魔弾使いのTS少女   作:黄金馬鹿

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そして……


第十五魔弾

 シャーレイは見ていた。シャロンの拳に腹を貫かれ、全身の力が完全に抜けてしまったひなたを。奮闘虚しくシャロンに敗れ、打つ手も生きる術も無くしたひなたの姿を。

 両手を縛られ、担がれた状態で連れてこられた二人の決戦の場所で二人の戦いを。致命傷を負いながらも逃げる事を択ばず戦い続け、負けたひなたの姿を。その呆気なくも悲惨で痛烈な最後をその眼に焼き付け、涙していた。

 ――あの後。ひなたが戦いに出向きシャーレイはひなたの勝利を祈っていた時。彼女に声をかけた人物がいた。

 その男は、あの時。シャロンと共にいた時、二人を囲んだ男の中の一人。

 

「おいおい、そんなに怖がんなくてもいいんじゃねえの?」

 

 その中で、他の男達に命令を出し、倒れ伏すシャロンに止めを刺したリーダー格の男。その男が急に現れ、ひなたの張った魔弾の罠を全て避け、力でねじ伏せ、無力なシャーレイの両手を縛り担ぐとそのまま運び始めた。

 

「冥途の土産程度には教えてやる。俺ァ、ヴォルグっつー流れ者だ。適当な徒党を組んで街を行ったり来たりする悪党さ」

 

 ヴォルグの力は強く、そしてこうして軽口を叩ける程の余裕を持っていた。シャーレイでは何をしても逃げる事は出来なかった。気が付き、逃げようとした時にはヴォルグは既にシャーレイの手を掴み、そのまま力づくでシャーレイを抑えつけて腕を縛った。時既に遅し、という奴だった。シャーレイには抵抗する術は無く、そのまま捕まった。

 そして、ニヤけるヴォルグに担がれ連れてこられたのはひなたとシャロンの決戦の舞台。そこで常に劣勢に立たされていたひなただった。ヴォルグはひなたの元に駆け付けようとするシャーレイを離そうとせず、ひなたが敗れるその瞬間をその眼に焼き付けさせた。

 

「まぁ、人一人の人生なんてそんなモンだ。人の死の九割は呆気ないモンだ。残りの一割は壮絶だ。あそこの嬢ちゃんは前者だったみてぇだな」

「ひなた、ちゃん……」

 

 呆気なく。たった一手の攻撃を受けただけで死んだ。漫画や小説のように攻撃を劣勢で耐えながら相手の攻撃を耐え続け、ボロボロになりながらも逆転の一手を打ち倒す。そんな展開は、この世界には存在しなかった。ひなたは終始シャロンという怪物に押され続け、そのまま逆転の一手を打ち切る事が出来ず死んだ。

 シャロンはその手で貫いたひなたをまるで己の勝利の旗と言わんばかりに持ち上げ掲げた。そして、ひなたから滴る血を呑み嗤う。腕の根元まで貫通し、ひなたは痙攣こそしているが表情は見えず今すぐにこの痙攣が収まっても可笑しくは無かった。

 

「お前さんもあそこの化け物みたいになる。あの嬢ちゃんもな」

「……」

「なぁに。死んでも死体は三人一緒に使ってやら。安心して死ね」

 

 最早どうでもよかった。

 ひなたが死に、シャロンが勝った。もう、シャーレイがその身を寄せれる場所はこの時点で消えていた。そして、ヴォルグに捕まった時点でシャロンの最後の言葉を全うできない。

 例え、ここで暴れて逃走しても男はシャーレイの足を斬り捨ててでも攫って行くだろう。それをするための両刃の片手剣のような物をヴォルグは腰に差していた。あの時、ヴォルグはリボルバーは使い慣れていないと言っていた。それは冗談でも脅し文句でもなく事実であり、本来は剣を使ったインファイトが主流なのだろう。 

 それを冷静に判断出来てしまう程、シャーレイの胸にはポッカリと穴が空いたような気分になっていた。この一か月にも満たない間に大切な人を失い、また出来て、失った。それはまだ齢十四の少女には辛すぎる現実だった。後悔してもおそい。もし、たら、ればを考えてもどうしようもならない。もう、全てが手遅れであり、シャーレイもシャロンのような化け物に生まれ変わってしまうのだろう。

 ヴォルグが歩きシャロンへと近づく。使ってやる、とヴォルグは言った。つまり、シャロンを操っているのはヴォルグであり、シャロンはヴォルグの言う事を聞いているのだろう。

 三人纏めてこの男の言いなりになる。もう、それでもいいかな、とすら思えてしまう。三人一緒なら。死んでも、三人一緒なら。

 

「――――まだ、だ……」

 

