紫陽花   作:大野 陣

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女性特有のアレになり、一夏ちゃんがキレたりします。
苦手な方は飛ばして下さい。

いちかわいくないので…口調も男に戻ります。Ep11.の一夏ちゃんのイメージを保たれたい方は読み飛ばしを推奨します。

中盤ぐらいではあっきーに甘える一夏ちゃんになるけどね!

Ep12.5であらすじを改めて前書きに記入します。
今回はただ『男の精神と女の身体の間で揺れ動きながらも、女になりつつある不安定な一夏』を書きたいが為です。

場面が頻繁に変わります。
なお、12.5も書き上がっており、明日7日の23時50分投稿予定です。よろしくお願いいたします。


Ep12.

 秋久はいつもの時間に目を覚ました。毎朝一夏が秋久を起こしに来るため、生活リズムが一夏寄りになってしまったらしい。とはいっても、世間的には普通かやや早めの時間である。

 梅雨入り前の天気らしく、空は鈍色で、弱い雨が降っていた。ここ数日は全く晴れておらず、気分まで落ち込みそうである。

 

 ゆっくりと身支度を整え、朝食の卵かけご飯を食べながら一夏を待った。普段ならやってくる時間になっても、一夏は来なかった。たまには寝坊したりする日もあるのだろう。秋久は時間ギリギリまで一夏を待った。しかしながら、一夏は来なかった。本格的に危ない時間になった。いつもとは逆に、一夏を迎えに行った。

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

 一夏の目覚めは最悪であった。風邪を引いたような倦怠感と、下腹部の痛み。痛みといっても、胃腸的な、締め付けられるような痛みではなく、鈍い響くような痛み。重りを無理やり詰め込まれたような不快感であった。目を覚ましてからも起き上がる気がしない。寝起きにもかかわらず、まだ眠気が残っていた。スッキリとしない、最悪な目覚めであった。

 

 ベッドの上で眠るとも起きるともせず、惰眠を貪る。否、貪らされる。抗い難い倦怠感と一夏は戦っていた。ケータイから来客を知らせるメロディが流れた。七時にはサイレントモードが解除される設定にしている。いつもなら対応するが、今日は対応する気が起きず、画面を見ずに表示を消した。

 表示を消すと、続いて着信を知らせるメロディが流れた。『斧崎 秋久』の表示見て、無視するわけにもいなくなった。約束しているわけではないが、毎日秋久と登校している。なかなか来ない一夏を心配して、訪ねてくれたのだろう。気が進まないが、着信に出た。

 

「…あい…」

『お、おはよ…大丈夫…じゃなさそうだな』

「おう…なんかダルくて腹も気持ち悪くてさ」

 

『ででーん。いっくん、アウトー』

 能天気な束の声と同時に、一夏の掛け布団に矢が当たった。全くダメージはないが、声と攻撃されているという事実が、一夏をより苛立たせた。

 

『あー…今日は休んどくか?』

「悪ぃ。今日休むわ。先生にも行っといてくれ」

 

『ででーん。いっくん、アウトー』

 もう一本矢が飛んでくる。またもや布団に当たった。更に苛立ちが加速する。

 

『そっか…その、お大事にな。なんか欲しいもんとか』

「うっせぇな!ほっといてくれよ!」

 

 秋久に当り散らし、通話を切った。束に仕掛けられたトラップのお蔭で、一夏の怒りは頂点に達している。

 

『ででーん。いっくん、アウトー』

「あああ!もう!!」

 

 直に束の番号を呼び出し、通話ボタンをタップする。ワンコールで束が出た。

 

『ほいほーい。どうしたのかなー?いっちゃん?』

「束さん!?何か撃ってくるアレ止めてくんねぇか!?」

『ほわっ!?なんかゴキゲンナナメだねぇ~』

「朝から腹は気持ち悪ぃし、イライラするしでたまんねぇんだよ!!」

『……あー…いっちゃん、トイレ行った?』

「はぁ!?…んなの関係ねぇだろ?」

『とりあえず、トイレ行ってみて?ひょっとしたらひょっとするかも知れないし。終わったら、また電話ちょうだいね』

 

 通話中にトラップが解除されたらしく、途中から攻撃されることはなかった。なんとかベッドから這い出て、トイレを目指した。

 

 トイレに入り、ショーツを下ろす。やや貼り付いたような脱ぎ心地と、形容しがたい、錆び付いた鉄ような臭い。用を足し、ふるえる手で下腹部を清める。いつもと違う感触。臭いを感じた時にも思っていた。何とか否定したかった。だが、トイレットペーパーに付着した赤黒い液体が否定させてくれなかった。

 

 男であった織斑一夏の体は、確実に女になっていった。

 

 

 

