出来損ないの最高傑作ーNT   作:楓@ハガル

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特に設定の項目に、作者の私感が多分に含まれております。気分を害する恐れがありますので、ご注意下さい。

楓の挿絵は、ゲームのSSを使用しています。著作権ロゴは入れていますが、もし問題があれば、即刻削除致します。
また、もしも挿絵が表示されず、それでも楓の外見に興味があると言う読者様がおられたら、マイページで閲覧出来ます。お手数ですが、そちらから、お願い致します。




登場人物及び設定紹介

―登場人物の紹介―

 

【オリジナルキャラクター】

 

・楓(主人公)

 年齢:6歳

 性別:女

 種族:キャスト

 クラス:ハンター

 服装:アークス研修生女制服

 パーツ構成:ローズ・ボディ

       ファーネン・アーム

       ディール・レッグ

 特記事項:製造年月日及び製造元不明

      条件付き自在槍が得意武器

      (通常の自在槍は、並以下)

      パーツカラー変更不可

      (装着時に、勝手に黒く染まる)

      感情の制御が利かない

      (特に怒り)

 

 本作の主人公、いわゆる"安藤 優"。性格は本編の通り。

 出生の一切が不明で、その際に何か『大切な物』を失った、と自覚しているが、現在は、それを気にする素振りは、特に見せない。

 得意武器は、ワイヤー伸縮機能を封印した自在槍。これをジャマダハルのように操る。ただし、これでもなお、リーチが長い、と感じている。逆に、封印していない自在槍だと、満足に扱えない。むしろ絡まる。次点で、長槍。

 パーツはキャストらしく、自由に交換出来るが、カラー変更だけは不可能。事前に、どれだけ鮮やかに塗っていようと、装着した途端に、勝手に真っ黒に染まる。こちらも、本人は気にする素振りなし。

 感情の昂り、特に怒りで、身体の出力制限が無効化される。その際の出力は、未調整のボディなら、自傷してしまう程。その為、初回起動時は、床を踏み切った両足と、壁を殴り付けた右腕が大破している。

 祟りと言う、謎のイタズラを使う。実害はあまりなく、確率も低いが、種も仕掛けも見当たらず、日常のちょっとした脅威と捉えられている。

 孤独を極端に恐れる傾向あり。

 

※限りなくどうでも良い情報ですが、ボイスは女性C追加ボイス72です。

 

【挿絵表示】

 

 

 

・アレン

 年齢:28歳

 性別:男

 種族:ヒューマン

 職業:キャスト教育施設職員

 特記事項:キャストパーツ取扱に長ける

 

 楓の専属教育担当者。優しく、包容力のある男性で、楓の父親的な存在。

 楓の初回起動時に、色々と勘違いで殺されそうになる。この一連の事件は、現在では、公認の笑い話になっている。

 楓の破壊案が挙がった際に、職員で唯一反対し、そのまま専属の教育担当者となった。この時に、キャストパーツの扱いを覚え、現在に至るまで、楓のパーツの修理、調整などを手掛けている。

 セレナが苦手。

 

※優しい父親をイメージして登場させたキャラです。外見は特に決めていませんが、書いている最中は、トライガンのエリクス(ヴァッシュに非ず)が、ずっと頭に浮かんでいました。

 

 

・セレナ

 年齢:27歳

 性別:女

 種族:ヒューマン

 職業:キャスト教育施設職員

 特記事項:特になし

 

 アレンの同僚。基本的には一歩下がって見守るスタンスだが、面白そうな事を見つけたら、真っ先に首を突っ込む。楓の母親的な存在。

 アレンが楓に襲われた事件で、楓を強制停止させた。謝罪に来た時には、仲を取り持つように茶化し、それが現在の楓を形作ったと言っても、過言ではない、かも知れない。

 地味に料理スキルが高く、アレンの弁当を作ったり、施設のキャストたちにおやつを作ったりしている。

 アレンの天敵。

 

※このキャラがいなければ、現在の楓はなかった、ってくらいの重要人物です。外見のイメージは、特にありません。読者様方のご想像に、お任せします。

 

 

・アーノルド

 年齢:16歳

 性別:男

 種族:ヒューマン

 クラス:レンジャー

 服装:シャープオーダー

 特記事項:大砲が得意武器

 

