どうしてこうなった??
「30倍ギガデインストラーーーッシュ!!!」
「ドラグスレイブ!メギドラオン!エグゾーダス!アウローラ!ばよえ~ん!」
「新・武神流奥義!二重の極み!飛龍昇天破!獅子咆哮弾!猛虎落地勢!」
「
修行が完成しました。
習得した特技のカオスなこと。もう闇鍋状態ですね。
「ダイヤモンドダスト!絶氷刃!れいとうビーム!セルシウスキャリバー!」
ノヴァくんは途中から参加しました。特訓の噂を聞きつけてやって来たようです。
ボクをさし置いて勇者なんて生意気だとか言ってましたが結界に入るなり弱体化してへろへろになりオヤカタに蹴り飛ばされてました。
それでも生来の負けん気の強さからか熱心に特訓に打ち込む様になりました。プライドが高そうでしたしメキメキ強くなる皆に刺激されたのでしょう。
そうそうキラースコップのオヤカタさんですが、特訓のコーチとして名乗り出てくれました。彼曰く「以前のご主人の下で後人の育成を手掛けたことがある」そうなのでロンさんのマネージャーか健康管理でも手伝ってくれるのかなと思ってたら甘い考えでした。呪法の中に入ってぴんぴんしてるどころかロンさんに引けを取らない実力者でポップくんのケツをスコップでぶっ叩きながら走らせてました。アンタ何者よ?
特技に対しても造詣が深く「さみだれ斬り」や「まじん斬り」などを使いこなして教育してました。
「ディノ様の育成はこんなものではなかったぞ」
誰やねんディノ様って?
特訓開始から2日ほどたって一人の魔族が訪ねてきました。鎧の魔槍を携えて毛ほども体幹を乱すことなく歩く様は相当な実力を感じさせます。彼は困惑するダイくんの元へ跪き口上を述べました。
「陸戦騎ラーハルト推参致しました。バラン様の命によりディーノ様の旗下に加わる為馳せ参じました」
彼が話すにあの後バランは全力でもってバドラーを撃退するも仕留めるには至らず、自らも深手を負い現在療養中であるとのこと。っつーか竜魔人化してまで倒せなかったのかよハドラー。次合う時は更にパワーアップしてるんだろうなー。その後ラーハルトに動けぬ自分に変わってダイくんを助けてやって欲しいと願い出られたそうです。
そっかーあのバランが命令でなく頼みごとかー。やっぱりダイくんのことが気がかりだったのね。
一同はあのバランが辛勝したことに驚き、逆にダイくんは闘志を燃やしていました。
彼も特訓に加わり
「無双三段!震雷!
今ではこんなに元気に槍を振り回しています。
後半はロン・ベルクさんが改造したジープで勇者PTを追いかけていましたね。おもっくそ笑顔だったよあの人。
最後は結界呪法に100倍
今更ながら原作キャラの成長率を忘れててね。ダイくんは3日足らずでアバン流をほぼマスターしたんだっけね。んで1週間経ってこうなったと、もうラスボス行けるんじゃないかな?
え?おれ?結界内に入っては重圧でツブされる→介護室へ運ばれる→マミさんとホイみんに治療を受ける→結界でツブされ以下ループでしたが何か?
そんな平和な日々は突如破られたのです。
結界をブチ破って突っ込んできた
「しびれを切らしてこちらからやって来たわ!!」
空から降り立つ等身大の光り輝くチェスの駒
「あ、あれはっ!!」
それぞれが人型に変形しポーズを取る。
「ハドラーポーン!!ヒム!!」
「ハドラーナイト!!シグマ!!」
「…ハドラー…ビショップ…フェンブレン」(小声)
「ぶろ~~む!ぶろ~~~むっ♪」
「ハドラールックブロックと言ってますわ」
女性型の金属人間のフォローが入ります。
「ハドラークィーン!!アルビナス!!」
「みんなそろって「ちょおおおっとまったああ!!!」ちっうっとおしいのが…」
もう一人の女性型の金属戦士が名乗りを上げながら現れました。
「ハドラーソード!!ハーシャ!!」
アルビナスより若干エッジの利いたデザインをしてます。
6人…明らかにチェスの駒モチーフじゃない。それでも輝きはオリハルコンに違いない、どういうこと?