「…もしもし…」

『ほーい。その様子だと…やっぱり?』

「うん…その……アレだった」

『あー…そっかぁ…やっぱりきちゃったかぁ』

「束さん…俺…」

『うん。泣くほど辛いんだね。食器棚に薬があるから、それ飲むと楽になるよ』

「うん…」

『水無し、空腹でも飲めるのだから…その、お大事にね?』

「うん。ありがと…俺、大丈夫かな…?」

『大丈夫!むしろ、健康な証拠だよ!私なんて、中3までこなかったからね!』

「…うん」

『まぁ、ショックなのはわかるけどね。いっちゃんも早まったことしないでね?』

「なんだよ…早まったことって」

『うん!今ので笑えるなら大丈夫っぽいね!ピンクの錠剤だから、間違えないよーに!そんじゃ、お大事に~☆』

 

 通話を終え、キッチンへ向かう。束の言うとおり、食器棚の少し奥に見慣れないステンレスの缶が置いてあり、その中にシーリングされたピンク色の錠剤が六シートほどあった。とりあえず、一錠取り出して口に含む。ほろほろと錠剤は口の中で溶けていった。よろめきながらリビングのソファーを目指す。なんとかたどり着き、腰を下ろした。そのまま倦怠感に身を任せ、横になった。

 

 気が付いたときには三時間ほど経ってしまっていた。寝起きの身体が水を求める。そういえば、目が覚めてから水を飲んでいなかった。人は眠っている間、我々が想像する以上に水分を消費するのだという。

 

 シンクで水を汲み、一気に喉に流し込んだ。水分を補給し、一息付けたからか、長めの溜め息が零れた。

 

「はぁ……なんだってんだよチクショウ…俺が何かしたか?」

 

 男口調の愚痴が零れた。普段以上に注意力が散漫になっているらしい。

 トラップからの矢を警戒し、ビクリと身体が震えたが、先程束に解除してもらったことを思い出した。いずれにせよ、自宅では気が休まりそうにない。体調も先程よりかはかなりマシになっている。近場であれば外出は出来そうだ。自室に戻り、寝間着から着替える。合間に束に電話をかけ、ナプキンの使い方と使用上の注意を確認した。

 一夏は唯一の避難場所へ向けて、足を踏み出した。

 

 

 

 わずか十数メートルの移動で、一夏の体は不調を訴えていた。動けなくなるほどではないが、家を出た時よりも体の調子が悪くなっている。玄関のドアを開けた時に目の前を通った旧式自動車の排ガスの臭いが良くなかったのか、吐き気とも何とも言えない不快感が一夏を襲っていた。

 若干ふらつきながら秋久の部屋のドアを開ける。何度も来たことのある部屋。この二ヶ月弱で、自宅よりも落ち着く、くつろげる空間になってしまった。靴を脱ぎ散らかし、ふらふらと秋久の自室へ向かう。自室への引き戸を開くと、より秋久の匂いが強くなった。ベッドから特に強く匂いを感じる。間もなく六月とはいえ、まだ冷え込む夜もある。秋久のベッドには薄手の掛け布団が敷かれたままになっていた。花の蜜に引き寄せられる蝶のように、ふらふらとベッドへ潜り込む一夏。枕を拝借し、掛け布団を頭まで被せる。全身が秋久の匂いに包まれた。鼻で大きく息を吸い、口からゆっくりと吐き出す。深呼吸を続けるうちに、段々と力が抜けていく。全身の感覚がおぼろげになる。幼いころ、雷や偶然見てしまったホラー番組に怯え、何度も秋久と一緒に寝たことがあった。この間までは一夏の方が身長が高かったが、小学五年ぐらいまでは秋久の方が5cmほど高かった。手をつないで寝たり、同じ布団で秋久にしがみ付いて寝たりしたこともある。今は女になりつつあるかもしれないが、彼はまた一緒に眠ってくれるだろうか。

 落ち着く匂いに布団の温もり。懐かしく優しい記憶の中で、一夏は意識を手放した。

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

 秋久が帰宅した。鍵を開けようと電子キーを近付けると、2回電子音が鳴った。これは鍵がかかったことを示す音だった。つまり、今の今まで鍵が開いていたことになる。もう一度電子キーを近付け、鍵を開けた。空き巣にでも入られたことを警戒し、ゆっくりとドアを開けた。

 玄関には見慣れたサンダルが一足脱ぎ散らかされていた。犯人はこれで判明し、肩の力が抜けた。だが、いくら体調が悪いとはいえ、鍵もかけずに居るというのは如何なものか。一夏に一言言ってやる、と心に決め、自宅へと入っていった。

 リビングには相変わらず人気がない。トイレにでも行ったのだろうか。靴があることを考えると、部屋の外には出ていないはずである。それに、帰宅したのに制服のままというもの落ち着かなかった。ひとまず自室に入り、私服に着替えることにした。

 

