名を“杖のオリバンダー”である。

 

 店の中に入るとチリンチリンとベルがどこか奥の方で鳴った。狭くて見窄らしい店内入口の埃っぽいショーウィンドウには、色褪せた紫色のクッションに杖が一本だけ置かれ、店の奥では山のように膨大な数の細長い箱が天井近くまで整然と積み上げられている。

 

「いらっしゃいませ」

 

 アリスとハリーが物珍しげに小さな店内を静かに見渡していると、まるで瞬間移動してきた様に何の前触れもなく老人が目の前に現れた。

 

 この老人が魔法界でも有名なオリバンダーなのだろう。しかし突然の事にアリスもハリーも吃驚して跳び上がってしまったが、慌てて姿勢を正してから二人一緒にオリバンダーへと挨拶する。

 

「「こんにちは」」

 

「おお、そうじゃ。そうじゃとも、そうじゃとも。まもなくお目に掛かれると思ってましたよ、ハリー・ポッターさん」

 

 どうやらオリバンダーもハリーの事を知っているらしい。逆にロンドンでハリーより目立っていたアリスは、ここダイアゴン横丁では全くその名前を知られていない様子。

 

 最初は魔法使いだと聞いていたハリーが『不思議の国のアリス』を知っていたので、魔法界でもアリス・リデルの名は広く知れ渡っているのだろうと考えていたアリス。

 

 しかし魔法界に入り込んでみると、意外にもアリスは有名でない事にすぐ気付いた。その事に何だか不思議だなぁ……と思いはするが、元々アリスは目立つのがそんなに好きではない。

 

 いきなり魔法界の有名人にされてしまったハリーには悪い気もするが、このままもう少し“無名のフリ”をしていようとアリスは企んだ。

 

「お母さんと同じ目をしていなさる。あの子がここに来て、最初の杖を買っていったのがほんの昨日の事のようじゃ」

 

 オリバンダーの昔話を聞いていてアリスはふと思った。そう言えばこの老人……一体何歳なのだろうかと。まさか紀元前382年頃から現代まで生きている様な正真正銘の化け物という訳ではあるまいし……しかしその風貌から間違いなくオリバンダーは百歳を裕に越えているに違いないとアリスは推察した。

 

 その間にもハリーの両親がこの店でどんな杖を選んだかという話も終わる。

 

「それで、これが例の……悲しい事に、この傷を付けたのも、わしの店で売った杖じゃ」

 

 考え事に没頭していたアリスが気付くと、オリバンダーはハリーの目と鼻の先まで近寄ってその前髪を払い、白く細長い指でハリーの額に刻まれた稲妻型の傷跡に触れた。

 

「三十四センチもあってな。イチイの木で出来た強力な杖じゃ。とても強いが、間違った者の手に……そう、もしあの杖が世の中に出て、何をするのかわしが知っておればのう……」

 

 そこでアリスは初めてハリーの額に稲妻型の傷跡があるのを確認した。今まではハリーの前髪に隠れていて見えなかったが、こうして間近で見ると確かに不思議な傷をしている。

 

 あれは一体何の傷跡だろうと考えていると、不意にオリバンダーがアリスの前まで歩み寄って話し掛けてきた。

 

「それでそちらの……おや、あなたはたしか……見たところマグルの娘のようじゃが……ふーむ、ポッターさんと同じように素晴らしい魔法力に満ち溢れておる」

 

 どうもオリバンダーは一目見ただけでその人の事がよく分かる才能の持ち主らしい。マグルというのが魔法使いではない普通の人間を呼称する言葉だとはアリスも薄々理解していたが、まさか自分の中に眠る魔法力まで把握されるとは思ってもいなかったので驚いてしまう。

 

「あ、あの……あたし、アリス・プレザンス・リデルって言います」

 

「……似ておる。あれは何年前じゃったか……この店で杖を買っていった幻想のように美しいお嬢さんと似ておるのう……」

 

 アリスがぎこちなく名乗ると、オリバンダーは昔を懐かしむ様に目を細めた。

 

「リデルさん、“リーヴズ”という名に心当たりは?」

 

「リーヴズ……ごめんなさい。わからなくて……」

 

 誰かの名前だろうか……初めて聞いたアリスには何の事だか分からなかった。

 

「ふーむ……気の迷いじゃったか。さて、それではポッターさん、リデルさん。拝見しましょうか。どちらが杖腕ですかな?」

 