「ちょっとアルビナス!!長女の私を置き去りにするってどういうこと!?」
「あれ?姉ちゃんは先に行ってるって聞いたぜ?」
ヒムが首をかしげます。
「アルビナアアアス!!!私をハブにしたなあああ!!!」
「ヒム、アレは姉呼ばわりする必要はなくてよ」
「大体生まれた順番で言ったら私が長女でしょうが」
「同じ駒から生まれた私たちはともかく貴女は別でしょう」
「同じオリハルコンじゃないの!しかも伝説の『覇者の剣』よ。年期もありがたみも違うわ」
ハドラー…『覇者の剣』でオリハルコンの戦士を製造したんかい。そういえば以前から素手だったなあ。
「私達も遙か昔からバーン様の手慰みとして使用されていましたわ。作られた年代を問うならナンセンスとうほかありませんね」
「なんですってキー」
「なんですかキー」
「みにくいみにくい」
「「
ツッコミをいれたフェンブレンが閃光で上手に焼かれました。そういえばDQⅥの『破邪の剣』って
「なんで得意呪文が被ってるのよキー」
「
延々とケンカしてます。
呆れていると音もなく目の前にブロックが立ちはだかりました。
「え?」
「う?」
「いつの間に」
「速い」
それぞれがリアクションをすると同時に…。
「ぶろ~~~むっ♪」
「ぐわああああーーーーーッ!!!」
おもいっきりベアハッグを掛けられました。
「ぶろ~~~む♪ぶろ~~~む♪ぶろ~~~むっ♪」
あがががが痛い痛い。ミシミシ言ってますよ。見た目道理のパワフルちゃんめ。
「ホイみっ♪」
「あらあら、さっそく遊び相手を見つけたのね」
「あの子末っ子で甘えん坊だから」
女性戦士二人があたかかい目でこちらを見ています。
「ぶろ~~~む♪」(アームロック)
「がああああああああ!!!」
「それ以上いけない!!」
関節技がきれいにはまっています。この子プロレス技が好きなのかしら?
「あの子巨体だから今まで遊び相手がいなかったのよね」
「良かったわねブロック。好きなだけクロコダインさんと遊んでもらいなさい」
「ぐわああああーーーーーッ!!!」
アキレス腱固めからの逆エビ固めがきれいに決まります。
「痛い痛い痛いーーーーー!!!」
「あれワシもやられたぞ」
「全身の関節をもぎ取られたからな」
フェンブレンとシグマが遠い目をしながら見ています。
「ぶろ~~~むっ♪」
ハルク・ホー○ンばりのアックスボンバーでカチ上げてからのタイガースープレックスをキメられました。見事なコンボです。おいドラクエしろよ。
「ワン!ツー!スリー!!カンカンカアァーーン!!!」(セルフゴング)
「ぶろ~~~~~~~~むっ♪」
ヒムのジャッジが下りブロックが両腕を上げて鬨の声を叫びます。おれは足下でぼろクズの様に倒されていました。
「ホイみっ♪」
「ああブロックがあんなに楽しそうに…良かったわねブロック」
「クロコダインさんありがとうございます。これに懲りずにまた遊んであげてください」
お姉ちゃんズがら感謝されてます。断りたいけど本気でありがたがれてるようなので断れない。なんだこれ。
「ぶろ~~~むっ♪」(ぎゅー)
あがああああああああ!ベアハッグ禁止ィ!!ダメージまだ抜けてないのぉ!
「ホイみっ♪」
ありがとホイみん。でも生き地獄ぅ!!
「そろそろスペシャルファイティングポーズを仕上げるぞー」
シグマが手を叩きながら仲裁に入ります。
「「はーい」」
口をそろえる女性金属戦士二人。実は仲がいいんじゃないか?
「では!改めて行くぞおォ!!!」
「「「「「「みんなそろって ハドラー特選隊!!!」」」」」」
各々ポジションを確保して日曜日朝7:30の決めポーズがかっこ良く決まりました。
BGMが鳴りやみ、背後で爆発が起こります。
あ、バックファイアで魔宮の門がふっ飛んだ。
「なんだ?この茶番は…」
ごもっともですラーハルトくん。でも向こうは本気みたいよ。
「言ったであろうしびれを切らした、と」
「お前は…」
「ハドラー!!」
「それに中途半端な実力でぞろぞろと乗り込まれては迷惑なのでな」
「ハドラー様に挑むことができるのは真の強者のみよ」
「そこで我らがふるいにかけてやろうというのだ」
「そう、この伝統的なチーム戦…」
「超 魔 界 カ バ デ ィ で な !!!」
「ん?」
「カ バ デ ィ で 勝負だ!!」
「えーというわけで始まりました第1回チキチキ超魔界カバディ大会。司会進行は私キルバーンと」
「解説の大魔王バーンでお送りします」
何してんの大魔王…。
「企画と発案も余じゃからね」
ホント何してんの大魔王!!?
