インフィニット・ストラトス~シロイキセキ~   作:樹影

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30:生兵法は成功への礎と成るか否か

 

「―――さて、簡単な自己紹介は道すがら終えたか?

 それじゃあ、親睦会を始めようか」

 

 昼休み。

 屋上にて、その言葉を皮切りに華やかな昼食が始まった。

 場にいるのは発起人の一夏に、主役のシャルロットとラウラ、そして箒にセシリア、鈴音とそして本音だ。

 丸テーブルを囲んで、残念そうに眉を寄せているのは本音だ。

 

「かいちょーやお姉ちゃんも誘ったんだけどね~。

 忙しかったみたい」

「まあ、仕方がないだろ。 むしろ、今更だが俺も行ったほうがよかったんじゃないのか?」

「ん~、大丈夫だって言ってたよ~。 とりあえず今日はお姉ちゃんたちで何とかなるって。

 ただ、明日からちょっと忙しくなるって言ってた」

「そうか……」

 

 本音経由の伝言に、一夏が腕を組んで鼻から息を抜く。

 その忙しさの理由に心当たりがあるからだ。

 

「ということは、いよいよ本決まりってことか」

「みたいだね~」

「オイ嫁、主役を置いて盛り上がるとは自覚が足りんぞ」

「まあまあ。 落ち着いてよ、ラウラ」

 

 頬を膨らませたラウラが一夏を小突いていると、シャルロットが苦笑を浮かべながら宥めに入る。

 元よりさほど怒ってもいなかったのか、ラウラのほうもすぐに引く。

 そのやり取りに、一夏が思わずへぇ、と唸る。

 

「いつの間にやら随分と仲が良くなってるな」

「うん、まあ昨日も話してたしね」

「昨日?」

「私と同室なのだよ、シャルロットは」

 

 ラウラの答えに、一夏は納得を得る。

 考えてみれば同じタイミングできた転校生同士だ。

 二人一部屋が基本の寮なら、そのまま同じ部屋が割り当てられるのは自然な話と言える。

 

「ところで、本決まりってなんのこと?」

 

 首を傾げるシャルロットの疑問に、他の者の視線も二人へ集まる。

 どうやら気になっているのは皆同じらしい。

 しかし、一夏と本音はというと苦い表情を浮かべるしかない。

 

「あ~……」

「……悪いが、俺たちの口からは答えられん」

 

 結局、本音は申し訳なさそうに袖の余った両腕を×の字にして、一夏は簡潔にそう言い切るしかない。

 そう言われれば、彼女たちとしても引き下がるしかない。

 箒以外の皆は国家代表候補生で、箒も姉がISの生みの親ゆえに保護プログラムであちこちを転々とした過去を持っている。

 そのため、守秘義務というものがどんなものなのかは身に染みて理解していた。

 

「それにしてもさ、すごいよね。 副会長って聞いた時は驚いたよ」

「うむ、さすがは嫁だ」

 

 話題を変えるように言ったシャルロットの言葉に、なぜかラウラが得意満面に頷く。

 それに対し、賞賛を受けた本人はというと弁当のおかずが苦虫にすり替わっていたのかといわんばかりの表情を浮かべている。

 

「つい最近も別の相手に似たようなことを言われた気もするが。

 言うほどすごいわけじゃないぞ? こういうのは真っ当な選挙で選ばれた奴のほうがすごいんだからな」

「そうかな? 確かに個人の一存なんだろうけど、それを任された後の仕事の手腕は一夏本人の実力でしょ?」

「そうだよおりむ~。 おりむ~はめちゃくちゃ有能だよ。

 おかげでわたしもらくちんだよ~」

「いや、ちゃんと仕事しなさいよ」

 

 のんびりと称賛する本音に、鈴音の鋭い突っ込みが入る。

 しかし本音はなぜか「ふっふっふっ……」笑いを含ませる。

 

「なにを隠そう、私はむしろ足を引っ張っちゃう要員なのだ~」

「胸張って言うことですの、それ?」

 

 自信を持って言い放つ本音にセシリアも思わず呆れ半分な声を上げる。

 そんなやり取りに、一夏も苦笑いを浮かべざるを得ない。

 

「まあ、足を引っ張るは誇張だがな。

 確かに仕事は遅いのを姉の虚先輩に叱られているが、それでもやるべきことはやってるし、仕事そのものは丁寧で確実だよ」

 

 その評価は紛れもなく一夏の本心だ。

 確かに至らぬ部分はあるし、甘えている部分もあるが自虐が過ぎるほどのものではないと彼は思う。

 が、そんな風に言われた方はというと、慮外の言い分に思わず赤面してしまう。

 口元を袖の余った手で隠すと、どこか恨めし気な涙目で彼を見据える。

 

