戦姫絶拳シンフォギアF   作:病んでるくらいが一番

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#14『人為的完全聖遺物融合症例一号』

「起きたわね、おはよう」

 

「……おはようございます」

 

 流は目が覚めるとクリスを繋いでいた電気ショックを与える台座に固定されていた。バイタルチェックをするためかパットなども付いている。全裸で。

 

「何故全裸!?」

 

「そっちの方が楽だもの」

 

 ガチャリ

 

 フィーネはおもむろに電気ショックのスイッチを下ろした。クリスが悲鳴をあげ続けるほどの電撃だが、流はそれで悲鳴をあげようとはしない。

 

「ぎ、義理の息子にも愛を与えようなんて、随分優しいじゃん」

 

「……悲鳴一つあげずに皮肉が言える量では無いはずなのだけど」

 

「母親の……愛に答えられなくて、どうするよ」

 

 全身から汗が吹き出し、苦痛に歪みそうな顔で笑顔を向ける。フィーネはつまらなそうな顔をしながら、電気の威力をあげる。

 

「あの、威力あげるのはやめて」

 

「貴方達のそういう所が怖いのよね」

 

「……俺や弦十郎父さん、緒川父さんとかのこと?」

 

 鞭打ちという愛も追加されるが、流は物理的な衝撃なら問題なく耐えられる。たとえ電撃を食らっていたとしても、弦十郎の拳と比較すればダメージがないに等しい。

 

「そうよ。流は私の計画をどのくらい知っているのかしら」

 

「カ・ディンギルで月に荷電粒子砲をブッパ。月崩壊の影響で発生する自然災害から、聖遺物の力で人類を纏めあげる。聖遺物の力によって世界の支配でしょ? それ以上はわからん」

 

「そこまでは口にすらしたことないのだけど」

 

「風鳴弦十郎の息子ですから」

 

「本当にそれだけだったとしても納得しそうね」

 

 鞭打ちに飽きたのか、フィーネは流の前に椅子を持ってきて座った。流も全裸だが、フィーネも全裸。にも関わらず、流は全く見ようだとか思わず、興奮がない。

 

(なんだかんだ母親みたいなもんだしな。でも引き取られた時に体を全身洗われたのだけは思い出したくない)

 

 彼が胸を見ても何も湧き上がってこない理由を一言で結論付けた。

 

「私の計画での一番の敵は誰?」

 

「父さん」

 

「そう、唯一私が恐怖しているのは風鳴弦十郎が本気で挑んでくる事。ネフシュタンを着ていても、勝てる未来があまり思い浮かばないわ」

 

「勝てないだろうね」

 

 流はアニメの弦十郎VSネフシュタンフィーネを思い浮かべて苦笑する。そして彼の父親の甘さにも同様に、同じ笑みが浮かぶ。

 了子もアニメと違い、明確に弦十郎を警戒している。

 

「逆に弦十郎くん以外、シンフォギア装者は問題にしていないわ」

 

「そんなことを言ってると足元掬われそうだよね。映画的に」

 

「……訂正するわ。力があるけど、対策はしっかり出来るわ」

 

 映画的にという言葉にフィーネは顔を歪め、すぐに言い直した。映画というただの映像作品を見続け、鍛錬した結果が風鳴弦十郎(最大の敵)だからだ。

 

「響ちゃんはお友達を盾にしたり、精神面からの攻撃。クリスはネフシュタンの防御力を突破するには絶唱しかないから妨害可能。翼ちゃんが厄介だけど、一刀くらい攻撃を喰らいながら攻撃すればなんとかなるでしょうね。でも、弦十郎くんだけはどうにもならない」

 

「だからこそ俺との契約を受けたんでしょ。対父さん用の戦力として」

 

「ええ。充分あなたは強くなったけど、それでも弦十郎くんには勝てないでしょ?」

 

「無理。絶対に無理。俺が響みたいなシンフォギアを纏えたらワンチャン」

 

「それでもワンチャンスなのね」

 

 フィーネはワインを取り出してそのまま飲む。目を閉じて考え込んでいる。

 想像しているようだが、少しすると目を開けてため息をついた。妄想のガングニール流は負けたようだ。

 

「俺も喉乾いた。なんかちょうだい」

 

「あなた今電撃を浴びているのにえらく余裕ね」

 

「愛のある鍛錬だと思えば軽い。慈悲のない樹海放置に比べたらね」

 

「弦十郎くんって割と容赦ないわよね。響ちゃんの鍛錬はそんなでもないのに」

 

「息子で男だからでしょ」

 

「そう」

 

 フィーネが直接飲んでいたボトルが流の口に突っ込まれる。彼はまだ未成年であり、別段飲もうとも思ってなかったので、記憶が正しければ初めてのアルコールだ。

 

