リリカルマジカル頑張ります?(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

8 / 65
結局映画か本編見ようとして見る気起きないからコミック見てたら参考にならねぇ!
そんなわけでオリジナル回です!


第三話 

皆さんこんばんわ、クレナイです。 ジュエルシードは少しずつ集まり始め、転生者の拉致も順調に言ってるある日、今日もなのはやユーノと共にジュエルシードを封印し、帰ろうとしていたのだが、どうも視線を感じる。 なので

 

「なのは今日は先帰ってて」

 

「ふぇ? それはいいけど、どうしたの?」

 

「特に深い意味はないよ、いつものジョギングの時間だから、今日は違う道走ろうかなって」

 

「わかった、またね、マー君」

 

「またね!」

 

「じゃーなー」

 

なのはと別れ少し歩く、どうやら視線の主は俺の方についてきたようだ

 

『ライトニング、結界頼む』

 

『了解です』

 

ライトニングに結界を貼るように頼むと、すぐに実行、急速に人の気配がなくなり、件の主に声をかける

 

「ねぇ、出てきなよ、せっかく場を整えたんだからさ」

 

「まさかばれてるとはね、いやはや子供と侮っていたかな」

 

おどけた様子で出てきたのは、高校生くらいの少年だった、雰囲気は優しそうなのだが、その目は冷たかった。 黒目は何故か青くなっていて、不思議な感覚がした、あの目を長く見てはいけない、本能がそう警鐘を鳴らす

 

「おや? この目を見て怯えないなんて」

 

「やっぱりなんかの異能か」

 

「まぁ本来なら言うことじゃないけど、直死の魔眼てやつでね」

 

「やっぱり転生者か」

 

「やっぱりも何も予想がついてたくせに」

 

くすくす笑うが、気味が悪いことこの上ない

 

「ライトニング、セットアップ」

 

『セットアップ』

 

いつもは万が一顔を見られてもいいように、フルフェイスのマスクをかぶっているが、今日のこの相手には必要ない

 

「当たりも当たり、大当たりだ。 毎日夜な夜な探し回ってたけど、獲物は見つからないし、ようやく見つけたと思ったら封印されたけど、大当たりを引いた」

 

「・・・・・・」

 

ナイフをもてあそびながら、ニタニタという擬音が似合いそうな顔でこちらを見ている、たいして俺は魔力で短刀を作り構える。モードブレード、魔力で刃を作り出してるため、長さが自由なのだ

 

「現世は夢、夜の夢こそ真か。 まぁ、そういうのは関係ないか、どちらにしろ一夜限りの宴だ、楽しまないとな。 そうだろう、少年?」

 

「っ!」

 

流れるような動作からの蹴り、恭也さんほどではないが早くて重い一撃、それを防げたのは、いつもの修業があったからだろう

 

「本気なのに防いで、あまつさえ後ろに飛ぶことで衝撃を逃がすとは、いやはや、化け物かな?」

 

「人のこといえないだろ」

 

クロスでガードしていた腕をぶらぶらさせ、しびれを取る

 

「違いない」

 

くつくつ笑う、がそれも一瞬のことで、ナイフを構える、今までのようなふざけた態度ではない、さすような殺気を感じる。 これからが本気、俺は油断なく構える。 姿がぶれ、一瞬で目の前まで接近されるが、目で追えるスピード、切り結ぶがそれが悪手だとすぐに気が付く。 切り結んだのは一瞬で、そのまま魔力刃ごと切られる、急いで距離を取るが、少し遅かったらしく薄皮が切れて、そこから血が出てきていた

 

「直死の魔眼の能力」

 

「まぁメジャーな能力だし知っているよな」

 

アレに切れ味等は関係ない、なんにでも死を与えるのだから。 完全に失念していた。 新しい魔力刃を展開しながら対策を考えるが、そのことごとくが無駄な気がした。 とりあえず切り結ぶのは危険、連続で繰り出される突きや横凪の一閃を受け流す

 

「はっは! もう対策を考えたのか、本当にバケモノだな!」

 

「言ってろ!!」

 