「おかえりー」

「うおっ!?」

 

 部屋に入った秋久を出迎えたのは、布団虫になった一夏だった。ベッドの上で全身をすっぽりと掛け布団で覆い、頭だけを出している。

 

「…何やってんだよ…」

「いやー、ウチだと落ち着かなくってさ。アキの部屋でゴロゴロしてたんだけどな。こうほら、アキの匂いってなんか落ち着くだろ?んで、ふらふら~ってベッドに入っちゃって。そのまま布団虫になってた」

「……あっそ。ったく、部屋の鍵、開いてたぞ」

「マジ?ごめんごめん」

「しっかりしてくれよ?あと、さっさとベッドから出ろ」

「ヤダ」

「は?」

「弱ってる人間追い出すとか、鬼か。鬼畜か」

「弱ってるって……元気そうなんだけどな?」

「でも、断固拒否する」

「………左様で…」

 

 溜め息を吐き、Yシャツを脱ぐ。この2ヶ月余りで秋久は一夏に完全に慣れたらしく、目の前で着替えることに抵抗はなかった。もし、秋久の目の前で一夏が着替えようとしたなら、大慌てで部屋を出るか、それが叶わなければ目を瞑って見ないようにするだろう。一夏も秋久の着替えを見るのに特に抵抗もなく、掛け布団から頭だけを出し、眺めていた。

 

「そういや、何か食えそうか?」

「んー…朝から何も食ってねぇけど、食欲ないんだよなー…腹も気持ち悪いし」

 

 秋久の匂いの影響で吐き気はかなり改善された。しかし、まだ胃腸を圧迫されているような不快感と、弱くなりながらも続く鈍い痛みは治まっていない。

 そっか、と一言呟いて、秋久は自室を出た。ホットミルクでも作るのだろうか。たまにどちらかが風邪を引いたり、体調がよくない時にお互いによく作ったものだ。体調不良にはホットミルク。彼らの間では不文律になっていた。

 

 

 

「これなら食えるか?」

 

 引き戸から秋久が入ってきた。器用に足を使い、両手でトレイを持っている。皿には、ホイップクリームとパンケーキが三枚。そして、案の定ホットミルクとハニーポット、フォークと秋久用のコーヒーがトレイに乗っていた。ほぼなくなっていた食欲に反し、一夏の口腔内で涎が染み出してくる。何もしなくても、人はカロリーを消費する。なるほど、食欲がなくなったわけではなく、食事を作ることが億劫だったらしい。

 ローテーブルをベッドサイドまで引き寄せた。テーブルにトレイを置いた。

 

「ほら、起きろよ。これぐらいなら食えるだろ?」

「あーん」

「…は?」

「ほら、病人だから。あーん」

 

 決して月経は病気ではなく、むしろ女性としては健康である、という証拠になる。ただ、本人が不調を訴えている以上、病人といえなくなはない。上体を起こし、ベッドの上であーんと口を大開ける一夏。綺麗に並んだ真っ白な歯と、瑞々しいピンク色の舌が覗く。口を開けてパンケーキを要求する様は、親鳥に餌をねだる雛鳥の様に可愛らしい。

 一方の秋久は少し悩んでいた。今朝、一夏を迎えに行ったとき体調が悪そうだった。しかし、今は元気そうだ。何より目の前の美少女にあーんと食事を与えることが気恥ずかしい。だが、本人曰く体調がよろしくなく、食欲もそこまでないらしい。

 

「なぁなぁ。早く食わせてくれって。あーーん」

 

 秋久の悩みを余所に、パンケーキを催促する一夏。

 眉間に皺を寄せながら、パンケーキを一口大に切り分け、ホイップクリームを塗った。三段重ねのまま、フォークで突き刺し、ほら、と一夏に差し出そうとした。

 

「そんなおっきいの無理だってば!せめて二枚!!」

 

 一夏の抗議を受け、二枚重ねで刺し直し、口許に差し出した。はむっとフォークを咥え、ん~と感嘆の声を上げながら咀嚼する。次は蜂蜜で、とリクエストを伝え、改めて口を開けた。

 秋久はコーヒーを啜りながら、一夏への餌付けを続けた。

 

 

 

 パンケーキ二枚を平らげたところで、一夏の胃は満たされたらしい。残った一枚は秋久が蜂蜜をかけて食べた。最初にパンケーキを切り分けたおかげで、一夏が使ったフォークを使わずに秋久はパンケーキを平らげることができた。もっとも、フォークを新しく取りに行こうとすると、洗い物が増えるからそのまま食っちゃえ、と訴えてきた一夏に制された一幕もあった。秋久は見た目が美少女との関節キスが恥ずかしかっただけである。ただ、一夏自身はそんなことを微塵も考えておらず、ほぼ同性気分であった。

 