 パキ。

 小さな音が聞こえた。それは、ひなたから聞こえてきた。

 ひなたの物に思える、掠れた小さな声が響き、シャロンの表情が一変する。貫き殺した筈の死体が白銀の魔力を放出している。それが異常であり、何でこうなっているのかが分からなかったからだ。腹を貫かれ、死んだ筈の死体から何故魔力が放出されているのか。

 その答えが、まだ虫の息程度だが、ひなたの心臓が、脳が、動くことを止めていないからだと知ったのはひなたが笑いを浮かべながら起爆銃の銃口をシャロンに向けたからだった。

 瞳孔が開ききった眼でここ一番の笑いを見せ、吐いた血が下顎を真っ赤に染めていながらも。ひなたは勝利を確信した笑いを浮かべ、腕に貫かれた状態で銃口をシャロンへと向けた。

 

 

 ――ジャックポット。

 

 

 小さくひなたが呟いた気がした。

 直後、ひなたの体から腕を引き抜き投げ捨てようとしたが、その前にひなたがトリガーを引いた。

 起爆銃のシリンダーにある最後の魔弾をハンマーが叩き、魔力の起爆と同時に魔法が発動する。シューターの魔法は銃口の前に作られた魔力のスフィアを撃ち抜き、威力を数倍に増幅させ、シャロンの頭をビームとして呑み込んだ。

 ジェノサイドバスター。

 ひなたの持つ最強の魔法。それがシャロンの頭を包み込み、言葉を言い放つ前に完全に焼き尽くしこの世から消滅させる。ひなたの今持てる魔力を全て使ったその魔法はその役目を果たし、数秒の照射を終え、そのまま消えていった。そして、頭を無くしたシャロンはもう動くことなく背中から倒れ、ひなたもその上に覆いかぶさるように倒れた。

 

「……おいおい、あの状況で相打ちにまで持っていくのかよ」

 

 ヴォルグは素直に驚いていた。

 腹を腕で貫かれ、ショック死すら有り得る痛みを感じながらも魔法を発動し、シャロンを倒した。その前にも致命傷を負っていた筈なのに、その痛みに勝って化け物の討伐を果たした。駆除連合で仕事を受けたのなら、中の中のレベルに至れるヴォルグですら、痛みというのは消す事も打ちのめす事も出来ない物だ。剣で体を斬られるだけでもパニックになって気力を一気に持っていかれるのに、ひなたはそれに打ち勝ってシャロンを殺した。

 唖然としない訳がない。あんなガッツをあの小さい体の何処に持っていたのかすら疑問に思う。

 だが、死んだ。流石にあんな状態で大技を使ったのならもう即死だろう。シャーレイもそれを見て驚愕に目を見開いていたが、二人が倒れ伏したのを見て顔を伏せた。

 その驚愕の週末にヴォルグは思わずたっぷり一分も呆然としていた。その間に力を失ったシャロンの手は何時の間にかひなたの体から抜けており、ひなたは手が抜けた衝撃でか、少しだけ動いていた。

 だが、どちらも起き上がる様子はない。地面に血の池を作って倒れている。

 

「…………はっ!? お、思わず呆然としちまった。まぁ、珍しいモンが見れた程度に思っておくか」

 

 肉を切らせて骨を断つ。最早骨を切らせて骨を断つレベルの攻撃だったが、ヴォルグにとってそれはただの珍しい事例に過ぎなかった。

 シャーレイはもう二人の惨状を見たくないのか俯いて黙り込んでしまっている。ヴォルグはそれに溜め息を吐き面白くねぇ、と一言だけ漏らすとひなたの死体の回収のために歩き出した。

 ひなたのような魔力を持ち、戦える人間の死体なら多少の報酬も上乗せしてくれるだろう、と。失ったシャロンという駒の代わりにひなたを補充すれば少なくとも報酬の減額は避けられるだろう、と軽く考えてひなたに近寄った。

 異音が聞こえたのはその時だった。

 

「……何だ、この音は」

 

 ぴちゃ、ぴちゃ。ぐちゃぐちゃ。ぶちぶちぶち、ねちゃ。

 そんな、今までで聞いたことの無い音がヴォルグの耳に入ってきた。それはシャーレイも同じようで、その音を聞いて顔を上げた。

 この音は、ひなたとシャロンの方から聞こえてくる。

 ヴォルグはその音の正体を確かめるため、ゆっくりとひなたに近寄った。ゆっくり、ゆっくりと。

 そして、音の正体が分かった瞬間、足を止めた。そして、吐き気を催し口を手で押さえた。シャーレイも目の前の出来事が信じられないようで小さく声を漏らしながら目を見開いていた。

 

「こ、こいつ……このガキ!?」

 

