リリカルマジカル頑張ります?(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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本日二本目ー、FGOアケ進出ってマジ? そんなことより、積んであるプラモ作りたーい、でも書きたーい、なんかいい方法ありませんかね? 次作のために、なのは全部見たいんですが、今更DVD見るのもあれなのでBD買いたいんですけど、それを見ながらプラモは作ればいいのですけどねー

さて、本編どうぞ!


第十一話

「エリオ、キャロ!」

 

「「マリオさん!」」

 

急いでエリオとキャロから連絡あったところに行くと、エリオとキャロの他に一人の女の子が倒れていた

 

「この子がそうか?」

 

「はい、僕たちが見つけたときには、もう気絶していて」

 

「ふむ、見たとこ下水道から来たのか。 なら、疲れて眠っただけだろ、一応怪我とかしてるかもしれないからな、ヒール」

 

『ライトニング、ナハト、この子の状態は?』

 

『スキャン完了、疲れから眠っているだけのようです。 衰弱等もしていないようですので安心かと』

 

『私からはそこまでいい知らせは、この子からは聖王の力を感じます』

 

エリオとキャロに指示、それから本部に連絡、ほかのフォワードとの連絡、それをこなしながらライトニングとナハトと念話をする

 

『聖王? それってとっくの昔に滅びた、いや、そういやぁあったな一つだけ、聖王に関する事件が』

 

『聖王、そうなるとこの子が今回のキーパーソンですね』

 

『はい、この先のゆりかご事件。 この子を保護できるかどうかで代わってきます』

 

『まーた面倒なことになったな』

 

『いつものことじゃないですか』

 

『そうですね。 ですが、私たちは貴方なら何とかできると思っています』

 

『まーた簡単に言ってくれちゃって』

 

「マリオさん?」

 

「いや、お前らもせっかくの休日なのに悪いな」

 

「大丈夫です!」

 

「すみません、遅れました!」

 

「状況は!」

 

どうやらスバルとティアナも合流したようだ。 簡潔な説明はエリオとキャロに任せ、俺は本部と連絡を取る

 

『それで、ヘリはあとどれくらいでつく?』

 

『まだまだかかるで、一応私とまー君、なのはちゃんにフェイトちゃんは、限定解除の許可取ったで』

 

『おーおー、豪勢だ事』

 

『それと、この前ゲンヤさんに許可取ったから、そっちにギンガが向かってる』

 

『マジか、なあ下水道はフォワード陣に任せるか』

 

『せやね、たぶんもう少ししたらなのはちゃんとフェイトちゃんが』

 

『来たみたいだ』

 

「マー君!」

 

「クレナイ!」

 

街中での飛行は許可がいるのに、どうやってとったのやら。 フェイトとなのはがすごい勢いで飛んでくる

 

「んじゃー、指示出すぞ。 フォワード陣はこの子が出てきたと思われる、地下の捜索を頼む。 どれくらい歩いたかもわからないし、それこそもう証拠が隠滅されてるかもしれない。 だから無理はするな」

 

「「「「はい!!」」」」

 

「隊長陣はヘリが来るまで周囲警戒、ヘリが着た後はそのまま同乗だ、俺がヘリの周囲警戒する」

 

「「了解!」」

 

その後すぐにギンガがつき、フォワード陣はすぐに地下に潜った。 俺たちは周囲を警戒しながら、女の子が目覚めるのを待ったが、目を覚まさずによく寝ていた。 それどころか、俺のバリアジャケット掴んで離さないんだが

 

「困るなぁ......」

 

「無意識だから仕方ないと思うよ?」

 

「いいなぁ......」

 

フェイトはクロノの子供とかで経験してるのか普通の反応だが、なのははー、なんかもの欲しそうなのと嫉妬か? とりあえず面白い表情をしていた。 てか無意識の子に嫉妬すんなよ。 緊張感がないと思われるかもしれないが、周囲の警戒は怠っていない。 どうやらちょうど着たようだ

 

「クレナイ君!」

 

「シャマルさんか、これこの子のスキャンデータ」

 

「ありがとう、助かるわ」

 

ヘリに同乗していたシャマルさんにデータを渡し、女の子を引き渡す、のだが

 

「やばいな、ガジェットが来やがった」

 

突如ガジェットの大群が現れる、その数は百機程度だ。 まぁ問題なかろう

 

『はやて、頼む』

 

『了解やー、リイン、頼むで?』

 

『はいです!』

 

「ユーリ!」

 

「はい!魄翼展開します」

 

ヘリごと魄翼に包まれ暗くなるが、敵の殲滅が確認され即座に行動に出る

 

「すげー、ガジェットが一瞬で」

 

