もしもカズマがプリヤの世界に行ったら。   作:こしあんA

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テスト期間なので投稿が遅れると思います。
さっき間違って3話けしてしまったので書き直しです。
誤字脱字が多すぎて泣けてくる


3話 カズマの優しさ

「クラスカードライダー回収完了」

 

さっきまで俺たちが苦戦していた敵を一撃で倒した女の子がまるで機械のように淡々と喋る。

 

「だ、だれ?」

 

そうイリヤが言うと後ろから甲高い声が鳴り響く。

 

「オーホッホッホ、無様ですわね相手の力に恐れをなして逃げ惑うとは、とんだ道化ですわね。」

 

ルヴィアが俺たちをバカにしてきた。俺をバカにするのは構わないが、イリヤをバカにするのは許せない。あいつには泣くまでスティールを喰らわせてやる

 

「お疲れ様美遊、これで私達の一歩リードですわオーホッホッホ」

 

(いやあんた何もしてないだろ)

 

すると凛がルヴィアにマジ蹴りをした。

 

(あっこれ絶対ヒートアップするだろ。)

 

俺はそう悟り隅っこに避難した。

 

「レ、レディに対するこの仕打ちとはやはり品のない」

 

「やかまし!」

 

そうして凛とルヴィアの殴り合いが始まった。すると、地響きが鳴った。

 

「カードを回収したので表面界が崩れようとしているのですね早く脱出しましょう」

 

まじか!というかこのステッキ喋るのかよ。

 

そんなこんなで美遊がサファイアを使って脱出してくれた。

 

こっちのステッキも喋るのかよ。

 

戻ってきたのか。

なんかあっという間に終わったから実感無いな。

というか、ルヴィアと凛はまだ殴り合いをしてるのか。

あっなんか殴り合い終わった。なんかまたオーホッホッホとか言って帰っていった。全く俺のこと気がついてなかったし。あれ、おれ存在空気?

 

「とりあえずお疲れ様ありがとねイリヤとカズマ君。それと、今更だけどカズマ君は魔術使えたんだ。カズマ君は()()()()の人間なの?それになんで英霊と戦って怪我一つ無いのよ!」

 

そう凛が尋ねてきた。

 

(俺が怪我一つしてないのは、搦め手はかりつかってるからなんだよなー)

 

「凛ちょっと耳貸せ。」

 

イリヤにはまだ異世界のことを言いたくない。

 

「ええ、分かったわ」

 

カズマは異世界のことをだいたい伝えた。

 

「流石に信じられないわよそんなこと」

 

カズマ(だろうな、まずそれをはいそうですかと、信じるひとがおかしい。)

 

「でも、俺はバインドって叫んだだけで糸があの女を拘束しただろ。それが証拠だ。いまはまだ、信じなくてもいいけどさ。」

 

「そっ、分かったわよ。でもカードの回収手伝ってちょうだい」

 

凛が上目遣いでそう言ってきた。反則だろそんなの。

 

まぁ面白そうだしイリヤも参加するみたいだし妹のイリヤが夜頑張ってる中寝ていられないもんな。イリヤは俺が守らないとな、例え俺が弱くても俺は、イリヤの兄ちゃんだもんな。

 

「ああ、いいよ」

 

「ありがと、じゃあ用がある時は学校で伝えるわねそへじゃさよなら。」

 

ああ、と俺は相づちをした。

 

「イリヤ帰るぞ〜。」

 

「まって、今行く」

 

そうして家へと歩き出したが、イリヤはもう疲れているだろう。

 

「イリヤおんぶしてやるよ疲れてるだろ。」

 

「えっ、でも」

 

今日頑張って敵と戦おうとしたお兄ちゃんの方が疲れてるはずなのに。

まるでお兄ちゃんが話してくれたあの冒険者のように必死に

戦ってくれた。それに比べて私は、、、何もしてない

 

「いいから子供は無理しなくていいんだよその間寝てていいから。」

 

「ありがとう」

 

イリヤはカズマにおんぶしてもらった。

ーーーーーーーーーー

イリヤ視点

(えへへ、お兄ちゃんの背中温かかくて落ち着く、いつも私のお願いを結局「しょーがねーなー」と言って聞いてくれる世界で一番優しい私のお兄ちゃんの背中だ。なんかだんだん眠くなってきた...zzz)

 

(おっ、もう寝たか後は、セラ達に見つからないように潜伏スキルを使って家に入ってベッドで寝かせるだけだな。)

 

そうして長い夜が終わった。




キャスター戦本当どうしよカズマが空気になっちまうよだれか助けて。

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