「口紅がついたんだけど。あとまだ美味しさが分からないな。頭くらくらする」

 

「これって最高級品なのよ? 下劣な国(アメリカ)に貢がせてるついでに貰ったわ」

 

「貢物が完全聖遺物(ソロモンの杖)とか笑えないから。それで一途な思いを捨てて、新しい恋に走る覚悟は出来た?」

 

「また急ね。私はまだあなた達には負けていないのだけれど」

 

「逆に勝てるの? 父さんや緒川師匠に」

 

「……」

 

 フィーネは不貞腐れたように苺を流に投げつける。

 彼は初のアルコールをがぶ飲みしたせいで頭痛が酷くなるが、気合いで無視して話を進めようとしない母親(. . )に文句を言う。

 

「その話はいいや。そろそろ話を進めて。なんで俺を痛めつけながら喋ってるの? まさか痛めつけて話したかっただけではないでしょ?」

 

「……そうね、本題に入りましょう。あなたにはこれから、人為的な完全聖遺物の融合症例第一号になってもらうわ」

 

「……ソロモンの杖とデュランダルとネフシュタンの鎧とネフィリム以外にフィーネ母さんが扱える完全聖遺物ってあるの?」

 

 流の言葉にフィーネはワインを吹き出した。フィーネは流が知っている事は日本のことだけであり、アメリカの組織で運営している事まで知っているとは予想していなかった。

 

「ねえ、アメリカの方についても知っているの?」

 

「分かってたでしょ?」

 

「流石にそこまでは想像してなかったわ」

 

「嘘だな。OTONAなフィーネがこの程度分かってないわけがない。でも、杖は使うだろうから融合は出来ない。デュランダルはここにはない。鎧はフィーネが融合させたいのにまさか俺に使うわけないだろ? 完全聖遺物なくね? ネフィリムとかだったら本気で逃げるから」

 

 流は強さを求めているが、ウェル博士のような奇形な腕になるのは流石に遠慮したいと思った。

 

「ネフィリムはアメリカよ。この事は知らないのね。これは何かわかる?」

 

 フィーネが部屋の隅から持ってきたのは横長のケースだった。流にはそれに見覚えがある。アニメで見た。

 

「デュランダル輸送に使ったケース? でもデュランダルは二課の下にあるんじゃ」

 

「建築設計や初期機能設定をほとんど一人に任せた弊害よね。私が長年創り上げたのよ? 今も地下深くに安置されているような映像や数値が出ているわ」

 

「デュランダルの格納庫に入る時には絶対にアラームがなるんじゃなかった?」

 

「ハッキング」

 

「監視カメラも? 持ったまま歩けばバレるでしょ?」

 

「それはソロモンの杖で宝物庫を開けて、宝物庫内に入れてから櫻井了子として出てきたわ。櫻井了子は変人だし、自由気ままに動き回るからその程度では怪しまれないわ。それに弦十郎くんがクリス……ネフシュタン確保のために出た時に奪ってきたから多分バレてない。忍者も居ないことは確認済み」

 

 流は何故かフィーネがアニメよりも更に強キャラ化が進んでいて冷や汗をかく。全身汗ダラダラでどれが冷や汗かはわからないのだが。

 

「先延ばしにしても実験をやる事には変わらないのだから諦めなさい」

 

「……無理だろ! デュランダルなんて体に入らない」

 

「エネルギーに変換した状態で融合するから問題ない。男なら覚悟を持ちなさい」

 

「実験する側がそれを言うな!!」

 

「実験をする覚悟は持ったわよ……息子に対してね」

 

 最後の聞き取れなかった言葉と共に、フィーネは持っていたデュランダルを金色の光に変えて、流に押し付けた。だが、光は流の中に入ってこなかった。

 

「あれ?」

 

「……ふむ、位相が邪魔をしているわね」

 

「それなら実験もできないし、しょうがないね」

 

 融合の実験体なんていう危険なものから逃げるために、流は本気で力を出そうとしたが、筋肉が痙攣を起こしていて駄目だった。

 

「痛みは感じないのに、肉体はダメージを受けてるのかよ」

 

「無駄に電気ショックなんてしないわよ」

 

「カ・ディンギルを起動するにはデュランダルが必要だろ? 俺が逃げたらどうする」

 

「クリスが死ぬわよ?」

 

「ぐっ!」

 

「そうね、これが一番早そうだわ」

 

 フィーネは一瞬光ると、ネフシュタンの鎧を纏った。何故フィーネが鎧を纏ったのか彼は察した。

 

「ごふっ」

 

 ネフシュタンのムチが体に刺さり、シンフォギアシステムをも利用して纏ったネフシュタンは、流の位相のズレを『調律』してその体に光となっているデュランダルを押し付けた。

 

 

 

 流の体は大きく跳ねた後、大量の吐血をして意識を失った……が、電気ショックですぐに目を覚ました。

 