「う~……その言い草は卑怯だよ、おりむ~」

「叱るのは普段から虚先輩にされてるからな。 それに、こちらのほうが案外効くだろう?」

 

 どうやら確信犯らしい。

 しかし、本音の赤面の理由を十全まで把握できているかというと否であろう。

 根本的なところでは朴念仁なのだ。

 故に、

 

「おい、主役を置き去りにして自分たちだけで盛り上がるなといっているだろう」

 

 ラウラに頬を引っ張られるのも当然の結果だろう。

 痛みを与えるようなやり方ではないが、端正な顔立ちがコミカルに歪んでいる。

 

「ああ、ふまんふまん……っと、それじゃあ改めて始めようか」

 

 そうして、各々がそれぞれ自分の昼食を前に出していく。

 

 この場で、弁当を持参してきたのは一夏に箒、セシリアに鈴音だ。

 他はともかく、セシリアが弁当を作ってきたことに一夏は静かに驚いた。

 自信作なのか、取り出す表情はどこか得意げだ。

 そしてそれ以外の三名は購買で買ってきたものだ。

 まず、シャルロットはおにぎりが幾つか。

 IS学園は対象が年頃の少女であるためか、その大きさはコンビニで売っているようなものよりも僅かに小ぶりだ。

 何気にチャレンジ精神に溢れている面のあるシャルロットらしく、この国ならではのものを早速試しにかかったようだ。

 一方でラウラのほうはパンで、しかしシャルロットとは別な意味で日本独自の代物だ。

 焼きそばパンにあんパン、それにメロンパンとある意味で定番中の定番である。

 もちろん、飲み物は牛乳だ。

 この辺りはどうにも日本びいきというよりオタク気質な彼女の副官の影が見えている。

 そして本音はというと、こちらは見事に菓子パンばかりだった。

 しかも数も多く、種類豊富で色とりどりのパンが袋から溢れている。

 

「……ずいぶん食べるわね」

「ふふ~ん、甘いものは別腹なのだ~」

「それはこういう用法で使う言葉だったか? ……とりあえず、甘いもの以外も食べとけ」

 

 言いつつ、一夏は弁当から卵焼きを摘まんで、本音の口先に差し出す。

 彼女は、それを躊躇なくパクンと一口で頬張った。

 

「ん~、うまうま」

 

 その光景に、他の少女たちに戦慄が走る。

 ここまで自然に憧れの『好きな人からの「はい、あ~ん」』というシチュエーションを実現させたのだ。

 さらにそこへ追撃が入る。

 

「―――一夏、先ほどから私を蔑ろにしすぎだぞ」

「ん? そんなつもりはないが」

「問答無用。 罰として私にも一つ献上するがいい」

 

 と、ラウラはまるで雛鳥のように口を開ける。

 一夏は苦笑して、「はいはい、仰せのままに」と、半分に割ったミニハンバーグを食べさせた。

 

「うむ! 相変わらずいい腕だな」

「お褒めいただき恐悦至極、ってか」

 

 そんなやり取りに、箒たちは歯噛みするばかりだ。

 彼女たちは自身の性格と現在の状況を顧みて、今のような真似をすることはできないと結論付ける。

 また、ここで無理に『あ~ん』を強要すれば、その分だけ一夏の昼食が減っていく。

 そうなれば彼に迷惑がかかるだろうし、それによって心証を悪くしてしまうかもしれない。

 とどのつまり、嫌われてしまうかもしれないと考えた。

 それだけは絶対に避けたい……故に、ここは涙を呑んで引き下がるしかない。

 彼女たちがそう考えた時、一人だけ行動に移る者が居た。

 箒だ。

 

「い、一夏」

「ん? なんだ、箒」

 

 箒は恥ずかし気に頬を赤く染めつつ、箸を片手に自身の弁当箱を前に出す。

 

「わ、悪いが味見をしてくれるか? お前の意見を聞きたいんだ」

 

 瞬間、鈴音とセシリアの目が大きく開かれる。

 彼女たちは無言で「その手があったか!?」と驚愕を露にしていた。

 自身の手料理を食べてもらうというのも、また乙女としては垂涎モノだ。

 故に、ここは負けじと二人も行動に出る。

 

「い、一夏! それならせっかくだしアタシの酢豚も味見してくれるかしら!?」

「一夏さん、それでしたらわたくしのほうもお願いしてよろしいでしょうか!?」

「お、おう」

 

 なぜだか妙な迫力というか剣幕を纏った二人に、思わず一夏も気圧される。

 そんな彼らをシャルロットはうらやましくも大人しく見ているだけだ。

 さすがに購買のおにぎりで同じことはできなかった。

 もっとも、

 

(今度、これをダシに二人きりでお弁当でも誘おうかな?

 そういえば、IS学園の部活動に料理部っていうのもあったっけ……それに入れば、定期的に味を見てもらう大義名分になるかも!!)