ナイフの乱舞をかいくぐり懐に潜り込む、誘い込まれたのはわかってはいるがあえて乗る、俺は魔法の身体強化系のバフ、このすばのスキルのバフを使って互角ぐらいまで持って行っているのだ、この際傷など気にしていられない。 ・・・・・・まぁ? その一発でも致命傷なんだけどね、あの魔眼の前じゃ、今だって貫手をえぐりこむようにやってきてるし。 だがそれを予想していない俺ではない、短刀の突きで迎え撃つ

 

「甘い!!」

 

貫手をしていた手をそのままに中指と人差し指の間で止めたが

 

「甘いのはそっちだよ」

 

魔力刃に過剰に魔力を流す、ちなみにだが、俺はチートにより魔力変換資質は全属性使える、まぁその特化している人よりは威力は落ちるが。 だが過剰ともいえる魔力を流せば、一時的に特化している人間に近づくことはできる。 そして今は電気に変換している

 

「く......っそ!」

 

体が痺れてうまく動かないのだろう、俺はその隙に鳩尾に拳を叩きこみ、後ろの壁にたたきつけ、間髪入れずに近づき、魔力刃で気絶させる

 

「お仕事終了」

 

------------------------------

 

「お疲れ様でした」

 

「エリス様もお疲れ様です」

 

このすば式テレポートでエリス様がいる天界に行き、いつものようにチートを回収してもらう

 

「にしても今回の相手は強かった......」

 

「そんなにですか?」

 

『身体強化バフを使い、さらにその上からチートのバフを使って、よくて五分と言ったところでしょうか』

 

エリス様の問いに答えるライトニング、だがエリス様はなぜか難しい顔をしていた

 

「そんなに、ですか?」

 

「本当ですよ? スピードも恭也さんくらい早かったですし」

 

「・・・・・・」

 

その言葉に考え込むようなそぶりを見せるエリス様、俺は不思議になり尋ねてみる

 

「何か気になることでも?」

 

「これを」

 

エリス様は指パッチンをし一冊の本を差し出してくる、見ろということだろうか、俺は中をのぞく。 どうやら転生者一覧のようで、性格や要求したチートなどが載っていた

 

「転生者一覧、ですか? でももうほとんど意味ないですよねこれ?」

 

「あう......」

 

もう転生者たちはほとんど拉致ってしまったのだ、あと残すは馬鹿を含めて二、三人というところだ。 悪気はなかったのだが、エリス様は涙目だ

 

「アクア先輩がいけないんですよ~...... 忘れたって言って、全部私に任せるんですから」

 

エリス様が愚痴を言うモードに入ってしまった、こうなってしまうと少し長い、まぁ遠慮されるより全然いいんだけどね。 数分後気がすんだのか、すっきりした顔をしていた

 

「それでエリス様、気になることがあったんじゃないんですか?」

 

「そ、そうでした! 今日連れてきた転生者の方のページを」

 

そう言われて開いてみるが別段変わったところは、な、い?

 

「あれだけの動きをしてたのに、武術経験ないんですか?」

 

「それだけではありません、性格の方もかなり違うんです」

 

言われて見てみる、好戦的ではなく心優しい性格、など色々書いてあった。気になったので他の転生者を見てみると、一つ気が付いたことがあった

 

「もらった能力が強くなれば強くなるほど性格とかが変わってる?」

 

いやそれじゃあなんか違うような気がする

 

「やっぱりそう思いますよね、正確にいうなら、能力が強ければ強いほどそのもととなった人に性格が引っ張られている、という感じでしょうか」

 

それを聞いてしっくりきた、確かにその通りだ。 今日戦った転生者、その能力は直死の魔眼、元の方の性格は覚えていないがそんな感じだったと思う

 

「でもどうして?」

 

「わかりません....でも、この過程があってるとして、放置しておくのは得策ではありません。 私たちの考えすぎだと良いのですが」

 

「ですね......」

 

胸の中に漠然とした不安を覚えながら、俺は天界を後にする

 

「とりあえず何かあったらまた来ますね」

 

「一応念話でもいいのですが」

 

苦笑してはいるが、別に否定されてはいないので遊びに来ることにした

 

「それではまた」

 

「はい、また、です

 




一日に二話投稿、三話目も書いてやるぜヒャッハー!

それはさておき、バーサス買ったんですが、今回フレンドと怠慢は出来ないんですかね?あとBGMエディットはどうなんでしょうか、4には曲入れてないのでわからんですが

それでは感想評価お待ちしてます

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。