〜する。〜だった。
などが多すぎてなんか今更ながら小説ぽくないなと思います。
言葉って難しいですね。
抗うことのできない圧倒的な暴力。
田中さんはまた傷を負ってしまった。
何回も、何回も、英霊の力が田中さんを襲って、私は見ていられなくなって近くに落ちていた布で巻かれた棒を持って立ち向かった。
当然私なんかが勝てるわけない。それでも身体が勝手に動いた。
世界がゆっくりと動く。スロー再生みたいに。これなら迫り来る鉄拳を避けられると思った。でも私の身体の動きもスローだった。
これが走馬灯。もう少しで死ぬ。でも違った。
彼女の鉄拳とただの棒っきれがぶつかった瞬間まばゆい光が布の中から溢れてると思いきや、その棒っきれはルビーだった。
前にクロが言ったように私は運が良いらしい。
私は
「フォイヤ」
撃ち出される魔力弾。それは戦いの合図となるゴング。
分かってはいた。私の攻撃は火力不足。何も出来ず防戦一方。それももう直ぐ終わり負ける。このままでは。だがまだかーどがある。
私は覚えている。クロが二度に渡ってやってみせた時の感覚を。一か八か、私はキャスターのカードをホルスターから取り出し、インストールした。
キャスター、それは余りにも理不尽な強さで一度は敗北してしまった相手。ほんの数秒で私達を絶望の淵へと陥れた者のカード。
だからこそ選んだ。
互いが必殺の一撃。宝具を放たなくてはならない局面。私はあの時キャスターが空間ごと焼き払おうとしたあの技を使った。
それでも圧倒的な暴力の前では無力。一つの神話の頂点の力には遠く及ばない。
目の前に迫り来るは『死』
それから私を守ってくれたのは田中さんだった。さっきまで四肢に落ちている剣を刺され、生身黒ひげをされていた田中さんはもう嫌な筈なのに。
「何で……」
その問い掛けに田中さんは笑顔で答えた。
「痛いのは嫌です。でも、イリヤさんが痛いのはもっと嫌です」
そう言い残し、光に包まれて行った。
間も無く私も光に包まれた。
ほんの数分前
放たれるは無数の宝具。どれも一級品。喰らえばひとたまりもない。
だが、それを苦ともせず門を開き王の財へと仕舞い込む。
「このままでは埒が明かん。行けエルキドゥ」
複数の門から放たれる鎖はギルの身体に絡みつき、手足を拘束し、宙に吊るし上げる。
「敵うとでも思ったのか? 財の殆どをこちらが有しているのだ。当然の結果であろう……逃げた二人は今捕まえたようだ。意外と呆気ないものだな。」
「はは」
ギルはこんな劣勢の中笑った。それは勝負を投げ出した者の吹っ切れた笑いではない。
「何がおかしい」
「笑うよそりゃ、こんな面白い事の真っ只中に居るんだ。そんな時人は笑うし、怒るし、泣くのさ。それこそが人間であろう?」
勝利を確信した。もしくは、こちらに機がある。そのような笑いだった。
「と言っても君には理解できなかったかな?」
拘束され、泥で顔が汚れようとも余裕の笑みは消えなかった。
「成る程、つまり私は侮辱されたのだな。ならば、人間らしくその侮辱に応えるとしよう」
門が開かれ無数の宝具が空に舞う。
ギルはそれを待ってましたとでもいうように笑みをこぼす。
アンジェリカの射出した宝具を全てを彼女が出したエルキドゥが全ての宝具を絡め取った。
「鎖が勝手に!?」
鎖は使い手を裏切り、持ち主の手へと戻ってきたのだ。
「僕だってさ笑うし、怒るんだよ。いい加減僕の
眉間にしわを寄せ、ギルの眼光は獣のように鋭かった。
金属と金属が擦れ合う音。
空を羽ばたく鎖はアンジェリカの周りに留まり球状となり拘束する。
