リリカルマジカル頑張ります?(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
話は変わりますがローソン行ったら、映画の宣伝やってて思わず反応した
それでは本編どうぞ!
突然だが、おはよう? こんにちは? こんばんは? 挨拶はいいがどうも、俺は赤ん坊になってます
「ばぶぅ」
抱き上げられていいる感覚はあるのだが、親の顔が見えない。 てか、こんな時から自我があるとかきついのだが、これでも爺さんからの転生だ、それがこの年から転生とか何たる屈辱。 とりあえず寝ることしかやることがないので、寝ますお休み
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どうも俺だ。 そう言えば自己紹介がまだだったな、俺の名前は紅 魔狸男(クレナイ マリオ) だ....... はい、なんでこんな名前にしやがった! どうも親は、俺を産んで少しして亡くなったらしいので、この育ての親がつけたのだが、ホントどうしてこうなった...... そしてなぜか俺は、三才にもかかわらず勉強をしていた、しかも外国語、英語にあらず。 事の発端は、俺が英語の本を見ていたからなのだが。 いや、一応前世では英語の読み書き、喋ることも一応だができていたので、見ていただけなのだが。それが親に見られたいた、それで天才だなんだという話になり、今に至ると。 正直言って知識が増えるのはいいことなのだが、その金はどこからねん出されているのかが謎である、だって見るからに一般的な家庭だもの。 気にしたら負けということで、今は勉強しているが。 おっと休憩が終わりのようだ
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五歳になった
変わったことと言えば、家族が増えた。 正確に言うとインテリジェントデバイスなのだが。 誕生日に産みの親の遺品を貰ったのだが、なんとその中にあったのだ、俺としても意味が分からないのだが。 どうも話を聞くと、製作者が産みの親らしく、名前が付いていないとのことなので、名前をライトニング・カウントとしたらめっちゃ怒られた。 なのだが気に入ったようなのでライトニングと呼んでいる。 それとライトニングが来たおかげで魔法の訓練を始めるようになった、まず初めに念話から練習していたのだが、何故かエリス様と繋がった。 俺もエリス様も驚いていたが、ちょうどいいと思い魔法に関してアドバイスをもらっている。そして誕生日から数日、マルチタスクをしながら俺は街を歩いていた。 今はもっぱら、魔法についての応用に関して勉強していた。 基礎の方はエリス様とライトニングのおかげでほぼ終了し、実践もしているので問題ない。 作られてからかなり年数がたっているはずなのだが、ライトニングの知識は新しいものばかりらしい、エリス様に確認を取ったのだが最新のものだった。 それとなくライトニングに聞いてみたのだが、情報をどこかから引っ張り出しているようで、それってハッキングなんじゃと思ったが、世の中知らない方がいいこともあるのでスルー
『あ......』
『どうしたんですかエリス様?』
念話で話していたのだが、エリス様が何かに気付いたような声をあげる。 俺はその声が気になったので、エリス様に聞いてみる
『その近くに公園がありますよね』
『あー、確か小さい公園があったような?』
正直、ほぼ家に軟禁状態だったので、ここら辺の地理は疎いのだ。 言い方は悪いが、勉強ばっかりで外に出してもらえないし、なのでいい加減にムカついて、大学入試の問題を満点で叩きつけてやったら外に出ていい許しが出た。 勉強が大事なのはわかる、ただ何事にも限度があるのだ。 このくらいの子供が外で遊ばない方が問題だと思うし。話はそれたけど公園があるのは確かだ
『その公園にいる女の子に声をかけてもらえませんか?』
『それまたどうして?』
『それは......』