 いよいよ杖選びが始まった。オリバンダーは最初に杖腕とも言うらしい利き腕を二人から聞くと、銀色の目盛りが入った長い巻尺でアリスとハリーの肩から指先、手首から肘、肩から床、膝から脇の下、頭の周りと寸法を採り始める。

 

「さて、お二方。オリバンダーの杖は一本一本、強力な魔力を持った物を芯に使っております。一角獣の鬣、不死鳥の尾の羽根、ドラゴンの心臓の琴線──芯となる魔法生物の素材もみなそれぞれに違うのじゃから、オリバンダーの杖には一つとして同じ杖はない。もちろん、あなた達が他の魔法使いの杖を使っても、決して自分の杖ほどの力は出せない訳じゃ」

 

 それを聞いてアリスはなるほどと思った。だが同時に気になる事もあったので、オリバンダーに訊いてみる事に。

 

「あの……オリバンダーさん。あたし達ここで杖を選ぶって聞いたんですけど……」

 

「もちろん、選びますとも。しかしあなた達は魔法使いが杖を選ぶと思っているようじゃな?」

 

「えっ、違うんですか?」

 

「ふむ……実を言うとな、杖の方が持ち主の魔法使いを選ぶのじゃよ」

 

 そう聞いた時、アリスはようやく納得できる気がした。

 

 要するに杖選びとは、イギリスの有名なアーサー王伝説に出てくる聖剣エクスカリバーの選定の儀式に近いのだ。あれもアーサー王以外に抜く者がいなかったが、杖も聖剣と似たようなもので、その杖が持ち主に相応しいと認めた者でなければ、自分の物にする事ができないのだろう。

 

 魔法使いの杖について興味深く思考している間にも寸法は測り終え、勝手に動く巻尺はクシャクシャと丸まって床の上に落ちた。

 

「では、レディーファーストでリデルさんから。これをお試しください」

 

 いつの間にか棚の間を飛び回っては細長い箱を取り出していたオリバンダーが手始めに一つの箱を持ってきた。

 

「手に取って、振ってごらんなさい」

 

 この後に控えるハリーも緊張した様子でアリスの杖選びを見学する。アリスは最初の杖を取り、ドキドキしながら振って見せるが何も起こらない。

 

 オリバンダーは違うと言ってアリスから杖を取り上げると、別の杖を持ってきた。

 

 それからは大変だった。渡されるがままにアリスは色々な杖を試してみるのだが、オリバンダーはそのどれもが違うと駄目出ししては杖を取り上げていく。

 

 一体オリバンダーはこの一連の行動に何を期待しているというのか……試し振りをするアリスも、傍で眺めるハリーにも全く意味が分からない。

 

「難しい客じゃの。え? 心配なさるな。必ずピッタリ合うのをお探ししますでな」

 

 そうして試し終わった杖と空き箱の山が古い椅子の上に高々と積み上げられていく……それなのに棚から新しい杖を次々と下ろしては、何故だかとっても嬉しそうな顔をするオリバンダー。

 

 もしかして、このまま永遠に杖が決まらないで閉店の時間になるんじゃ──アリスがいよいよ不安に思い始めたその時、ついにその瞬間はやってきた。

 

「おお、そうじゃ。滅多にない組み合わせじゃが……柳とグリフィンの毛、二十九センチ、強くてしなやか」

 

 閃いた様にオリバンダーが棚から一つの杖を持って来てアリスに手渡す。ここまではそれまでと何も変わらない。

 

 ……が、ここにいる全員が店内の空気が微妙に変わっていくのを感じ取った。アリスも自分の手にした杖がそれまでのものと根本的に違う事を不思議と理解した。

 

 アリスが勢いよく杖を振り下ろすと杖先から青白い閃光が放出し、綺麗な光の雨となって店内に降り注ぐ。

 

 そのあまりにも幻想的な光景にハリーは感動して拍手し、オリバンダーとハグリッドも口々にアリスを賞賛した。

 

「すごい……見てハリー! あたし、本当の魔法使いになったみたい!」

 

 杖に選ばれて余程嬉しいのだろう。うさぎの様にピョンピョン跳ねて喜ぶ無邪気なアリスは見ていて微笑ましい。そんな中、アリスの杖を茶色の紙で包みながらオリバンダーは語り出した。

 

「この杖に使われているのは柳の木という珍しいものでしてな。癒しや守りの力を宿し、高度な無言呪文を掛ける事に優れておる。その為か、わしの店にも柳の杖を試したいと来られる客が多くてのう……」

 