 

 こんなことを考えてほくそ笑んでいる辺り、抜け目がないともいえる。

 それはさておき、実食である。

 まずは箒の弁当からで、彼女はおかずの中から唐揚げを摘まむと、一夏へと差し出していく。

 

「あ、あ~ん」

 

 多分に照れの入っている言い方に、むしろ一夏のほうが気恥ずかしくなるが、それでも表に出さずに唐揚げを口で受け取る。

 噛みしめれば、下味の生姜と散りばめられたゴマの風味が肉の味と共に口の中に広がっていく。

 

「……ん、うまいな」

「ほ、ホントか!?」

 

 喜色満面を張り付ける箒。

 それに負けじと、今度は鈴音が身を乗り出す。

 

「ほ、ほら一夏。 今度はあたしよ! あ~ん!!」

「分かったから勢い良く突き出すな、危ない」

 

 気合が入りすぎて刺突のような一撃になったそれに思わず身を仰け反らせる。

 そうして改めて差し出されたものを頬張る。

 甘酢餡に包まれた、豚肉と玉ねぎ、赤ピーマンのセットだ。

 餡のねっとりとした舌ざわりに玉ねぎの甘みとピーマンの程よい苦み、そして柔らかく仕上げられた豚肉の旨味が渾然一体となっている。

 

「……お、また少し腕上げたか?」

「フ、当然よ。 日夜研究は欠かさないわ!!」

 

 なだらかな胸を自信満々に張りつつも、その様子はどこか誇らしげだ。

 そして最後に、セシリアが手製のサンドイッチを一夏へと突き出した。

 

「それでは一夏さん、わたくしのもお願いいたしますわ」

 

 そして眼前に示されたそれへと意識を向けて、

 

「………む?」

 

 一夏の眉が顰められる。

 セシリアが差し出したのはトマトとレタスのサンドイッチで、少なくともそれ以外の具は見えない。

 だが不思議なことになぜだか甘ったるい匂いが漂ってきた。

 紛れもなく、バニラエッセンスのそれだ。

 

「………お、おう」

 

 一夏は猛烈な危機感を感じつつも、一瞬で覚悟を決めた。

 そして、耳の落とされた食パンに歯を立て、一気に齧りとる。

 咀嚼すること一回、二回、三回。

 

「―――っ!?」

 

 眉間に深く皺が刻まれる。

 そこから更に数回咀嚼して、ごくりと飲み込む。

 そして、沈黙。

 

「………あの、一夏さん?」

 

 様子がおかしいことに気付いたセシリアが、躊躇いがちに声をかける。

 と、一夏は静かに彼女を見据えつつ、流れるように彼女の手から自分が齧ったサンドイッチを受け取る。

 

「セシリア、あ~ん」

 

 その行動に、彼女は戸惑いつつも歓喜した。

 この場で誰もなしえなかった『あ~ん』による食べさせ合いだ。

 乙女心のボルテージも高まり続けて留まるところを知らない。

 ―――そんな彼女の幸福の絶頂は、

 

「あ、あ~ん…………っ!!!?!!??」

 

 ただの一口で、絶望へと変貌した。

 

 

 

***

 

 

 

 余談ではあるが。

 セシリアはのちにこの時のことを振り返り、その場を穢すような羽目に陥らなかったことだけが不幸中の幸いだったとのコメントを残している。

 

 

 

***

 

 

 

「落ち着いたか?」

「………は、はい」

 

 口の中のモノをどうにか飲み込み、更に洗い流すために勢いよく紅茶を流し込んでようやく一息付けたところでの会話である。

 周りの皆もどこか気づかわし気な目で彼女を見ているが、それがセシリアには余計に居た堪れなかった。

 

「セシリア、確か初めて作ったんだったか?」

「は、はい」

「味見はしなかったんだな」

「はい……」

「レシピは見なかったのか?」

「……レシピ通りに作ったんですが、その……写真とはなんか見た目が違っていて……」

 

 その言葉に、一夏は小さく「あー」と呻く。

 料理本の見本というのは見栄えが良いようにいじっているというのは割と有名な話だ。

 よく料理にドライアイスを仕込んだり除光液を塗ったりという『実際には食べられなくなっても美味しそうに見える写真』のための加工というのが一昔前までは主流だったらしい。

 もっとも、今ではそんなことしなくてもパソコンの画像ソフトで簡単に色調や明度を補正したり、適度な湯気をテクスチャとして張り付けたりというのが簡単にできてしまうのだが。

 

「セシリア、それは熟練者の作品だ。

 素人が画家に一日師事したところで名画を描けないのと同じ理屈だぞ」

「うぅ……すいません」

 

 肩身を狭くして俯くセシリア。

 罪悪感が湧きそうにもなるが、ここで『美味い』などと世辞で偽っても誰にとっても不幸にしかならない。

 だから、正直に不味いと言ってやることにした。

 