 その間も、聞こえてくる。異音が聞こえてくる。

 それは、有り得ない事だった。許されない事だった。あってはならない事だった。この世にあってはいけない光景だった。

 それをする人間なんていないから。それをしたら、人間ではないから。それは、禁忌とも言える行為の一つだから。自然界の掟にすら反するような行為だったからだ。

 ひなたが立ち上がる。ゆっくりと、ゆっくりと。

 それを手に持ち、ゆっくりと。

 向こう側が見えていた筈の腹は、背骨のような物が何故か繋がっており、その周りには僅かだが肉があった。立つための背骨が、復活していた。

 ヴォルグは距離を取る。余りの気持ち悪さに退く。抱えていたシャーレイすら落とし、腰の片手剣の柄に手を当て、何時でも抜刀できるようにしていた。

 

「あぁ……()()()()けどなぁ……シャーレイとの約束、破る事になっちゃったなぁ……」

 

 ぐちゃぐちゃ。ばき、べき、ぶちぶちっ。シャロンの体を片手で掴んだまま立ち上がったひなたはそんな異音を立てながら何もかもを諦めたような表情を作る。

 死んだはずのひなたが、だ。

 

「お、お前……ッ!? な、なにしてんのか分かってるのか!?」

「あぁ……五月蠅いな……分かってるよ。ボクは今、シャロンを()()()()

 

 ぐちゃぐちゃ、と音を立てながら。

 ひなたは、シャロンの二の腕に噛み付き、肉を引きちぎりそのまま咀嚼し、飲み込む。

 そして、回復魔法を詰めた魔弾を何十発も一瞬で作成すると、それをシャロンの腕と共に口の中に入れ、そのまま噛み砕き、飲み込む。そして、ひなたの腹を紅色の膜のような物が包み、皮膚が、肉が復活する。

 先ほどよりも高位の回復魔法による、仮の肉と皮膚、内臓を作成し、細胞分裂を促して失われた内臓と肉を数日で復活させる。腕のような、無くても生きられる部分は再生しないが、回復魔法の効果を何十倍にも高め、それを全く同時に使った結果、本来は最上級の回復魔法でなければ回復させる事が出来ない傷すらも回復する。

 

「ははは……嫌になるよ。本来の力を解放するための力が」

 

 

 ――『食人』なんてさぁ。

 

 

 シャロンの肉を食らい、飲み込む。瞳は吸血の時よりも鮮やかな紅になり、夜中だと言うのによく見える。そして、魔力の色は銀色から紅に変わり、吸血するために尖っていた犬歯は更に伸び、鋭くなっている。その歯で人の肉を引き裂き、飲み込む。

 先日も、シャロンの腕を食った。そして、窮地を脱した。

 だが、その際に食人衝動はかなりの物になり、シャーレイの血を自ら強請ってしまった。

 人の肉が食いたいという衝動を抱え続け、吸血する事でそれを押し留め生きてきた。だけど、生きるためには食わねばならなかった。生きるために、人を、シャロンを食わなければならなかった。

 ひなたは、己の命の惜しさにシャロンを食う事を選んだ。

 覆いかぶさるように倒れ、消えゆく意識の中、ただひたすらに目の前にあったシャロンの肉体に齧り付き、胸を、肩を食らい、腕を食らっている。

 もっと。もっと。もっともっともっともっともっともっともっともっと、食べたい。

 

「美味しいなぁ……人の肉って、美味しい……」

「ば、化け物……ッ!」

 

 ヴォルグが震える手で片手剣を構え、呟いた。ひなたはその言葉に反応し、シャロンの腕の肉を食らい尽してから口を開いた。

 

「化け物……? あぁ、そうだね。その通りだ。だけどさ、ボクみたいなのにはもっと別の呼称があると思うんだよ……シャーレイ、分かる?」

 

 何もかもを諦めた笑いでシャーレイに問いかけた。

 シャーレイは首を横に振った。

 

「分からないかぁ……じゃあさ、教えてあげるよ。ボクのような化け物はさぁ……人を食う人間はさぁ――『食人鬼』って言うんだよ」

「食人鬼……」

 

 食人鬼。それが、あの時、あの男によって押し付けられた特性だった。

 人の肉を食わねば己の全力を解放できない。そして、人の肉を常に求め続ける食人衝動を与えられた。

 それと葛藤し続け、生きてきた。せめて、シャーレイの前では食人はしない。彼女にこんな穢れた秘密は見せられない。そう思ってきた。

 だけど、もう手遅れだ。こうして食人を見られた以上、全て終わった。シャーレイからは軽蔑され、化け物と呼ばれこの街を去る事になる。分かっていた事だ。涙は出ない。代わりに乾いた笑いと抑えられない食人衝動が沸いてくる。

 

「シャロン……ごめん、ごめん…………でも、美味しいんだよ……君の体は、とてもとても……どんな肉よりも、どんな物よりも美味しいんだ……美味しいんだよ……」

 

