剣由輝子です。唐突ですが、麻雀を打つ事になりました。
面子は私、八幡君、美咲さん、綾香さんの4人で卓を囲みます。
綾香「それじゃあ親決めしよっか!」
東、南、西、北の4枚を綾香さんが目を瞑りながら混ぜ、それから約10秒が経過してから……。
綾香「はい!皆選んで良いよ~!私は最後にするから」
美咲「由輝子ちゃん、八幡君、先にどうぞ!」
八幡「由輝子、選んで良いぞ」
あれよあれよと順番が決められたので、私、八幡君、美咲さん、綾香さんの順番で場所決めを行います。
由輝子「……南ですね」
八幡「北」
美咲「私が西……という事は?」
綾香「えっ?私が起家?良いの?本当に?」
由輝子「余ったのがそれなのでしたら仕方ないでしょう」
綾香「良いのかな~?この東1で全員飛ばしちゃうかもよ?」
……綾香さんが凄く調子に乗っています。ですが決まってしまったものは仕方がありません。
綾香「それじゃあスタート!サイコロ回れ~♪」
麻雀開始です。
~東1局 親 綾瀬綾香~
由輝子(配牌は悪くありませんね。断么九と平和が狙えます)
3向聴スタートなのも素晴らしいです。早めに聴牌まで持っていけますね。
綾香「立直!」タンッ
由輝子(……と思っていたら、いきなり親リーが飛んできましたね)
しかもダブル立直という……。喰い断狙いなら鳴けますが、まだ様子見ですね。
由輝子(幸い現物はありますし、合わせておきますか)タンッ
美咲「早いね~!」タンッ
八幡(安牌ねぇな……。まぁこんなん当たったら事故だろ)タンッ
1巡目は綾香さんのダブル立直を避けていきましたが……。
綾香「よし来た!ツモッ!」
八幡「一発っすか……」
由輝子「ダブル立直、自摸、一発、ドラ2……跳満ですね」
綾香「6000オール!!」
点数は25000点スタートなので、綾香さんが43000、私達が19000になりました。なんとか独走を止めたいところですが……。
~東1局1本場 親 綾瀬綾香~
美咲「ロンッ!」
綾香「うぇ!?早くないですか!?」
美咲「綾香ちゃんには言われたくないんだけど……。対々、三暗刻、断么九、ドラ3……16300!」
綾香「しかも高っ!貯金殆ど失くなっちゃったよ……」
しかしその1本場の8巡目で美咲さんが綾香さんから出和り。美咲さんが35300、綾香さんが26700、私と八幡君が変わらずですね。
由輝子「しかし全員トビ宣言をしておきながら、あっさりとそれが破られる綾香さん……」
綾香「うっ……!み、美咲先輩は高校時代、全国トップクラスの選手だったし?仕方ない部分はあるんだよ!」
由輝子「この中で現役で麻雀を続けているのは綾香さんだけ……」
綾香「あーあー!聞こえない聞こえない!良いから続けるよ!!」
美咲「あ、綾香ちゃん落ち着いて……」
~東2局 親 剣由輝子~
由輝子(親番なので、とりあえず速度重視にしましょうか)
役牌とドラが1つ……。速攻を目指すのなら、充分でしょう。
~そして~
由輝子(2副露の甲斐あって、聴牌まで漕ぎ着けましたね。しかも混一色です)
対々も付けるべきか、確実に和了る為に広く待つべきか……。
由輝子(後者なら三萬と六萬待ち、対々込みを目指すのならもう数巡待つ必要がありますが……)
綾香「」タンッ
由輝子(その必要もなさそうですね)
由輝子「ロンです」
綾香「げっ!?張ってたか……」
由輝子「混一色、発、ドラ1で親満(12000)頂きます」
綾香「最下位に転落して痛いんだけど……」
綾香さんへの直撃で2位浮上ですね。点数も31000になりました。このまま連荘……。
八幡「ツモ。1600、3200は1700、3300」
出来ませんでした。八幡君の黙聴に気付きませんでした。そして局は進んでいき……。
綾香「ツモ!2000、4000!!」
美咲「ツモ!3000、6000!!」
東3局では綾香さんが満貫を、東4局で美咲さんが跳満を自摸和り。試合は一気に南入です。
綾瀬綾香 18000
剣由輝子 17700
佐野美咲 45600
比企谷八幡 18700
南場はまた来年……。
時系列考え中。
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中学 戸松さんに告白後
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高校 ささきさんに告白後