「具合はどう?」

 

 フィーネは目を輝かせて流の様子をメモしている。一方流はとても顔色が悪そうに見える。

 

「気持ち悪い、体が重い、体が熱い、異物感が酷い」

 

 融合してしまったためもう逃げれない。ならば、フィーネが満足いくまで応えることにした。

 

「どんな風に重いの? 異物感はどこに?」

 

「単純に体重が増えたような感じで、異物感は…………」

 

 彼はその日、フィーネの満足が行くまで情報を与え続けた。

 

 

 **********

 

 

「フィーネ! もう要らないってどういう事だよ! あんたもあたしを物として扱うのかよ!」

 

 クリスは響に対してはうまく攻められていたが、翼がそこに介入してきた。その後から戦況が一気に傾き、ネフシュタンを解除し、イチイバルを使用するも戦況は良くならなかった。

 ピンチな状況で相手の出方を伺っていると、いきなりクリスはノイズに襲われた。出現場所を見るとフィーネがいて、ネフシュタンが回収されてからクリスは捨てられた。

 

「ええ、当初はオーディンが仲間になるなんて思っていなかったからあなたを拾ったわ。でも、強くなるために育て上げられたあの子と比べてクリス、あなたは弱すぎる。あなた程度の力では争いの火種程度にしかならない」

 

「前と言ってる事が違うじゃねえか! なんだよ、流もフィーネとグルだったのかよ!!」

 

「名前を教えてもらっていたのね。あの子は私の事を母親として慕ってくれているわよ。あなたと違って、とっても可愛いわ」

 

「……あいつが優しくしてくれたのも、あたしを扱い易い駒として使う為だったのか?」

 

 フィーネの愛し方は痛みを伴う。だが、流は親身になって接していたし、看病もしてくれた。治療だって気を使いながら行ってくれた。家の鍵も、家で作ってくれた料理も、それらが全部嘘だとは思いたくないクリスは、フィーネに弱々しく尋ねた。

 

「彼は当時、雪音夫妻がバルベルデに行くことを知っていたし、そこでテロが起きる可能性もわかっていたみたいよ? そこまで言えば、いくらあなたでも分かるわよね?」

 

「フィーネ……嘘だよな?」

 

「何故私が嘘をつく必要があるのかしら」

 

「くそがクソがクソがクソがああああ!! 皆大っ嫌いだ! 流だって死んじまえ!!」

 

 クリスは涙を流しながら、その場から立ち去ろうとした。

 

「待ちなさい」

 

 しかし何故か用済みのはずなクリスをフィーネは呼び止めた。入口にノイズを発生させて止めてきたので、クリスは止まらざるを得なかった。

 

「クリスは酷い人ね」

 

「酷いのはフィーネの方だろ!」

 

「あなたが人質としての価値があったせいで、流は完全聖遺物の融合実験に使われたというのに」

 

「……え? 流はフィーネの家族なんだろ? 私を捨てるために近づいたんだろ?」

 

「あなたのために体を張って生贄になったというのに酷い人ね。私は確かに酷い人でしょうけど、クリスは庇ってくれた人を嫌いだとか、死ねと言ってなかったかしら……私でもそこまでは出来ないわ」

 

 クリスの頭の中がゴチャゴチャになってしまう。

 

 駒として利用するために優しくされていた。そんなことを言われたと思ったら、次は自分を守るために生贄となったなどと言う。言ってる事が対極でどちらともあり得ると思えてしまう。

 

「……どっちが本当なんだ?」

 

「さあね、カ・ディンギルも動かせる。あの国もウザイことですし捨て時……始めましょうかね。賭けもあなたがいない方が勝率が上がりそうだから、消えてくれないかしら?」

 

 フィーネはクリスに足止めさせていたノイズを仕向けた。

 

「ちきしょおおおおおお!!」

 

 クリスはイチイバルを一度握った後、踵を返して逃げ出した。

 

「……これでクリスは流と合流しない。翼ちゃんには奏の両親を殺したのは私であることを告げて怒りを買う。怒りに身を任せたあの子なら容易いわ。響ちゃんは小日向未来を攫っておきましょうかね。流はカ・ディンギルを打つまでは敵対しない……はぁ、弦十郎くんをどうしましょう」

 

 フィーネはその場で深い溜息を吐いた。

 

 

 **********

 

 

「熱い」

 

 流は雨の降る街を傘も差さずに歩いている。彼の体に触れた水滴は、すぐに水蒸気となって離れていく。現在彼の体は高熱にうなされている。

 

「異物感が本当にひどい。あからさまに拒絶されているのに、なんでデュランダルの情報なんてわかるんだ?」

 

