またしても色々と忙しくて…。
コラボは後数話で終わります。
年内には頑張ってコラボは終わらせます!
「やはり見つからないな…」
会社に戻った黎斗はキーボードを叩きながらパラレルと言うものについて調べていた。だが該当する物がなく黎斗はため息を吐き椅子にもたれかかる。
『私の事をお探しですか?』
「っ!」
黎斗が振り替えるとそこにはツギハギろような姿をした怪人が居た。
「…君がパラレルかい?」
『ええ、そうです』
「…ひとつ質問がある。君の目的はなんだ?」
『私の目的ですか?簡単なことですよ。貴方とその仲間、そしてこの世界の怪人たちに私の世界に来てもらいたいのです。そして私たちショッカーと手を組んでもらいたいのです』
「なんだと?」
『実は私たちの世界も貴方たちの世界と同じで酷く悲惨な状態なのです…。女尊男卑が起こりそして鉄修羅たち仮面ライダーによって多くの人が殺されてます…』
「そんな話は聴いていないぞ!?」
『当たり前ですよ。そんな話をすれば貴方に協力してもらえないじゃないですか。大方私たちの世界の怪人が流れ込み、それを追ってきたと言われたのでは?』
「…!」
『今からでも遅くはありません。私たちの協力してください。協力してくだされば貴方たちの協力もしてさしあげましょう』
「…1日待ってほしい」
『…わかりました。いい返事を期待してますよ』
そう言ってパラレルは姿を消し、残った黎斗の表情は暗くてよく見えなかった。
◇
翌日黎斗は修羅たちが居るネガデンライナーに乗車してきた。
「黎斗か。何かわかったことはあるか?」
「…ああ。」
黎斗はそう言って懐から"デンオウベルト"を取り出して腰に巻き付けた。
「…君たちが敵であると言うことがな!ネガタロス!」
黎斗が叫ぶと黎斗の世界のネガタロスが黎斗に憑依して黒目が赤色に変わる。そしてデンオウベルトのスイッチを押すと修羅のデンオウベルトと同じ待機音声が鳴り始める。
『「変身!」』
《ネガフォーム!》
黎斗に憑依したネガタロスがパスをベルトにかざすと修羅と同じネガ電王に変身した。
◇
「クソッ!パラレルのやつに何か言われたか!」
修羅たちはネガデンライナーから降り近くのドアから脱出した。そしてそれを追うように黎斗もドアから出てくる。そして修羅たちが目の前を見るとハート、ブレン、メディック、そして108が居た。
「こっちの世界のロイミュードか…」
「黎斗から聴かせてもらった。俺の友を騙したことを後悔させてやろう!いくぞブレン!メディック!」
「ええ。狡猾で、愚かで、無粋な彼らに私たちの力を!」
「ブレンはどうでもいいですが、ハート様のと共に戦いますわ!」
そう言ってブレンとメディックは数字に変化し、ハートの中に入り込む。
「そこの女と黒髪は俺がもらう。お前は茶髪の相手だ」
108はそう言って腰にドライブドライバーを腰に巻き付ける。
「はぁ…。友の頼みだ。いいだろう」
ハートは少しため息を吐き、108と同じくドライブドライバーを腰に巻き付けた。そして二人同時にイグニッションキーを回し、ハートは右手に持った《シフトハートロン》のスイッチを押す。
《ファイヤーオールコア!》
シフトハートロンから渋めの声が聞こえ、シフトブレスに挿す。
「変身!」
「Start our mission。変身…」
《ドライブ!タイプミラクル!ハート・ザ・カメンライダー!》
《ドライブ!タイプネクスト!》
ベルトからメロディが流れハートは仮面ライダーハートに、108はダークドライブに変身した。
「チッ!そっちがその気ならやってやるよ。いくぞ!」
「ああ(はい)(おう)!」
修羅はデンオウベルト、箒はオーガドライバー、克己はロストドライバー、星司はライダーベルトを腰に巻き付ける。
《0・0・0 Standing by!》
《ETERNAL!》
修羅はベルトのスイッチを押し、箒はオーガフォンに0を三回押しENTERを押す。そして克己はエターナルメモリのスイッチを押し、星司は腕を空へ上げ飛翔してきたダークカブトゼクターをキャッチする。
「「「「変身!」」」」
《ネガフォーム!》
《Complete!》
《ETERNAL!》
《HENSHIN!》
四人は仮面ライダーネガ電王、仮面ライダーオーガ、仮面ライダーエターナル、仮面ライダーダークカブトに変身した。そして戦いの火蓋が切って落とされた。
次回!
ネガ電王VSネガ電王!