彰「お陰で他の話の5倍近く駄文だよなコレ?」
作「自覚はあります、そして漸くアンケートの締切日決めました」
彰「その日は?」
作「8/6の昼12時、この時間迄アンケートを募集するので皆さんご協力よろしくお願いします!」
彰「因みにこのバカ作者我慢できなくなったから三番の俺特効のキャラは出すの決定したので、1番と2番だけ気にしておけばOKです」
作「それでは第一期最終局面、どうぞ!」
町の上空で無数のノイズと戦いを繰り広げている装者達と同じ様に、カ=ディンギル跡地でもフィーネと逆月の激闘が繰り広げられていた、だがこの戦闘は一度目とは展開が異なり
「ずぇりゃぁぁぁぁぁあ‼‼」轟‼
「チィィッ‼」ギィィン‼
逆月が猛攻を続けフィーネがそれを捌く、そこまでは同じなのだがそのフィーネが返す刃で放った鞭が逆月の体に傷をつけられなくなっているのだ
「貴様、さては右腕に耐性を付加させたか⁉」
「ご名答‼殺される度にその死因に由来するあらゆる物からのダメージを無効化する、それが【
「まだだ、まだ終わってはいない‼‼」ギィィン‼
横凪ぎに放った斧剣を頭上に反らすと一旦距離を取り、ソロモンの杖を握り締め
「まだ私にはこのソロモンがある‼そして貴様の知らない最後の」「『デュランダルがこの地下で眠ってる』………とでも言うつもりか?」「何ッ⁉」
まさかその名を言うと思っていなかったのだろう、あまりに想定外だったのか動きを止めてしまい
「隙有りィィィ‼」ブォォン‼‼
「グッ‼」ガキィン‼
再び距離を詰められ鍔競り合いになってしまった
「何故貴様がデュランダルを知っている‼」
「さぁてな‼生憎冥土の土産に教える、な~んて良くある三流悪役キャラみたいな事はしない主義なもんでよ、知りたきゃテメェで考えろババァ‼」
鍔競り合いになりながらも互いに罵り合い、更に己の信念もぶつけ合う二人、だがそのやり取りも遂に終わりを告げる
「フン‼」
「うぉっと⁉」
フィーネが突如繰り出した蹴りによって吹き飛ばされ、無理矢理に引き離された逆月だったが大したダメージではないらしく、直ぐ様距離を詰めようと駆け出そうとしたのだが
「小娘共ももうすぐ戻ってくるだろう………貴様のせいで余計な手間が増えたが、最早やむを得ん……こうする以外方法も、ないのでな‼」ドスッ‼
「なぬ⁉」
あろうことかフィーネが自らの腹に杖を突き立てたのだ、これには流石の逆月も驚き硬直してしまったがこの時硬直せずにそのままフィーネに斬りかかればもしかしたら結末が変わったかも知れないが、今更その様な問答は不要である、何故ならば
「来たれ『デュランダル』‼‼」
ノイズと一体化したフィーネの意思により下層部に封じられていたデュランダルが奪われ、遂にフィーネの最後の切り札が目覚めたのだ
「ちょいちょいちょい⁉待て待て待てェェェェェ‼‼至近距離でこのデカさはヤバいヤバい‼ぶっ飛ぶってェェェェェ‼‼」
ソレにより地上にいた逆月はその被害をもろに受ける事になり、地割れから逃れるために不様に駆け出していた
「何だッ⁉」
「了子さんをノイズが取り込んでる⁉」
「逆だ立花、櫻井女史がノイズを取り込んでいるようだ……何か這い出てくるぞ‼」
町のノイズを片付け終わった三人も漸く戻ってきたが、時既に遅く
「■■■■■■■■■■■■■‼」
地中より這い出てきた赤い龍のような怪物が雑音混じりに吠えると、即座に光線を一発だけ放ちその一撃が町の大部分を吹き飛ばしてしまった
「逆さ鱗に触れたのだ……相応の覚悟は出来ていようなぁ‼‼」
「まじかよ…………」
あまりにも巨大すぎて呆然としてしまったが、これは逆にチャンスだと考え始めていた
(よくよく考えたらこれ以上俺戦う理由も無いしここは撤退の一手だな、さてそうなるとあのデカ物を利用すればわりと簡単に行けそうだが…………どうしたものか)
元よりフィーネに仕返しをするつもりであの三人の手伝いをしていただけなので、満足した今これ以上続ける理由も無ければわざわざ自分にメリットの無いことをする理由も無い訳で、そもそもが町に被害が出ようが『身内すらも切り捨てた』男がその様な些事を気にかける筈もなく、答えは最初から決まっていた
(良し‼適当に殺られたフリして逃げよう‼)
メタい話だけどこういう時って主人公なら真っ先に立ち向かう筈なのに戦うどころか逃走しか考えてないとか、どうなってんのコイツ