 デュランダルの特性は『不滅不朽』といい、決して滅びず決して朽ちない。この完全聖遺物もその機能が組み込まれており、デュランダルが発する大量のエネルギーは元々この剣を完全な状態を維持するために使われるもの。

 

 これらの情報以外にも、作られた経緯や構成物質なども知識として知ることが出来る。デュランダルと融合した時、その知識が勝手に頭の中に入ってきた。

 

「熱い」

 

 体調の悪い彼が雨の街を歩いているのは雨が気持ちいいというのもあるが、放逐されてしまったクリスがもし小日向未来に助けられないと雨の中倒れていることになるので探し回っている。

 ノイズから逃げ回っている時、雨の降る町中で倒れるのがアニメでの流れだったので、探し回っているが見つからない。

 

「いないならそれでいいか。でも、逆に不味いな」

 

 クリスが未来と会わないと、未来のモヤモヤが解消されない。後に響が助けるが、その時に素直になってくれればいいのだが、クリスの言葉がトリガーだったらとても困る。

 現在未来と喧嘩中であることは響に聞いている。

 

「熱い」

 

 この後学校が始まり、1限目が終わるくらいの時間まで歩き回り、雨が止んだがクリスも未来も見つけることは出来なかった。何度かふらわーを見たが、そこにクリスが行く事もなかった。

 

 

 **********

 

 

 流はもしもが怖かったので、響に会いに行った。

 

『少し機能を拡張するから数秒端末貸して?』

 

 兄弟子の言うことをそのまま信じた響の端末から小日向未来の端末アドレスをコピーした。しっかり端末も最適化を施し、機能拡張も忘れない。

 

「こんにちは」

 

『どなたですか?』

 

「私は流、響さんの友達です」

 

『男性で響の友達なんですか?』

 

「はい、と言っても二課関係ですけどね」

 

 いきなり知らないアドレスから電話が来たため、迷ったようだが長いコールのあと出てくれた。

 

『そちら関係ですか。それでご要件は?』

 

 反応が淡白なのは響に対して怒っているからなのだろうか? それとも知らない奴からの電話はこんなものなのだろうか?

 

「単刀直入に言います。未来さんは響さんと喧嘩してますね? 未来さんは自分の素直な気持ち、嫉妬やその他の気持ちを響さんに言ったら、現状の関係が変わってしまうと思っている。違いますか?」

 

アニメ知識に観察を重ねた結果、響と未来は冷戦状態に突入していると推測した。ならばそれを刺激する。

 

『あ、あなたは何なんですか?!』

 

「響さんに相談されまして、ストーカーみたいですが観察させていただきました。心配で、もっと打ち明けてほしい、欲しかったと思っているようですが、今のままだと逆に関係が終わってしまいますよ? 響さんはもっと未来さんにワガママや素直な気持ちを言ってほしいと思っていると思います。響さんは未来さんを愛していますから」

 

『……響にこの事は?』

 

「言っていません。響さんが一番辛い時に一緒にいてくれた未来さんを捨てると思いますか? 大丈夫、未来さんも響さんも謝って、互いに好きだと言えば問題なく仲良くできますから……すみません、通話が来ましたのでここまでで」

 

『……参考にしてみます。ありがとうございました』

 

「はい」

 

 流はキリがいいところで電話を切った。

 

「これで大丈夫かな? お節介だったかな?」

 

『そんなことはねえだろ。翼と一緒で一歩踏み出す勇気が欲しかったんだろうしな』

 

 独り言に対して、奏がいきなり現れて返事を返してきた。

 

「奏って俺のこと肯定ばっかりするよな」

 

『肯定して欲しいんだろ? ヤバい事は指摘してやるから安心しろって』

 

「……ありがとう。にしても、死ぬほど熱い」

 

 流が持っているセーフハウスの一つで、床に倒れながら、何とかやりたいことがやれた。

 

「あー、あと父さんに電話しないと」

 

 流は弦十郎に雪音クリスが街にいるから全力で守って欲しいとお願いした。クリスには限度額ほぼ無限に使える、お財布機能ありの端末を渡しているが、それを紛失したりしていたら飯も食べれない。二課からも端末を渡すようにと追加でお願いをした。

 

「しんどい」

 

『デュランダルのエネルギーを放出しちまうのは駄目なんだよな?』

 

「そしたら二課にバレるし、カ・ディンギルを打つにはチャージが必要だから駄目だって。放出したらクリスが死ぬ」

 

 人間の体を媒介にしているため、機械的操作時の完全聖遺物よりもエネルギー効率がいいらしいが、尚のことエネルギーが溜まって熱が嵩み、流はうなされ続ける。

 

「街中の襲撃はみんなに任せればいいか。頭痛い、無理やり数時間寝る」

 

『はいよ、おやすみ』

 

 火照って痛みを発する体であるが、体力回復のために  忍者的な睡眠薬を使い睡眠を取り始めた。


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