「潜水艦機関音は聴こえませんが、排水音が聴こえます。急速浮上中です。」ソナーマンの報告を聴き主砲・機銃を探照灯に照らされた潜水艦にみらい晴風は向けた。
また、みらいマストには代将旗とSN旗【停船命令・射撃予告】が揚げられていた。それを見たのか、白旗を掲げるとともにエンジン・モーターを切った。
「伊201貴艦へこれより立ち入り検査を行う。無駄な抵抗はやめられたし」
「会場安全整備局へ“東舞鶴高等学校伊201より雷撃を受け、伊201を臨検。 旗艦みらい以下武蔵・晴風”だ。急げ」
と角松に指示された電信員は電信室に向かった。その頃立検隊による立入検査を受けた伊201は、厳重注意と共に解放され帰投した。
「いやぁ、それにしても疲れたねぇ」
「ほぼすべて海上自衛隊の皆さんがやったわけだけどね・・・」
翌日、晴風のトイレットペーパーが足りなくなり、艦隊全体の数も減り買い出しにオーシャンモール四国沖店に行く事になった。
「角松」
「はっ」
「君にこれを授ける。立検隊も行くが彼女らの護衛頼んだぞ」
このちょっとした命令により、ブルーマーメイドとの接触方法が変わったのであった。
『内火艇降ろし方はじめ』
と艦内放送が流れ2艇の内火艇が出てきた。また、角松の乗る内火艇には無線機がついていた。
キング・クリムゾンが通りました。
「まちなs「誰か」」
角松が拳銃を向けながら、誰だと問うが応えず、二回目、三回目も反応しなかったため、地面に銃口を向け発砲した。
「次は貴女の眉間ですよ。所属組織名お願いしますね」
「ブルーマーメイドです」
「そうですか。岬艦長ブルーマーメイドという組織はどこの所属ですか?」
「か、海上安全整備局、です」
「では、横須賀海洋女子学校の敵対組織ですか?」
「海上安全整備局は敵対宣言をしています。ですが、ブルーマーメイドからの通達なかったと思います」
「では、貴女に聞きます。ブルーマーメイドは何のために自分達に接触したのですか?」
「それは、晴風・武蔵の安全確保のためです」
「分かりました。艦隊に案内しましょう」
と行ったものの警戒自体は解いていなかった。
そうして、艦隊に帰投した角松たちの乗る艦に対して艦砲や機銃を向ける準備をしていたのは、角松が『東京オリンピックは晴れ時々曇り』という通信を入れたからである。
「角松2佐以下5人只今艦隊に帰還しました。艦長、お借りしていた拳銃をお返しいたします」
「ご苦労様。しっかり五丁あるね」
全然日本武尊の登場シーンが見つけれない。。
そして更新遅くてごめんなさい。