 一夏はホットミルク入りのマグカップを両手で包み込むようにして啜り、秋久は床に胡坐をかいてコーヒーを啜る。合間で今日の学校での出来事や、体調を気遣ったやり取りもあった。

 会話が途切れ、一夏が伸びをする。ゆったりとしたスウェットのお蔭で、一夏の上半身のラインが強調されることはなかったが、それでも膨らみが目立ち、秋久は視線を逸らせた。

 

「腹膨れたらさー、眠くなるよなー」

「何時間寝てんだよ」

「いくら寝ても寝たりないっつーか…なんだろな。この感じ」

「晩飯の時間には起こしてやるから、横になっとけよ。まだ本調子じゃないんだろ?」

「悪ぃね。んじゃ、お言葉に甘えまして…」

 

 改めてベッドに横になり、掛け布団を被る。掛け布団の隙間から、一夏が手を秋久に差し出した。

 

「…なんだよ」

「ん」

「ん、じゃなくて、なんのつもりだっての」

「手、繋ごうぜ」

「無理」

「無理、じゃなくて、訓練」

「…バカか。女の身体には触れんって。最近、ようやくまともに話せるようになったのに」

「スポーツテストん時はハイタッチしたじゃんか」

「知らん。記憶にない」

「ならいいけどさ。ほら、訓練だってば」

「ったく…」

 

 差し出された一夏の右手を、秋久の右手が掴む。握手するような形で、二人は手をつないだ。

 

「いや、普通は逆の手だろうが」

「へ?」

「だからさぁ~、左手で掴むんだよ」

 

 秋久の左手と、一夏の右手がつながった。体制としては、秋久がベッドにもたれかかり、一夏が横になりながら手をつないでいる。流石に恋人同士のように指を絡ませることはないが、それでも握手の形よりかはより親密さを感じられるつなぎ方だった。

 

「あー…アキの手ぇあったけぇ……すっげー落ち着くわ―……」

 

 手をつないでから数分後、規則正しい寝息が聞こえ始めた。

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

「おい、起きろってば」

「にゃーにー…もぉー」

 

 掛け布団の上から一夏を揺すり、覚醒を促す。頭でも引っ叩いてやろうかとも思ったが、可哀そうなので流石に自重した。一夏が寝入ってから、静かに食器を下げ、読書に勤しんでいると千冬から連絡が入り、夕食は織斑邸で、ということが一夏の知らない間に決定していた。

 時刻は既に七時を回っていた。夕食には程よい時間でもある。何とか部屋から一夏を引っ張り出し、二人は織斑邸へと向かった。

 

 

 

「いっちゃん!おっめでとー!!」

「おめでとう、一夏。これで大人の仲間入りだな」

 

 織斑邸のリビングに入ると、クラッカーが二人を出迎えた。破裂音と共に紙テープを浴びせられた一夏は、何が何やら理解できていないようである。もちろん、鳴らしたのは千冬と束だ。まだまだ、誕生日には早い。いったい何がおめでとうなのか、秋久と一夏は理解できていない。

 ダイニングテーブルにはどこからか調達してきた赤飯とレバニラ炒め、そして、ほうれん草の小鉢。おそらくインスタントであろう貝の入った味噌汁。飲み物は色とメニューから察するに、プレーンのジュース。赤飯と鉄分補給を主軸に置いた食事、一夏の初潮を祝うための席のようだ。

 

「いっちゃん、安心してね?ちゃーんと美味しいケーキもちーちゃんが買ってきてくれたからね!」

「感慨深いものだな。一夏もついに」

「何コレ…」

「何って、聞いたことないか?初潮の時にはこうやって赤飯を出してだな」

 

 初潮の祝いについて解説する千冬に対し、一夏は表情を暗くし、俯いた。

 

「…一夏?どうした?まだ、体調が」

「ふざけんな!」

 

 リビングに一夏の怒声が響いた。

 

「ふざけんなよ!何が子供を産む準備だよ!!俺は男だ!まだ男に戻れる可能性が残ってるんだ!!こんなもん、祝い事でもなんでもねぇ!!」

「い、いっちゃん…」

「馬鹿にしてんのか!!なんだよ!適当にかこつけて騒ぎたいだけだろうが!!俺のことなんて何も考えねぇで!!ふざけんなぁっ!!」

 

 逆上して階段を駆けがあり、自室に飛び込む一夏。

 いきなりの出来事に、残された三人は動けないでいた。




生理中って匂いに敏感になるらしいですね。
当SS内での一夏ちゃんに下記の属性が追加されました。

・月経期間中限定のクンカー New!
・体調不良だと甘えん坊 New!
・天然
・鈍感(男→女への好意は鈍感。女→男への好意は普通)
・あっきーといるときは俺っ娘。他の人がいるときは女の子(普段から中身は乙女になりつつある)

ご愛読ありがとうございます。
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