~修学旅行の翌日~
由輝子「……んんっ」
時刻は午前4時。私はこの時間に必ず目が覚める。…朝は弱い方だったのに、走ることを習慣にしてからすっかりおきるのが苦じゃなくなりました。
由輝子「さて、着替えましょう」
そう言って私は走り込み用の服装に着替え、家を出る。この時点での時刻は4時15分です。
由輝子「はっはっ…ふっふっ…」タッタッタッ
私はいつものように2.5㎞先にある公園を目指して走る。…上記の台詞が笑ってるように見えますが別に笑っていません。…メタいですね。
公園につくと水道まで行き、水を飲む。
由輝子「……ふぅ」
水を飲み終わると、今通った道を引き返す。いつか(『私とテニス』を参照)雪ノ下さんに話したようにこれで5㎞になります。
家に戻ると母が起床しており、現在は6時30分。
由輝子「ただいま戻りました。そしておはようございます、お母さん」
母「おかえり~。そしておはよう~」
由輝子「今日もお仕事ですか?休みなのに大変ですね」
まぁ私も休日にバイトを入れることがありますが…
母「そうなの~。働きたくな~い」
由輝子「働いてください。うちは母子家庭ですので、お母さんが働かなかったら家計がもちません」
父は私が生まれたすぐ後に他界してしまったらしく、私は写真でしか父の顔を見たことがありません。
女手1つで私を育ててきた母に楽をさせてあげたいのですが、…それは大学を卒業してからの話ですね。
母「そうなんだよね~。あ~あ、宝くじでも当たらないかな~」
宝くじ……夢を見るのはいいことですが、母の場合半分現実逃避が入ってますからね。
由輝子「…それよりも時間は大丈夫ですか?」
母「おっと、もうこんな時間。じゃあ行ってくるね~」
由輝子「はい、いってらっしゃい」
どこか慌ただしく母は家を出ました。
シャワーを浴び、再び着替えると、朝食を作ります。
7時30分、私は朝食に作ったフレンチトーストを食べ、食後にマッカンを飲みます。
由輝子「今日は自室で読書にしましょう」
私は部屋に戻り、未読の本がたくさんあるので読書に没頭しました。
~そして~
由輝子「ふぅ、中々面白かったですね。続きが気になるところです」
時計を見ると、午後の4時30分をさしていました。
8時間も経っていましたか…。
由輝子「本屋にでも行きましょうか」
私は完全に読書の気分だったので、準備を済ませ本屋に向かう。
~本屋~
由輝子「何を買いましょうか…」
先程まで読んでいたライトノベルにしましょうか、それとも純文学、いっそのこと漫画もありですね。
~そして~
悩んだ末、科学と魔術が交差する物語の最新刊に目がいきましたので、ラノベを買うことにしました。早速帰って読みましょう。
ブーッ!ブーッ!
おや、メールがきてます。…母からですね。内容は今日夜は外で食べてくるとのことです。
ふむ、でしたらこのまま外食して帰りますか。…サイゼにしましょう。千葉県民はサイゼが好きなのです。
~サイゼ~
夕食時なのかかなり混んでますね…。…おや、あれは…
由輝子「こんばんは、八幡君」
恋人の八幡君がいたので挨拶しました。
八幡「由輝子か。そっちも晩飯か?」
由輝子「はい、母が外でご飯を食べてくるそうなので」
八幡「なるほどな…」
八幡君もサイゼが好きなそうなのでもしかしたら…とは思っていましたが、本当にいるとは思いませんでした。
由輝子「一緒に食べませんか?」
八幡「ああ、俺も1人だったから構わないぞ」
八幡君とご飯を食べることにしました。…思わぬところでデートですね。
~そして~
由輝子「では、私はこれで失礼します」
八幡「ああ、また学校でな」
由輝子「はい」
私は八幡君と別れ、帰路につきました。
家につくと時刻は20時、お風呂に入りましょう。
お風呂から出ると着替えを済ませ、早速今日買ったラノベを読むことにしました。…このシリーズを読むのは久しぶりなので楽しみです。
~そして~
読み終わると既に日をまたいでいます。そろそろ寝ましょうか。
由輝子「おやすみなさい」
と私はベッドに寝込み、そう言いました。
…明日も1日頑張りましょう。
短いですが今回はここまでです。由輝子の休日を書きました。
…次回こそ生徒会選挙にいきたいところです。
話どうしようかな…
では、次回もよろしくお願いします。
この小説の登場人物である佐野美咲がヒロインの√を現在考え中ですが……。
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見たい
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なくてもいい
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そんなことより原作キャラの√がよか!