「ヴァイス、呆けてる場合じゃないぞ。 まぁ伊達にあれはマスコットじゃないってことだ」

 

『誰がマスコットや!!』

 

どうやって聞いたのかは知らないが、念話が飛んでくる。 もちろん無視だ、ヴァイスなんかは苦笑いしていたが。 だが、どうにも今回はしつこい。 おかわりがきたようだ。 だが俺たちが何もしていないわけもなく

 

「ディバイン・・・・・・・バスター!!」

 

「ハーケン、セイバー!!」

 

「ユーリ、あれやるからフェイト達の方まで魄翼伸ばしてなー」

 

「なのは、フェイト早くこっちに!魄翼展開!」

 

「ローリングバスターライフル」

 

魄翼がヘリとなのはたちを覆うのを確認し、バスターライフルを発射する。 なに、やってることは簡単だ。 リミッターを解除したバスターライフル、解除状態になるとツインバスターライフルになるわけだが、それを回転しながら撃ってるだけだ。 少し念入りに撃ったため、ガジェットの第二陣は殲滅したようだ

 

「むちゃくちゃです!!」

 

ユーリは怒ってるようだが無事で何より。 広域でサーチを掛けると、やはりというかガジェットは囮で、隠してはいたようだが微量の魔力が検出された。 魔力の漏れから言って、狙撃ではないということは

 

「ユーリ、ユニゾンだ! ライトニング、フォートレス展開!」

 

「了解、フォートレス起動、展開します!」

 

「もう!あとでしっかり説明してもらいますからね!」

 

「「ユニゾン、イン!!」」

 

フォートレスをヘリの前に展開、エグザミアを起動させた状態で魄翼を最大展開する。 その直後、砲撃がフォートレスに直撃する

 

「マー君!」

 

「クレナイ!」

 

「すみません、ガジェットが!」

 

どうやら防御に回ってる間に、ガジェットが転送されたようだ

 

「なのは、フェイト、お前らはガジェットを! こっちは大丈夫だ!」

 

砲撃は思った以上に軽く、フォートレスも大したダメージは受けてないようで、このまま耐えきれる。 ならば、なのはたちを行かせるのは当たり前だ。 俺の指示を聞いて、どうやらガジェットの殲滅に向かったようだ

 

「ナハト、行けるな?」

 

「勿論です、マスター」

 

「ナハト!」

 

「セット」

 

防御をフォートレスに任せ、この砲撃主にキツイの一発食らわせるために、ナハトのチャージを開始する。 伊達にこいつを長く使ってきたわけでもなく、この頃調整を重ね、威力を引き絞ることも出来るようになったのだ

 

「やれ!」

 

「ファイア」

 

一瞬だけフォートレスの防御を解き、パイルバンカーから精密射撃を発射する。 もちろん撃った後のカバーも忘れず、魄翼で防ぎ、後ろのヘリには攻撃は行かず、フォートレスも再展開する。 早く、鋭い精密射撃は相手の砲撃をものともせずに進んでいき、砲撃も止まる

 

「まぁ、比べるのも悪いけど、もう少し砲撃の腕上げてから出直しな。 俺はこれ以上の一級の砲撃知ってるしな」

 

何よりもヘリを送り届けるのが最優先だ、どうなったかわからない砲撃主より、ヘリを優先させることにした

 

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「結局犯人は拘束できず、ね」

 

「街に大した被害もなく、保護した子も無事。 課題は残ったがいい結果だったと思う」

 

「アホか貴様は、それでいいのはこの部隊だけだ。 普通の部隊だったら犯人確保までできて、ようやく普通だ」

 

「ディアーチェは少し理想高すぎやなぁ」

 

夜の部隊長室、今日の件で始末書に追われている俺達、ホント忙しすぎ

 

「ま、どっちにしろ陸からはつつかれるだろうな。 ゲンヤさんの部隊とは言え、人員借りて犯人逃がしてるからな。 ここぞとばかりにあの髭オヤジは言ってくるだろう」

 

「あー、レジアス中将......」

 

はやてはげっそりしているようだが、俺も任務で会ってあの人の性格は知っているので、何も言えない

 

「むぅ、だがディアーチェ、お前だってわかっているのだろう?」

 

「ふん!」

 

「まぁまぁアインス、誰かが言わなきゃいけないことだったんだ、それを率先していってくれるディアーチェの「わーわー!!」もが」

 

言われることが分かったのか、真っ赤な顔をしてディアーチェが口を押える。 ふむ、恥ずかしそうな表情、ごちそうさまです。 アインスは苦笑していたが、俺が言いたいことが分かったのか、ディアーチェにお礼を言っていた

 




登場とは言ったけど、喋るとは言っていない

そんなわけで、感想評価お待ちしてます

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