 謝りながら、食べる。

 美味しい。人の肉が。腕の肉が、胸の肉が、肩の肉が、腹の肉が。とてもとても美味しくて。骨にまで味があって。内臓が美味しくて。心臓が美味しくて。美味しくて、美味しくて美味しくて美味しくて仕方がない。止められない。歯止めが効かない。こんな美味しい死体を口にしてしまったら、止まらない。止められない。

 腕を一本だけじゃ、もう歯止めが効かない。足も、背中も、全身を食べたくて仕方ない。いや、食べる。もう手遅れだ。全身を味わいたい。小骨をかみ砕いて飲み込みたい。爪を剥がして噛み砕きたい。血管を引きちぎりながらその食感を楽しみたい。血に濡れた内臓を血と一緒に飲み込みたい。

 もう腕一本と肩、そして右の胸を食らい尽したのにも関わらず、空腹が続く。もっと食べたいと胃が叫ぶ。涙を流しながらもシャロンを食らう。シャーレイに見られながら。彼女の恩人を食らう。

 食人をする自分に嫌悪しながらも。美味しいから、美味しくて止まらない。美味しすぎて。人の肉が、シャロンの肉が、年頃の少女の肉が美味しすぎて。新鮮な血と共に食い、飲み干すのが止まらない。喉の渇きも血を飲んでいるのにも関わらず潤う事が無い。

 

「……そこのお前さぁ。何でかシャーレイを担いでいたよねぇ?」

「ッ!?」

 

 片手剣を携えたまま硬直していたヴォルグは声をかけられ、体を震わせた。

 その眼は、明らかに得物を見る目だった。食料を見る目だった。それに恐怖する。殺される、ではなく食われる、という別種の恐怖がヴォルグの全身を貫く。

 こんな小娘に食われるという恐怖が全身を貫き、震えが止まらない。

 

「……お前、この一連の騒動の黒幕?」

「……だ、だとしたら何だ!!」

 

 だと言うのに、何故強がってしまう。こんな化け物に、食人鬼に。何で今すぐに逃走しようとしない。

 

「だったらさぁ…………『ブラッドフォード伯爵』って知らないかなぁ」

 

 ブラッドフォード伯爵。

 その名に聞き覚えは――

 

「……お、教えねぇって言ったら?」

 

 その言葉が聞いたことがある。知っているけど話さない、という意味を持っている事にヴォルグは気づかなかった。

 だが、当たりだ。ひなたはヴォルグの質問に答える。

 

「……頭だけ食う予定を全身食う予定に変更かなぁ……シャロンの頭、無くなっちゃったから脳みそが食べたくて食べてくて……」

「ど、どっちにしろ食うつもりかよ……」

 

 こいつ、これが素なのか正気を失っている状態なのか分からない。

 ただ言えるのは。殺意ではなく、食欲をぶつけられるこの感覚が、恐怖を掻き立てているという事だった。

 

「脳みそと眼球……あぁ、プリプリして美味しいんだろうなぁ……あぁ、美味しそう……美味しそう……」

「こ、この狂人がぁ!!」

 

 最早、恐怖の歯止めが効かなかった。

 なのに、逃げるという行為では無く、ひなたを排除しようとその剣を振り上げ走った。

 それを見た瞬間、ひなたはシャロンから手を離し、一瞬で魔弾を作成しリロード。そして三発の魔弾を別に作成すると、それを咥えて噛み砕いた。

 

「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ―――」

 

 ひなたの体から紅の魔力があふれ出す。

 だが、構うものか。撃たれる前に殺す。殺す殺す。殺して連れて行って金にして生きてこれから先も自由に生きて人の幸せを踏み躙る快楽を得続けて勝ち組として――

 

「ジェノサイドブレイカー」

 

 そんな、ヴォルグの願いを打ち消す言葉が響いた。ひなたが全ての制約を解き放った時限定の、文字通りの最強魔法。人一人なら跡形もなく消滅させるビーム。ひなたの本来の全力。

 それが放たれた直後、ヴォルグの視界は紅一色に染まり、その一瞬の後にヴォルグの姿は跡形もなく消滅した。

 食われる事無く、食料としてではなく人として生を終えた。

 

「あぁ……やっちゃったよ……脳みそも目玉も食べられない…………まぁいいや。多分、シャロンの方が美味しいから」

 

 理性を完全に食人衝動に支配されたひなたはただただ食らう。全身を紅に染めながら、ただただ。無我夢中にシャロンの体を貪る。

 ひなたはこの時、人としてではなく。食人鬼としての思考しか持ち得ていなかった。

 そして、それを見て。シャーレイは……彼女が例え何者だろうと信じるといったシャーレイは……




ひなたの正体。それは、食人鬼。吸血はその副産物であり、その本質は食人。嫌悪感を抱かざるを得ない対象。

文字通りの、化け物。

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