珍しく言いよどむエリス様、ちょうど公園についたので中を覗き込んでみると、一人の女の子がぽつんとブランコをこいで、いや乗っていた。 その表情は暗く、今にも泣きだしそうに見えた
『ふーむ、これはまた』
『あんな状態の女の子を放っておいていいのですか? マスター』
ライトニングが珍しくそんなことを言ってきた。 人を気にすることはあるが、本当に心配そうに言ってくる
『エリス様にも言われたしなぁ......お前も言うなら』
『そう言う前に足が彼女の方に動いてますよ、マスター』
『うっせ』
軽口を言ってきたライトニングを黙らせるために、ネックレスについた宝石を握る。 待機状態はネックレスなので人目につかなくて便利なのだ
「こんにちは」
「・・・・・・?」
ブランコの近くまで行き声をかけたのだが、何故か不思議そうな顔をされた
『え? なんか俺間違ったことした』
『同年代の子供、しかも男の子に、いきなり声を掛けられれば誰だって困惑しますよ』
『マジか』
いきなり出足から失敗したようだ、だがこんなことで挫けてはいられない
「あの、一人なの?」
そう聞くと、頷いてくれる。 ようやく反応らしい反応を示してくれたのは嬉しいが、会話が続かない。 こうなればどんどん話しかけていくしかない
「それなら一緒に遊ばない?砂場とかもあるし」
フルフルと首を横に振る女の子、思わずですよねーって声に出しそうになった。 まぁいきなり知らない男の子と遊ぶことはしないだろう。でも一応、反応は示してくれるのでめげずに話しかける
「えっと、それなら隣いいかな? 僕もブランコ乗りたいんだ」
『僕とか』
ライトニングがふくのを我慢していた、俺だって言いたかなかったよ! でもこの年で俺とか、どこのガキ大将だよ! そんな俺の胸の内の葛藤を知らないだろう少女は、少し迷いながらも頷いてくれる
「ありがとう」
お礼を言って座る、それだけでは暇なのでブランコをこぎ始める。 ブランコ特有のギイギイという音を聞きながら、これからどうしようと考えを巡らせる、結局、考えはまとまらないまま時間だけが過ぎていき、気が付けば夕暮れになっていた
「あ、僕帰らなくちゃ」
「・・・・・・・」
俺がブランコから降りると、女の子もブランコから降りる。 別れを切り出そうにも、空気が重い
「えっと、僕 紅 魔狸男っていうんだ」
「?」
首をかしげる女の子、確かにいきなりこんなこと言われても困る。 でも、少し喋ったのに名前も知らないのはおかしいと思うんだ、そんなわけで名前を聞いてみることにした
「名前、僕の名前。 君の名前は?」
「高町、なのは」
「なのはちゃんて呼んでいいかな?」
少し悩んで頷いてくれた
「なのはちゃんは毎日公園にいるの?」
これもこくりと頷く、なら
「そっか、じゃあまた明日ねなのはちゃん!」
そう言って公園を後にした。 帰る道中エリス様に念話をつなげる
『エリス様』
『なんでしょうか?』
『あの子だから俺に声をかけて欲しいって言ったんですか?』
高町なのは、聞いた時に思い出した。 リリなのの主人公の名前だ、転生前でなん十年、こっちに来て五年も経つ、もはや大まかな流れ以外、物語は忘れてしまっている
『そうじゃない、とは言い切れません。 でも、彼女は寂しそうでした』
『・・・・・・そうですか。 まぁ明日も公園に行くって言ったんで、行きます。 エリス様に頼まれたからじゃないですけど』
『男のツンデレは、一部以外に流行りませんよマスター』
『お前は少し黙ってろ』
イチイチ茶々を入れてくるライトニングを黙らせる
『あはは......』
色々とツッコミどころはあると思うが謝らない!(キリッ
さてさて、ここで簡単な主人公の紹介を
紅 魔狸男(クレナイ マリオ) 現在五歳
転生者で主人公。 何とも悪徳セールスみたいな感じで、転生することになった。もともとは、寿命で死んだので高齢なのだが、転生の間に呼ばれた際は20代の姿だった。産みの親は死亡しているが、普通に暮らしている。
インテリジェントデバイス ライトニングカウント
主人公の産みの親が作ったとされているが、詳細は不明。 だが主には忠実?
こんなところですかね、それでは感想評価お待ちしてます