 柳の杖──アリスにはまだ“無言呪文”が何かは分からないものの、癒しや守りの力があると聞いて嬉しく感じた。それにどうやら人気商品でもある様だ。

 

「じゃが、わしが気付いたところによると……柳の杖はどれだけ隠そうとしても、どこか不安定な部分がある者を好んで持ち主に選ぶようじゃ」

 

 どれだけ隠そうとしても、どこか不安定な部分がある者──オリバンダーに指摘され、浮かれた気分でいたアリスは正しく自分の事を言われている様で思わずドキッとしてしまう。

 

「リデルさん。わしが作る柳の杖は、もはや学ぶ事はあまりないと感じている者よりも、寧ろ大いなる可能性を秘めている者をいつも選ぶ。実はオリバンダー家に伝わる古い格言がありましてな……“最も遠い道を歩む者は、柳と共に最も速く進む”……そういうことじゃ。リデルさん、あなたはきっと大変なことをなさるに違いない……じゃが、それが“どのようなこと”であっても、あなたならその杖と共に立ち向かい、困難を乗り越えていく……わしはそのように感じましたぞ」

 

 オリバンダーの意味深な話を聞いて、アリスはどこかオリバンダーが好きになれないと感じた。オリバンダーの言葉がまるで、アリスがこれからホグワーツで酷い目に遭っていくみたいな言い方の様に聞こえたから……

 

 

 

 

 

 その後、今度はハリーが杖選びをする番になった。ハリーもアリスと同様に何本も杖を試しては次々と取り上げられ、あっという間にアリス並みの空き箱の山を積み上げていく。

 

 やはり嬉しそうにしているオリバンダーが言うには、普段これだけ杖選びで時間が掛かる新入生はそういないらしい。つまりアリスもハリーも共に優れた魔法の才能が眠っているという事だ。

 

 そうしているうちにハリーの杖も決まった。だが、オリバンダーの反応はアリスの時とは違って、何やらブツブツと意味深に呟き始めた。

 

「不思議な事もあるものよ……まったくもって不思議な……」

 

「あの……何がそんなに不思議なんですか?」

 

 ハリーもさすがに気になって訊ねると、オリバンダーは悲しげな眼差しでハリーを見つめた。

 

「ポッターさん。わしは自分の売った杖はすべて覚えておる。全部じゃ。あなたの杖に入っている不死鳥の羽根はな、同じ不死鳥が尾羽根をもう一枚だけ提供した……たった一枚だけじゃが。あなたがこの杖を持つ運命にあったとは、不思議な事じゃ。兄弟羽が……なんと、兄弟羽がその傷を負わせたというのに……」

 

 ハリーは息を呑んで身震いした。その一方でアリスはハリーの事情をまだ聞いていない為、何の事だか理解できずに首を傾げるも、オリバンダーの話で幾つか解った事がある。

 

 まず一つ、ハリーの額に刻まれた不思議な稲妻型の傷跡──それはその昔、“ある魔法使い”の魔法によって意図的に、あるいは偶然付けられたものだという事。そして次に、その魔法使いが所有する杖と同じ不死鳥の素材から作られた杖をこの日、ハリーが手にしたという事。

 

 これは偶然なのか、それとも必然か……何れにせよ、魔法界の神様はなんと悲劇的な運命の悪戯をハリーに仕掛けたものか。

 

(……きっとあの不思議な傷のせいでハリーは魔法界で有名にされたんだわ)

 

 オリバンダーの衝撃的な告白で店内の空気が重苦しくなる一方、アリスはハリーの額の傷を見つめながら心に思う。

 

(ハグリッドも、『漏れ鍋』のみんなも、クィレル先生も、オリバンダーさんも……みんながハリーを特別だって思ってる。それなのにハリーは自分がどうして有名になったかさえも忘れて……)

 

 そこでふと、自分の境遇を思い浮かべてしまうアリス。それだけの事なのに、根暗なアリスは自分がだんだん落ち込んでいくのを理解した。

 

(あたしとハリーはちっとも同じなんかじゃなかった……今日はハリーに悪いことしちゃったな……)

 

 自然と下がっていく小さな肩。今日一日知らない人達に囲まれ、逆に有名らしいハリーを隠れ蓑にしようと考えていた卑怯な自分が恥ずかしい。

 

 ……だからだろうか。先程からオリバンダーが続けて何か重要な事を言っている様に聞こえたが、自分の殻に入り込んだネガティブ状態のアリスはそのほとんどを聞き逃してしまった。

 

 

 

 

 

