バッと通ったエミールが~
蝉が鳴き狂うある日
2B「夏は、好きでは無いかな,,,,」
なの「あぁ、暑いですからねぇ、今日,,,,」
2B「,,,,脱ぎたい」
9S「いや、それはダメでしょうよ,,,,」
8月15日の昼間、熱暴走をおこしそうな程に暑苦しい。
9S「てか、その猫を手放せば良いのでは,,,,?」
2B「ダメ、ウチで飼うから」
と、その時、猫が手から抜け出した
2B「あっ」
猫を追い掛けていく2B
と、その時
なの「ん?何ですか?この歌?」
9S「え?って2B!そこヤバい!」
2B「え?」
バッと通ったエミールが2Bを吹っ飛ばした、錐揉み回転しながら宙を舞い―――頭から着地した。
9S「大丈夫ですか?2B!?」
2B「,,,,んぁ、うん、大丈夫」
なの「いや、フラフラしてますけど!?」
2B「,,,,それより猫は?」
猫を案ずる2B、そんなに猫好きだったのか
なの「あ、えっと、その,,,,」
2B「!?そんな,,,,」
ガーンと効果音がつきそうな崩れ落ち方をした2B、意外な一面に少しクスッときたなのであった。
なの「と、いう夢を見ました」
9S「頭から着地とかヤバいじゃないですか」
2B「今日はエミールに気を付けないと,,,,」
9S「2Bそういうの信じるタイプだったんですか?」
ほっつき歩く3人、クソ暑い
2B「暑い,,,,回路焦げる,,,,」
なの「今は,,,,42℃ですね,,,,」
9S「42℃、ですか,,,,暑い」
2B「暑い,,,,あ、猫だ」
なの「寄って来ましたね,,,,暑い」
9S「とりあえず、そこのビルの中、行きませんか?暑い、ですし」
なの「そうですね,,,,行きましょう」
2B「ん、ほら、おいで」
3人と猫が廃ビルの中へ入っていく
なの「やっぱり日陰なだけで違うものですね~」
9S「そうですね、外と全然違いますね、やっぱり」
2B「ほ、は、や」
猫「にゃあ!にゃん!」
どこからか猫じゃらしを取り出し猫と遊んでいる2B、めっちゃ楽しそう
猫「にゃあ、にゃぁ,,」
が、やはり猫、すぐに飽きた模様、外に走り出す、それを追いかける2B
なの「あ、気を付けてくださいよ~」
2B「わかってる」
と、言い、駆け出す2B
なの「,,,,大丈夫ですかね?」
♪~♪~(エミールの歌)
なの「あ、聞こえてきた」
9S「アイツ、戦ってる時にもあの歌を歌いながら割り込んでくるんだよな,,,,」
なの「それは,,,,空気感ぶち壊しですね」
9S「そうなんですy」
「ウ¨ォ¨ラ¨ァ¨ア¨!!」ドゴシャァア!
9Sとなの「!?」
9S「え、ちょ、えぇ!?」
なの「い、今の2Bの声ですか!?」
とんでもない叫び声に驚き、若干パニックに陥る二人、そこに
2B「ただいま」
猫を抱えた2Bが帰ってきた
9S「お、おかえり,,,,」
なの「エミールはどうなりました?」
2B「20m位吹っ飛ばした」
9S「マジか,,,,」
猫を連れて帰った
9S「ただいま帰りました~」
ジャッカス「おかえり!」
2B「ただいま」
なの「ただいまです」
猫「にゃぁ」
ジャッカス「お、猫か、珍しいな、どうして連れて,,,,あ、そういう事か」
どうやら察したようです、やっぱり頭良かった
ジャッカス「あー、一回やってみたかったことがあるんだが,,,,」
2B「?,,,,あ、あれか」
ジャッカス「猫を拾ってきたとなれば」
2B「あれしかない」
9S「?」
なの「もしかして、あれかな?」
どうやらピンと来ていないのは9Sだけのようです
ジャッカス「さて,,,,始めるか」
2B「いつでも始めて」
ジャッカス「こほん,,,,コラ!猫なんか拾ってきて!もとの場所に返してらっしゃい!」
2B「で、でもこの仔、寂しそうにしてたから,,,,」
ジャッカス「それでも猫を飼う余裕はウチには無いの!だから捨て直して来なさい!」
2B「わ、私がお世話するわ!アルバイトとかして、必要なお金とかは自分で出すから!」
ジャッカス「,,,,」
2B「,,,,」
9S「なんだこれ」
なの「よくあるやり取りですよ、現実で見たことありませんけど」
ジャッカス「と、まぁやってみたけど、飼いたきゃ飼っていいからな」
2B「ん、わかった」
と、いうわけで、猫を飼うことにした、名前どうしよう,,,,
猫の名前どうしよう,,,,