「さてそうと決まればどうやって負かされるかな…………アレ?」
そういうクソな事を考えていると何故か頭上が暗くなったのでふと上を見上げると
「【神性大英雄】ゥゥゥゥゥゥゥ‼‼」グァァァ‼‼
「は?」
巨大な触手が逆月目掛けて振り下ろされており、幾らなんでもこれはマズイと考えたのか
「それはマジ勘弁⁉」バッ‼
咄嗟に回避したが今回はフィーネが一枚上手だったらしい
「まだだぁぁぁ‼」
「ちょおま⁉ヘブッ‼」
振り下ろされた触手がそのまま逆月目掛けて突進してきて、こればかりは回避も防御も間に合わずそのまま吹き飛ばされてしまった
「逆月君⁉」
「構うな立花‼往くぞ雪音ッ‼」
「指図してんじゃねぇ‼」
立花は吹き飛ばされた逆月の身を案じていたが他の二人は最早逆月に興味を示していないのかフィーネに向かって飛んでいき、それを見た立花も何度か飛んでいった方角とフィーネを見た後小さく一言「ごめん」と呟くとフィーネに向かっていった
そして町の海岸の辺り
「――――――――――――」チーン
あの後思いっきり吹き飛ばされた結果、逆月は砂浜に犬神家よろしく頭から突き刺さっていた
(…………いやはや、確かに死んだフリ擬きであの場を離脱するつもりだったけどさ、まさかフィーネにホームランされるとは思わなかったぜ………多分あの三人が勝つだろうし、俺はこのままバックレるとしますかねぇ)「フン‼」ズボッ‼
気合い一発、どうにか頭を引っこ抜いた逆月は一先ず面倒事になる前に一旦町を離れるか隠れ家に潜んで一度サンジェルマンと連絡を取り合うか考えていたが
<プルルルルプルルルルル
「あん?この音って確か…………驚いた、コレ壊れてなかったのか」
懐から聞こえてきた着信音を確認すると、そこには以前サンジェルマンから連絡を取り合えるようにと渡されていた端末が無傷で残されていた、壊れていないことに一瞬驚き半分呆れ半分な感想を抱いたがとりあえず着信に出ることにし
「もしもし?俺だ」
『私だ、そちらの様子は監視させてもらっていたがどうやら無事にフィーネの計画を阻止できたようだな、それと……どうやら装者達が上手くやったようだ』
「あん?そいつぁどういう」ズズゥゥゥン‼‼「…………OK把握、要するにフィーネの完全敗北って訳か」
電話中から聞こえてきた謎の爆発音、その方角から学校からの物だと判断し、フィーネの敗北を認識した逆月
「それで?ある意味俺は仕損じてる訳だが、どうする?俺を切るか?」
『その様な愚かな行為はしない、フィーネが討たれたならばお前には次の仕事をしてもらう予定だ』
「次の仕事?」
『詳細は後日連絡する、今暫くはあの隠れ家で待機しているように………では、また連絡する』ツーツーツー
「あの野郎、用件だけ伝えてとっとと切りやがった」
何度か今後の方針についてやり取りをした後、さっさと通話を切ったサンジェルマンに悪態をついた逆月ではあったが、一先ず役目を終えた自分に褒美でもと考えていると、一つの答えに行き着いた
「そう言えばアイツ、幾つか聖遺物を収集していると言っていたな、確か錬金術の材料に使えるとかで………もしかしたら『アレ』も持ってるかもしれんな、後で聞いてみるか」
今回の報酬で手に入れる物を決めた後、これ以上この場に留まる理由も無いのか、隠れ家に引き上げていった
――――歪に歪んだその顔を晒しながら
――――第一章はこれにて閉幕、しかしお忘れなきようにお願い致します。
世界とは残酷で、それでいて誠実に生きようと願うものほど不幸になる…………それが世の理なのだと言うことを…………
しかし、誠実な人間の対局とも言える残忍で狡猾な人間も又、自らの悪徳の報いを受けるのも世の理なのです
「……………………お兄ぃ、何処にいるの?」
彰「で?まだ報告することがあるらしいが、その内容は?」
作「まぁ元々はこの作品、Fateのヘラクレスで無双したいからって目的で始めたんですが、どうにもヘラクレスのみで無双するには私の想像力だと限界があったんですよ」
彰「それで?」
作「えぇ~ですのでこの場で宣言します!第二期、要するにシンフォギアGから逆月の装備一つ追加します‼それもFGOから!」
彰「また変なの輸入すんなよ~?」
作「大丈夫、ちゃんと考えたから」
彰「で?その装備ってのは何なんだ?」
作「まだ秘密デース」
彰「切歌のマネやめい」
作「アッハイ」