この作者には無理でした
なの「へぇー、あのオモチャみたいなの機械生命体って言うんですか」
釣りをしている2Bから現在のことを教えてもらうなの、何を教えてもいい反応をするので2Bは若干得意げに見える。
2B「ん、最近はあんな風に敵意の無い機械生命体が多くなってきた」
と、近くでのんびりしている機械生命体を指差す2B、指差したら手を振ってきた、手を振り返すなの。
なの「そう言えば9Sは放置で良いんですか?」
東雲研究所で一旦別れた9Sを気にかけるなの、別れてか
らもうすでに三時間以上経過している。
2B「大丈夫、これくらいの時間探してることならよくある」
なの「よくあるんですか,,,,」
話ながら釣りをする2B、それを見るなのの顔は明らかに暇そうなものだった。
2B「なのも、釣りする?」
なの「あ、良いんですか?」
2B「大丈夫、私は竿用の棒を探してくる」
と言ってなのに釣竿を渡し、どこかに2Bは行ってしまった、2Bの釣竿を見る限りはルアーを使って釣りをするようだ。
なの「エイっ」
ぽちゃん、仕掛けが水に落ちる、そのまま十数分、2Bが帰ってくるが、何も言わない、集中するなのに気を使ったようだ。
なの「来たっ!」
魚がかかる、意外と腕に掛かる力が重いが、一気に引き上げるなの、釣り上げたものは。
なの「イワナ、かな?」
2B「!初めて見た,,,,」
驚く2B、その声を聞いて、2Bが居たことに今さら気付いたなのが驚きで声を上げる。
なの「うわ!2B、いたんですか!?」
2B「3分位前から」
手に竿竹を握った2Bが答える、その竿竹を素手でへし折る2B。
なの「凄いですね,,,,」
2B「?」
なのが感嘆するものの、こんなの出来て当然だろうと言わんばかりに首を傾げる2B、その折った竿竹に釣り糸とルアーを付ける、コレで簡易的な釣竿の完成である、2Bは川の向こう岸に行き釣りを再開した。
2B「よしっ!」
2Bが釣りを再開してから7~8分ほど経って、2Bはイワナを釣り上げた。
2B「ポッド!」
042「了解、図鑑に登録」
そのあと二人で川魚を9Sが来るまで何匹も釣りつづけた二人
9Sが戻って来た時に見たのは、見たこと無いくらいの2Bのホクホク顔だった。
9S「そんなに釣ってどうするんですか?」
そう、この二人、釣りまくっていたが、そのあとのことを考えてなかったのである。
なの「え、じゃあ、食べちゃいましょう」
処理が大変なら、食べればいいじゃない、という名案を思い付いたなの。
9S「でも、どう食べます?ここ器具も無いし、僕たち料理出来ませんよ?」
二人は料理なんてしたこと無い、ジャッカスに頼んでいた。
なの「私がやりますよ~、まぁ少し手伝って貰いますけど」
まず、乾いた葉っぱを集め、9Sに薪になる枝集め、2Bに火起こしを頼んだ、なのは川魚を少し太めの枝で口から尾びれまで貫いていき、塩を振る、その数9匹、2Bの火起こしが終わったので葉っぱに火を移す、枝をうまく配置したら、コンクリートブロックを回りに置き、扇ぐある程度火が強くなったら回りに貫いた魚を配置していく、あとは暫し待つ。
9S「,,,,いい臭いがして来ましたね」
2B「うん、お腹減ってきた」
なの「私もです」
いい具合に焼けたら完成!
なの「いい具合ですね,,,,よしっ、川魚の塩焼きですどうぞ!」
9S「いただきま~す!」
2B「頂きます」
9S「おぉ、美味しい!塩味が絶妙ですね!」
2B(もぐもぐ)2Bは物凄い勢いで食べていく!
なの「さて、私も、頂きます,,,,意外と上手くいくものですね」
このあと三人で野宿した
飯テロに入りますかね?