「なぜカバディをチョイスしたので?」
「パーティー戦ならちょうどいいかなって。あとハドラーが勇者を打倒した暁には余に挑みたいって言うからね。それならば、と余への挑戦権を賭けて競ってもらうことにしたんじゃよ」
(この年寄りは昔っから突拍子もないことを始めるからな…)
「何か言ったか?キルバーン?」
「いえ、何も」
「それでは審判長のミストよりルールの説明があります」
「ルールは魔界カバディに準ずるものとする」
①ターンごとに攻守を交代し攻撃側は『カバディ』と聖句を連呼し続けなければならない。
②『カバディ』の連呼が途切れた選手は攻撃権を失う。
③防御側は迎撃可能だが『カバディ』の連呼が途切れた相手に追い討ちをかけてはならない。
④死んだら負け
「以上が基本ルールである。双方ともスポーツマンシップに乗っ取って正々堂々と戦うように」
「「「カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!」」」
「ぐわあああーーーーーッ!!!」
オリハルコンの戦士たちがカバディを連呼しながらにじり寄って来る。視覚効果も相まって普通に怖い。さっそくタコ殴りにされて「リングに○けろ」みたいに吹っ飛ばされました。
「「「ク、クロコダイーーーーン!!!」」」
「ぐはぁっ」
「ホイみっ♪」
キレイに頭から垂直に落下したところでブロックを見つけました。一人でつっ立ってますね。どったの?
「ぶろ~~~む…」
ああ、そうかこの子コレしか話せないんだっけ。それで参加できずに見学してたのね、不憫な。
「この子も参加させられないの?」
「ルール上致し方なし」
ぬぅミストバーンめ正論だけでは世の中回らんぞ。
「持って生まれた特徴で差別しちゃいかんでしょ、特例にしたら?」
あんまり寂しそうにしていたので助け船を出してあげました。一人ぼっちは辛いもんな。
「おっとここで勇者サイドから物言いが入りました。いかが致しましょうバーン様?」
「認める」
「参加してよし」
速えなおい。
「大魔王様のお言葉は全てに優先される」
「キミもブレないねミスト」
「ぶろ~~~~~~~~むっ♪♪」
「ぐああああーーーーーッ!!!だからベアハッグは止めええええ!!!」
ブロックが抱き着いてきました。いや避けようと思ったらできるんだけどさ、あんなに「嬉しさ」いっぱいで懐かれるとね、邪険にしにくいっていうか。
「ホイみっ♪」
甘いって?わかってるよ。でも性分なんだこれが。
「あらあら、良かったわねブロック。これでみんなで戦えるわ」
「あんなに嬉しそうに…これもみんなクロコダインさんのおかげね」
「フッ、敵に塩を送ってなおあの余裕か、流石は勇猛で名高い獣王クロコダインよ」
なんか敵側が勝手に評価してくれてますがこっちはそれ所じゃ…あ、意識が薄れてきた。
「ぶろ~~~むっ♪」(ぎゅー)
「ホイみっ♪」
さて仕切り直しです。
勇者チームにダイくん、ポップくん、マァムちゃん、ヒュンケル、ラーハルト、ノヴァくん、そんでおれの計7人がメンバーになりました。
ハドラーチームもハドラー、ヒム、シグマ、フェンブレン、ブロック、アルビナス、ハーシャのチームで7人がそろいました。
数の上では互角なのですが…。
「試合再開!!勇者チームの攻撃!!」
「一気に仕留めてやる!!10倍
ポップくんが呪文で足止めをします…が。
「勇者チームの反則!!」
「カイザーフェニックス」
「「「「「「「ぐわああああーーーーーッ!!!」」」」」」」
「えー先程の反則は攻撃時に『カバディ』と言わなかった為ですね。ルール違反者には容赦なく
「はよ言えーーーーー!!!!」
「これじゃハドラーチームの方が有利じゃないか?呪文が通じないんだろあいつら?」
「ハドラーチームへはカラミティエンドが飛んでいきます」
いつの間にか
「みんなっルールを順守してフェアプレイで戦うのよっ!!」
「「「「「「おうっ!!!」」」」」」
ハドラーチームの結束は固いようです。ノリいいなホントに。素振り中の
「カバディ!カバディ!カバディ!アバンストラッシュ!カバディ!カバディ!カバディ!」
「カバディ!カバディ!
「カバディ!カバディ!まわしげり!カバディ!カバディ!カバディ!
「カバディ!
「カバディ!カバディ!カバディ!真空斬り!カバディ!カバディ!しんくうは!カバディ!」
「カバディ!ブラッディスクライド!カバディ!カバディ!カバディ!虚空閃!カバディ!カバディ!」
「カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!疾風突き!カバディ!カバディ!」
「反則!!」
「カラミティウォール」
「「「「「「「ぐわああああーーーーーッ!!!」」」」」」」
「カバディ!カバディ!ノーザングランブレード!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!」
「カバディ!
