もしもカズマがプリヤの世界に行ったら。   作:こしあんA

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サブタイトル考えるの難しいですよね。きっとこの回もいつかサブタイトル変えるんだろうな。今回は俺頑張りました。多分台本形式じゃ無いと思う。
台本形式は嫌われる傾向らしいけどそれでもお気に入り登録してくれる人は凄く心が広いと思います。
台本形式の事を知ってからお気に入り登録してくれた人には本当に頭が上がりません。


15話 不死身の英雄

  俺は集合場所のビルに着いた。

  今は多分6時半位だろう。そういえば今日は 、ど○えもんの3時間スペシャルだったことを思い出した。流石に今から戻る訳にもいかず、録画して来れば良かったと後悔した。

 

「よっ、待ったか?」

 

「いいえ、今来たところよ。ところで何で矢を5本しか持って来てないの?」

 

「いや、その代わりに色々なもの持って来たじゃん。それに機動性を重視したんだよ。あとアサシンのカード貸して。」

 

「いいけど。はいアサシンのカード。」

 

「サンキュー。」

 

(成る程これがイリヤ達を苦しめた奴のカードか)

 

  俺は凛達にバレない様にこっそりカードを折れない程度に曲げた。

 そんなこんなで俺達は最後の決戦に向かった。

 

 

 

 

 

 ーーーー

 

 

 

 

 

  相手は2メートルはある。いや、もしかしたら3メートルあるかもしれないその巨体はこの狭い空間では驚異的な速度で突進してくる。まるで岩が転がって迫ってくるかのようである。

  美遊はその突進を上へ跳んで避けるが、フィールドが狭すぎて思うように動けない。

 

「シュート」

 

  しかし美遊の魔力砲はちっとも効いていない。

 

「...く、せめて足止め出来ないの ⁉︎」

 

「無理です...魔力砲が効いてる様子がありません !」

 

  それもそのはず、バーサーカーには一定ランク以下の攻撃は通用しない。やはりバーサーカーの事は言っておくべきだったかとカズマは思ったが、どう説明したらいいか分からないし、証拠がないから信じてくれるかどうかも怪しかった。

 

「”クリエイトウォーター”、”フリーズ”」

 

  俺はバーサーカーの足場を凍らせ、凛とルヴィアは宝石で足止め、そしてバーサーカーが怯んだ隙に美遊が素早くゲイボルグを使い殺した。

 

 

 

  あと11回。

 

 

 

  安心も束の間、バーサーカーはすぐ蘇生し、油断していた美遊を殴り飛ばした。俺は強化魔術で足を強化し、美遊を受け止めた。

 

「大丈夫か?」

 

「な、なんとか。」

 

  きっと物理保護が無ければ頭と身体がさようならしていただろう。

 

「■■■■■■■■ーーーーーッ」

 

  バーサーカーは声にならない声を上げた。真横に居たら飛ばされてしまいそうな迫力だった。

 

「取り敢えず撤退するわよあんな相手じゃ勝ち目がない。」

 

  凛がそう言うと俺達はビルの中へと撤退した。俺はバーサーカーの事を甘く見ていたかも知れない。

 

「サファイアここでいいわ」

 

「はい。限定次元反射炉形成!鏡界回廊一部反転!ジャン...」

 

 ーーー

 美遊視点

 

(このまま撤退したら次はイリヤが呼ばれる。それだけは絶対ダメ!イリヤは戦いを望んでない。それに私はイリヤにひどい事を言ってしまった。初めて出来た友達なのに。私はお兄ちゃんの願いまで私は...)

 

  私がそう考えて残ろうとした時、私より先に魔法陣から出た人がいた。それはカズマさんだった。

 

「カズマくん!」

 

「カズマ!」

 

「悪いな俺ちょっとここに残るわ、それと”スティール”」

 

  そう言うとカズマさんはステッキを奪い、

 

「このステッキが無いとここにこれないんだよな?来たかったらイリヤと仲直りして来い。そのくらいの時間は稼いでやるからさ。」

 

「なんでそこまで」

 

  私はカズマさんがそこまですることが理解できなかった。

 

「だって俺はイリヤのお兄ちゃんだからな。イリヤとその友達の中が悪かったら何としても仲直りさせたいものだろ?だから俺が死なない内にパパッと仲直りして早く来い。」

 

  カズマさんの言葉はあの時のお兄ちゃんに似ていた。

 

 

  そうして私達は元の世界へと戻された。

 

 ーーーー

 カズマ視点

 

  危なかった。もしあの時スティールで下着を盗んでいたら俺の株が大暴落するところだった。

 

「カズマさん何故こんな事を...」

 

「知らね。その場の勢いでやった後悔はしていない。」

 

「馬鹿なんですか?いいえ、馬鹿ですね。」

 

「仲直りして欲しいから。まぁサファイアにはまだ付き合ってもらうがな。...おっと来たな。」

 

  バーサーカーは猪の様に突進して来た。俺は取り敢えず広い所まで逃げることにした。

 

 ーーーーー

 

  ようやく俺は広そうな場所にたどり着いた。バーサーカーは俺に追いつくともう逃がさんぞと言わんばかりに迫って来た。もうここらでいいだろ。

 

「さて行くぞ大英雄(ヘラクレス)命の貯蔵は十分か ⁉︎」

 

「■■■■■■■■ーーーーーッ」

 

 バーサーカーは”誰が貴様なんぞに負けるか”と言う様に雄叫びを上げた。




「どうもツヴァイ編を考えてバーサーカー戦の事をちっとも考えてなかった主です。」
「どうもステイナイトライダーです。あなたツヴァイ編を考えていたけど結局ほとんど覚えて無いじゃ無いですか。いい加減ノートに写してください。」
「ごめんなさい。あと他の小説もやってみようかなとか考えていました。」
「私が主人公のですか⁉︎」
「いいえ、ヒロアカです。最初プリヤじゃ無くてヒロアカで士郎の奴書こうかなとか考えてましたが他の人がやっていたのでそれを読む事にしました。」
「それより私メインの作品を」
「無理!」
「...ベルレ」
「ま、まずい令呪をもって命ずこい、ランサー!」
「ほーん!」
「ランサーの盾」
「何故おれ!」
「ランサーが死んだ!この人でなし!」
「人でなしはあなたですよ。」

「「それではさようなら!」」

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