宝具を五つ射出し、鎖を払い除け、脱出に成功する。だが、脱出の際に使った宝具は全て回収されてしまう。
ギルは手に持つ鎖を自身の身体以上に使いこなす。
襲い来るは7本の鎖。
「前門解放」
何十、何百という門が7本の鎖を撃ち落とす為だけに開かれる。
待っていましたとばかりに全ての鎖を門の中に入れ、射出前にその全てを絡めとる。
「知ってるかいアンジェリカ? この国には宝の持ち腐れという言葉があるそうだ。全く哀しいくらい君のためにある言葉だね!」
宝具を絡め取った鎖を引っ張り、門から引きづり出された宝具はアンジェリカへと雨のように降り注ぐ。
「粋がるなよ、カード風情が!」
剣が雨のように降り注ぎ我が身を貫かれながらもある一つの宝具を射出する。
それは一つの通路を塞ぐ程大きい。一級品であることは当然。それは神々が造ったもの。
アンジェリカはその剣に守られ、これ以上の負傷を被ることは無かった。
「斬山剣か、そういやイリヤさんとお兄さんにおられたんだよね。けど、こんな狭い地下水路で出すなんて優雅な光景とは言い難いな」
「付け上がるな小僧。搦め手が二度通用すると思うな!」
「似合わないな、怒りの真似事はよしなよ。さあ、諦めずに掛かってきなよ僕の戦力はたったの264本。王の財を持つ者がこんな小兵に負けちゃいけない」
先程まで激昂の表情を見せていたアンジェリカは人形のように『無』の表情をする人形のようになる。
「理解した。いくら最強の英霊と言えど、その特性全てを知っている貴様とでは相性が悪い」
「躾がなってないな。降伏する者の態度じゃない」
「舐めるなと言った筈だ、小さき王」
「君をかい?」
「エインズワースをだ!」
どこかに隠し持っていたクラスカードを取り出した。
宝具の射出ではなく、カードを媒介にしての射出。
これではエルキドゥで絡め取って仕舞うという対処が出来ない。それなら先手必勝と鎖を放つ。
狙うはアンジェリカ本人。だが鎖はアンジェリカに到達する事はなく、彼女の目の前で消え、彼女の後ろに現れる。
「言った筈だ。搦め手がにどつうようすると思うなと」
置換魔術で空間を出鱈目に繋いだという事は理解した。
「なら」
「なら全方位から。か? 無駄だ、それでは間に合わん。インク……」
彼女の言葉を遮る地響き。壁の崩壊と共にイリヤと田中さんが現れた。
「あら、ぼろ負けって感じ?」
「田中さん、大丈夫! 田中さん!」
何があったか田中さんの服はちりも残さず消え、スッポンポン。その肌の彼方此方は黒く焦げ、打撲痕、刺し傷が見られる。
その後わたし達は命かながら逃げ出せた。
もしあの時クロが狙撃して敵の進行を阻害してくれなかったら、エインズワースの当主が何を考えてか撤退命令を出してくれなかったら死んでいた。
☆
学校の屋上から見渡す冬木の街並み。
私たちの住んでいた地区はゴーストタウン化していた。その街を黄昏て見ていた。
夜
それは今までの出来事を振り返れる時間。
嫌でも考えてしまう。
家族と会えない寂しさ。大好きな兄の行方は未だに不明。クラスカードを使っても、手も足も出なかった。
今頃兄は何をやっているのだろう。考えれば考えるほど心が張り裂けそうになる。
考えないようにしても、夜という時間は嫌な事までも振り返らせる。
「またウジウジイリヤ」
嫌気がさしたような声
「さっきからずっとぼんやり。余裕よね。こんな状況で腑抜けて居られるなんて」
『腑抜けなんか!』と言葉に出そうとするが出なかった。
「分かってるわよ。ウジウジして居られる状況じゃないくらい。でも、こんな誰も居ない世界に飛ばされて、とても敵わない敵に襲われて……お兄ちゃんの行方もまだ分からないし……平気なわけないでしょ! 弱音くらい吐かせてよ!」