 アフィンの同輩。愛称は、アーニー。年齢不相応に落ち着いており、訓練校時代は、レンジャー科の訓練生に、頼られる事も多かった。

 修了任務ではユミナとペアで、距離を取って戦う彼女と、大砲の扱いに長ける彼の相性は非常に良く、担当官のエコーも、舌を巻いていた。

 任務中にダガンの奇襲を受けたが、間一髪、エコーのテクニックに助けられる。

 武器マニアの傾向あり。

 

※いわゆる黒人。原作再構成を思い立った時点から、彼の生存は確定していました。構想初期では、面白黒人キャラにしようと考えていましたが、作者の技量不足により、現在の、生真面目キャラに。結局、被害者です。

 

 

・ユミナ

 年齢:16歳

 性別:女

 種族:ニューマン

 クラス:ハンター

 服装:ネイバークォーツ

 特記事項:長槍が得意武器

 

 楓の同輩。のんびりとした性格で、マイペース。その性格を裏付けるかのように、自分の領域に、相手の侵入を許さない戦法を取る。長槍の技術は、ハンター科全員の目標とも言われる。

 初の実戦で奮戦するも、ダーカーの大量発生に気圧され、任務終了後に、緊張の糸が切れ、泣き出してしまう。

 技術は高いが、精神的には、やはりまだ未熟。

 

※アーノルドの肉付けや、原作再構成の過程で作られたキャラです。ある意味で薄く、またある意味で濃い、と言う、膨らませがいのあるキャラになりました。今後膨らませるかは、また別の話ですが。

 

 

 

【原作キャラクター】

 

・ゼノ

 恐ろしいくらいドンピシャ、と言う場面を、本当に、恐ろしいくらいドンピシャにしました。黒人生存同様、こちらも最初期からの確定事項です。

 基本的には、上方修正を掛けつつ、楓と絡む要素を増やしているつもりです。

 

 

・エコー

 遅刻グセと痴話喧嘩が、テンポを阻害しかねないレベルで酷く感じたので、メリハリを付けつつ、戦闘能力など、全体的に上方修正を掛けています。なるべく公私を混同せず、かと言ってゼロはアレなので、その時はゼノからも僅かながら歩み寄る、と言った具合です。

 

 

・アフィン

 原作では、相棒関係になるまでが、あまりにもあっさりし過ぎているように感じましたので、一悶着起こしました。また、最終的な目標が目標なので、主人公におんぶに抱っこにならないよう、戦闘能力も引き上げています。

 

 

・レギアス

 原作での、この時点での彼の出番は、出発前の訓示程度でしたが、軽くですが登場させました。キャラとしては、多少柔らかく書いてます。

 

 

・オーザ、マールー、リサ

 いがみ合うコンビと、マイペースな狙撃天使。

 この三人に限らず、原作序盤では、NPC同士での会話が少ないので、シップ内での立ち位置を想像しながら書いています。

 

 

・レダ

 極めて重要な情報をもたらす彼ですが、元々、本筋には深く関わらないので、こちらでも、要所でポロリと情報を出すキャラになります。

 

 

・フーリエ

 数少ない戦闘員キャストなので、後の展開がスムーズになるよう、楓の姉貴分としています。また本作の設定に合わせ、第八話あとがきに書いた通り、年齢を22歳から11歳まで引き下げました。それ以外は、特に変更点はありません。

 

 

・ヘンリエッタ

 EP3が、丁度安藤入隊の一年後に掛かるので、キャストと言う事もあり、今の内に登場させてます。文中では書いていませんが、彼女も、訓練校に通っています。

 

 

・クーナ

 最初に安藤と絡むイベントフィールドの、布石として登場させました。二つの顔を使い分ける、と言う部分を、少々大げさに書いてます。

 

 

・???