「あむ」

「……え?」

 

 一夏は、手に残っていた食べかけのサンドイッチを一息に口の中に放り込む。

 盛大に眉間に皺を寄せつつも、常よりも飲み込むのに時間を掛けつつも、どうにか咀嚼し嚥下する。

 

「い、一夏さん」

「……不味い」

 

 バニラがかすかに香る息を細く吐いて、呟く。

 そしてセシリアをまっすぐ見つめる。

 

「だから、次からは美味く作れるように頑張れ」

「っ! はい!!」

 

 想い人の激励を受け、ようやくセシリアは微笑むことができたのだった。

 

 その後、さすがに残りは食べられないのでセシリアは皆から少しづつ(主に本音の菓子パン)を分けられて、ようやく昼食もとい親睦会は再開された。

 それ自体は終始和やかで賑やかで楽し気なものだったが、一夏はなぜかあることが気になった。

 ある少女が時折、静かな眼差しでこちらを見つめていたのだ。

 

 

 

***

 

 

 

「ミナサン、キヲツケテカエリマショウ」

 

 そんな真耶の言葉で帰りのSHRは締めくくられた。

 なにやら異様にカクカクしている気がしたが、まあ大丈夫だろう。

 きっと明日には元に戻っているはずだ。

 

 そうして放課後になり、生徒たちは三々五々に教室を後にしていく。

 そんな中、一夏は学園内を一人歩いていた。

 昼間本音から言われたとおり、今日は生徒会の仕事はない。

 だが代わりの用事ができた。

 ある人物と、二人きりで話がしたいと誘われたのだ。

 

 一夏は敷地のはずれにあるとあるベンチに腰掛けると、その相手を待つ。

 そうして思案にふける間もないくらい、待ち人はすぐにやってきた。

 

「早かったな」

「ああ、教室は同じだからな」

 

 それもそうか、と一夏は小さく笑う。

 そんな彼を見つめるのは、銀髪に小さな体躯の眼帯の少女。

 

「少し、話を聞いてくれるか。 嫁よ」

 

 ラウラ・ボーデヴィッヒが、怜悧な表情にかすかな戸惑いを織り交ぜそこにいた。

 

 

 




 皆様、大変お待たせしました。
 なんとか二月中に出せました。
 今回は本当に難産でした……具体的には半分くらい書いて最初から書き直しっていうのを二回くらいやりました。
 それによって楯無さん(とついでに虚さん)の出番が丸々なくなってしまいましたがまぁ、しょうがない。
 ネタ詰め込みすぎるとよくないですよね……まぁ、今回も十分詰め込みすぎな気はしますが。

 さて、今回は親睦会というか昼食会というかセシリアのメシマズネタ。
 その割に本音がすごい前に出てきてる感がありますね。 あれ?
 セシリアのメシマズは、たぶんこれでだいぶ改善されるんじゃないでしょうか。
 個人的にメシマズを治す第一歩はそいつの作った飯をそいつ自身に食わせることだと思います。
 ……というかそれで不味いって思わなかったら、治しようがないと思う……だって、料理って最終的には自分の味覚が基準だし。
 それはさておき、なんだか結局シャルやラウラの過去には触れないままになってしまいましたが、次回からはその辺りが主軸になってくる予定です。
 本格的に触れていくのは次の次か、更にその次辺りからになるでしょうが、ラウラに関しては次回に触りだけはやることになると思います。
 ちなみに、この二人に関しては独自解釈と独自設定が他のヒロインよりも大分デカいんでご了承ください。
 特にラウラは以前も言いましたが『やさしいせかい』な成分が増し増しです。
 ……時間を置くと書きたい設定が生えてくるのはいいことなのかどうなのか。

 話は変わりますが、現在ここと『小説家になろう』様の二か所でオリジナル作品『赤ずきんたちとオオカミさんの絶望打破』を連載しております。
 皆様、興味を持っていただけたなら(どちらのサイトでもよいので)ぜひとも読んでいただけるとありがたいです。
 ……そして感想プリーズ(切実)

 それでは、今回はこの辺で。
 次回はもうすこし早く出したいですね。



【蛇足】
 現在、艦これイベントプレイ中。
 これ書いてる時点でE6丙の第三ゲージ攻略中。
 ここまですべて丙。
 丁と迷いましたが、せっかくなので丙で……乙や甲は無理ですって(汗)

 新しく手に入れたのは、報酬艦も併せて……

〇朝霜、海風、国後、速吸、瑞穂、Gambier Bay、日振、Jervis、Warspite(順不同)

 ……って感じで、更に出戻りで三隈と、潜水母艦欲しいから確保したのが大鯨ですね。
 ……うん、あっという間に空きスペースがなくなっていくよどうしよう。
 やっぱり三隈は解体しようかな……?

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