「本当世話がやけるったら」
突如現れる突風。それは屋上のフェンスをいとも容易く吹き飛ばす。
真夜中の空に剣が月夜に照らされ怪しく輝いていた。
「転身しなさいイリヤ、叩き潰して上げるわ」
夜空に輝く閃光。
干将・莫耶は自然のように美しく、それでいて恐ろしい。
襲い掛かる干将・莫耶を障壁を張り塞ぐ。見て分かるようにイリヤには戦意はない。
「やめてクロ! どうしてこんな事……」
「切り替えが遅いわ、あなたは今剣を向けられているのよ。襲う理由を敵に尋ねてどうするの? こんなんじゃこの先……いいえ、今ここで死ぬわよ」
殺気を孕んだ声。黒は本当にわたしを殺す気だ。
私は一瞬で鳥肌が立つ。
「そ、そんな事出来るわけないよ! クロには痛覚共有の呪いが……」
「そういえば抑止力だったのよね。でも、もういいか」
呪いの紋章に手を当てるとまるでテレビのマジシャンがマジックでものを消す時のようにすっと消えた。
「さぁ、これで心置きなく斬り潰せるわ! 」
地面を勢い良く蹴り、こちらへと向かって来る。干将・莫耶はイリヤの首へと狙いを定める。
「インストール」
怪しく煌めく複数の赤い閃光。それはいとも容易く干将・莫耶を貫き破壊する。
「トレース・オン」
新たに干将・莫耶を投影。無の空間から剣が現れる。
襲い掛かる二つの剣。それは翼の様に舞い、どんな角度からも攻め入る。
相手は二本、こちらは一本。手数で言えばこちらが不利。それを精密な槍さばきで不利を不利とも思わせぬ戦い振りをし、全てを防ぎきる。
「使い心地はどう? ゲイボルグの使い手、太陽神の息子。半神半人。ケルト神話の大英雄ーークーフーリンのカードは」
「知ってたんならやめてよ! わかってるでしょ、この槍は!」
ゲイボルグ
心臓を穿つという結果を先に作ってから槍を放つ。因果を逆転させた必中不可避の魔槍。そう、相手は死ぬ!
「頼もしい槍じゃない。それが本当かどうか試して見たら?」
「クロ、おかしいよ。どうしてそこまで怒ってるの? 私が一体何をしたって言うのよ!」
クロは返答せず、襲い掛かる。そうして、沈黙を維持したまま戦いが始まる。
イリヤは槍で黒の攻撃を逸らし、牽制するだけ。防戦一方。
やろうと思えばいつだって真名を解放し、心臓を穿つ事が出来る。だがしない。出来ない。
そんな消極的なイリヤの態度に腹を立てたのか、弓を使い始めた。クロは本気だ。
だがそれでもイリヤは攻撃に転じない。だからこそ攻撃メインのランサーを辞め、クラスを変える。
「
剣を三つ投影し、本質を矢へと変換する。弦を極限にまで引く。弓はミシミシと悲鳴をあげる。
息を吸い込み、脳をクリーンにする。当てられる。当たる。そう想い弦から指を離す。
放たれた三つの矢は着弾と同時に爆発する。それを苦ともせず、目にも留まらぬ速さで駆け抜ける。
空に響き渡る金属音。それはクロの四肢を拘束し、動きを封じる。
上書き、通常では行わない外法。故に身体への代償は大きく、鈍い痛みがイリヤの内側から襲う。
「敏捷性は最高クラスね。カードを使いこなせるようになってきたじゃない。」
分からない。私には分からない。クロが何を考えて、行動しているのか。
「……ちゃんと話してよ。言葉にしてくれなきゃ分かんない! ちょっと弱気になる事がそんなにいけないの! 目が覚めたら一人で、私の知っている街じゃなくて、お兄ちゃんも、クロも、ママもセラもリズも、みんな、みんな居なくて、敵はあまりにも大きくて、強くて、美遊を……」
自分で言っている間に気が付いてしまった。