 メッセージだけの登場です。直接的な接触はリスクが高く、かと言って放っておくと、レギアスを介して、"やつ"に楓の存在がバレる為、彼らを保護しています。

 

 

・師匠

 正体はご存知でしょうけれど、ゼノの歴史に組み込まれているので、こちらに。楓との類似点は、動きと性格くらいしかありません。

 

 

 

―各種設定の紹介―

 

【キャストについて】

 原作では、自身のフォトンに、肉体的に耐えられない者を改造して生まれる、となっていますが、本作では、最初から工場で作り出される、と、過去作の設定を引用しています。サイボーグとアンドロイドの違いですね。

 また、生み出された時点で、プリセットとして、オラクル社会で生きる為の基本的な知識、道徳観念がインプットされています。

 工場の数は、各シップによって異なります。メタ的な事を言ってしまうと、フェオ鯖であるアークスシップ第1番艦が、最も多いです。

 

 

【キャスト教育施設について】

 プリセットを有するキャストですが、あくまでも実体験が伴わないものである為、それらを集団生活を通して、改めて理解させると同時に、各種職業への就職を支援する施設です。

 施設での3年間を通して、どのような職業に就くかを選択させ、楓やフーリエのように、アークスになる者もいれば、一般社会に出る者もいます。どの組織や企業でも、キャストの情報処理能力は高く評価されており、それらからの支援で運営されています。

 入所するキャストは、同シップの工場で生産される者に限ります。

 

 

【アークス訓練校について】

 読んで字のごとく、アークスを育成する学校です。原作との差異としては、恐らくですが、ダーカーに関する教育、VR訓練の徹底でしょうか。

 原作でのアフィンのセリフだと、訓練校ではダーカーについて、全く教えていないように取れます。ダーカーを不倶戴天の敵とするアークスとして、それはあまりにも不自然でしたので、このように設定を作り、改変しました。

 三つのクラスについて、基礎的な部分をVRも交えて訓練し、その後、専科へ移ります。この専科には、非戦闘のオペレーターや、整備班などもあります。

 

 

【ナベリウスについて】

 ナベリウスにダーカーはいない、と、原作では言及されていますが、それでは修了任務で倒すエネミーは、ダーカーによる侵食を受けていない、何の罪もない原生種、となってしまいます。これは、イベントフィールドでのリサのセリフとも矛盾します。中には侵食を受けていない個体もいる、どころの騒ぎではありません。ダーカー出現までに倒した原生種は、100%、侵食を受けていないのですから。

 ですので、過去に書いた作品からも設定を引っ張って来て、ダーカー汚染地帯を走破する、と言う任務内容で、ダーカーの出現も想定されている、としました。訓練校の設定も、この辺に合わせています。

 そもそも、原作自体、何も目的を知らされずに放り出されたようなものなので、細かく設定を入れています。

 

 

【担当官について】

 原作でのゼノの立ち位置を明確にし、またナベリウスの設定変更に合わせて、設定した役職です。

 訓練生の戦闘技術評価と、想定外の事態に備え、キャンプシップに同乗しています。

 なお、単なるダーカー発生程度であれば、担当官が降下する事はありません。訓練校で十分に訓練していますし、任務その物がおじゃんになってしまう為です。この辺は後述します。

 

 

【エネミーの死骸について】

 ナベリウスの件同様、過去の拙作から設定を引っ張って来てます。死骸は、即座にアークスシップ研究部に転送され、ダーカー侵食の影響を調査する為のサンプルとなります。その際に、無事な器官や、エネミーの強靭さなどによって、報酬が査定され、アイテムパックや個人口座に振り込まれます。第七話の文中に、出来高に応じてメセタが支払われる、と書きましたが、このような設定になっています。よって、ゲーム内のように、目の前でアイテムドロップする、と言う事はありません。

 

 

 

【オペレーターについて】

 原作では、まともに仕事をしてませんでしたね。あれではオペレーターではなく、実況者です。

 文中では書いていませんが、ダーカー出現までは、マザーシップ所属のオペレーター、それ以降は各アークスシップのオペレーターが、分担して指示を出しています。

 

 

【ダーカー出現量について】

 ダーカー発生自体は、原作でも理由付けがなされています。また、大量発生とも言及されています。ですので、担当官が降下する理由として、訓練生だけでは対処し切れない程の数が発生した、と、展開を補強する形にしました。

 ハガル所属訓練生の経路に、特に大量発生した理由は、原作設定に準じています。関わりの深い重要人物が、近くにいますからね。




一通りまとめましたが、矛盾点や不足があるかも知れません。自分で改めて読み返し、また追加するかもです。

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