メタルなスライムがダンジョンに居るのは間違っているだろうか 作:Deena
それでは(*´∀`)つドウゾ
やあ、恐らくこの小説を見てくれている筈の皆。
僕の名前は[シンジ・サイトウ]だ。
僕が信仰してやまない創造神様、クリエイト様に転生させて貰った、このダンまちの世界に転生して、早四年位だ。
因みに特典は[二次元、三次元のありとあらゆる鍛冶の知識]を貰い、所属ファミリアは勿論、王道っていうか原作に関わりをかなり持つ[ヘファイストス・ファミリア]だ。
最近Lvも3になったし、金も鍛冶知識チートを使ってかなり貯まってきた、まあ大体は外に出ずに作業場に籠りっぱなし何だけどな。
そして今はダンジョンの六階層に居るんだが…
「…どうしてこんな所にメタルスライムが?」
そう、あの大型RPGタイトルのドラゴンクエスト皆勤賞モンスターの一匹、メタルスライムが何故かダンジョンの六階層に居た。
「いや、何故メタルスライムが居るかはわからないけど、あいつを倒せばかなりの
どうせメタルスライムだし僕はLv3だ、まず負ける事は無いだろう。
「先手必勝!喰らえ!」
自慢の剣と盾を構えて、僕はメタルスライムへ駆け出した。
俺は白髪の少年に助太刀してから、ベストプレイスへと戻る為、上へ登っていた。
そして、その帰り道に冒険者に襲われたので、攻撃を避けて観察している。
「くっ!この!当たれぇ!」
それなりに良い装備をして居るので、恐らく一撃では気絶しない可能性がある。
なので力を溜める必要があるんだが…
「くそっ!ちょこまかと!いい加減に当たれ!」
大振りの攻撃ではなく、手数で攻撃して来るので、下手な隙を見せられない状況になっている(会心の一撃が出るかもしれないから怖い)
「ピキィ(そうだ、良いこと思い付いた)」
そう、ステータスを見た時に煽るという技があった、それを使えば大振りの攻撃を誘えるかもしれない。
早速やってみる事にした。
「ピキィピッピキィ(ねえねえ今どんな気持ち?こんな見た目弱そうなモンスターに攻撃かわされ続けてどんな気持ち?NDK?NDK?)」
「くっ!何を喋っているのかはわからないが、凄く馬鹿にされているのはわかる!」
「ピッピキィ(そっちじゃないよ、こっちじゃないよ、上だよ下だよやっぱり上だよ)」
お、段々と額に青筋がたってきた、もうすぐでキレるかな?
「この野郎!」
左手に持つ剣を大振りの降り下ろしで攻撃してきたから、それを避け、一瞬で背後に周り、力を溜めた。
「な、紫色の…まさか!」
「ピキィ!(すっ飛べ!)」
冒険者の防具に当たったが、そんなのお構い無しに洞窟の壁へすっ飛ばした。
「が!?かっ…」
すげぇ、あいつが着ている防具、傷一つ付いて無い、どれだけの業物なんだろう。
「ピキィ(さて、ベストプレイスに戻りますか)」
「お、おい大丈夫か、しっかりしろ!」
ん?ここは…そうか、僕は負けたのか。
「あなたは?」
「おう、俺はメタルの被害にあった者を助ける
少し頭を打ったみたいでクラクラするが、それ以外の目立った傷は無いようだ。
「はあ…この防具を着ていて助かった」
「なあ、あんた最近Lv3になったっていう[
ぐっ!?ち、中2臭い二つ名を…
「…その二つ名で呼ばないでくれませんか?僕、その二つ名気に入ってないんですよ」
「そうか?カッコいいじゃねぇか!俺は冒険者を初めて五年だが、まだLv2だ、お前は四年でLv3だ!二つ名もカッコいいし、羨ましい限りだぜ!」
はぁ…どうしてこの世界の人は皆感性がぶっ壊れて居るんだ?
それにしても、どうしてメタルスライムは僕を見逃した?
まあ、どっちにしてもまたリベンジするけどな!首を洗って待ってろよ!
だがその後、メタルスライムが現れなくなってリベンジを果たせなくなってしまった、落ち込むシンジの姿を同じヘファイストス・ファミリアの団員達が目撃したのであった。
このダンまち世界には本来の転生者が居ます
ですからメタルがその世界に残るという選択肢がなく、本来自分が転生すべき世界に行くしかなかったというわけです
次の番外編が最後になります
ではまた!次話もよろしくお願いします!