美遊もこんな気持ちだったのではないのだろうか。考えて見れば、美遊からしたら、わたし達の世界の方こそ並行世界で、知っている人が、兄も居なくて。それで、カード回収のためにとても大きくて、強い敵と何度も立ち向かっていった。3ヶ月の間弱音を吐かず。
今感じているわたしの感情は美遊も感じて居たのではないのか。
考えれば考えるほどわたしが置かれている状況と同じ。しかも、一人なのだからどれほど辛かった事か。
そんなこと客観的に見ればわかった事だ。
「その顔、ようやく気付いたようね。どれだけ心細かったか、怖かったか。今ならわかるでしょう? あの子の友達ならわたし達は弱音なんて吐いちゃダメ。それに、お兄ちゃんならこの逆行くらい笑って吹き飛ばすわよ。弱いながらも自信の持てる全てを使い、知恵を振り絞って、諦めなんてしないわよ」
☆
燃え盛る絶望の街に犇めく黒い影達。
走る。走り続ける。逃走スキルを使い。敵感知に反応する複数の敵。走っても、走っても、敵影は振り切れない。
足音は聞こえず、無音で飛ぶナイフ。
「ひぃーあ! 助けてぇ! もう駄目、まじで体力が!」
もう諦めようかな。
「プークスクス。何あいつ、超必死じゃない」
「ぎゃぁあはっは、全くだぜ。面白すぎて、腹が裂けちまう。」
「本当よね」
(前言撤回、何としても生き残ってやる!)
二人は腹を抱え地面に膝を落とし、地面をドンドンと叩いたり、地面を転がり回ったり。
そんな無防備な姿を見せても尚、二人を見向きもせず、カズマをまるで親の仇。同胞の敵討ちをするかのように追い掛け回す。
「キシャシャシャシャ」と奇声を上げ、追い掛け回す。これを経験した者は、もう黒い物を見たく無いであろう。
カズマは大粒の涙を流し、必死に駆け回る。
「ぷ、ププッ」
「駄目だ……クッ、こ……堪えるんだマシュ。カズマに制裁される」
ダスト、白髪、覚えとけよ。
そもそも何故こんな事になったのかーー
そう、それは、白髪から治癒を受けて探索している途中いきなり奴らは現れた。
「我ら影の英霊。今ここに無残にも殺された同胞の仇討ちを!」
とか言って俺だけ襲ってきて、これ見よがしにあの二人が笑って。
俺が何をしたと言うのだ。
いや、前言撤回。したわ、あのハサンをストレス発散に無残に殺したわ。
そして今。
「『クリエイトウォーター』」
地面に水がばら撒かれ、水溜りが出来る。
「『フリーズ』」
氷点下の空気が発生し、地面にばら撒かれた水が凍てつき、地面に氷が張る。
何人の者かが摩擦の無くなった氷の上を走り、滑り、見事に頭から落ちる。
後方確認を行うと、無様な姿を晒した者が3人居た。
距離にして五メートル。右手をホルスターに寄せ、十四年式拳銃をホルスターから抜き、大体の位置に三発を発砲。
「『狙撃』『狙撃』『狙撃』」
この距離で狙撃スキルを使えば、俺の幸運ではまず外れることはない。
南部弾は奴らの身体の表面を破り、体内へと肉を喰い千切りながら進む。
弾は奴らの身体を貫き通す前に運動エネルギーが無くなり体内へと留まる。それだけならまだ良い。弾にはドレインタッチを付与したもの。身体の内側から寄生虫のようにみるみると魔力や生命力を奪い尽くす。
敵感知に反応する残りの敵は12人。目視出来る敵はあと2人。
魔力は既存の量の半分ほど。出来る限り無駄を省き、節約しなくてはならない。
十四年式拳銃をホルスターに仕舞い、腰に手を伸ばし、新たにサバイバルナイフを取り出す。
「『クリエイトウォーター』『フリーズ』」
サバイバルナイフの取っ手の部分に手を添え、取っ手の一直線上に水を出し、瞬時に凍らせ槍とする。
