機動戦士ガンダムFX 『天の光はすべて星』
作者:飛天童子
原作:機動戦士ガンダム
タグ:オリ主 機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダム逆襲のシャア オリジナル展開 オリジナル設定多数
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一年戦争から百年、――宇宙世紀0178
天より恵みの雨を降らせなければ枯れてしまう地球より、ひとりのテスト・パイロットが宇宙へ上がる。
地球連邦宇宙軍大尉、Sクラス・ニュータイプ、シュプリッツァー・レイ。
彼が最新鋭のニュータイプ専用モビルスーツ、サリシュアンのコクピットについたとき、不穏な時代の歯車はすでに動き始めていた。轟轟と。
天に位置する各サイド国家と地球連邦との反目。
経済制裁、封鎖に対する地球連邦の強固な姿勢。
「今の地球連邦は完全に逆行している。連邦ではなく、帝国と言った方が当たっているわ」
そして、月の裏の大国、オールド・ハイランドに武力を行使しようとする連邦。
高まる緊張の中、
「し、死にたくないッ!」
ついに一発の銃声が轟き、地球圏最後の闘いが始まる。
「僕は、仕組まれた子供だったのか?」
「母親の手から離れられない者が死ぬのも道理というものよ」
「悔しいけれど、認めざるを得ないわ。ガンダムRZは極めて優秀よ」
「わたしは、逃げません」
「オレは、アイス・ドールを守る!」
「わたしたちは、いま、あなたを失うわけにはいかないわ」
「新たなガンダム、か」
「あなたたちは闘うために出会ったのではないでしょう?」
「君は絶対に間違っている。落ちるぞ」
「人類は自立しようとしている。君はその息吹を感じないかね?」
「まだよ! まだ終わらないわ!」
「人は必然的にニュータイプになる」
「君のような強きニュータイプと出会えて、嬉しかった」
「君と、越えるだろう」
「あなたの洞察力に期待する」
さあ、涙を拭いて
越えてゆこう
ともに――
おことわり
1999~2000年に渡って書いたものです。自分のうちでいろいろ決着をつけたいという一念で書き進めました。
諸設定につきましては正史に準じているつもりですが、物語自体は正史より外れておりますので、現時点で正史となっている事件や設定で作中に現れてこないものも多々あります(ユニコーンを筆頭に…汗)。そのうえでパラレルワールドとして受け止めて読んでいただけると幸いです。
天より恵みの雨を降らせなければ枯れてしまう地球より、ひとりのテスト・パイロットが宇宙へ上がる。
地球連邦宇宙軍大尉、Sクラス・ニュータイプ、シュプリッツァー・レイ。
彼が最新鋭のニュータイプ専用モビルスーツ、サリシュアンのコクピットについたとき、不穏な時代の歯車はすでに動き始めていた。轟轟と。
天に位置する各サイド国家と地球連邦との反目。
経済制裁、封鎖に対する地球連邦の強固な姿勢。
「今の地球連邦は完全に逆行している。連邦ではなく、帝国と言った方が当たっているわ」
そして、月の裏の大国、オールド・ハイランドに武力を行使しようとする連邦。
高まる緊張の中、
「し、死にたくないッ!」
ついに一発の銃声が轟き、地球圏最後の闘いが始まる。
「僕は、仕組まれた子供だったのか?」
「母親の手から離れられない者が死ぬのも道理というものよ」
「悔しいけれど、認めざるを得ないわ。ガンダムRZは極めて優秀よ」
「わたしは、逃げません」
「オレは、アイス・ドールを守る!」
「わたしたちは、いま、あなたを失うわけにはいかないわ」
「新たなガンダム、か」
「あなたたちは闘うために出会ったのではないでしょう?」
「君は絶対に間違っている。落ちるぞ」
「人類は自立しようとしている。君はその息吹を感じないかね?」
「まだよ! まだ終わらないわ!」
「人は必然的にニュータイプになる」
「君のような強きニュータイプと出会えて、嬉しかった」
「君と、越えるだろう」
「あなたの洞察力に期待する」
さあ、涙を拭いて
越えてゆこう
ともに――
おことわり
1999~2000年に渡って書いたものです。自分のうちでいろいろ決着をつけたいという一念で書き進めました。
諸設定につきましては正史に準じているつもりですが、物語自体は正史より外れておりますので、現時点で正史となっている事件や設定で作中に現れてこないものも多々あります(ユニコーンを筆頭に…汗)。そのうえでパラレルワールドとして受け止めて読んでいただけると幸いです。
序章 さよならハリウッド | |
第一話 消えゆく、光 そして 訪れし、夜 | |
第二話 立ち上がる、炎 | |
第三話 追いつめられし、天の潭 | |
第四話 道の、途中~前編 | |
第五話 道の、途中~後編 | |
第六話 天国の、扉 | |
第七話 闇の果ての栄光 | |
GFX外伝三 夜を、ぶっとばせ! | |
第八話 今宵、君の瞳に | |
第九話 巡り来たる、季 |