「カバディ!カバディ!カバディ!
「カバディ!カバディ!さみだれ斬り!カバディ!カバディ!カバディ!しんくう斬り!カバディ!」
「カバディ!かまいたち!カバディ!カバディ!ハーケンディストール!カバディ!カバディ!カバディ!」
「カバディ!サウザンドニードル!カバディ!カバディ!サウザンドニードル!カバディ!カバディ!カバディ!」
「カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!」
「ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪ぶろ~~~むっ♪」
「ぐわああああーーーーーッ!!!ぐわああああーーーーーッ!!!ぐわああああーーーーーッ!!!ぐわああああーーーーーッ!!!ぐわああああーーーーーッ!!!ぐわああああーーーーーッ!!!」
「ホイみっ♪ホイみっ♪ホイみっ♪ホイみっ♪ホイみっ♪ホイみっ♪ホイみっ♪ホイみっ♪」
うん、カオス。
時折カイザーフェニックスやカラミティエンドが見境なく飛んでくるので油断できないのよね。
「勇者チーム攻撃ターン!」
「らちが明かねぇ、こうなったら大技でまとめてやっつけるしかねえ」
ポップくんが何やら作戦を立てている様子。え?おれ?
「ぶろ~~~むっ♪」
「ぐわああああーーーーーッ!!!」
シャイニング・ウィザードからダウン取ってからのムーンサルトプレスのコンボでキレイに沈められております。おいカバディしろよ。
「よし、作戦道理に行くぜ!!」
あ、話聞いてなかった。もう一回!
「「「「「「カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!カバディ!」」」」」」
ヒュンケルとラーハルトがハドラーチームを左右から挟み撃ちにします。しかしイケメン二人だと「カバディ」言いながらのコンビネーションも絵になるのね。
「っ!挟撃か」
「迎撃を!」
アルビナスの指示の下シグマとヒムが走ろうとしますが。
「カバっ!」
「デイっ!」
二人は踵を返して散開します。
「囮か!?」
「遅いわ!!武神流土竜昇破拳!!!」
マァムちゃんの拳圧が大地を隆起させハドラーチームを空へ吹き上げます。
「好機!」
「今だポップ!」
「任せろ!!」
ひとまとめにしてスキを作ったのか。でも呪文攻撃はまずいぞ、向こうには『シャハルの鏡』があるんだ。特に
「ぶろ~~~むっ♪」
「ぐわああああーーーーーッ!!!」
ああっ声が出ない!!嬉しそうに懐いてくるのやめてーーー。
「
ある意味もっとヤバイのキター!!
「任せろ!!」
シグマは『シャハルの鏡』をかざした。
マダンテはハネ返された。
やっぱりいいぃぃーーーー!最悪の事態だよおおおお!!
「しまった!止めのつもりで魔法力を全部使っちまった。相殺できねえ!!」
「ダイ!!」
「ディーノ様!!」
「うわあああああっ!!」
マダンテがポップくん達に着弾するのが見えた。
タイミング的に避けることも防ぐこともできない。
「やったか!!」
「やめなさいハーシャ!!それはフラグと言うのですよ!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
ダイは紋章のパワーを全開にしてマダンテを抑え込んだ。
「倍返しだあああああ!!」
「
高密度の超呪文が
「それ見なさい!!」
「私のせい!!?」
「フ…流石は我が好敵手よ!」
「さようですわね。ハドラー様」
「変わり身が早い!!」
アイツら余裕あるなー。
「一応聞くがシグマ、あれ返せるか?」
「無理」
「だよな」
「バーン様これって解説席も危ないんじゃ…」
「ワシだけは安全じゃから」(光魔の杖バリヤー)
「ボクをその中へ入れろおおおおおおっ!!!」
「大魔王様のお言葉は全てに優先される」
「最早是非も無し!この場は華を持たせてやるわ!!しかし必ずいつの日にかまた挑戦するぞ!!アバンの使徒共よ!!!」
全員がもれなく光に包まれる最中。
「あ」
「あ」
何かを思い出した両陣営。
「クロコダインがあいつらと一緒だった」
「魔宮の門壊れたままだった」
「ぐわあああーーーーーッ!!!」
「ぶろ~~~むっ♪」
「ホイみっ♪」
この日、さく裂したマダンテと
後に『バルジの惨劇』と呼ばれる大事件である。
ちなみに
夏の甲子園にちなんで野球も考えましたが人数が足りないのでカバディにしました