 時刻も夕暮れとなり、アリス達はすべての買い物を終えてダイアゴン横丁を出た。

 

 ダーズリー家があるリトル・ウインジングのプリベット通りまで電車に乗って帰るハリーと違い、アリスはロンドンからオックスフォードまで父親の車で帰る事になっているので、残念ながらここで二人とはお別れである。

 

「ハリー、言い忘れてたわ。誕生日のプレゼントなんだけど……」

 

 その別れ際、ロンドンの駅前通りで思い出した様にアリスが立ち止まって言い出す。

 

「あたし、いきなりの事でまったく用意してなかったから……ごめんなさい。一旦家に帰ってから必ず用意するから、もうちょっとだけ待っててくれる?」

 

「えっ? そんな……僕はもう充分最高の誕生日を過ごしたよ。初めて自分が魔法使いだってわかったし、アリスにも会えたし、ハグリッドと一緒に三人であちこちお店を回って──だからそんなプレゼントなんて──」

 

 ハリーは謙虚に言い掛けるも、わざとらしく上目遣いを見せるアリスに遮られてしまう。

 

「──あたしのプレゼント、受け取ってくれないの?」

 

「うっ……わ、わかったよ」

 

 たじろぐハリー。幼心に女の子の、それも最高クラスの美少女の上目遣いは狡いと、ハリーは照れて顔を赤く染めながら思った。

 

「よかったなぁ、ハリー。誕生日でこんなにも可愛いガールフレンドが出来て。え?」

 

 ニヤリとしてハグリッドが照れているハリーを小突くと、ハリーは益々顔を赤くして恥ずかしそうに言い返す。

 

「ち、違うよハグリッド! アリスと僕はそんなんじゃ……」

 

 駅前通りにハグリッドの愉快な笑い声が大きく響いた。しかしそんな楽しい時間も長くは続かないもの……ハリーがダーズリー家に帰る為に乗らなくてはならない電車の発車時間がついに迫る。

 

「ホグワーツ行きの切符だ」

 

 駅の入口で向かい合うハグリッドがアリスとハリーに同様の封筒を手渡す。

 

「九月一日──キングズ・クロス駅発──全部切符に書いてある。そんでアリス、お前の親父さんから預かった入学手続きの手紙はちゃんと帰ってダンブルドア先生に渡しとくから、何も心配せんでええぞ」

 

 ハグリッドに言われ、アリスはうんと頷いた。いよいよ別れの時間だ……

 

「ふくろう便で手紙と一緒にプレゼント贈るから、ハリーもちゃんと手紙出してね? 約束よ?」

 

 アリスがハリーと別れの抱擁を交わしながら耳元で囁く。今日一番アリスと急接近したハリーはこんなにも甘くて優しい、フローラルな香りのする女の子をこれまでに見た事がなく、ドキドキしてしまった。

 

「う、うん……必ず書くよ。ふくろう達も一緒に会わせたいし」

 

 緊張してなのか、無意識に両足に力が入ってしまう中、ハリーは最後までアリスとの別れを惜しんだ。

 

 きっとホグワーツでまた会える──胸に秘めた想いを信じて。

 

 

 

 

 

 




『本編では語られなかったアリスの杖に関する裏話』

アリス・リデル→5月4日が誕生日(忠実通り)。
柳の木(ヤナギ)の樹言葉:「神秘・変化」
グリフィン:「知識・王家・傲慢」の象徴。

ヤナギの木は守りの力があり、特に自然災害から守ってくれる。ヤナギに惹かれた人は強くしなやかで、予期せぬ事からすぐに立ち直ることが出来る。その為、「ヤナギの人」は自信を持って新しい課題に立ち向かうこと。困難に直面するたびに強くなっていく。

今になって考えると、アリスは実に主人公らしい杖に選ばれました。最初は別にそこまで意識してなかったけど。

ちなみにアリスとグリフィンの関係性ですが……実は忠実でもアリスとグリフィンは親しいものとされてました。

そもそもアリスが暮らすオックスフォードのカレッジの紋章がグリフィンですし。

またグリフィンは『不思議の国のアリス』でもしっかり登場し、アリスをウミガメのところまで連れていく他、アリスを背中に乗せてハートの城の裁判(物語最後の山場ですね)へと連れていきます。

ハリポタでもグリフィンという生き物は重要ですから、アリスの杖にはグリフィンが一番似合うだろうと……はい。

まぁ、アリスとグリフィンの関係は杖だけのものじゃないかもしれないけどね……(ぼそっ)

では、今回はこのへんで。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。