「『狙撃』」
投擲された槍はアサシンの右胸に突き刺さる。
惜しい、あと少しで心臓に刺せたのに。
アサシンは氷の柄を掴み、引き抜こうとするが、刀で言う鍔の部分が良い返しとなっており抜くことが出来ない。
後目視出来る敵は1人。
ワンショットワンキルというのを知っているだろうか。FPSゲームのスナイパーのあれだ。ゲームの中では基本的にスナイパーでしか出来ないがそれを拳銃で行う方法を知っているだろうか。
「『クリエイトウォーター』『フリーズ』」
最小限の魔力で敵の足元に水を飛ばし瞬時に凍らせる。
あとは簡単。手も足も出なくなった敵の顔を左手で固定し、十四年式拳銃の銃身を口の中に無理やり押し込み引き金を引く。
「ワンショットワンキル」
すぐさま敵は動かなくなり、消えていった。
ちなみに他の敵は死んではいない。ピクピクと痙攣を起こしているだけ。とは言えどもいずれ死ぬ。
「せ、先輩」
「ああ」
「「カズマの方が悪役みたい」」
カズマに聞こえないように2人は小声で話していた。
後は隠れ潜んでいる物を倒すだけ。一番面倒だ。以前俺がバゼットにやったように1人を探しているうちに他の者から集中砲火をされそうで怖い。
そこで一つ名案が浮かぶ。
「ダスト、チェンジ」
「いいよ、いいよ、俺はここで見てるから」
「令呪を持って命ず」
「お、おい。何をする気だ! や、やめ……」
「自害せよ……」
「わっかりましたー! この不肖ダスト、是非ともやらせて頂きます!」
そう言い残し、ダストは地面を蹴り、疾風の如く駆け出した。
「さあ、かかって来いよ雑魚ども!」
相手はナイフ。こちらは槍。人数で有利を持っていても正面対決ではアサシンは手も足も出ない。だが地の利は活かせる。周りには身を隠せる瓦礫や家宅が数多く存在する。
カズマに負傷を負わされた者の一人が、蹌踉めきながらも逃走を図る。
1秒もしないうちにその者はダストの槍に身体を貫かれ、絶命する。
「何逃げたんだお前」
ダストの声を聞く者は悪寒を感じた。
獲物を捕らえたダストの動きが止まる。今だとばかりにナイフが一斉に投擲される。
燃え盛る炎がこの暗い街を灯せども、まだ薄暗い。ナイフは黒く塗装されているため目視不可。
全方位からナイフがダストの首を喰い千切りろうと襲い掛かる。
突然ダストの周りから気流が発生し、ナイフの軌道を逸らし、ナイフは明後日の方向へと飛んでいく。
「悪いな、英霊特典でな。死んだだけで飛び道具を無効化してくれる能力をくれるなんて有難い事だ。ナイフの飛んできた方向を逆算してお前らのおおよその位置は掴めた。チェックメイトだよ、お前らは」
(はやくこいつらやらねぇと俺が死ぬ!)
カッコいい台詞を吐いたと思えば、結局ダストであった。
真・ダスト無双が始まった。
圧倒的な力の前に居場所のバレたアサシンは最早一般人となんら変わりはしなかった。
一人の者は『アサシンに人権なし!』また一人の者は『うわ、私たちの出番少な過ぎ』と嘆いていた。
「はぁ、はやく酒飲みてぇ」
ダストは何かに解放されたような清々しさ。まるで仕事終わりのサラリーマンのような顔をしていた。
イリヤ達の会話のからのカズマ達へのぐだりをやりたかった。こんなネタを風呂に入っている時に思いついて自分で笑ってましたね。ちなみに夏休み中。
だから戦闘シーンの妄想もまだ弓と刀だったんですよね。考えてみると今のカズマには無理だわと諦めていた時に日本兵を入れて武器を手に入れてこれなら行ける! と思ってたんですよね。
アサシン可愛そうですね。
文字は前と比べて千文字くらい増えましたがどうでしたか?